作成者別アーカイブ: Nez/蝿

日記: 7月25日(2024年)

 家事の話が続く。

 フライパンを買い替えた。

 今まで使っていた、20cmと24cmの鉄フライパンに代わって、同径のコーティングフライパンを購入した。

 というだけの報告。というか記録。

 買ったのは、ちょっとお高めのイタリアのブランド品なんだけど、これは単なる気分でしかない。性能だけとってみれば、半額以下のニトリのフライパンでも大差ない。下手をすれば、ちょっと重たいぶんだけ、性能で負けてる可能性すらある。

 そんなことは百も承知なんだけど、いい雰囲気が漂う調理器具を使うと、日々の料理のテンションが上がるから、いいのだ。

 また以前から同じブランドの同じグレードの28cmのフライパンは持っていたので、これで同シリーズのフライパンで3つのフライパンが統一されることにもなった。セット装備をそろえたような喜びもある。いいことだ。

 試しに使ってみたところ、さすがに買いたてのコーティングフライパンは、コーティングの滑りが違った。ろくに油をひかなくても、オムレツがつるつると滑ってくれる。トントンして巻くのもお手の物だ。まだこのフライパンに合った火加減がわかっていないから、雑めに調理したのに、である。ああ、気持ちいいわ。

 あとはこの状態がどのくらい持続するかだけど・・・まぁ、そんなに期待してはいない。使用頻度にもよるけど、半年つるつる、3年だましだまし、ってとこじゃなかろうか。うむうむ。

日記: 7月22日(2024年)

 亀の子スポンジを買ってみた。

 亀の子スポンジは、みなさんご存じ「亀の子たわし」ブランドのスポンジだ。

 私はこの20年ほどずーっと、食器洗い用のスポンジと言えば、100円そこらで3、4個ほどがパッキングされているような最安値のものを、スーパーや100均で買って使い続けてきた。一面が固めの素材のシートになっているようなタイプのやつだ。

 それでこれまで何の不満もなかったし、食器洗い用のスポンジなんてもんは、安いものを短期間で使いつぶしていくものだ、と思っていた。

 が、先日。いいスポンジはそれはそれで使用感が違うだの、耐久性が違うだのという話を、周りから聞かされた。それで今までは考えたこともなかった、「高品質な食器洗いスポンジの世界」というものを知り、軽く興味を抱いたので、試しに買ってみた、という次第だ。

 ブランドのチョイスにあたっては、特にこだわりや推薦があったわけではない。高品質なスポンジを買ってみよう、と思って模索し始めたときに、昔から見知っている亀の子たわしというブランドは、なんとなく信頼と実績のブランドに感じられた、というだけのチョイスだ。直感だ。

 で使ってみたんだけど、うん、なるほど。

 品質の高さは、案外すぐに感じられるものだった。

 まず弾力が違う。程よくかたい。固いので、握ってホールドしやすく、洗いやすい。

 またなかなかヘタらない。まだ使用期間が1週間ほどなんだけど、安いスポンジだったらもうヘタっているような時間だ。それが今のところ、購入時の固い弾力を8割ほどは保っている。

 密度が薄いのも特徴か。安いスポンジはかなり高密度な繊維構造なんだけど、亀の子スポンジはけっこうスカスカしたスポンジになっている。にもかかわらず固いので、繊維そのものの質が違うのだろう。高野豆腐とへちまくらい違う(本当か?)。

 密度が薄いことは感覚的に、内部の衛生さが保ちやすいのでは、という安心感につながる。密度の濃い安いスポンジは、どれだけ絞っても内部に汚れた油を含んでいるような気がするが、亀の子スポンジにはそういう懸念が少ない。

 トータル的にみて、高いだけのことはあるな、と短い使用歴でもわかるくらいには違いがあった。

 問題はやはり、その価格差の度合いか。安いスポンジは100均で4つ入りを購入したとすると1個25円。それに対して亀の子スポンジは1個で定価374円。そこには約15倍もの価格差がある。別に25円のスポンジでも、過去20年間特に困ってはいなかったことを思うと、15倍の投資の意味とは? と疑念に思えなくもない。

 ・・・のだけど。

 これねー。一回高品質なものを使うとねー。知ってしまうとねー。いいんだよねー。

 単純に今は、亀の子スポンジを使うこと自体が楽しい。いや、食器洗いなんて楽しくはないんだけど、そんなつまらない日課のなかにも、新しいツールを使う喜びによって、少々の満足感を潜ませることができている。

 そういう付加価値込みで考えると、常用するかどうかはともかく、たまにこういうアクセントを日常に持ち込むのは、15倍の価格差以上のメリットがあるかもしれない。

 ってことで、Fly!は亀の子スポンジを、たまにはオススメします。

日記: 7月20日(2024年)

 灼熱の真夏日の朝に、朝食ツーリングを敢行した。

 今回の目的地は、神奈川県厚木市の国道412沿いにある「玉子サンド研究所」。

 正式名称は、“株式会社ヤマモトヤ山本幸子「恋人は玉子サンドと言っておく!」” なのかもしれないが、ウェブ検索などでは、だいたい「玉子サンド研究所」に近しい単語で引っかかる。ここでもそう呼称していく。

 玉子サンド研究所は、砂利敷きの土地に設置された黄色い冷蔵庫群、というような奇妙なスポットだ。黄色い冷蔵庫の中には、玉子サンドをはじめとする、いろいろな種類のサンドイッチが入っており、その冷蔵庫の前には、やはり黄色の集金箱が置いてある。ここを訪れる客は、箱に指定の金を投入し、冷蔵庫から商品を持っていくという、無人販売所の様相を呈している。

 そんな玉子サンド研究所に、休日の朝からバイクでおもむき、サンドイッチをその場で食べて、帰ってきた、というのが今回のストーリーだ。

 その日は梅雨明け前という、夏一歩手前の時期ではあったものの、東京の予想最高気温は35度を超えようかというような真夏日。そんな日は、バイクでツーリングどころでは、もちろんないのだけど、それでも久しぶりにバイクに乗りたい気持ちが高ぶっていた。

 そこで、早朝のまだギリギリ涼しい時間帯のうちに家を出て、朝6時からやっている玉子サンド研究所で朝食を食べ、真夏の炎天下になる前に帰宅しよう、という計画にした次第だ。

 計画通りに早朝に家を出て、玉子サンド研究所についたのは、午前7時20分ごろだっただろうか。

 この時点で、すでに日差しは鋭く刺すようになってきていて、もう十分に耐えがたいほど暑かった。早く食って、早く帰らないと、これはやばい。はぁはぁ。

 そしてそこには予習してきたとおりに、異様なほど黄色い冷蔵庫が、7つばかり立ち並んでいた。それぞれの冷蔵庫には「玉子サンドの」「ひんやり涼子ちゃん」「海へ帰ろう!」といった個性的な表札がつけられていた。言いたいことはわからないでもないが、なんというか・・・、センスが・・・、その・・・、オバ・・・いやなんでもない。

 そんな冷蔵庫の中から、目玉商品の「玉子サンドが3つ」のパッケージを探すも、残念ながら品切れのようだった。6時入荷分は、7時半には品切れ、と。朝も早よから、なんという人気か。

 仕方なく妥協して、「玉子サンドとハムカツサンド」のパッケージをチョイスして、集金箱に300円を投入。さらに併設に自動販売機でドリンクを買って、なんとか「半分だけは日陰」くらいのスペースを確保して、そこでサンドイッチを頂いてきた。

 感想はというと。

 いやー、ドリンクうまい!

 うん、いや、暑かったんでね! まずはドリンクがうまかった。本当にうまかった。

 そしてサンドイッチなんだけど、うん、まぁ、おいしいかな。おいしい。

 具だくさんで300円なので、コスパは良い。「300円」というくくりの中で言えば、なかなかない高クオリティの玉子サンドだと思う。具の玉子部分が濃厚クリーミーという感じでおいしかった。

 でも玉子サンドという料理そのものの限界かな。抱ける感動には、おのずと低めの上限があった。飛び上がるほどうまいとかそういう感じでもなく、「普通においしい食べ物」というようなところに、感動は留まってしまった。

 そもそも食パンに対する評価が個人的に高くないので、もしかするとそこが問題だったのかもしれない。これが例えば、私の好きなバゲットのような、ハード系の生地のドックパンで作られていたら、評価がだいぶ上がったかもしれないな。完全に個人の好みの話ではあるけど。

 ともあれ、費用は300円で済むし、ちょうどいい距離にある目的地だし、帰りは宮ケ瀬沿いを流したり、いい季節ならここを起点に道志や富士山方面に行ったりもできるし、朝食ツーリングの目的地としてはいい場所だったな。

 まだ食べていないサンドイッチも多いから、今度は別のサンドイッチを食べに行くのもよさそうだ。

PAX: 1か月が経過した

 発売からおよそ1か月が経過した。

 前回の更新から今日までの2週間弱ほどは、実はほとんど遊んでいない。総プレイ時間は55時間弱で、前回からは2時間ほどしか、プレイしていなかったりする。

 この2時間の間でしたことは、負けたら引退の覚悟で持ちうる資材を総動員し、2度目のブレストプレートの製作にトライする、ということだった。

 結果としては、16/21(76%)の確率で成功する状況だったので、分の良い博打だったはずなのだが、見事に敗北。資材の大半をロストしたところで、一旦このゲームは卒業とすることにした次第だ。

 ってことで、最後にこのゲームの感想なんだけど、基本は良いゲームだったと思う。

 まだ粗削りで説明不足だったり、不便だったりする部分はあるものの、大半の部分はシンプルでわかりやすい。リアル寄りに描かれた世界は、特に光の表現が綺麗で、自然のあちこちが輝きを放っていたし、建築物や製作物のビジュアルも、現実味があって美しい。クラフトの仕様も、そこそこリアル、そこそこディフォルメという具合に調整されていて、ちょうどいい具合だった。

 トータル的に、そこで暮らし、成長する楽しさがあった。

 サバイバルクラフトが好きで、かつ、MMO好き、という私のような層にはうってつけのゲームだった。

 ただ、私個人のプレイスタイルに合わないこととして、ソロに厳しい設計、ということがあり、そこがやる気を損ねる、唯一にして最大のポイントだった。

 「人を集めたほうが成長速度が速い」という設計ならいい。マルチプレイヤーゲームでソロをするのだから、多少の不利は甘んじて受けよう。

 でも、「人を集めないと成長の上限が低い」という設計はキツイ。ソロではいくら頑張っても、最高級の素材を使ったクラフトができない、スキルを最大値まで成長させられない、とわかっていて、なお下積み時代を頑張るのは難しい。私はそれで心がかなり折られてしまった。

 それと、もちろん最初から織り込み済みだった要素として、今はキャラワイプ前提のアーリーアクセスである、ということも、私のプレイが1か月そこそこで終わった要因ではある。進めば進むほど終了時の喪失感が大きくなるのであれば、ほどほどで止めておこう、というのが人情だ。

 ってなわけで、1か月めの一旦プレイ終了、となった次第だ。

 ともあれ、遊んでいる間のゲーム体験には大きな楽しみや興奮があり、真剣に没頭できるものだった。支払った金額分のもとは十分にもう取れている。けなすようなゲームではまったくない。現時点では、今年一番面白かったゲームのひとつ、とすら言える・・・かもしれない。

 あとは正式リリース時に参加するかどうか、というところだけど・・・「ソロで最後まで行けない」という設計が変わらない限りはないかもなぁ。

PAX: 3週間余りが経過した

 さらにさらに1週間あまりが過ぎ、発売からおよそ3週間が経過した。

 総プレイ時間は52時間ほど。前回の48時間から6時間しかプレイしていないので、だいぶ落ち着いてしまったかな。

 目標のヨワプレートの作成にはまだ至っていない。というか、70%くらいで成功するスキル段階で、大量の資材を投入したクラフトに挑むも、無事爆死し、ほとんどすべての資材が吹き飛んだ。意気消沈。

 一応、気を取り直してArmorsmithingのレベル上げを続行し、いつかの再挑戦を期してはいるけど、上記のようなプレイ頻度になってきたので、それもどうなることやら。

 また、この期間でまたパッチが当たって、こまごまとした変更が加えられた。

 私に大きく影響しているところでは、「動物の頭が若干よくなった」ということかな。地形ハメで倒しにくくなったので、クマ退治がしにくくなった。弱小ソロ勢力にとっては、ただでさえ細かった上位革の入手経路が、さらに細くなってしまった。

 そしていわゆる「スパー」もしにくくなった。クマがはまっている間は、戦闘スキルはいつでも上げようと思えば上げられる、という安心感があったけど、それは霧散した模様。不健全だからそれが正しいのだろうけど。

 ってことで次回。1か月経過くらいのタイミングになろうかと思われる報告で、一旦このゲームは総決算しようかな、と思ったり思わなかったりしている。

 写真も「俺たちの戦いはこれからだ(次回作にご期待ください)」感だ。