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CHV2: サルでもわかる世界背景

 オープンベータ最終日。

 製品版に手を出すか、この時期になってもまだ決めかねているので、ひょっとしたら今日が最後の起動になるかもしれない。

 ってことで、ロードアウトやらクラス派生やらのメニューがまったくないくせに、なぜか長文テキストが用意されている、世界背景の資料をざっと読んでおくことにしたので、その勉強の成果を披露しておこう。

  • アガサ(青)は元の支配者。CHV1で敗者に転落。正義秩序サイド
  • アガサの首領アルゴン2世はCHV1で殺された先王の後継者で元王子様
  • アガサは領地回復を宿願にして戦う
  • メイソン(赤)は現支配者。CHV1で勝者に輝く。混沌サイド
  • メイソンの王様マルリック王は先王から王位を簒奪した反乱王
  • メイソンの継承者ことヴァレン・トレイはマルリックとアルゴン1世の娘の間の子

 以上! 他にも脇役の説明があったけど、これで十分だと思われる。

 なるほど。グッドサイドの青はイビルサイドの赤に国を乗っ取られていて、それを奪い返す、というのが大筋なのだな。赤が農民虐殺したりしているのも、さもありなん。世界観がわかると、マップの意味も理解しやすい。

 わからんのはのんきにトーナメント上で戦ってるマップだけだ。あれは一体・・・。

CHV2: 遊んだクラス雑感

 3日目までのプレイで、射手と前衛のサブクラスを全開放し、騎士と歩兵を2つ目まで解放した。

 ってことで、その辺のごくごく短いインプレッションをしたい。全部解放してからしろよ、って話もあるけど、そうなる前にベータが終わるかもしれず、そうなった場合に製品版を買うかもわからないので、見切り発車してしまうのだ。

 【クラス:射手Archer】

 HP100。移動速度100。スタミナ60。チーム内人数制限アリ。ゲーム内の嫌われ者。一定の強さがあるし、一方的に遠距離から撃たれると、ずるさを感じもする。けど、まぁ鬼強いかというと、人数制限もあるし別にそうも思わない。かな。いいアクセントだと思う。そしてHP100はかなりの虚弱。

  └【サブクラス:大弓の射手Longbowman】

 射手系の1つめ。弓ですぱすぱやる普通の弓キャラ。そしてウザキャラ。このゲームはガードが簡単なぶん、武器が何であれ、ある程度は切りあいができるので、寄られても白兵で対応できなくもない。アビリティは火矢準備用のかがり火を出す。クラス名Longbow manの和訳は長弓兵でよかったんじゃないの、とは思う。

  └【サブクラス:クロスボウ兵Crossbowman】

 射手系の2つめ。弩でばすばすやる普通の弓キャラ。リロード時に足を止めるのが難点。リロード後の動きがしやすく、威力も高く、弓より気持ち当てやすいのが利点。でも最大の利点はアビリティが回復旗なことだと感じた。味方から寄せられる射手へのヘイトをさらりと洗い流せる慈善行為搭載。これはズルい。

  └【サブクラス:散兵Skirmisher】

 丸盾をもって槍を投げる。Age of Empireシリーズの散兵そのまま。アンロック順では後のクラスなのに、構造上は弓より原始的になる。だけど、思いのほか強い。槍を投げずに、手持ちでちくちくする戦いもこなすので、そういう点は楽しい。でも、遠近ハイブリッドとして遊ぶ場合、後述の伏兵のほうがより楽しい。アビリティは投げ槍リロード。箱からリロードしやすい本作では最もハズレのアビリティな感がある。

 【クラス:前衛Vanguard】

 HP130。移動速度120。スタミナ100。戦場をかけまくって、ズブシャア!するクラス。機動力があって、HPがないので、正面から敵陣に突っ込んで振り回すバーサーカープレイよりも、側面で一撃離脱してるほうが強い。名前に反して華麗な立ち回りがマッチする。機動力を生かしたスプリント攻撃で後背からハイエナしまくるプレイが強く爽快。BnZこそが最強の戦術。普通に戦線維持的に戦うなら、歩兵や騎士で戦うべき。

  └【サブクラス:デバステイターDevastator】

 いきなりのカタカナクラス名。ここでカタカナに走るなら、全クラスそれでいいだろうに。足の速い両手武器ブンブン丸。アビリティが火炎瓶という点が特徴で、それ以外はちょっと地味。

  └【サブクラス:レイダーRaider】

 メイン武器を2つ持てる(同時に使えるわけではない)、という謎の個性を持った両手武器ブンブン丸。メイン武器を1本投げて不意をつけるとか、メイン武器が1本折れても戦えるとか、そういうことなのかな。武器投げは割と強い。アビリティは回復角笛。多くの場合、この部分でデバステイターに優る。

  └【サブクラス:伏兵Ambusher】

 ここまで来たら名前はアンブッシャーでいいだろうに。歩兵はカタカナで統一しろ。ロードアウトは片手武器+投げナイフで、背面からの攻撃にダメージボーナス、という魅力の塊みたいなキャラ。中二心くすぐられる。そして、うまく立ち回ると結構強い。背面スプリント牙突で暗殺して回れ! にらみ合いではナイフを投げろ! アビリティが投げナイフリロードなのだけがいまいち。これで回復笛だったら便利すぎだけど。

 【クラス:歩兵】

 HP150。移動速度100。スタミナ80。そこそこに硬く、射程の長い武器持ちもいるので、前線維持のかなめ、主力戦力。が、硬さなら騎士、機動力なら前衛に分があるので、中途半端感は否めない。器用貧乏。それがいいといえなくもない。

  └【サブクラス:ポールマンPoleman】

 長もの使い。それなりに硬く、射程が長く、コンボ速度も速く、アビリティも貢献度の高い回復キットと、各所に隙がない。1つめのサブクラスにして、軍の戦力としては完成されている。槍でにらみ合いをしても強いし、スプリント攻撃でランス突撃をしても面白い。なんでもできるし、弱点も特にない。安定王。

  └【サブクラス:装甲兵Man at Arms】

 盾歩兵。伏兵の投げナイフがないが、盾を持っている、というバージョン。またはガーディアンの柔らかいバージョン。中途半端・オブ・ザ・イヤー受賞最有力候補。ただ、小盾に片手剣スタイルは、Mordhauの時の自分の姿と重なるので、結構好き。

  └【サブクラス:Field Engineer】

 未体験。

 【クラス:騎士Knight】

 HP170。移動速度80。スタミナ80。「硬さは正義」を地で行く存在。なんだかんだでHPの多さは、強さに直結する。足が遅いといっても、立ち回りでカバーしやすいし。騎士のエレガントなイメージに反して、最もバーサーカースタイルがマッチするのもこいつら。脳死で暴れたい向きにオススメ(脳死で勝てるゲームではないが)。

  └【サブクラス:士官Officer】

 両手武器ブンブンに硬い鎧、回復角笛と、突撃して暴れまわるためのキットが揃っている。いざとなればそのHPと射程を活かして、前線維持も行える万能感。どのクラスもそうだけど、第一サブクラスは普通に強い(前衛を除く)。

  └【サブクラス:ガーディアンGuardian】

 重装盾騎士。硬く、足が遅いバージョンの装甲兵。回復旗も置けるので、前線維持の要になれる。タンク/ヒーラーって感じなので、好きな人は好きかもしれない。ただ他のクラスの盾キャラに比べると、あまりにもどっしりとしていて地味。受動的な立ち回りになりがちなので使い手を選ぶ。

  └【サブクラス:クルセイダーCrusader】

 未体験。

 って感じかな。気に入ったのは伏兵と装甲兵。

日記: 5月31日(2021年)

 週末バイクいじりシリーズその3。

 ただの洗車。

 ・・・なんだけど、いままで私は「バイクは洗車をしない派」だったんだよね。車体が汚れたら濡れタオルによる水拭きや、フクピカで済ませてしまっていて、シャワーやカーシャンプーを駆使しての水洗いは、とんとしてこなかった。たぶん、今の愛車の14年の歴史の中で、洗車をしたのは0回か1回のどちらかだと思う。

 そんなレアな洗車を、今週末は実施したので、すさまじくどうでもいいことながらも記録しておいた。

 ちなみに今まで洗車をしなかったのは、面倒だったから、場所がなかったから、あまりいいことだとは思っていなかったから、の3つの理由による。

 特に最後の理由が大きくて、バイクに関しては今でこそネットに情報があふれているものの、昔はもう少し情報が薄かった。そんな薄い情報のなかで、バイクの洗車に関しては、良いことだ、悪いことだ、と相反する意見が飛び交っていて、私は当時どちらかというと後者の言い分を採用していたのだ。だから「バイクを洗車する」ということそのものが、自分の立場からは少し距離のある行動だと、長いこと感じるようになっていた。

 なお今ではどっちもどっちというか、「雨に耐える構造上、前方と上方から水をかける分には問題はない」という合理的な意見を採用するに至っている。

 その意見の採用後に、なお長期間洗車をしてこなかったのは、ひとえに面倒くさかっただけだ。

 業務連絡。突然バイク関係の過去の日記を、「バイクとツーリング」というカテゴリにも分けておいた。メンテ記録などを参照するときに、自分で探しにくかったからだ。「バイク」や「ツーリング」という単語で検索して、それっぽいエントリーを手作業でまとめただけなので、漏れはあるかもしれない。

日記: 5月30日(2021年)

 週末バイクいじりシリーズその2。

 クラッシュパッドを装着した。

 これは今回の事故の教訓で、「私もコケる。そしてコケて足を挟むと、足の骨を折る」とわかったからだ。

 正直このバイクを買って14年間、立ちゴケすらしていなかったので、こういう身近にある危険性を、まったくと言っていいほど、意識していなかった。だけど、今回ついに立ちゴケたおかげで、やっとそれを認識することができた。それどころか、今までの無頓着からの反動で、立ちゴケが急に恐ろしくなってしまったのだ。

 そこで、コケても足を挟まない、という状況を作って安心を得るために、いろいろと勘案し、その結果、今回の施工に至った次第だ。

 今回装着したのはR&Gの「Crash Protectors – Aero Style for Yamaha FZ6 ’04-’08」で、品番CP0219BLのもの。これは本来ハーフカウル車であるFZ6に、フルカウルキットを取り付けたときのための、特殊なクラッシュパッドで、通常のハーフカウル仕様車であれば、品番:CP0288の標準品を使用することになっている。私のバイクはハーフカウル仕様なので、もちろん後者が適正品だ。

 であるにもかかわらず、なぜあえてフルカウル用のものを選んだのかというと、そのほうが寸法が長いからだ。カウルの幅を超えてガードする必要上、クラッシュパッドの横に張り出す長さが、通常品よりも長い。そこが気に入った。とにかく是が非でも、もう2度と足を挟まないようにしたい、そのための寸法が欲しい。その一心だった。

 ここに至るまでは、R&Gのものだけではなく、各社のクラッシュパッドや、エンジンガードも併せて検討したんだけど、写真の上での比較ではあるものの、この製品より大きく横に張り出しているように見えるものは、ついぞ発見できなかった。

 ってことで装着だ。

 まず、フレームとエンジンとをつないでいる六角穴のボルトを抜き取る。六角穴のサイズは5/16インチだ・・・ってインチ工具かよぉぉぉ。そんな工具はもちろん持っていなかったので、六角棒レンチは、新たに購入して対処した。

 そしてその抜き取った個所に、代わりにクラッシュパッドの一式をねじ込めば作業完了。

 ・・・なのだがこのクラッシュパッド、欧州製品らしくマニュアルが全然マニュアルの用をなしていない。ボルト、ワッシャー2つ、スペーサー2つ、クラッシュパッド、という構成要素を、どういう順番で並べればいいのか、まったくどこにも記載されていない。マニュアル自体は、英語、ドイツ語、謎のラテン系言語1、謎のラテン系言語2と、4か国語ぶんも入っているというのに、重要なことが書いていない。常識でわかるだろう、ってことなのか? そうなのか?

 なので、仕方なくある程度は勘で組み上げざるを得なかった。今回はワッシャー、歯付座金、クラッシュパッド、スペーサー長、スペーサー短の順番にした。たぶんあっていると思うけど、ワッシャー2種の順序がやや不安だ。こういったことの常識なんてないんだよなぁぁぁぁ。

 ともあれ、作業自体は簡単だった。さくさくと左右のクラッシュパッドを装着し終えた。装着後に手でぐりぐりしてみると、かなり剛性感があって頼れる感じだ。ガッチリと装着できたと思う。

 前後から見た時の張り出し具合は写真の通り。十分に張り出していて、少なくとも足の幅よりは余裕をもって長い。今回と同じ立ちゴケを起こしても、今度は足を挟むことはなかろうと思える。安心だ。

 そして気になる装着後の外観は・・・結構目立つけど、悪くはないかな。フルカウル用にしただけあって、不自然にニョキっと、キノコのごとく生えているのが変な感じだけど、これは個性だ、愛嬌だ、キノコは菌類だ、と思うことにしよう。

 この車両は、2007年7月7日納車だったので、自分の中ではひそかにスリーセブン号と命名していたのだけど、キノコを装着した今日からは、青キノコ号という名前も授けることにしよう。

日記: 5月29日(2021年)

 週末バイクいじりシリーズその1。

 やっとかなり動ける体になったので、先月の骨折立ちゴケ時にできた外装の傷を、少しだけ補修しておいた。

 今回の事故で傷のついた部分は、1)フロントカウルに写真左上のような傷がついていたこと、2)フロントカウルのパーツが一部ずれてかみ合わせが外れていたこと、3)ハンドルバーエンドに軽い傷があること、4)それにクランクケースにそこそこな傷があること、というのがすべてだった。

 大した損傷はなかったんだけど、そりゃ大した立ちゴケでもなかったから当たり前かな。どちらかといえば、あの立ちゴケで骨折したことのほうが運が悪すぎたわけで・・・。

 で、このうち2)カウルのかみ合わせはハメなおすだけで完治、3)バーエンドは無視できるレベル、4)クランクケースはちょっと補修が難しそうなのでどうしようもないので放置。

 ということで、今回は1)フロントカウルのタッチアップだけをすることにした。

 写真左上が前述したように補修前の状況。

 これを写真下のタッチアップペンで3度ほど重ね塗りしたのが、写真右上。まぁ、今回はこんなところかな。

 本気で直すのであれば、黒く樹脂面が出るまで抉れている個所は、紫外線で固める樹脂材でパテ埋めして、そこを磨いて平坦を出してから、タッチアップしてさらに磨く、というのが良いのだろうけど、今回は遠めにわからなければいいだろう、というレベルにとどめた。

 ちなみにカラーはYAMAHAのダークパープリッシュブルーメタリックCという色だった。メモ的に記録しておこう。この色はYAMAHAのバイクで多用されているようで、私のバイクは絶版車であるものの、R6などの現行(かそれに近い)のマシンで使われているおかげで、入手しやすいカラーだった。今後もいくらでも見つかりそうだ。助かる。