カテゴリー別アーカイブ: モンスターハンターF

MHF: 6月26日 (2007年)

 MHFのテクニカルテストが昨日から行われている。テクニカルテストというか、なじみの深い言葉で言えばたぶんストレステストだね、意味合い的には。

 β初日同様、恐ろしくアクセスが集中しているらしく、ログインできるかどうかは完全な運任せという状態。テクニカルテスト初日では、体感で試行した人の中の3-4割程度しか遊べてないような設備規模で、テストが行われていた。テクニカルテスト2日目にはやや状況が緩和したようで、多少ログインできた人も増加したように感じられたけど、依然として状況は芳しくない。

 冷静に見て、現在の設備=実稼動予定の設備、だとすれば、増設をするか、魔術のようなコードの改善でもしないことには、なかなかオープンβ時点で合格点を得るのは厳しそうな気配だ。

 かくいう私も、ログインを試行すること50回くらいで、やっと入ることができた。

 もうログインするだけで疲れちゃった気分だったけど、せっかく入れたのだからと奮起して、3時間ばかし猿プレイをしてみたよ。

 操作の感覚はPSUに似ていると感じた。私の好みからすると、少し好きではない操作体系だ。だけどPSOやPSUのおかげで、慣れるとはいかないまでも、動かせる程度には訓練されていたので、ある程度直感的にプレイをすることができた。

 で、まあがむしゃらに、敵を殴ったり、石掘ったり、キノコ採ったり、虫捕まえたり、魚釣ったり、肉剥いだりしたんだけど・・・なかなか脳内麻薬分泌力が強いね。素材集めを黙々としてしまう感覚は、UOでひたすら鉄堀りをしていたときのそれを思い出す。結果、必要かどうかも把握してないくせに、荷物袋いっぱいに素材を抱えて帰還する私は、どうみてもMHFにしてやられているといえよう。

 率直に言って、ログインさえできれば面白かった。ソロプレイしかしてないし、「新モノの面白さ」が感想の大半を占めているから、この感想が客観的に妥当な評価とは思わないけどね。でも、ログアウトするときに、まだ遊びたい、と思ってログアウトできたのは好感触だ。

 不安点は、初日のプレイではあまりマルチプレイをする意味が見出せなかったことかな。むしろ序盤でのソロプレイは、素材を独り占めできないという、足かせになるようにさえ思える。まぁ、みんなでわいわいやるのは純粋に楽しいとしても、そこにプラスアルファはあるのかが、私にはまだ見えていないってところかな。なんとなく単純に「よい素材になる敵はひとりで倒すのがしんどい」とかいうことが、マルチをする動機付けなのかもしれないけども。

 さて、とりあえず適当に鎧と具足を作ってみた本日の私は、上画像のような感じ。鎧がアンバランスにごつすぎてワラケル。あとはガンランスを作るのが目標なんだけど・・・なかなか素材が集まらないなー。砲撃できる日はいつくるのやら。

 誰か獣骨1個くれー。

MHF: 6月21日 (2007年)

 モンスターハンターフロンティア。オープンβテスト初日は高負荷に耐えられないという理由で、あえなく一旦停止という結果に終わった。

 日本のオンラインゲーム界は5年遅れているという自説を裏切らない、相変わらずの日本企業の展開に、日本オンラインゲーム会の発展を願ってやまない私は、心の底から悔しい。

 オープンβテストという形態からして、同時接続数を計算しにくいということも、無料時と有料時の接続数の差が大きいと想定されるなかで、無料時にあわせた設備投資をするわけにはいかないのもわかる。だけど、どんな理由をつけても「成功」か「失敗」かしかないなかで言えば、「失敗」と言わざるをえないスタートだ。0点である。

 そもそもカプコンというメーカーに対しては、古いオンラインゲーマー、特にMO/MMORPG好きの人たちのなかには、複雑な、場合によっては嫌悪にも似た感情を抱いている人も多い。過去いろいろな海外有望オンライン(対応)ゲームの、しかもビッグタイトルの日本展開の芽を、ずさんな商売で摘み取ってきたことは、このサイトを見ているような猛者諸君には周知のことかと思う。それは日本オンラインゲーム界とその発展という視点に立てば、国家転覆罪クラスの所業だった。

 それが最近になってやっと、オンラインゲーム界を沸かせるような展開を始めてくれて、見直しかけていた。なのに、この体たらくだ。

 いつもなら「βテストはテストのためだからいいでしょ」と軽く流すところなんだけど、いったん「見直そうと思っていた」という揺り返しがあるぶん、必要以上にネガティブに受け取ってしまう。ブローノ・ブチャラティに言わせれば、

 「アンタは今ッ!再びッ!俺の心を裏切ったッ!」

 といったところだ。

 そういう、―当のカプコン側にその意識があるかどうかは別にして―「脛に傷持つ」企業がその汚名を返上する、という構図として捉えてしまう私の視点からすると、今回の設備不十分によるトラブルは、単に見通しが甘いとか、そういう技術的な問題よりむしろ、「ここでひとつビシッとスタートを決めて、オンラインゲーム開始=トラブルってわけじゃないってことを証明してやるぜ!業界常識を変えてやるぜ!」というような気概がないという問題のほうを、強く意識してしまう。すなわち、日本オンラインゲーム界という社会に対して、大企業の最低限の義務たるレベルですら、社会貢献をする気がまるでないという未熟な精神部分の問題のように感じられ、今後に大変な不安を感じてならない。

 企業なのだから利益追求は大事。でも市場を育てる。それもより高質に育てる。その上で業界を引っ張る。そういった気概を少しでいいから持って、今後の展開を行っていってほしいと願って止まない。

 たとえ少数派のオンラインゲームマニアがどう思ったところで、カプコンという企業は日本ゲーム界に覇を唱える、一大メーカーなのだから。

 Fly Dukedomはカプコンの奮起を応援しています。

MHF: 6月20日 (2007年)

 知人のmixiによると、明日からモンスターハンターフロンティアなるオンラインゲームのオープンβが始まるそうだ。

 私のサイトを常日頃見ている悪趣味な・・・もとい奇特な人々はご存知のように、私はいわゆる家庭用ゲーム機というものを、まるで持っていない。携帯ゲーム機も同様だ。そのため、モンスターハンターなるシリーズが家庭用ゲーム機の世界で人気を博しているようだ、というおぼろげな認識はあるものの、実際のところどんなゲームなのかは、全くわかっていない。

 ざっと公式サイトを3分くらい見てみたところ、なんとなーく、DiabloとかPSOのような香りがするんだけど、その認識であってるのだろうか。だとするとどうせ長持ちはしなそうなゲームではあるけど、β期間の一週間くらいは楽しめるかもしれない(えらく悲観的)。

 とりあえず明日か明後日くらいから触ってみるハラ。やる人いたらヨロだ!