カテゴリー別アーカイブ: バイクとツーリング

日記: 6月12日(2022年)

 バイクを車検に出してきた。

 前回、前々回、前々々回に続いて、今回もホリデー車検(2年ぶり4度目)だ。

 あれ、前回は日記に記録していなかったんだな。なぜだろうか。雨に降られた記憶があるから、その辺の苦労でいっぱいいっぱいだったのかもしれない。

 ともかくも、車検だ。もうホリデー車検での車検にもすっかり慣れてしまったので、目新しいこともなく、言うこともない。とりあえず車検を受けましたよ、という記録だけだ。

 車検に際しての各部のチェックの結果は、良好で問題はなかった。この10年ばかりの間は、整備士による定期点検をまったく経ずに、自作業での消耗品の交換程度しかメンテナンスをしていないというのに、何の問題も起きないとは、さすがに日本の工業製品はタフで精度が高い。助かる。

 しかし、これでこのバイクとも17年目となる2024年までは付き合えるわけか。そろそろ買い換えてもいい頃合いではあるよなー(遅いわ)。このバイクに次の車検は来るのだろうか。ふーむ。

日記: 6月11日(2022年)

 バイクのハンドガードを外した。

 冬の初めに、主に手指の防寒・防風のためにつけたこの装備。

 でも、最近はすっかり春というか、初夏の気配になってきたので、もうこの装備は不要だ。

 ってことで、外した次第。

 外すといっても、取り付けステーは残してある。だから、外すのも簡単だったし、次の冬シーズンにまた装着するのも簡単だ。車載工具の六角レンチと、ナットを抑えるための10mm(だったかな)のレンチがあれば、片側あたり1分もかからず付け外しができるだろう。

 さて、このハンドガードの感想、防寒・防風の効果だけども・・・うーん、どうだったのかな。

 極寒の中でハンドガードを片側だけつけて走ってみる、などという真似でもしていれば、その効果の程がわかったかと思うんだけど、そういう実験的な走行なんぞはしなかったので、自分の体感の範囲では「なんとなく効果があったような・・・」というような気しかしていない。

 なので、次の冬にまた装着するかどうかは、気分次第ということになりそうだ。

 まぁ、まずはハンドガード君よ、お疲れ様。

日記: 5月6日(2022年)

 ポータブルエアコンプレッサーを買ってみた。

 Amazonで5000円ちょっとの品。USBで充電して、コードレスで使用できるタイプの空気入れだ。

 バイクや車のタイヤの空気圧は、今までは車検整備のついでにやってもらっている程度で、自分でケアしたことはほとんどなかった。
 
 たまーーーーーに、意識がやたら高まったタイミングで、セルフガソリンスタンドに置いてある丸い缶のやつで、空気圧の調整をしたこともあったものの、使用方法が店舗によってまちまちでよくわからなかったり、バイクの狭いチャックにそもそも刺せない形状だったり、混雑時には空気入れで時間をかけるのが申し訳ない雰囲気だったりで、ガソリンスタンドで空気圧のチェック体制を維持するというのは、どうにも億劫だった。

 そんなわけで、空気圧に関しては、基本的に放置体制を敷いていたわけなんだけど、最近になって、今どきは安価で簡易な電動エアコンプレッサーが数多くリリースされている、ということに気が付いたのだ。

 極度なライト勢とはいえ、バイクや車を楽しんでいる身である。手頃な商品がリリースされてきているのであれば、電動エアコンプレッサーの1つも、そろそろ持っておいてもいいかもしれない。

 そう考えて、購入してみたという次第だ。

 で、早速使ってみた。

 結果から言うと、バイクにも車にも、問題なく既定の空気圧ぶんの空気を補充することができた。操作も簡単でよかった。ガガガガガガ、とコンパクトな本体サイズからは予想できないくらいの、けたたましい動作音を発したのが驚きだったけど、それ以外は概ね好印象だった。

 このツールのゲージがどのくらいの精度かはわからないけど、誤差10%としても、若干の空気圧の減りがバイク、車ともに認められたので、それを補充できて気分もすっきりだ。

 あとは耐久性とか、バッテリーの質とかが気になるところだけど、それは長期的に観察しなければわからないな。5年は持ってほしいものだけど、どうだろうか。

 ちなみにバイクのタイヤの空気圧は、昨年9月ごろにローダウンをお願いしたバイク屋での補充が最後。それから8か月ほどで空気圧は既定の225kPa/250kPa(前後輪)から、170kPa程度にまで低下していた。

 一方で車のほうはというと、これまた昨年9月ごろに車検に出して以来。こちらはあまり空気圧の低下が認められず、既定の200~220kPaから、195kPa程度への低下にとどまっていた。

日記: 5月5日(2022年)

 バイクのオイル交換記録。

 前回は2021年の6月。サービスマニュアルによると、オイル交換は10000kmまたは1年らしいので、少し早いくらいのタイミングかな。走行距離的には、全然10000kmも走っていないけども。

 使ったオイルや手順は前回と同じ。

 前回と違うことはといえば、まずオイルフィルターも交換したということ。オイルフィルターはアニュアルチェック外の項目で、交換は20000kmおきだから、交換の必要性は全くなかったんだけど、ノリで替えてしまった。まぁいいでしょう。

 それと、ドレスアップしたアンダーカウルが、オイル交換時に邪魔だった。なんだこの見た目オンリーで、走行性能にも寄与しそうになく、メンテナンス性は低下させる地雷アイテムは。だが、それがいい。作業においては、片側のボルトだけ外して、ずらしてやることで干渉を避けることができた。たいして手間ではなかった。

 エンジンオイルは今回も前回と同じ4L入りのものを購入した。前回の4L購入から、2.5L使用した残り1.5Lが手元にあったので、合計して5.5L。そこから2.8L使用したので、理論上は2.7L余っている。来年のオイル交換で、無理やり2.7L使い切れば、すっきりするかな。

 その先は、オイル交換の前に、車体交換を検討しているかもしれない・・・。


オイル交換記録
・交換日: 5.2.2021
・走行距離: みてない
・オイル: AZ MEB-012 SAE 10W-40
・ドレン径: 11/16
・ドレントルク: 43 N・m (4.3 m・kg、31 ft・lb)
・ドレンワッシャー: M14用
・交換量: 2.8 L
・オイルフィルター: 交換
・オイルフィルタートルク: 17 N・m (1.7 m・kg、12 ft・lb)

日記: 5月4日(2022年)

 GWのお出かけ記録:焼き魚ツーリング編。

 目的地は道の駅こすげ。ここで冬季の間だけ販売停止していた「川魚の塩焼き」の販売が、ようやく再開されるシーズンになったので、ふらっと魚を食らいに行ってきたというわけだ。

 コースは檜原街道を途中から甲武トンネル方面に曲がり、山梨県道18号をひたすら北進する経路。それで道の駅こすげに到着。そのあとは奥多摩湖の端っこに到達した後、奥多摩周遊道路を通って、また檜原街道で戻るというような流れにした。

 まず前半の山梨県道18号。ここはところどころ狭隘な区間があったり、人里の生活区間に入ったりするので、奥多摩湖へ向かう道としては、檜原街道よりもスピードを出しにくい。でも、それが逆に、テケテケツーリング好きの私には性に合っているので、気楽に走れて好きなコースだ。

 到着した道の駅こすげは、なかなかの人出だった。バイク駐輪場も、四輪の駐車場も、9割方埋まっていた。そこで人々が、私の食べた焼き魚をはじめ様々な軽食を楽しんだり、地産のものを買い物したりと、思い思いに楽しんでいた。

 コロナ禍で見られなくなっていたこういう光景も、マスクをしたり、距離を取ったりと、皆それぞれが気を付けつつ、最近ではだいぶ従来に戻ってきているように感じられる。私はどちらかというと、コロナ慎重派に属すると思うんだけど、それでもやっぱりこういう「健全な人の営み」が戻っていることは、好ましく目に映った。

 天気も快晴で、しかし不快に暑いわけでもない。すがすがしい最高の雰囲気だった。

 焼き魚は、看板には「イワナ塩焼き」と書いてあったんだけど、店のおねーさん(?)が「今ちょうどヤマメが焼けるのでヤマメにしますね」と言ったため、ヤマメを食べることと相成った。

 しかし残念ながら私は、イワナとヤマメの違いが、さっぱり分かっていなかったりする。

 なのでこれが、「ヤマメのほうが旨いからヤマメにしてあげる」という好意的なニュアンスだったのか、「イワナって書いてあるけどヤマメになっちゃいますよごめんね」という謝罪的なニュアンスだったのかは、ついぞわからなかった。とりあえず精神衛生上、前者だと思い込んでおこう。

 とりあえず頭からしっぽまで、まるっと大変おいしくいただけたので、それでいいに違いない。

 さて、帰路だ。

 帰路の区間には、端午の節句直前ということもあってか、谷を渡す形でこいのぼりが風になびいたりもしていた。風景から感じられる季節感が、人工物によってより強化されるのも、また乙なものだ。ちなみに、この横に張ったロープにぶら下げる形式のこいのぼりは、我が家では「めざし」と呼んでいる。どうでもいいが。

 その後の帰路のコースは、奥多摩周遊道路から楢原街道だ。これは足を骨折した1年前のツーリングの帰路と全く同じコースになる。今回は、ここを無事に怪我なく通過することができた。なんだかひとつこれで、禊を終えたような気がする。呪いは晴れた。

 よしよし。