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EQ2JE: タイトルをドリフのパロディにしたら負け

 GU46の目玉のうち、先日体験した「集まる嵐」に続いて、新インスタンス・ゾーン「ラニーアイ:集合(通称RE2)」にいってきた。正式なゾーン名はなんか違った気もするけど、思い出せないので今回は「ラニーアイ:集合」で。

 RE2は、Lv80向けのハイエンドなグループ・インスタンス・ゾーン。その他にいくつかある、Lv80向けのグループ・インスタンス・ゾーンと比べても、高い難易度と広い面積を誇っているのが特徴で、生半可な覚悟では門前払いもありえるらしい。

 しかし、どんなところかは、実際に行ってみなければわからないのだ。

 ってなわけで、ひっさびさにSHDでグループを組み、RE2に乗り込んできた。インスタンスでMTとしてグループ行動を取るのは、かれこれ1ヶ月ぶり以上になるかもしれない。だからうまくリードできるか、内心実に不安だったけど、そういう点でいえば、初めてのゾーンは失敗に対する「仕方がない」感が強いから、気楽だったとも・・・言える。

 で、結果からいえば、侵攻はそれなりに成功を収め、ラスボス寸前までたどりついて、ラスボスで負けた。ラスボスはあっさりやられた時点でログアウトしなければならない時間だったから、粘り強くトライはしてないんだけど、多分そのときのグループ構成では厳しかったものと思われる。でもまぁ全体的に見て、90%ほどは成功したと言えるんじゃないかな。

 ボスに行き着くまでには、何匹ものネームドが待ち構えていて、熱い戦いと、いくつかの良い報酬を得ることができた。前評判どおり、総じて敵が強く、配置もいやらしく、鼻歌交じりの適当進行が通用するほど甘い場所ではなかったけど、仲間に恵まれたとはいえ、私如きへなちょこタンクでもラスボス前まではいけたわけだから、まぁ、ほどよいと言った難易度なのかな。でも正直、メンバー次第では詰まりうるのは間違いないというだけの、シビアさは感じ取れた。少なくとも「Lv80ならどんな構成でもいける」という雰囲気ではないようだ。

 中で得られる報酬は、いまひとつという評判はどこへやら、なかなか有用と思えるものが複数手に入った。運よく鉄箱が出た場合には、RoKインスタンスでは得にくい、Lv80台前半のスペルもドロップしたので、色々な点で魅力的な報酬があるように思える。

 これは是非再訪したいけど・・・ここ、広すぎるんだよなぁ。相当帰宅時間が早くないと、平日に行くのはためらわれるボリュームだ。さりとて休日はレイドだし・・・。

 にんともかんとも。

 (なお、今回の構成はSHD/ASN/DRG/TRB/WIZ/TMPでした)

EQ2JE: テンペスト・チェイサー

 GU46が導入された。

 このアップデートの最大の目玉は、追加された新ダンジョン「ラニーアイ:集合」と、ワールドイベント「集まる嵐」だ。前者は、Lv30台向けダンジョン「ラニーアイ」をLv80向けにリファインしたもので、なかなかに手ごわい構成と、そこそこな報酬とが用意されている、新しい遊び場。後者は、今秋~今冬くらいにリリースされるであろう、EQ2の最新拡張パックに向けた、バックグラウンドストーリーに絡むクエスト群の、最初となるものである。

 で、さらっと後者の「集まる嵐」を体験してきた。

 次回の拡張パックは、「Shadow Odyssey」あるいは「Shadow of Odyssey」という副題になる可能性が高いらしいんだけど、その名の通り、シャドウマンの軍勢に関わる内容となるのではないかと予想されている。シャドウマンはEQ時代からの、最大の謎の脅威とでもいうべきものだったから、それにどのような答えが与えられるのか、個人的には非常に楽しみだ(それとも私の知らないEQ1のその後で解明されたのかな?)。一部では、EQ1であった拡張パック「Shadow of Luclin(SoL)」との名称の類似性から、SoL関連の拡張であることを期待する声もあるようだけど、私はシャドウマンの謎のほうがより興味深かったりする。

 今回のワールドイベントクエストでは、シャドウマンと関係があるのかないのかはともかく、「虚無の嵐が各地に発生し、生き物を害している。調査せよ」というような内容。まぁ、軽いジャブのようなものだけど、不気味な手がどこからともなく伸びてきているような、嫌な前兆は体感できた。まぁ、こんなものでしょう。

 で! このクエストの報酬は、「アイテム交換用トークン」になっていて、繰り返し調査を行うことでトークンを溜め、家具や見た目スロット用の商品に交換することができるようになっている。ストーリーについてウダウダと述べたけど、今回のイベントのキモはこれなのだ!

 このイベントで得られる見た目アイテムが、ただの見た目アイテムならどうということはないんだけど、なんと今回の見た目アイテムは、「装備無しに見える見た目アイテム」というものがあるのだ。要するに「裸に見える」アイテム。・・・こら、そこ。今卑猥なことを考えたキミです。違いますよ。いっておきますけど、女性がトップレスになったり、男性が「たんたん狸の~」状態になったりはしません。下半身は脱げないし、上半身も女性は最低限のものをつけています。

 だが、これを手に入れるとなんと・・・

 常時足毛オープンにできるのだ!

 LotROが実装していたすばらしきシステム、「足毛ON」。これがついにEQ2にも実装されたわけだなー。これはちょっとだるいけど、トークン集めるしかないか!

EQ2JE: 妹属性

 対象Lv80のレイドゾーン群の番外編である、シャード・オブ・ヘイト(Shard of Hate:SoH)。ここはいわゆる「RoKのレイドゾーン」ではないんだけども、レベル、アイテムともにストライクど真ん中なので、もちろん我々の攻略対象ゾーンとして、ここにもたまに侵攻している。

 EQ1をプレイしていた諸氏は、名前でピンと来るかもしれないんだけど、ここはEQ1でいうところのPlane of Hateのなれのはてだ。憎悪の王子イノルークの世界の断片という位置づけで、懐かしのマエストロがいたりするレイドインスタンスゾーンである。こういう歴史設定が妙に燃えるのも、お約束どおり。

 ここは、お手軽に挑める3体のネームドに加え、雑魚からも高品質アイテムがドロップする可能性があるので、完全クリアを目指すよりも、雑魚+3体という形の、比較的低難易度なアイテム目的のレイドの場となることが多い。かくいう我々も、これまではそういう感じで、主に雑魚+3匹が目当ての「平日2時間コース」レイドを、SoHでは行ってきた。

 でも、そろそろもう1個先を目指しても良いだろ!

 ってなわけで、最初の3匹の次に待ち構えるボス、通称「姉妹」に挑んでみた。何人かは、人数が乏しい状態で試しに挑んでみたことがあるらしいんだけど、私は初めてだ。なにやらこのボスでは、3色全てのタンク(ウォーリア、ブロウラー、クルセイダー)の動きが重要になるらしくて、レイド唯一のクルセイダーである私に課せられた任務は重い。いやー、実にいいシチュエーションだ。燃える!

 で、やってみたところ・・・3回目で勝利!

 なんか、結構さっくりだったな。それもこれも我々タンク陣のGJゆえに違いない、カカカ。

 ってことで、SoHの侵攻を一歩前に進めた我々。SoHでは今は、無限湧き雑魚幽霊ファームがブームらしいけど、そんな世情を無視して得られた達成感も、また良いものだ。

 次はマエストロかー。なんかこれは先が長そうだよ。

 ※戦闘中の写真を撮る余裕がなかったので、写真は姉妹亡き後の姉妹お立ち台。

日記: 6月19日(2008年)

 気が付けばとっくに過ぎていたけど、先月をもって当サイトも開設以来11年が経った。

 去年は10周年ということで、後半グダグダになりながらも、当サイトを支えてくれたゲームの数々について回想したわけだけども、今年はもちろんなんの節目でもないので、なんにもしません。

 しかし、11年ってのは我ながら長いよなぁ。開設当時に私のマシンの「お気に入り」に入っていて、定期的に見ていたサイトは、もうほとんど残っていないような気がする。検索エンジンすら、YahooかInfoseekという時代で、今やその両方ともが検索エンジンとしては沈没気味だ。そう考えると、規模が全く違うとはいえ、息の長さだけは、誇っても良いように思える。

 当時、サイトの作成には、フリーのHTMLタグ入れエディタと、フリーの画像変換ツールと、フリーのFTPツールを使っていた。解説書の類をまったく見なかった私は、HTMLの作りかたも良くわからないままに、その辺のサイトのソースを覗きまくって、勝手に「これはきっとこうすんだろ」って解析しながらサイトを作っていったのが、懐かしく思い出される。この方法で一番不可解だったのは、「フレーム」だったなぁ。フレーム構造は普通にソースを覗いても目に見えなくて、「フレームの境目を右クリックすれば目に見える」という技を発見したときの歓喜は忘れられない(今思えば、IEのメニューからでも良かったな)。いまや自分でタグ打ちをしている人は少なく、自称「自分のサイトを持っている」という人の多くは、フリーのブログツール等のユーザーで、よくても「タグを理解する必要のないHTMLエディタ」の使用者であることと思う。かくいう私も、いまやすっかりブログツールユーザーで、HTMLの知識は5年前くらいで止まっており、CSSも記憶していないんだけどね。でも、時々あの素朴なタグ打ち時代がとても懐かしく思われる。

 そんな私が11年もサイトを維持し続けているのは、もちろん第1には「自分の考えを発表するのが好き」な性向のせいだ(このエントリーなど、もろに考えを述べるだけの回だ)。様々な事柄について、自分の考えを述べて述べて述べまくることには、えもいわれぬ快感が伴う。少なくとも最初の4~5年は、このことだけのためにサイトを展開し続けてきたと言っていい。付随して、「文字表現の訓練」的な意味合いもあるけど、それは2次的なものに過ぎない。好きだからやっているのだ。

 でも最近、もう1つの役割があるのかな、と思いはじめている。

 それが、オンライン上のランドマーク、だ。

 オンライン上でのつきあい方というのは様々な形式があると思うけど、私と私の周囲の人間の多くがとっているのは、「特定ゲームをプレイしている間だけの仲間づきあい」というものだ。偶然的に複数のゲームを共にすることによって、ある程度ゲームの枠を超えたつきあいになることはあるけど、基本的にはそのゲーム限りのつきあいになることのほうが圧倒的に多い。

 そんなつきあい方をしていると、当然のようにそのゲームをやめるときが、縁の切れ目になる。実際にこの数年の間に遊んだオンラインゲームで、何人もの人と知り合いになったけど、そのつきあいはゲーム上に限られているから、そのゲームをやめて以降は連絡の取りようも無く、疎遠になっている。

 でも、そんななかで自分のサイトを持っている人の動向というのは、疎遠になっても知ることができる。

 私はサイトを持っている側の人間で、つまり知る側ではなくて知られる側であるわけだけど、Nezという人間が、Fly Dukedomというオンライン上の定点に居続けているということは、私のようなオンラインゲーム上の人づきあいを旨としている人たち、つまりゲームの切れ目が縁の切れ目になりがちな人たちにとって、浮遊する人間関係の鎖の一端を繋ぎとめる、アンカーになり得ているのではないかと思うのだ。

 mixiやその他SNSの登場で、ややそういった趣旨を持つことの意味が希薄になりつつはあるけど、何かのゲームを続けた人がそれをやめ、人づきあいが狭くなって浮遊感を感じ、「今頃みんなはなにやっているんだろう。まさか未だにゲームなんてやってるのは私だけか?」なんて不安を感じたときに、うちのサイトに来て、「ああ、ここはまだあったか」という、不思議な安堵感が与えられれば、これに勝る喜びはない。

 かもしれない。

EQ2JE: 3歩進んで2歩下がり中

 最近のEQ2ライフは、3歩進んで2歩下がる感じの、地道なレイド侵攻がメインになっているので、侵攻のステップが前に進まない限りは、つまりレイドゾーンを1つコンプリートしない限りは、大々的に更新することが無くなりつつある。

 ってことで、軽く近況報告なんぞをして、「まだEQ2やってるんスよ」ということを述べておこうと思う。

 ・RoKレイドゾーンT1

 既に1回はクリア済みのRoKレイドゾーンのT1だけども、当然1回いったらおしまいではないので、ファーム(装備品集め)やリフラグ(前回までの未参加者向けクエスト進め)のために、T1レイドもまだまだ回数を重ねなければならない。

 ってなわけで、PR、ToT、ETRと再び乗り込んでは、平らにしてきた。PR、ToTはともかくとして、苦戦しまくった苦い思い出のあるETRは、はたしてもう一回クリア出来るものなのか不安だったけど、犠牲者もろくに出さずに、あっさりクリアすることができた。うーん、成長をひしひしと感じるよ。

 ・RoKレイドゾーンT2

 コルシャの神殿(The Temple of Kor-Sha:ToKS)というゾーンを絶賛攻略中。といってもまだトライ回数は1.5回(1日トライ後、別の日に同じインスタンスで部分的に攻略)なんだけど、さすがに1回ではさくっとクリアというわけにはいかなかった。

 でも、ボッコボコにやられた初回に比べて、1.5回目はだいぶ苦戦したボスの体力を削ることができたので、あと1,2回で進展するんじゃないかと淡い期待。成功のカギは出席率だな!

 ・裏切りクエ

 EQ2でご一緒の皆さんはご存知のように、私の持ちキャラであるSHDもNECも、ハーフリングの裏切りキャラなんだけど、そのための裏切りクエストをこなしたのは、はるか昔の2年以上前。その頃の裏切りクエストは、アントニア・ベイルその人に会うことができるという、素敵クエストだった。だけど今の裏切りクエストは、聞くところによるとだいぶ違うものになっているらしい。

 ってことで、今の裏切りクエストを見てみるべく、こっそりとハーフリング/コウアーサーを作成してみた(誕生時はイリュージョニスト)。

 いやぁ、今の裏切りクエは・・・つらいけど、あまり面白くはないな!

 面倒くささ加減は大差ないように思うけど、旧裏切りクエストは、アントニアあるいはルーカンの御前に引っ立てられるという、貴重な体験がご褒美に合ったから、非常によかったように思う。別に今の裏切りクエでも、その部分は残しておけばよかったのにと思う次第。

 ・ネクロ

 レイドをするようになってからというもの、レイド参加キャラであるSHDばかりを育ててきた私。なんだけども、そろそろNECのほうもいじってやるべぇかと、ちまちま遊んでみつつある。

 うーん、NECのソロは楽だなー。安定してノンストップに狩れるというのもあるけど、なによりも自分は動かずにペットを飛ばしていれば良いという、ぐうたら戦法が実に楽だ。安全地帯にいながらにして、モンスターの密度とか関係なしに、狩りたいやつだけ狩れる。らくちんらくちん。