作成者別アーカイブ: Nez/蝿

MWO: LRMWOの終焉

 前回のパッチ以来、MWOはLRMWO(Long Range Missile Warrior Online)などと揶揄されるようになった。

 パッチの影響でLRMの威力、というか、命中精度が跳ね上がり、多くの試合が「偵察機+LRMのセット」をより上手く運用できた側が勝つ、というようになってしまったのだ。これはLRMの強化という性能的な部分と、トライアルメックのラインナップにLRM合戦で運用しやすいアトラスやカタパルトが並べられたこととが、相まっていたようだ。とにかくLRMの時代がきていた。

 私もその中で、LRM装備のカタパルトC1型、SSRM装備のカタパルトA1型、Gauss Rifle装備のカタパルトK2型を併用していたんだけども、結果を見れば、A1型とK2型のDeathで落ちた成績を、C1型のKillで取り戻す、というようなわかりやすい状況になっていた。

 しかし今日未明に当たったホットフィックスで、あっさりとこの状況が崩壊した。

 LRMが急激に弱くなったのだ。フィックス前は、1000発ほどを撃ちつくせばトータル1000ダメージ前後も出せていたLRMが、フィックス後はトータル300ダメージくらいになってしまった。追尾性がないのか、ミサイルが拡散しすぎなのか。とにかくまるでダメージにならない。重量・スロット対ダメージ効率は最低の部類に落ち込んでいるんじゃないだろうか。

 正直これは弱くしすぎだろう、と思う。LRMは壁に隠れたら当たらないが、隠れていなければ当たる、くらいにするのが妥当だと思うんだよね。しかしフィックス前は「隠れても当たる」だったし、今は「隠れていなくても当たらない」になってしまっている(正確にはある程度当たっているんだろうけど分散しすぎなのかダメージが少ない)。変更が極端だ。

 個人的には、

 1)降下軌道をもう少し鋭角にする(遮蔽物に阻害されやすくする)
 2)最低射程を延ばす(有効レンジは350-1000くらい)
 3)間接ターゲットの場合、命中率を下げる

 というくらいでよかったんじゃないかなぁ、と思うよ。動きを工夫すれば避けられるけど、工夫しないと食らう。工夫の仕方は、速さではなくて、位置取り。そういうのがシミュレーター寄りのゲームであるメックっぽいと思うけどなぁ。

 今回の件で心配になったのは、今後も脳筋格闘戦派の意見に乗り続けるんじゃないだろうか、ということだ。彼らは基本的に「速く動けばあたらないのが正しい」と思っている。でもそれを是とするなら、行き着く先は、何も考えずにぐるぐる高速で動いてレーザーを撃つだけの単純な対戦ゲームにしかならない。

 そんなゲームは世の中にいっぱいあるわけで、なにもわざわざメックにそんな方程式を持ち込まないで欲しいと切に願っている。MWOの美点は、旧来になく重量のプレッシャーがある点、反射神経ではなくて状況判断で勝負する点、だと思うから。

 軽量機は重量機に勝てない。そんなメックでそろそろ遊びたい。

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 【Stats】
 Date: 11.09.3049
 XP: 91,914 (54,289)
 Wins/Losses: 59/83 (34/53)
 Kills/Death: 121/58 (72/35)
 K/D Ratio: 2.09 (2.06)

日記: 11月7日(2012年)

 先日なんとなく見ていた(ゲームしながら垂れ流していた)バラエティー番組「嵐にしやがれ」の中で、本格中華粥の作り方が紹介されていた。それがなにやらとてもおいしそうで、なんとしても食べたくなってしまったので、実際に作ってみることにした。

 番組で紹介されていたレシピは以下の通り。

 【材料】

 ・米: 300g
 ・干し貝柱: 12個(水でもどしておく)
 ・サラダ油: 小さじ2
 ・塩: 小さじ2
 ・水: 3000㏄

 【手順】

 米をよく洗い、生米の状態のままサラダ油と塩をまぶしてよく混ぜ、そして貝柱とともに弱火で40分ほど茹でる。

 おぅ・・・簡単。水が米の10倍っていうのはずいぶんとゆるい粥のように思える。生米のまま油と塩をつけるのが面白いな。そして干し貝柱か・・・これが値段が高いけど(スーパーで8個900円くらい)、まぁレシピに忠実に試してみよう。

 レシピは4人前のようなので、材料を1人前にして作ろう。米300gというのは要するに2合とおもえばよろしかろう。つまりその1/4で、米半合に水750ccが1人前ということだ。貝柱は3個。340円分の貝柱。うほほ。

 で、調理。特に手こずるポイントもなく完成。

 鍋の底に少し米が張り付いてしまったけど、焦げるというほどではなかったかな。10分粥とは思えないほど水分が飛んでしまったようなので、張り付きのことも含めて、火力が強すぎのたかもしれないけど、許容範囲だと思う。

 できあがりはラーメン丼1杯分くらいの量になった。そして味は・・・うん、うまいうまい。ちょっと味が薄いかな、という感じもあったけど、買っておいたザーサイと一緒に食べて、ちょうどいい感じだった。

 干し貝柱を戻すのに時間がかかって手間だけど、これはなかなか簡単でおいしいいいレシピだな。手を抜きたければ、別に完全中華風にこだわらないで、いりことかかつおとか鶏がらスープとかの粉末でも作れる気がするし。

 うまうま。

MWO: Elite入り

 知人Kとの共闘2日目。知人Kの動きがよくなったことと、なによりもマッチメイキング運に恵まれたこともあって、いい成績で終えることができた。

 7Win/3Loss。10Kill/1Death。運以外のなにものでもない脅威の戦績だ(私にとっては)。

 おかげさまでトータルK/Dレシオが2を超えてしまった。数字は気にしない気にしないと、数字が下がった時の保険として常々明言しておきながらも、こんな戦績を取ってしまうと、ついつい記念にそれを保存すべく、サイトを更新してしまう小市民的メック戦士。それが私だ文句あるか。

 そして昨日の最終戦で、カタパルトツリーのBasicスキルを3機種で網羅し、Eliteスキルの取得権を得るに至った。ビルドが未完成なK2型のツリーを埋めるのに苦労したけど、それで上のような成績だったのだから、返す返すも昨日はラッキーだった。

 昨日のゲームで1番印象的だったのは、River Cityでの1戦かな。私の弾薬が尽きてしまい、生き残りは味方は私と知人Kだけ、敵も2機生存というシチュエーション。

 ここで私は単機敵基地の占領に走り、知人Kは敵の眼前に飛び出して決死の誘導戦を展開。敵は初心者なのか、私の占領に気がつかず、知人Kと戯れて続けている。知人Kは必死の防戦をしているが状況不利。私は占領ゲージを見つめることしかできない。やがて知人Kが撃沈。敵機が迫る。間に合うか。ドキドキドキ。・・・というところで占領完了で勝利した。

 相手がルールをよくわかってなかったゆえの勝利という気もしたけど、いやー、どきどきしたわー。「Flyなにやってんだ?」「うごけや」「あ、わかった、すまん」「占領いけー」「よし、GJ!」という味方の観戦勢の手のひら返しチャットも小気味良かった。

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 【Stats】
 Date: 11.07.3049
 XP: 54,289 (47,108)
 Wins/Losses: 34/53 (27/50)
 Kills/Death: 72/35 (62/34)
 K/D Ratio: 2.06 (1.82)

MWO: パッチver11.06.2012

 今日未明、パッチが当たったようだ。以下、適当意訳。

 Upcoming Patch – Tuesday Nov. 6th @ 10AM – 1PM PDT

 【トピックス】

 ・マッチメイキングの調整
 ・Forest Colony Snowマップの追加
 ・Centurion CN9-Dの追加
 ・Artemis IV FCSの追加
 ・当たり判定の調整
 ・ゲーム開始時の不具合は継続調査中

 【マッチメイキング】

 ・マッチメイキング、フェーズ1の導入
 ・フェーズは全3段階
 ・将来的には技量に応じたマッチメイキングも予定
 ・フェーズ1
  -プレイヤーはソロでもグループでも参加できる
  -グループは2人、3人、4人のいずれか構成
  -総重量の平均化チェック
  -グループで参加するとグループで参加している人と組まれやすくなる

 (蝿注:今回の変更のキモはPremadeはPremadeの味方とPremadeの敵と組まれやすくなるということだと思われ)

 【新メックの追加】

 ・Centurion CN9-Dの追加
  -Tonnage: 50
  -Top Speed: 97.2 kph
  -Armor: 8.5 tons
  -Weapons: 2 Medium Lasers, 1 LB 10-X AC, 1 LRM 10 w/ Artemis IV FCS
  -Hardpoints: 2 Energy, 2 Ballistic, 2 Missile, 1 AMS

 (蝿注:あれ、速すぎるような? そしてArtemis IV FCS装備)

 【Artemis IV FCSアップグレード】

 ・ArtemisはLRMとSRMの集弾性を高めます
 ・ArtemisはLRMのロックオンスピードを高めます
 ・ArtemisはLRMの追尾性を高めます
 ・ArtemisはSRMに追尾性能を付与するものでありません
 ・Upgradeの「Artemis」の項目に付け外しのオプションがでます
 ・Missileの装備欄がないメックには搭載できません
 ・Artemisの付け外しはMissileや弾薬の付け外しで自動的に変わります
 ・ArtemisはSSRMとNarcには影響しません
 ・Price of the upgrade includes cost of the upgrade itself plus cost of the ammo if there was not enough in the inventory(触ってないのでよくわかりません)
 ・Artemisが適用されている場合LRMやSRMは装備欄を1つ多く消費し重量も増します
 ・Artemisが適用されている場合、「Artemisが適用されていないLRMやSRM」を併用はできません

 【ゲームプレイ全般】

 ・ダブルヒートシンクは通常のものに比べて1.4倍の効果に
 ・トライアルメックは試合から離脱後、その試合の終了まで再使用できなくなります
 ・「/(スラッシュ)」キーでメックのウェポンベイの開閉ができます
 ・CatapultとCenturionは上の開閉に応じたランプがコクピットで点灯します
 ・非同期問題を調整し当たり判定を正確にしました

 【武器】

 ・AC/20の熱発生量を7から6に
 ・Small Pulse Laserの発生熱量が想定の半分だったのを修正(蝿注:つまり倍に)
 ・Small Laser、Medium Pulse Laser、Large Pulse Lasersの発生熱量が想定の75%だったのを修正(蝿注:つまり+33%に)

 【マップ】

 ・Forest Colonyの変更
 ・水のエリアに大きな船が設置されました
 ・長距離攻撃から身を隠す場所となるでしょう

 ・Forest Colony Snowの追加
 ・Forest Colonyの冬バージョン
 ・熱が溜まりにくい

 【バグフィックス】

 ・Heat value will no longer desync for clients when a Mech does not contain any external heat sinks(不明)
 ・Catapult K2はPPCを外した時に正しい概観を持ちます
 ・新しい武器はデフォルトでウェポングループ1にセットされます
 ・ミサイルは最大射程まで飛翔したら爆発します
 ・LRMやSSRMの弾が切れた後はSRMでロックオンアニメーションが発生しません
 ・破壊されたメックからマシンガンが発射されることはなくなります
 ・Catapultの腕は左右の胴の破壊時に一緒に壊れます
 ・メック、コクピット、腕がぷるぷるすることが激減します
 ・LRMを障害物の角で近距離に発射した際の拡散度を低減
 ・残弾計の挙動を修正
 ・ヒット時のエフェクトを低減

 とのこと。MWOは誰も訳してくれないので、自分で読むほかないのがつらい。

 しかしどんどん追加、改善されていくのはいいね。大きなところはマッチメイキングかな。不平等構成が減るかもしれないが、俺ツエエもしにくくなるかも。む。

 さて1戦だけした感触だと、パッチノートにはないけど「SSRMが弱くなったかも」というのを感じた。当たらない弾頭が増えたように見えたけど、どうだろう。集弾性が下がったような気がする。Artemisの導入の影響で、Artemisなしの各種誘導弾の性能が下がったのかもしれない。しかし気のせいかもしれないのでなんともいえない。

MWO: 初めての共闘

 グループを組んでの戦闘をはじめて行った。しかも2回もだ。

 最初は公式日本語フォーラムで募集した人と。事前にフォーラムで挨拶をして、Friendだけ送っておいたところ、ログイン早々にあちらからのお誘いを受け、共闘できることになった。手探りでグループ機能をあれやこれやしながら、数戦。なかなか楽しめた。

 彼のメックは近距離戦指向のハンチバック。私は未完成な狙撃仕様のカタパルトで出撃した。試合そのものは負けが多かったけど、我々に限っていえば、チーム内でも出色の働きをすることが多くて、負けたりとは言えども、無力感はそれほど感じずにすんだ、というくらいの結果だったように思う。2人ともFounders勢だったので、負け戦でもトライアル勢にはまだ遅れは取らないぞ、という存在感は示せていた。

 続いて、MWOをやってみようぜ、と知人を拉致しての共闘。

 こちらはMWO初心者なのでいろいろと教えながらの数戦となった。初心者&トライアルということで、戦力としてはいまいちながらも、なかなか奮戦してくれたので誘った側としては良かった。途中まで「ロック」の仕方を知らずに、適当にLRMを無駄打ちしていたなど、ほほえましい行動もはさみつつ、数戦を終えた形だ。

 さて、2回ほど共闘してみて思ったのは、MWOのコミュニケーション機能はまだまだ全然だな、ということだ。基本的には「知り合いがいればなんとか話せる」というのが機能の限界で、「誰かと知り合う」とか、「知らない人と一時的に組む」ということへの助けとしては、まるで期待できない。その程度のものだった。

 ま、その辺は今後の充実を気長に待つとしましょうか。でももうオープンβという名の本リリース中なのだから、あんまり気長に構えていても、客を逃がすだけだと思うけどなぁ。頼むよピラニアさん。

 なお、この日のスタッツは、お遊びでトライアルメックに乗ってみたり、経験値ツリーのために未完成なビルドの狙撃機で出撃したりしたこともあって、14Kill/8Deathとやや率を落とした。ま、今後は周りの新規参入組みが腕を上げてくるにしたがって、さらにスタッツは下がっていくだろうから、スタッツはあまり気にしないでいくとしよう。

 うむうむ。

 あ、そうそう、余談ながら、トライアル・センチュリオンで出撃してみた時に感じたことは、「カタパルトに慣れてしまうと、腕が動くのに慣れない」っていうことだ。カタパルトは「胴も腕も左右140度可動」という珍しい機構なんだよね。他の多くのメックは「動は90度、腕は140度可動」という動き方をする。ここがカタパルトの強みでもあり、操作が簡単なところでもある。使っている分にはいいのだけど、乗り換え時の違和感も大きいので注意したい。

 カタパルトの腰の柔らかさは異常。

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 【Stats】
 Date: 11.06.3049
 XP: 47,108
 Wins/Losses: 27/50
 Kills/Death: 62/34 (Ratio 1.82)