作成者別アーカイブ: Nez/蝿

日記: 6月10日(2008年)

 今、私が最も気になっているものの1つが、ルンバだ。

 ルンバ (R(h)umba) とはキューバのアフリカ系住民の間から生まれたラテン音楽であり、リズム名でもあり、ダンス名でもある・・・というこのルンバではなくて、自動掃除ロボットのルンバだ。

 私のようなガンダム世代ならば、「自動掃除ロボ」というだけで、当然なにか惹かれる響きに感じるはず。あだ名は当然ハロだ(ウソ)。でも、そのような、ごくごく個人的な嗜好を差し引いても、勝手に掃除をしてくれるというのは、とても魅力的に感じられる。毎日の帰宅後に、綺麗な床面を見ることができるというのは、すばらしいことに違いない。

 そんなわけで私は、前々からこのルンバには僅かな注目を寄せていたわけなんだけど、なんとここへ来て、私の姉夫妻がこのルンバを導入しやがったのだ! 姉の家ではルンバの登場で、姪が笑うわ、姪が泣くわ、姪がスイッチを一心不乱に連打するわの大騒ぎらしいんだけど、肝心なその詳細な使用感はまだ訊けていない。

 姉の感想が絶賛だったら買ってしまおうかなぁ。うーん。

日記: 6月7日(2008年)

 バイクナビの試運転を兼ねて、富士山一周ツーリングに行ってきた。

 より具体的な目的を、富士山地区ご当地グルメの雄、「富士宮の焼きそば」を食うことと、富士山スカイラインを走ることに定め、出発だ。

 バイクナビに目的地を打ち込み、コースを計算させる・・・んだけど、思うような経由地を取ってくれないので、自分で経由地を指定して、通りたいコースで走るように細かく指定してやる。・・・ちょっと面倒くさいけど、これでOK。予定ルートは以下のとおりだ。

 自宅→中央道→河口湖IC→道の駅「かつやま」→道の駅「朝霧高原」→富士宮(焼きそばを食う)→富士スカイライン→須走IC→山中湖IC→自宅

 さて、今日は珍しく早朝(といっても8-9時だけど)に出発をして、渋滞を回避しようと思ったんだけど、全然甘かった。土曜の中央道は、朝っぱらから大混雑で、平均時速30-40kmとおぼしき区間が、延々と相模湖を過ぎるあたりまで続いていた。

 バイクの特権を活かすべく、あぶなくない程度にすり抜けをしながら進み、やっと渋滞区間を乗り越えたところで、一気に河口湖ICまで走り抜けた。

 今回バイクナビで確認しておきたかったことの1つに、はたして高速走行中でも、風切り音に負けずに聞こえるのか? というものがあったんだけど、ナビ音声必要十分な音量を出してくれた。はっきりと高速出口の案内も聞こえたし、いいぞいいぞ。特に面白かったのは、オービスの位置情報が入っていて、オービスの近くになると「安全運転をしてください」とかまで言いやがる。もともとしてるわ!!

 そんなこんなでやっとたどり着いたのは、道の駅「かつやま」。

 道の駅って、もっと幹線道路沿いにあるものだと思っていたんだけど、ここはずいぶんと入り組んだところにあった。たどり着くにはわかりにくいな、ここ。設備も地味な感じで、ぱっとしないところ、というのが第一印象だ。

 でもその分、というか、目の前がすぐ河口湖畔になっていて、環境はいいね。今日は見てのとおり、あいにくの曇り空だから、せっかくの湖畔の水面も寒々しいイメージしかないけど、夏場の避暑ツアーなんかでは心が安らぎそうだ。

 ここで休憩を取り、渋滞突破で疲れた体を少し癒した私は、道の駅「かつやま」を出発し、さらに富士山の外周をぐるりと反時計回りに進んでいった。西湖、精進湖、本栖湖といった富士五湖や、鳴沢氷穴のような、寄りたくなる感じの観光地を尻目に、道を急いだ。というのも、行程をノンストップ気味に進まないと、昼飯時までに焼きそばにありつけないと、バイクナビの予想到着時間が言っているのだ。

 上九一色村や青木ヶ原樹海といった、(申し訳ないけど)ネガティブな連想を喚起させられてしまう地名に、遠くへ来ていることを実感させられながら進むと、次の目的地である道の駅「朝霧高原」に到着した。

 ここ、名前の印象がなぜか「美味しそう」なんだけど、そう思うのは私だけかな? だから行く前から私は、この道の駅にそういう方面をすごく期待していて、「うまいソフトクリームでも食うぞ!」とか心に秘めてきたんだけど・・・はい、当日は涼しすぎて、とてもそんな気分にはなりませんでした。

 道の駅のホームページをみると、晴れやかな青空のもと、澄んだ空気の中に放牧された家畜と、そして屹立する富士山がみえるという、雄大な写真が載っている。しかし、この日私が見ることが出来たのは、こんな曇り空だけだったのだ。うーん、残念。

 ま、時間も押していることだし、ここではお土産のスモークチキンを買うだけにとどめ、昼食の焼きそば目指して、速やかに富士山西部を南下することにした。

 そして到着した焼きそば屋。

 事前にこちらのサイトで調査したうちの、「伊東」という店にいってきた。選択の決め手は場所。「うるおいてい」と迷ったんだけど、こっちのほうが朝霧高原方面から行くと近かったので、こちらにしたという、まぁそれだけの選択基準だ。

 店の位置が、かなりわかりにくい場所にあって、細い住宅街を通り抜けてやっとたどり着いたんだけど、そこまでの道案内は、完璧にバイクナビがこなしてくれたので、全く苦にならなかった。「ああ、こういうときこそナビの本領発揮だな」と、むしろわかりにくい場所に店があったことを喜ぶ始末。うむうむ。

 さて店を遠望してみると・・・洗練されているとはいえない、昭和の海の家のような雰囲気。でも、別にそんなことには全く動じませんので、うまいかどうかだけを気にしつつ入店した。

 人気店らしく、店の入り口には「順番待ちの人が名前を書く紙」がおいてあった。私がついた正午0時5分ごろの段階では、まだ行列などはなく、あっさりと入店できたけど、行列に並ぶのとかがあまり好きではない私としては、この紙を使う機会がなくて助かった気分だ。

 店内に入ると、大きな鉄板の周囲にカウンター席が10席弱箇所あった。さらに奥には座敷があるようで、そこにテーブル席がいくつかあり、席数を合計するとキャパとしては案外大きい店のようだとわかった。

 私は1人だったので、当然鉄板の周囲の席に案内された。壁に貼られたメニューを眺めることしばし。「焼きそばホルモン入り」というものを注文することにした。いきなり変化球か?という気もしたけど、食いたかったのだから仕方がない。並で450円。まぁ安い・・・のかな?

 で、案外長いこと(15分くらい)待ったあとで、やっと私のも出来上がった。いざ、食う。

 ・・・おお、うまいよ、うまい。

 ベタベタ感がまるでなくて、シコシコというか、プツプツした食感の麺がうまい。具のホルモンもうまいし、これでもかと振りかけられたカツオブシ粉もうまいし、ソースも少し塩辛い感じもしたけどうまい。祭りの日に屋台の焼きそばを食うと、「自分で家でまるちゃんの焼きそばを炒めたほうがうまいな」ってよく思うんだけど、これは自分では難しいレベルのうまさだ。

 450円で十二分に満足。はるばる来た甲斐もあったよ。

 さて、もはや用事は済んだ。あとは帰るのみだ。

 復路は、富士山スカイラインという、富士山の新五合目そばまで迫る道を通ってきた。

 初めて通る富士山スカイラインは、高速コーナーがずーっと続く感じの、気持ちのいい道路。たまーに、走り屋っぽい人々が駆け抜けて行くのが怖かったけど、かくいう私もいつもよりは若干飛ばしめに、びゅーんと駆け抜けた。

 しかしここ、寒いな。行程の前半、ぐんぐんぐんぐん富士山を登って行くと、どんどんどんどん気温が下がっていった。この日の私は完璧な夏装備で、半袖Tシャツ+メッシュジャケットだけだったんだけど、そしてこれでも下界では十分だったんだけど、そしてそして高速の渋滞下では熱いくらいだったんだけど、ここでは寒すぎた。

 途中で道路にあった気温表示は・・・13℃。そら半袖じゃ寒いわー。

 もうこうなってくると走りを優雅に楽しむとかいう問題ではなくて、寒さで病気になる前に脱出しなければという、逃亡兵の気分。一刻も早く下界にたどり着くために、無心でバイクを走らせて、富士山スカイラインとのファーストコンタクトは幕を閉じた。

 富士山の冷気攻撃を逃れた私は、渋滞の下道で自衛隊車両に前後を挟まれたりしながら、須走ICから高速道路に乗り、自宅へと帰還したのでした。

 総走行距離280kmくらい。1日の走行距離としては、今のバイクになってから最長だな。やはり高速を使うと、距離を稼げるなぁ。そして、バイクナビのバッテリーも、6時間ほどのツーリングだったけど、十分に持つことを確認できた。

 いろいろと達成感がある、いいツーリングだったよ。

 しかし・・・

 ガソリン代: ハイオク12.43L×183円=2,274

 高い、高いよママン・・・。

EQ2JE: 肉屋に通いて

 ふうううう。やっと我々<Odyssey>も、RoKレイドT1最後の砦、処刑の王座(The Execution Throne Room: ETR)をクリアすることができた。

 ToT、PRの制覇から早1ヶ月弱。思わぬといおうか、予想通りといおうか、ETRで大苦戦をした我々は、ほぼ週1ペースで挑むこと4,5回。あーでもない、こーでもないと、色々な方法を試して、やっとこさETRのボス、Pawbusterを倒すことに成功した!

 いやー、はじめのうちのトライでは、ボスの体力が90%くらいの段階で全滅したりしていたんだけど、為せば成るものだなぁ。例によって集まりに不安のある我々は、人数的な要因もあってなかなか攻略に到らなかったんだけど、この日はついに24人フルレイドを行うことができ、そのせいなのかどうなのか、勝利を得ることができた。

 ここまで1箇所でまごついたのはEoFレイドのMayong Mistmoore以来。まごついている間は、かなりフラストレーションがたまったけど、乗り越えたときの嬉しさは格別だなぁ。

 世の中のつわものどもは、もうとっくにこんなところは乗り越え済みで、2段階も3段階も上にいるらしい。だから、まだまだ甘ちゃんな我々だけども、でも一歩一歩登っていけたらよいなあ、と嬉しさをかみ締めつつ思うのでありました。

 なお写真は、ひき肉製造機に落とされたボスと、それに殉ずる一行。

日記: 6月1日(2008年)

 カーナビというものの便利さに酔った私は、勢いでバイク用のカーナビを導入してしまった。

 購入したカーナビは、RM-A4000という韓国製のバイク専用のもの。従来60,000円台、価格.comの最安値が48,000円ほどの品なんだけども、この商品はなぜか頻繁にヨドバシカメラで特価セールが行われていて、その機会を狙うと39,000で買えてしまう。今回私も、その「ヨド祭り」に乗って、こいつを手に入れた。

 こいつの特徴は、

 ・高い防水性
 ・Bluetoothヘッドセットで、案内音声を聞くことができる
 ・バイク用のステーが付属されていて設置が楽
 ・バッテリーの持ちがよく半日程度なら配線をしなくても使える
 ・安い

 といったところがある。特にBluetoothの音声発信は、今までバイク用のカーナビに見向きもしなった理由の大半に、「どうせ走行中に見る余裕はない」というものがあり、また、「バイクに乗っていては音声は聞こえない」「有線のイヤホンは邪魔くさい」というものがあった私にとっては、非常に大きな魅力に思え、購入に至ったのだ。

 で、早速設置して軽くその辺を小一時間、設定通りに走ったり、わざと間違えてリルートさせてみたりして試してみた。

 うん、いいね。カーナビというものはそういうものだろうけど、時々、地の利のある者からすると、トンチンカンな案内をすることがあるにはある。でも、それは知っている場所だからそう思うのであって、知らない場所では大きな威力を発揮してくれることだろう。また予想通り、走行中にカーナビを見る余裕は、全然なかったけど、逆に期待通りに、Bluetoothからの音声メインだけで、十分快適にナビゲーションされることが出来た。

 よーし、相変わらず盆栽バイクだけど、また一つ愛車が可愛くなったぞ。あとは走ってやるだけだけど・・・休日は実にだるいな!

日記: 5月26日(2008年)

 MHP2Gのオンラインプレイをやってみた。

 感想を先に言えば、すこぶる好調だった。MHFと比較してみても、ラグや接続状況におけるストレスはほとんど差を感じられず、携帯ゲーム機が世界と実に自然につながっていることに、驚くことしきりだった。ややクエストの受注まわりで、データの授受にタイムラグを感じたものの、一回ゲームが始まれば快適そのもの。もともとオンライン仕様なんじゃないかとさえ思える環境で遊ぶことができた。

 ゲーム自体も、まだ下位だというのもあるだろうけど、MHFと比べるとボスのHPがかなり低めに設定されているらしく、そのぶん気軽にプレイできるのも、疲れた身体にはよろしい。

 ただ・・・やっぱり携帯ゲームは携帯ゲームと言うか、目の前に大きなPC用のディスプレイがあるのに、小さなPSPの画面を見てゲームをするのは、どこか滑稽というか、要するに目に優しくない感じがした。画面の可視性はどうしてもMHFに劣る。ただ逆にメリットとして姿勢に自由度があるから、やろうと思えばベッドに寝転んでもできる、ってのは新しいかもしれない。でもそれをするとPC画面上でのチャットが出来ないから、Bluetoothで音声チャットでもしないと、コミュニケーションが取れないかなぁ。

 ともあれ、なかなか快適にマルチプレイが出来ることはわかった。PSPという特性上、MHP2Gはやっぱりソロがメインのゲームだろうけど、遊び続けるモチベーションの1つに、「次に会うまでに強くなっているぞ」があるのは、ゲームの張り合いと言う点で非常にプラスに働きそうだ。