作成者別アーカイブ: Nez/蝿

日記: 8月17日(2009年)

 まとめ買いした文庫本の3つ目を、やっとこさ読破した。

 星を継ぐもの(ジェイムズ・P・ホーガン)

 こんな濃い、本気のSFを読むのは久しぶりで、多分数年前の「宇宙のランデヴー(アーサー・C・クラーク)」以来になる。だから最初は、昔の訳書特有の読みにくさというか、背景説明の冗長さについていけなくて、最初の10ページほど読んだところで中断したままになっていた。

 それをこの間の佐久キャンプツーリングに持っていって、やることのない雨中のテントの中で読書を再開したんだけども・・・こいつはおもしれえ。

 ストーリーは、「月で発見されたどうみても人間にしか見えない5万年前の死体」の正体を巡るもの。ほとんど全ての場面は、限られた室内での研究、討論、議論だけで繰り広げられるんだけども、その場面の狭さを感じさせない、英知の広がりがある。練りに練られた巧妙な論理展開と、綿密に準備されたダイナミックな真相を前に、一種のサスペンスのような知的トリックの妙が楽しめたよ。

 SFはとっつきにくいイメージがどうしてもあるけど、本作はこれといった素養もなくすんなりと吸収できる良書。最初の導入部分だけは、やっぱり冗長な気がしなくはないけども、少なくとも宇宙にロマンを感じることさえできれば、万民にオススメできるエンターテインメント作品だ。

 なお、続編があるそうだけど、徐々にファンタジーになるらしいから読まないほうがいいとも思っている。ま、機会があれば、かな。

MH3: 下位→上位のボリューム

 「大砲撃ってりゃ勝てるぜ」作戦の実施によって、無事マルチプレイの舞台は上位に移った。ここまでは発売からちょうど2週間。思いのほか早かったな、という思いだ。

 これまで倒した大型モンスターは、チョコボを除いて、クルペッコ、ロアルドロス、ボルボロス、チャナガブル、ラギアクルス、リオレイア、リオレウス、ギギネブラ、ベリオロス、ディアブロス、ウラガンキン、アグナコトル、ジエン・モーラン・・・で13種かな?

 一方MHFで上位に上がるまでに戦ったであろう相手は、亜種を除いて思い出せる限りで言うと、イァンクック、ゲリョス、リオレイア、バサルモス、グラビモス、フルフル、ディアブロス、ガノトトス、ダイミョウザザミ、ショウグンギザミ、ババコンガ、ドドブランゴ、クシャルダオラ、ナナ・テスカトリ、テオ・テスカトル、シェンガオレン・・・くらいのもので、16種。「戦える」というだけならもっと数は多く(上位になったあとで追加になったヒプノックやティガレックス、下位のうちに挑まなかった気がするリオレウス等)、しかも亜種もいたので、20種を越える大型モンスターバリエーションがあった。

 そう考えると、武器種の減少も含めて、MH3は少しボリューム感に欠けるという気がするかなぁ。情報によれば、上位に入っても増えるモンスターは3種類ほどらしいし、なんだか先細り感が否めないよ。Wiiはコンテンツ追加も不自由なイメージがあるし(知らんけど)、このまま同じモンスターと戦い続けるとなると・・・やっぱり当初の予定通り、せいぜい3ヶ月コースは固いのかもなぁ。

 まぁ、まだまだ先を見たいし、今はとりあえず全ての★ランクの開放という、目に見える目標も設定しやすいので、モチベーションも高い。全体的にシステムというか、根本的な操作性やユーザビリティは向上しているし、好みの問題はあるとはいえ、水中戦のような新機軸も、まぁその意欲は買いたいと思うし、総じて印象がいいゲームだけに、寿命が少しでも長いと良いなぁ、と思う私なのでした。

 または、3ヵ月後に「MH3G」をリリースでもいいな! 搾取! 搾取!

日記: 8月16日(2009年)

 ううう。静音・・・とは行かないまでも、一般的な作動音になったはずのCPUファンなんだけど、また爆音を発するようになってしまった。why….?

 昨日電源を落とすまでは普通の作動音だったのに、今朝PCの電源を入れたらすさまじい爆音になっていた。箱を開けてみれば、明らかに音の発生源はCPUファン。別にコードか何かが物理的に干渉している様子も無く、なぜ騒音を発しているの想像もできない。設置3日で軸ぶれを起こすなんてことがあるのかなぁ。うーむ。

 なーんて思っていたら、「ガタン!」とPCの箱を閉めた拍子に音が止んで、またしばらくすると音が鳴ったりする。意味不明だ。ケースとマザーボードの接点とか、その辺のブレなのだろうか。

 うーん、原因がよくわからなくて、もはや対処のしようがないよ。なんなんだこれは・・・。