オープンβ中のロード・オブ・ザ・リングス オンライン アングマールの影(以下LotRO)に手を出してみた。
カタカナ語による和訳(?)の場合、慣習的に複数形の「s」はカタカナにしないことが多いんだけど、このタイトルは「リングス」なんだな。謎のこだわりだけど、個人的にはこの慣習が意味不明だとおもっていたので、好感触だ。まぁ、どうでもいいことか。
事前情報ゼロの状態でホビット/ハンターで開始。非常に骨太な容姿しか作れなくて、ホビットは「がっしり」ではなく「ぽっちゃり」であって欲しい私としては、少し悲しい。
ゲームを始めると、これがもう笑ってしまうくらいVGの対局に位置する仕様。はじめるなりインスタンスでシナリオがスタートし、オフラインRPGのように物語に沿ってゲームが進んでいく。シナリオに沿って進んでいくと、いろいろなイベントが発生して、NPCの会話や演出を楽しむことが出来る。感覚としては最近やったゲームの中では、PSUのシングルプレイモードに近い。チュートリアルシナリオだけをやったんだけど、それだけでLotRの世界観を垣間見ることができた。
戦闘システムはオーソドックスなオートアタック&ポチポチスキル使用型。操作感覚やインターフェイスがDDOに近いから、DDO的なアクションアリアリかなと思ったけど、全然そんなことはなかった。EQ以来の伝統方式と思ってよさそうだ。
ファーストインプレッションとしては、「システムその他に見るべきものはあまりないけど、シナリオを追うだけでそこそこ楽しめるのかも」という感じかな。シナリオが盛り上がるかどうか。それを楽しむ素養があるかどうか。その辺によって評価が分かれるタイトルだと思った。
友達と毎晩(数日おきに)少しずつシナリオを進めていく、というのが正しい楽しみ方のゲームじゃないかな、これは。