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台湾2013: 4.豪大大雞排

 前回の訪台時に食わなくて後悔した食い物ベスト1がこれ、豪大大雞排だ。2年越しでやっと食えた。

 士林夜市を代表するB級グルメで、どんな観光ガイドにも載っている有名な巨大な鶏胸肉のフライドチキン。7インチのタブレットくらいの大きさだったと思う。大きさが伝わるだろうか。

 前回食わなかった理由は、「正直有名なだけで、味はそこそこなんだろう?」と思っていたからなんだけど、今回はやっぱり話のタネに、と希望して食ってみたら、予想をはるかに超えてかなり旨かった。うれしい形で予想を裏切られた。台湾で食った唐揚げ関係の中では、1番好みだったまであるよ。

 スパイスの味が好みなのかなー。揚げたてはさくさくジューシーでもちろん旨かったけど、食いきれずにホテルに持ち帰って、冷えてから食ったときも十分旨かった。お弁当の唐揚げ、って感じで。味が好きだ。

店舗外観

豪大大雞排

台湾2013: 3.士林夜市

 台湾旅行の夜市体験の定番、士林夜市。

 前回の訪台時には、剣潭駅前にあった美食広場なる観光屋台施設が、駅徒歩数分のきれいな建物にリニューアルしたとのことなので、そこを目指した。通は、野外の夜市がよいとか、そもそも士林じゃないとこを薦めたりとかすんのかもしれないけど、私のようなトーシロお気楽観光客には、結局この美食広場が攻守最強。かもしれない。

 で、結論的には、全然かわってなかったですな。換骨奪胎というか、箱は変わったけど、客も店もそうは変わらず、中身が同じなので、雰囲気はやっぱり似たようなものだった。混雑っぷりも同じだし、売っているものも同じ。なので、前回食えなかったけど食ってみたかった、ってなものにリベンジも果たせたので、満足だ。

士林夜市美食広場入り口

台湾2013: 2.台北101

 前回の訪台でいかなかった、台北市内のベタな観光スポットの一つ、台北101に行ってきた。

 台北101はちょっと前まで世界で最も高いビルだったという高層ビル。「世界一速い」という自慢のエレベーターでその高層階の展望室まで上って、そこから台北の街を見下ろすというのがお決まりのコースになっている。

 ってことで、そういうことをしてきた。

 最寄りの市政府駅から徒歩で行くつもりだったんだけど、「101大楼」と書いてある小型バスが止まっていたので、直感的に乗り込んでしまった。実は「観光地である台北101までの無料シャトルバスとみた!」と考えて乗ったんだけど、普通に有料の路線バスだったようで、台北101まで無事運んでくれたものの、それ以外の停留所にもしっかり停まっていた。

 ついた台北101では、まずフードコートで休憩をとることにした。と言うのも、この日はどうも寝不足で体調が思わしくなかったからだ。そこでスイカジュースを飲み、一休み。その場でミキサーにかけてくれたスイカジュースはおいしかった。海外で生の果物系は避けろとか、そういう常識は捨てましょう。運が良ければ大丈夫だ。

 で、展望台。これは、まぁ、こんなもんかなぁ、という印象だった。やっぱり都会の景色としては、見渡す限りのビルが広がる大都会東京に比べると、かなり落ちる景観だと言わざるを得ない。無料音声ガイドを聞きながら展望することで、なんとなく台北の地勢的な概要はつかめたけど、これはお勉強の領分ですな。無料音声ガイドを貸してくれた現地ガイドの女の子の日本語がうまく、愛嬌があって会話が楽しかったのが最大のポイントだった。

 上るときも、下りるときも、エレベータ待ちで少し行列に並ばないといけないのが面倒くさかったし、その過程で無理やり土産物売り場を経由させられるという構造が印象を悪くしていた。最後に悪い印象を持って離れると、トータルの思い出に影を落とすから、あのつくりはどうかと思うよ。

 余談ながらこのあと、さらに帰りに往路と同じ車種のシャトルバスに乗ったら、今度は違う系統のバスだったらしく、全然知らない土地に運ばれてしまった。やっと降りた場所は、ホテルとは真逆の麟光駅で、まったく余計な移動をしてしまった。とほほ。

小型バス

台北101を見上げる

速いエレベーター

スイカジュース

台湾2013: 1.梁記嘉義鶏肉飯

 到着日に最初に食事をしたお店。鶏肉飯の有名店。嘉義というのは鶏肉飯で有名な土地の名前らしい。

 入り口左手には小菜のコーナー。右手には飯もののコーナーが並んでいる。入店しつつ小采を選び、飯を選び、席に着くとスープはどうするか聞かれるので、壁に並んでいるスープのメニューからスープも選ぶ。というようにオーダーすることで、フルコースがそろうというあんばいのようだ。

 インゲンの炒め物のような小菜、小サイズの鶏肉飯と魯肉飯、それに虱目魚のスープを選択した。配膳と同時にお金を払ったんだけど、いくら請求されているのか聞き取れない。メモを渡して書いてもらった。130元(約390円)だった。小菜30、鶏肉飯30、魯肉飯25、虱目魚湯45、ってところかな。

 飯や小菜はいかにも台湾のB級グルメって感じで実においしかった。鶏肉飯よりも魯肉飯派の私だけども、さすがにこの店では鶏肉飯のクオリティが高かった。虱目魚湯はちょっと微妙だったかな。骨が多かったのと、生姜が効きすぎていてやや好みではなかった。でもトータル的には安くてうまし。

店舗外観

店舗内観

蝿’s セレクション

鶏肉飯

魯肉飯

小菜

虱目魚湯

日記: 8月12日(2013年)

 台湾旅行最終日。

  • 昨日のリベンジをすべく、早朝5時30分にホテルを出発
  • 佳佳豆漿は今日こそ営業していた
  • 油條(揚げパン)と鹹豆漿(豆乳スープ的なもの)を食べる。味よりも台湾の朝食っぽさで満足
  • 店内にはなぜかYAMAHAのバイクが置いてあった。XJRかな
  • 追加で冰豆漿(アイス豆乳)を買って帰り、チェックアウトまでホテルでそれを飲みながら休憩
  • 7時、ホテルチェックアウト
  • 台湾時間9時、CI220便離陸
  • 日本時間13時、帰国