作成者別アーカイブ: Nez/蝿

MWO: スタッツ

 知らない間に公式サイトがリニューアルされ、機能が増えていた。そのうちの面白いなぁ、と思ったのが、「スタッツが見られる」という機能だ。こういう機能はGW2のWvWvWでも欲しいものだ。

 オープンβ開始からこれまでの私のスタッツは、2012年11月5日現在以下のような感じだった。

 MechWarrior® Credits: 15,645
 C-Bills: 1,640,093
 XP: 38,280
 Accumulative C-Bills Per Match: 26,886.77
 Avg. XP Per Match: 627.54

 Wins / Losses: 22 / 39
 Kills / Death: 48 / 26
 Kill / Death Ratio: 1.85

 ほっほう。

 まず、試合数が少ないなー、そして負けてるなー、っていうのが1番の印象だ。勝率はわずか36%だ。とほほ。

 今のところ勝敗は大きく3つの要素でほぼ決まっている。

 1つはFoundersバッジの有無。要するにクローズド経験者の数だ。正直、はっきりとバッジなしの人は動きがまだ悪い。単騎で突出したり、正面から突っ込んだりして、ぽこぽこ死ぬ。

 1つはトライアルメックの人の数。トライアルメックは弱い。性能が尖っていないので、活躍しにくい、といったほうがいいかもしれない。トライアルメックの人は、イコール、Foundersでもない場合がほとんどなので、パイロットも未熟でなお弱い。

 1つはPremadeの有無だ。Premadeらしき集団がぽつぽつ見られる。今のところ「ばらけないだけ」でも強いという状況なので、Premadeの勝率は相当なものではないかと思われる。

 FoundersのPremadeが4人いるチームに混ざると、かなりの率で勝てるし、自分しかFoundersのいないトライアルメック集団に入れられると、かなりの率で負ける。今はそういう状態だ。ま、その混沌が楽しいといえなくもないので、いいけどね。

 あとのデータは、まぁこんなものかなぁ。データとしては現在所持金よりも総収入のほうをしりたいところだ。経験値は累積値なのに、なぜお金は現在値なんだろう。

 K/Dレシオは負け戦が多い割には、そしてヌルゲーマーの割には頑張っていると自分を褒めたい。でも装甲を削りあうゲームだから、本当はKillはとどめ以外の意味はないんだよなぁ。どちらかというと、Damage Done Per Matchとかを知りたいかもしれない。

MWO: 課金システムについて

 MWOは基本無料+アイテム課金のいわゆるF2Pゲームだ。

 世間に存在するアイテム課金システムのゲームには、MWOのような基本無料のF2Pから、GW2のようなパッケージ代は支払った後に別途オプショナルにアイテム課金コンテンツも購入できるケース、TSWのようにさらに月額利用料金もかかるようなケースなど、複数のパターンがある。

 これら複数のパターンは、当然ながらイニシャルがかからないものほど、課金コンテンツに対する依存度が高い。つまり「課金コンテンツにお金を支払わないと楽しめない度」が高い。だからF2Pの場合、イニシャルがゼロであるのだから、課金コンテンツに支払いをしないと楽しみが目減りするというのは、本来的には正しい。

 とりあえず作って、無料で人を集めて、人が増えて、開幕直後にワーッと回収して、国の援助もあって、あとは惰性で終わり、という異常な文化圏の出身者をのぞけば、当然理解できる理屈のはずだ。

 そしてMWOはまさにそんな設計になっている。

 MWOの楽しみ、遊ぶモチベーションは、大きく3つだと思う。1)戦闘そのもの、2)自機のカスタマイズ、3)パイロットの成長、だ。これらが有機的に絡まるところ、つまり戦闘をすることでお金や経験値が溜まり、溜まることで自分が強化され、強化されると戦闘を思うように進めやすくなっていく、そういうローテーションが最大の楽しみになる。

 しかしアイテム課金コンテンツに手を出さない場合、つまり無料プレイヤーの場合、MWOではこれらを楽しむのがとても難しい。

 まず自機のカスタマイズ。これは自機を買わない限りは行えない。自機を買う方法は、無料レンタルのトライアル機でお金(C-Bill:CB)を稼ぐか、リアルマネー(MC)で買うか、という2択になる。

 1番高いアトラスを買う場合3000MCほどなので、リアルマネーだと1機1500円ほどかかる。

 これをゲーム内で稼いだクレジットだけで買う場合・・・いくらだったっけな。9,000,000CBくらいだっけ? 1試合あたり100,000CB稼げたとしても、90試合しないと買うことができない。90試合くらいたいしたことがない、と思うかもしれないけども、後述するように「成長しない」トライアルメックで90試合するのは、結構骨が折れる仕事だ。

 次にその成長の問題がある。トライアルメックにのっている間は成長ができない。なので成長が始まるのは90試合こなしたあとになる。つまり楽しみのローテーションは、最初の90試合の間は完全におあずけにされてしまうのだ。

 さらに、このゲームのシステムは「成長するためには同じ機種の別型番を3機用意すること」が必要になる。つまり、アトラス乗りとして成長していくのなら、もう180試合かけて別の型番のアトラスをさらに2機買わなければいけないのだ。しかもせっかく買ったメックをカスタマイズしたければ、その分のC-Billも当然必要になるので、実際の出費はさらに増える。迂遠なる道のりといえる。

 本来そこを楽しみにするはずの「好きに改造をしながら自分を成長させる」という行為。しかし課金コンテンツに支払いをしない場合、そのスタートラインに到着するには、270試合以上をこなす必要があるのだ。

 もちろん、もっと安い機種を狙えば、スタートラインはより近くなる。またこういう苦労も楽しめるタイプの人なら問題はない。時間だけは腐るほどある学生さんなんかは、それでいいかもしれない。

 でも正直、多くの人にとっては、トライアルで楽しめそうだと思ったら、自分が乗る機種を定めて、その機種を3つ買うぶんのリアルマネーを投入するのが、手っ取り早い楽しみ方だと思う。たぶん運営側もそのつもりでゲーム内経済の設計をしているだろうしね。

 とかくF2Pというと運営が課金をすることが守銭奴のように罵られ、支払う側もなにか悪いことに加担をしているかのような風潮がある。でも、今日日そんな考え方は時代遅れだ。本当はニーズに応じて登場した課金方式なのだから、素直に受け入れるのが吉だと思う。

 MWOが日本人受けしそうもないモッサリゲームである、ということは、ひとまず置いておくとして、だ。

GW2: オーブのない戦場

 はいまた新シーズン開幕です。

 どうも週明けの同じようなタイミングに、同じような書き出しで更新することが増えてきた。マンネリ? お黙りなさい。このポイントが一番話題があるのです。

 さて、今シーズンは「オーブがない」ということで、少しだけ新鮮だ。でも個人的にはこういう「要素を減らすバランス取り」は残念。前も言ったように、Magic FindとかのPvPの戦闘に影響しない効果に変更する、という方向がよかったのにと悔やまれる。

 効果によるアンバランスさは是正して正解だと思うけど、PvPで勝利を目指すためのモチベーションを生む「実利のある要素」、「数値的な特典」は、このゲームの場合オーブがほとんど唯一だった気がするんだよね。これがなくなってしまうと、もう勝利によるメリットが、勝利そのものの快感以外になくなってしまう。対戦狂の人々ならこれでいいのだろうけど、曲がりなりにもMMORPGベースのゲームとしては、これでは薄っぺらいと感じてしまうよ。

 さて、そんな新シーズンなんだけども、最上位リーグ(T1リーグ)のサーバー構成は、前回と変わらずのJQ、SBI、BGだ。ただし、T1内での順位は変わり、我らがJQは序列としては宿敵SBIの後塵を拝している。くそう。

 しかしこの週末のSBIは強かったなぁ。コアタイムのボーダーランドは軒並みキュー待ちだったので、サーバーごとの総兵力数は互角だと思うんだけども、中規模部隊で遊撃隊気味に動く我々としては、大規模部隊で動くSBIには手を焼いた。大部隊だからといって鈍重なわけでもなければ、戦術に大雑把さもない。速やかに戦線を転換してくるし、しっかりポータルや亀を活用した用兵をしてくる。付けいる隙がすくない。くそう。

 補給線のカット、陽動的な扉たたき、待ち伏せ・・・等々、できうる限りの作戦行動でかく乱を図ったものの、なにをしても最後には数倍(主観的観測)の兵力に踏み潰される、という末路をたどってしまった。まぁ、経緯は悪くなかったし、それだけの兵力を引っ張ったという意味はあったと思うんだけどね。でも、やはり踏み潰されると悔しいなぁ。くそう。

 ま、いつの日か仕返ししてやりましょう。くそう。

 写真はベースキャンプに主力部隊が築いていたゴーレムの群れ。何者かが延々と建築しては並べていたんだけど、結局これは戦線に投入されたのだろうか。この日、その結末を見ずして私は寝てしまったんだけど、この機械化部隊が動くさまを見てみたかったなぁ。くそう。

GW2: Bombs Away!

 がお。

 はい、こんにちは。装いも新たになったNez Eさんです。これからはクマフェイスで戦場を駆け巡るぞ。シカがいるならクマもいるべき、というのがDAoC以来のOpen PvPの伝統なのだ(嘘)。

 さて装備をなぜ変えたかというと、ビルドを変更してみたくなったからだ。今までは攻撃偏重のガラスキャノンだったんだけども、これをもう少し防御力を上げ、前線に出られる形に持っていくことにした。

 所属ギルドDeath Chainsawは客観的に見ても野戦能力が高い集団だと思う。入隊以来、同数の野戦で負けた記憶はほとんどない。で、その強さの秘訣は、強固なGuardian部隊を軸にした、一体感のある進退ができることにあって、乾坤一擲の突撃が功を奏すことが多いところにあるのだと思う。たぶん。

 ならば私も、

 ・この突撃にもっとアクティブに参加したいぜ!
 ・「Nezさん前出すぎ」とか言われたいぜ!

 ってなわけで、前に出るGuardian部隊の横に並ぶくらいの勢いで飛び出し、そのことに意味があるビルドにしてみようと考えた次第だ。

 これは元々Melee好きで、AltでWarriorで遊んだのがとても面白かった、という経験ももちろん影響している。とはいえやっぱりAltを育てる気力はなさそうなので、ならばEngineerでやってしまおうというわけだ。

 要件として、1)前線で一緒に突撃したい、2)死にたくない、3)WvWvW仕様である、の3項目を満たすべく、ビルドをいろいろと考えて、とりあえず昨日は以下のようにして遊んでみた。

 自爆テロビルドver.20121031

 今までどおり膠着戦ではGrenadeを投げつつも、突撃時には敵の真ん中に突っ込んで、駆け回りながらBombを置きまくる、という簡単操作の自爆テロビルドだ。HPが25%を切ると自動的にElixir Sを飲んで、小型&無敵&高速になるので、生還しやすいという保険つき。

 遊んでみた結果としては、いやー楽しかった。突撃時の爽快感がとても良かったし、なによりも今までとガラッとプレイスタイルが変わるだけで、新鮮さが違った。別のクラスで遊んでいるかのようだ。

 案外敵陣の中は弾幕が薄いんだな、ということにも、当然といえば当然のことなんだけど、最前線で突撃してみて改めて気づかされた。中途半端な位置(=最初に前衛がいた位置=後衛が突撃時に通る位置)が一番痛い。とっとと駆け抜けたほうが安全なケースが多かった。

 ま、そうは言ってもこのビルド、結局そんなに強くはないな、という気もする。Bombはやっぱり当てにくいし。でも突撃してくる人数が多いのは、視覚的にプレッシャーもあろうことだし、なにより先頭集団で突っ込むのは気分がいい。それを見てビビる敵が見えると、なお気分がいい。突撃の醍醐味が味わえる位置は、やっぱり前だという気がする。しばらくはこんなプレイスタイルを続けてみよう。

 Traitの再選択や、装備の調整など、しばらくは戦闘部分以外でも楽しめそうだし、いいぞいいぞ。

 しかしこれ、1on1はまったくどうしようもないな。走って逃げよう。

日記: 10月31日(2012年)

 私が何度評価しているMCC食品株式会社。

 今回はここの重慶飯店監修麻婆豆腐醤を試してみた。

 私は麻婆豆腐が好きなので、面倒のない「豆腐以外なにもいらない形式のレトルト麻婆豆腐ソース」を、割とヘビーユースしている。メーカーはいろいろと試してみて、丸味屋、CookDoときてフジッコのものに最近は落ち着いていた。値段、手間、味のバランス的にフジッコが攻守最強と思っていたのだ。

 そんな私の前に現れたのがこのMCCの重慶飯店監修麻婆豆腐醤だ。MCCというだけで無条件に期待してしまうほどに、私はMCCのレトルトを信用してしまっているので、発見した次の瞬間には買い物かごに入れ、レジに向かっていた。どんな味なのか、楽しみだ。

 この麻婆豆腐ソースの面白いところは、電子レンジ用ということだ。深い皿に賽の目に切った豆腐を並べ、ソースをかけて電子レンジでチンせよ、と外装に記載されている。これは面白いな。鍋を使わないということで、洗い物が1つ減るのもうれしい。とはいえ、その分味も落ちるようでは問題があるが、果たして・・・。

 この調理法に多少の不安はあったものの、初回なので素直に記載に従うことにした。深い皿に豆腐を並べ、ソースをかけ、電子レンジを使う方法で調理してみる。やってみるとわかるけど、一丁の豆腐を並べられる皿は、案外大きな皿が必要だった。我が家にある皿ではかなりギリギリだったので、大きな皿の持ち合わせがない場合は注意されたし。

 電子レンジへ投入し、5分待つ。

 出来上がった麻婆豆腐を軽くかき混ぜ、食う。

 ほほう。

 悪くない。鍋で煮込んだ麻婆豆腐とは少し風合いが違うけど、出来栄えが今までのものよりも日本向けにローカライズされていない、というか、本格的な雰囲気があった。和風麻婆豆腐特有の「スープ煮込み豆腐」っぽさがなくて、「豆腐の味噌和え」という雰囲気が強い。また味のほうも山椒や香辛料がよく効いていて、たまにシャリっと山椒の粒を感じるほどだ。さすがMCCという満足のいく味に仕上がっていた。うん、うまいうまい。

 これは、和風麻婆豆腐が食べたい、という気分の時には向かないけど、そうじゃないときにはかなりオススメできそうだ。調理方法は、電子レンジでもいいけど、次回は少し水を加えて、鍋で煮こんでみてもいいかもしれない。

 あまり売っていない商品だと思うけど、見つけたらまた買っておこう。

 (全然関係ないけど、MCCの「神戸三国志伽哩」も気になる。げぇ!孔明!?)