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日記: 8月4日(2009年)

 ぶっ壊れたデスクトップPCの代わりに、ネットブックで代用すること数日。もう完全にデスクトップPCの復旧はあきらめていて、BTOでニューマシンを買う気満々だったんだけど、知り合いの方からこんな一言が。

 「ファン掃除でCPUはずしたの? ピンの穴に埃でも入ったんじゃない? 長く使ってきたPCはつけはずしだけでも危ないよ」

 なるほど、そんな危険も考えられるのか。

 ってことで、改めてデスクトップマシンの蓋を開け、CPU回りを精査してみる。すると、埃による穴埋めは発見できなかったものの、もっと深刻な症状を見つけることができた。なんと、CPUのピンが2本ほど折れていたのだ! あー、そういえばCPUをはずすときに変に力入れてしまったなぁ。そのときにピンが折れて、さしなおしてもそのピンだけ、端子に接続されていなかったわけか。納得納得。

 日本の伝統工芸職人ばりの精密作業で、折れたピンを縦横列の同じピンと同じ位置にくるように修正し、慎重にCPUを差しなおす。そして、いざ起動してみると・・・動いた!

 おおお、無事環境復活ではないか。めでたい。

 せっかくいろいろと新PCのための知識を蓄え始めたところだから、ちょっと物欲が刺激されてしまっているけど、今のところPCでハードウェアスペックが必要なシチュエーションもないし、とりあえず現状維持できるならそれでいいかなぁ。

 購入の口実がなくなって残念という気もするけど、やはり環境復活をまずは喜ぶことにしよう。それにこれなら、ここからの強化という観点で物欲を満たしうるかもしれないしね。うむうむ。

MH3: 初緊急クエスト

 MH3のマルチプレイは、MHP2Gと同じようなシステムになっていて、キークエストをこなすことと、一定以上のハンターランク(HR)に達することで、緊急クエストというものを受給可能になり、それをクリアすることでHRをさらに上げられるようになる。

 この日は、先日まで苦戦していたロアルドロス討伐クエストを、しかしあっさりとクリアし、キークエストもこなしきったので、MH3では初めての緊急クエストに挑むことになった。

 HR8で受給できるようになる緊急クエストは、ボルボロス討伐だ。

 ボルボロスは、従来のMHシリーズで無理やり例えれば、バサルモス+ディアブロスのような獣竜種。岩のような肌と、怒りに乗じた突進とが主な武器となるパワーファイターだ。たぶん。特殊な攻撃としては、泥を撒き散らすことによる攻撃があって、食らうと旧来の雪だるま状態のようになるんだけど、あんまりこれは怖くはない。

 この日はHRが8に達した仲間が、私を含めて3人いたので、3人分の緊急クエを実施した。初戦ではあっさりと敗退したものの、2戦目以降は動きも理解し、危なげなく3連勝。無事3人分の緊急クエストをこなすことができた。

 やっと、MHシリーズらしいボス戦を体験できて、MH3もいよいよこれからといったところだ。HR9以降のクエストと、そこで得られる素材では、やっと太刀も作れるようになり、すべての武器種がそろうようになるようだし、これからが本番ってとこかな?

MH3: マルチも開始!

 シングルプレイに続いて、マルチプレイも開始。

 シングルでそこそこ進めて、ランスと防具も低レベルながら揃いつつあったんだけど、他の参加者が軒並み「シングルすらやってない」という状態だったので、私も装備のほとんどないボウガンで参加した。

 という難易度合わせは口実で、ただ単に使ってみたかっただけなのは秘密だ。いやー、やはりシングルでボウガンは、序盤は辛いだろうからね!

 ボウガンは、強化のシステムが今までとは少し変わっているものの、操作という面では使うボタンも少なく、ほぼ完全に今までどおりの感覚でプレイできる。この辺、例えばランスの場合「突進がセレクトボタン」などという、常軌を逸したキーマッピング(しかも変更不可)になっているのに比べると、だいぶストレスがない。

 で、早速マルチプレイをしたんだけども・・・初クエストから初期装備軍団によるクルペッコ退治は無謀でした! ことごとくはじき返されるこちらの攻撃。未知の動きをする敵モンスター。回復薬も砥石もない状態で、一行はあっという間にガス欠。全員の武器が真っ赤になり、回復手段も断たれたところでクリア断念。初マルチにしては過酷すぎたか!

 その後反省して、一緒に遊ぶメンバーの顔合わせも兼ねてしょぼいクエストをこなし、その日は終了。各自のシングルプレイ活動による強化と奮起を誓った。たぶん。

 そして2日目。

 私は恒例の頭痛に襲われてしまって、夜10時からの2時間ほどしか参戦できなかったんだけども、1日ぶりに見た仲間たちは、長足の進歩を遂げていた。

 ドスジャギィ、クルペッコはもはや金稼ぎのための雑魚と化していて、段階は更なる強敵、ロアルドロス攻略戦へと移っていた。かくいう私も、昨日のボウガンから、シングルプレイで装備が整っているランスに持ち替え、それなりにクルペッコで金稼ぎモードに貢献。みんな同様に「★はロアルドロス以外はもう余裕だな!」と強がれるに至った。

 残すはロアルドロスなんだけど・・・これはしんどい。孤島における陸上戦はともかくとして、水没林で展開される水中戦が難しいのだ。一部の仲間はすでに倒したようだけど、私は水没林での戦いにはいまだに勝利していない。どうも水中だと距離感もつかめず、操作もまだ慣れない。

 ってことで、次からはロアルドロス攻略と、HRを上げての昇格試験(?)に照準を定めて修行をしていくハラだ。

 ロックラックで僕と握手!

MH3: 開始!

 MH3、プレイ開始。とりあえずはシングルモードの拠点である「村」からプレイをはじめた。

 始めるとしばらくのあいだは、クエスト選択の自由がない、一本道の連続クエストに投じられる。移動、採集、洞窟、戦闘、水泳などの基本操作を学ばせる意図が丸見えの、いわばチュートリアルクエスト群だ。洞窟と水泳以外は、おそらくMHシリーズ経験者ならば、学ぶまでもなくできるものではあるんだけど、やらねば話が進まないのでやる。

 正直、個人的にはだるい要素のほうが大きかったけど、MHFでいきなりクエスト三昧に叩き込まれた、意味不明体験の経験からすると、裾野を広げるという意味ではこういう導入はありだよな、とも思った。過去の据え置き機のシリーズでは、こういう展開はあったのかな? MHP2Gにはなかったけども。

 一連のチュートリアルを終え、ご褒美にお金と肉焼き器を入手。チュートリアルの過程で手に入れた鉱石で、武器もアイアンランスに変更できたし、従来のシリーズになく裕福な状態で、クエスト三昧のスタートだ。

 もりもりとおなじみの序盤クエストである、採集だの、雑魚n匹退治だのをこなし、小銭と装備を稼ぐ。この辺は、ほとんど義務というか、どれがキークエストなのかわからないのでしらみつぶしという感じで、とりあえずこなす。

 そして初の大型モンスター戦は、ドスジャギィだ。今回の代表的雑魚チョコボは、ジャギィという北斗神拳最弱伝承者のような連中で、こやつはそいつらのボスに当たる。今までのシリーズでいうところの、ドスランポスとかの系譜に連なる存在だ。

 だから、ドスランポスくらいの強さかと思って挑んだんだけど、もうちょっと強かった。割と動きが単純だったドスランポス等に比べて、ドスジャギィの動きは、ぶちかまし、回転尻尾攻撃、飛びつき、等々とバリエーションに富んでいて、しかもぶちかましなどはかなり痛い。その上、なによりも辛いのは「取り巻きが多い」という点だった。

 次に戦うことになるクルペッコもそうなんだけど、「1対1の状況を作らせないことによる難易度の向上」という部分が、今作の序盤では従来に比べて顕著になっていて、やっかいだ。AIも向上していて、敵の追従性がよくなったという点も、鬱陶しさに拍車をかけている。特に動きの鈍いランスでは、雑魚が群がってくるというのが実にしんどくて、なめてかかったら相当苦戦してしまった。

 とはいえ負けるほど強くもなく、苦戦しつつも撃破。初の大型モンスターを退治した私は、満足をしてシングルプレイを中断し、マルチプレイのお試しに向かったのでした。