作成者別アーカイブ: Nez/蝿

日記: 6月8日(2021年)

 散歩をした!

 今年のはじめのころから、今をさかのぼること2か月前まで、テレワーク中の昼休みには、早めに昼食をとって、家の周囲で30分ほどの散歩をするのが、新しいルーチンになっていた。軽い運動にもなるし、頭のリフレッシュにもなるし、それは気持ちのいい習慣だった。

 しかし、それも4月2日の骨折で一変した。

 当然、折れた足で散歩などできない。そもそもつい先日までは自宅にすらいなかった。おかげで、せっかく定着しかけていた良い習慣も、すっかりなりをひそめ、テレワーク中の昼休みは、PCの前でウェブを見て、ゲームをして、場合によってはテレビを見る、そういう普通でつまらないものになり下がってしまっていた。

 それから2か月。足もだいぶ直ってきた。

 そこで今日、ついに昼休みに家を出て、久しぶりに散歩をしてみたというわけだ。

 まだ完調ではないので、スタスタとは歩けない。それでもゆっくりと30分弱ほど、家の周りを歩いて、季節の空気を体で感じてきた。ああ、気持ちいい。やっとここまで戻ったか、という感慨がある。

 足を折る前、最後に散歩をしたとき、野外は桜が咲き始めた春の空気だった。それが今日はすっかり初夏の香り。

 その変化に失った時間の長さを感じつつも、やっぱり復調しつつあるうれしさがより強く感じられ、散歩を大いに楽しんだのだった。

日記: 6月7日(2021)

 家の玄関の鍵が渋い。

 鍵の抜き差しが硬く、差し込んだ後の回転もやや硬い。

 この症状はもう数年来続いている。そして渋くなってくるたびに、鍵に鉛筆の黒鉛をこすりつけて、滑らかさを取り戻すという「おばあちゃんの知恵」的な対処療法をとってしのいできた。

 この対処法は、黒鉛の細かい粒子が潤滑剤となって、鍵の滑らかさの復活に寄与する、という仕組みのものだ。はじめてやってみた時は、想像以上の効果に驚いたものだ。これはこれで、裏技使いっていうような気分に浸れるので、まぁ楽しんで対処してはいた。

 のだけど、さすがに鉛筆をこすりつける生活が、何年間にもわたってくると、少々作業が面倒くさくなってくる。もう少し簡単に対処できないものだろうか。

 ってことで購入したのが写真の商品。鍵穴に吹くスプレーという商品だ。

 旧来、そもそもこれまで鉛筆法を採用してきたのは、鍵穴に潤滑油をスプレーするのは、埃や汚れの吸着につながってあまりよくない、と聞いたからだった。だから、いくら作業が楽になりそうでも、安直に鍵穴にシリコンスプレーを吹くようなことは、これまでしてこなかった。

 しかし、この商品は錠前メーカーのMIWA謹製。MIWAがMIWAの錠前のために作っているものなので、問題があるわけなかろう、ということで採用した。

 実際に使ってみるとそもそもこれは、潤滑「油」、ではなくて、潤滑「粉」とでもいうべきものスプレーだということが分かった。油分がないので、潤滑油を用いることで懸念される、埃や汚れの吸着の心配はなさそうだ。

 仕組みはこうだ。スプレーした瞬間は液体が噴き出し、鍵穴内に浸透していく。しかしその液体成分はすぐに蒸発してしまう。液体成分が乾くとともに、スプレーした個所には細かな粉末というか粒子だけが残り、固着する。そしてその粒子が、その部分の摩擦抵抗を減らす。という仕組みだ。要するに鉛筆で黒鉛の粒子をつけるのと、やっていることは同じ、というわけ。

 効果のほども素晴らしく、拭いた直後から鍵穴はスルスルになった。無抵抗。素晴らしい。

 あとはこれがどれだけ持続するか、だな。鉛筆法と効果は同じ。されど耐久性はどうか。それはこれから見ていこう。

日記: 6月6日(2021年)

 タッチアップ補修の際の、ペイントの乾き待ち時間を利用して、バイクのオイル交換を実施した。

 前回オイル交換を行ったのは、なんと3年前

 走行距離で言えば、それから1000 kmも乗ってない気がするから、大してオイルを消耗させてはいない気がするものの、さすがに3年は長すぎた・・・みたいなことを3年前にも言ってるな。まったく同じ状況で同じ感想を吐露しているではないか。まるで成長していない。

 これからはもう少しバイクの面倒を見てやろう・・・このバイクがここにある間はね。

 ってことで交換だ。

 前回との相違点が3つある。

 1つはオイル。前回はコスパの良さそうなHONDAのオイルを入れたんだけど、今回はさらにコスパのいい、AZの安オイルにした。私のバイクライフでは、御覧の通りにオイルは無駄遣い感が強い(入れても大して走らない)ので、コスパ方向に振り切った選択をすることにした次第だ。

 2つめはオイルフィルター。今回は交換しない。フィルターが詰まるほどの距離は全く走っていないから必要ないということにした。

 3つめはポイパック。バイク・・・というかミニ(車)のメンテのほうで愛用している、オイル処理箱の「ポイパック」なる製品なんだけど、今までのダンボール箱型のものが廃盤になったらしく、今は写真のような「紙袋とビニール袋と吸着剤」のセットという形態に置きかわってしまっている。ということで、今回ははじめてこの紙袋式のものを使用することにした。

 ポイパックをオイルトレイにセットし、ドレンを抜いてオイルを抜く。ドレンのサイズは我が家のガバレンチセットだと11/16インチが一番しっくり来た。

 オイルを抜いている間にドレンボルトをパーツクリーナーで清掃し、ついているワッシャーを交換しておく。デイトナのM14用、品番75396。

 オイルが抜けきったらドレンを締め付ける。規定トルクは43 N・m。硬い。

 で、最後にオイルを注入。フィルター交換なしなので2.5 L。交換する場合は2.8 L。オイル銘柄はAZのMEB-012バイク用4サイクルンジンオイル。SAE 10W-40。なるもの。規格と粘度がマッチしていればなんでもよかろう理論。4 Lで2800円の魅力にはあらがえなかった。

 ってことでオイル交換はサクサクと完了。ミニと違ってジャッキアップもいらないし、外すボルトはドレン1つだけだし、オイルの飲みこみもごくごくと速いしで、一瞬で終わるな。ミニ君も見習うように。

 どうもずぼらになるバイクのオイル管理状況を改善するために、メンテメモも残しておこう。


オイル交換記録
・交換日: 6.5.2021
・走行距離: みてない
・オイル: AZ MEB-012 SAE 10W-40
・ドレン径: 11/16
・ドレントルク: 43 N・m (4.3 m・kg、31 ft・lb)
・ドレンワッシャー: M14用
・交換量: 2.5 L
・オイルフィルター: 未交換
・オイルフィルタートルク: 17 N・m (1.7 m・kg、12 ft・lb)

日記: 6月5日(2021年)

 週末バイクいじり再び。

 先週実施した立ちごけで傷ついたカウルの軽補修に続いて、今回は同じく立ちゴケで傷ついたクランクケースの補修を実施した。

 やったことはカウルの補修の時とまったく同じ。タッチペンによる補修をして、ちょっとしたごまかしを行おうという、そんな程度の作業だ。

 今回の補修個所は、これといったカラーコードも分からなかったので、汎用品のつや消しブラックのタッチペンを用意した。たぶん、それであっていることだろう。

 補修個所を洗い、パーツクリーナーで脱脂して、ぬりぬり。

 これを3回ほど時間をおいて繰り返して、さくっと作業完了だ。

 仕上がりは・・・まぁ、こんなものかな。塗った場所とそうでない場所は、はっきりと見分けがついてしまう仕上がりではあるものの、塗る前よりは違和感がないし、遠めに見ればわからない程度にはなったからいいとしよう。

 塗った部分は、今は塗りたてだから、より一層違和感が出ているけど、これから時間が経過していくとともに、徐々にそこが色あせていくことで、もう少し周囲になじんでくれるものと期待したい。

 なおこの作業中、重ね塗りの乾き待ち時間が暇だったので、ついでにオイル交換も実施した。その話はまた明日。

CHV2: オープンベータ終了

 Chivalry 2オープンベータ最終日最終試合。

 有終の美を飾れたので記念パピコ(死語)。

 試合はボロ負けだったけど、チーム内では頑張れた。キルの多さもだけど、デスの少なさがいい感じだ。Chivalry 2は死ななければ負けないゲームなのだ(負けてるけど)。なお使用兵科は装甲兵。片手剣が好きです。

 ってことでね。

 オープンベータが終わった。

 ので、総評を再びしたい。レビューばかりしてるけど、したくなるゲームなのだろう。

 まずいいところ。

 これはなんだかんだで戦闘部分かなと思う。Mordhauよりも簡略化されているけど、楽しい部分エッセンスは残っていて、かつ、初心者お断り的な難しい部分がカットされているので、大変マイルドかつ万人受けな味わい。こんなんでいいだろうと思う。

 それとチームオブジェクティブ戦。これはMordhauにもなかったいい点。動的な目標のためにフェーズを移り変わりながら戦うのは、なかなか面白かった。同じシナリオでも、楽に抜ける場所、苦戦する場所などが毎度違うので、新鮮味がそこそこ持続する。農民になるモードは要らないだろ、とも思うけど。

 よくないところ。

 第一はやっぱりオンラインゲームの実装具合。よりピンポイントで言えば、パーティー回りの不安定さ。最終日も時間が限られている中、30分ほどをパーティーを組むというだけの作業に費やした。製品版では改善しておいてほしい。

 クラス/サブクラスのアンロックシステムのUI。将来のアンロック先を見たり、メニュー画面でクラスツリーを開いたり、武器を選んだり、ということが一切できない。試合中に瞬時に選べというシステム。これはよくない。試合の外にもクラスやロードアウトを検討できる場を用意すべき。

 プレイのモチベーションコントロール。どのFPSもそうなのかもしれないけど、MMORPG勢で、モチベの多くをキャラクターのプログレッションに置いてきた私としては、そういう「プレイを続ける物質的な動機」が欲しい。「プレイ自体の楽しさ」だけではあまりモチベが持続しそうにない。よくあるバトルパスとか、そういうのでいいからさ。

 と、まぁ、そんなとこだ。

 それなりにいいゲームだったとは思う。ただ、それでもまだ、製品版に突入するかは半々以下というところかなぁ。なにかひとつ、製品版でのきらりと光る追加要素が発表されれば、それが一押しになりそうなんだけども。

 はてさて。