猿橋ツーリングの帰り道動画。
以前に往路&散策の猿橋ツー動画を作ったあと、復路の動画を作るのは面倒になったので、長らく放置していたんだけども、復路の道のような「有名でも何でもないただの田舎道」をだらだら走るのが、私のツーリングの真骨頂というか、楽しいと感じていることなので、その風景の一端を記録しておきたくて、ただ繋げただけのものを作っておいた次第。
まぁ、それ以上でもそれ以下でもないです。
猿橋ツーリングの帰り道動画。
以前に往路&散策の猿橋ツー動画を作ったあと、復路の動画を作るのは面倒になったので、長らく放置していたんだけども、復路の道のような「有名でも何でもないただの田舎道」をだらだら走るのが、私のツーリングの真骨頂というか、楽しいと感じていることなので、その風景の一端を記録しておきたくて、ただ繋げただけのものを作っておいた次第。
まぁ、それ以上でもそれ以下でもないです。
先週末の猿橋ツーリングの動画、往路編。
私には、というか、誰しも「一度は行ってみたいと思っているところ」という場所が、それなりにあるかと思う。私にとって今回訪れた猿橋は、長年そのひとつだった。
猿橋くらいのところは、行こうと思えばいつでも行ける場所なので、「一度は行ってみたいと思っているところ」というものにノミネートされることは、少々意外かもしれない。「一度は行ってみたいと思っているところ」といえば、サマルカンド、とか、モンゴルの草原、とか、ウユニ塩湖、とかの、ちょっと難易度高めの海外旅行あたりが、真っ先に脳裏をよぎるワードかもしれない。
でも、こう言ってはなんだけど、猿橋のような「小粒な観光地」は、その小粒さが仇になって、仰々しく旅のメインディッシュには据えにくい。ここを本命の目的地として旅立つには、そこまでのもんじゃないだろ、ってなりやすい(失礼かな?)。そのせいで、行けなくはないのになかなか行く機会を作らない。イベント化しにくい。そういう傾向があって、いつまでも行かないところ、つまり、行ってみたいところ、の地位にとどまり続ける傾向があるんじゃないだろうか。
しかしそんな小粒な観光地にこそ、身軽なソロツーリングでは行きやすいわけだからして、行っておかない手はないよな。おっさんになって体力が衰えているわけだし、そういう身近で小粒な旅がちょうどよくもありそうだ。ってなわけで、午後出発の気楽な半日観光の気分で、ふらっと行ってきた次第だ。
旅の空気感は、本格的な冬は終わりを告げ、春の匂いがしてきていたといったところ。でも山野には残雪もあったりして、冬ではないが、まだ春でもない。ちょうど季節の移り変わる瞬間というようなタイミングだったかな。四季を全身で感じながら走るのも、またバイクの醍醐味。そのうえで、「一度は行ってみたいと思っているところ」をまんまと1か所潰せたこともあって、満足度は高い。
いいツーリングだった。
なお、動画は往路編と銘打っている。復路編もそのうち・・・編集する・・・ハズ。復路のほうがツーリング向けの道路だったし。
まん延防止等重点措置がでたので、プチツー程度の近所走行へGO。
となると・・・そう。行き先はいつもの相模湖。ただちょっと走りたいだけー、の時の相模湖。
家で昼食を取った後に、ささっと行って、ささっと帰ってきた。
この季節は、午後になるとすぐに太陽が低くなってきて、西向きに走るとまぶしくて前が見えなくなる。相模湖行きの場合は、往路が午後遅いとまずい。今回の午後1時半ごろの時間では、まだなんとか大丈夫だったけど、到着後の相模湖での写真は、低くなりつつある太陽の影響で、思いっきり逆光になってしまった。まぶしい。
相模湖畔は、さすがにまん延防止措置下では人出も少なく、でもそのおかげで安心して寒空の下で冬の太陽を浴びるという、長閑なアウトドアのひと時を過ごせた。
湖畔のベンチに座り、陽光に輝く湖面を眺めながら、自販機で買ったホット缶コーヒーを両手で包み、かじかんだ手をじんわりと解きほぐしていく時間は、穏やかで静かな、いいものだ。
さて今回は、新しく買ったグローブのテストを兼ねて走ったわけだけど、寒さの底と言っていい大寒のこの時期でも、寒さ対策という面に関しては、従来グローブと同じかそれ以上の性能があった。少なくとも1、2時間程度なら十分走れる感じ。合格だ。
ただ、サイズというか、型というか、その辺がきつめで硬めに感じられた。さすがに15年使ったグローブの馴染みっぷりと比べると、どうしても違和感、束縛感はあって、慣れるまでは少し操作がぎこちなくなってしまった。
最も問題だったのは、指を伸ばす動作が引っかかること。バイクグローブは、もともとやや甲を曲げた「ハンドルを握った状態」の形状に裁断されているわけだけど、そこから「パー」の形に指を伸ばすときに、多少の引っ掛かりが感じられた。例えばとっさにブレーキレバーに手を伸ばすようなときに、ちょっと違和感があるというわけだ。これはよくない。
それと手のひらの小指側の底に、耐衝撃用と思しき樹脂製のパッドがついているんだけど、それがハンドルを握る際に、硬質な感触を返してくる。そういうパッドのあるグローブを使った経験が今までなかったので、手のひらがコツコツとするたびに、「ん?」とこれまた違和感の元になった。
前者は使っていって生地が馴染んでいくことで、後者はもうただ単に慣れていくことで、それぞれ問題としては小さくなっていくと思うけど、まぁ、今のところはそういう感じで、ちょっとだけだけど、しっくりは来ていない感じ。15年選手のグローブとのギャップは、やはりなかなか埋まらないわなぁ。
ともあれ、防寒性には問題がなく、違和感も言うほど大きな問題ではないから、まぁ、一応現時点で85点くらいのスコアはあげられるかな。違和感が解消すれば、90点をつけられるだろう。
年末年始に行った八王子周辺の2つのお城ツーリングの動画。
ツーリングの意味的には、寒さ対策に装備したハンドガードの具合の確認と、初詣と、単なる寝正月回避との、3つがあった気分。
ハンドガードは防寒具としてはまぁないよりマシかな、という程度。ハンドガードうんぬんよりも、前にここで書いたように、グローブがボロボロだったことのほうが問題だった。
初詣ということについては、実はもともとは城攻めを考えてはいなくて、「初詣に八王子神社に行ってみよう」という部分こそが、ツーリングの発端だった。で、「八王子神社に行く」なら、「八王子城に行く」ことになるなら、「滝山城も行こう」となった次第だ。
しかし、行ってみてわかったことは、八王子神社は立地が立地だけに、気軽にホイホイ初詣に行くのは難しいらしい、ということ。つまり少なくとも正月三が日だからといって混む合うような場所ではないらしい、ということだった。実際この日は1月3日だったんだけど、早朝だったことも手伝ってか、まったく人がいなかったし、正月特有の飾り気もまるでなかったし、要するに正月もクソもないという割り切った場所だった。ただその人気のない感じが、逆に静謐な気分で1年の始まりを迎えることにつながって、それはそれで悪くなかった。コロナ対策の面でも無敵な感じだったし。
寝正月は無事回避できた。
というのも写真(右下ワイプ)のように、長年使い続けた冬グローブが、ついに破けてしまったからだ。
いや、よく使ったなコレ、この破れたグローブ。
いつ買ったのかも覚えてないくらい、冬はずーっとこのグローブだった。冬はバイクに乗る機会が少ないから、使用頻度が低くて、長持ちしてしまうんだろうな。この前のさらに先代の冬グローブについては、もはやまったく記憶がないから、下手すると15年以上前のゼルビス時代のものかもしれない。我ながら物持ちがいいというか、引き伸ばしすぎというか。
そんな長い付き合いとなった今までのグローブは、ゴールドウィンの冬グローブ。タグを見るとGSM6655と書いてある。ググってもヤフオクのログがでてくるくらいで、今となってはウェブ上にすらその記録がないような骨とう品だ。
昔はバイクギアにろくなデザインがなかった、という話は何度かしたかと思うんだけど、そんな中ではゴールドウィンのものは飾り気がなく地味で、無難なものが多かったので、一時期は好んで買っていたんだよなぁ、ということを思い出した。今でも使っている、これまた年代物のメッシュジャケットはゴールドウィンだし、先々代のメッシュグローブもゴールドウィンだった。
最近のゴールドウィンは、バイクギアメーカーとしてはなんだか存在感がないというか、高級志向に寄り過ぎて大衆向けではなくなってしまっているような、遠い存在になった気がするけど、元愛用者としてはもう少し身近なメーカーに戻ってきてほしいものだ。
で、新しく買ったのは、コミネのグローブだ。型番はGK-801。
コミネはもう本当に元気なメーカーというか、ゴールドウィンとはうってかわって、身近も身近な、大衆寄りのメーカーだ。コスパのいいバイクギアを探せば、必ず選択肢に入ってしまうような優良メーカー。今年は、メッシュグローブも買い替え、冬グローブも買い替えたわけだけど、どちらもコミネになってしまった。さらに冬ジャケットもコミネだし、もう私も立派なコミネマンだな。
新しいグローブの使用感は、実はまだ試走していないのでわからない。ゴールドウィンのグローブは、もうボロボロだったこともあって、だいぶ寒いものだったから、その辺が少しでも改善されていることを期待しているよ。