カテゴリー別アーカイブ: EverQuest 2日本語版

EQ2JE: プリズマティック

 EQ2基本セット時代の最難関長編クエストシリーズ、通称「プリズマティック・ウェポン・クエスト」。その最初の最初を体験してきた。

 このクエストはさすがにかつての最難関クエストだけあって、そもそもクエストを受けにいくというだけのためにも、複数グループでの撃破が基本となる、エピッククラスのモンスターを倒さなければならない。そんなわけで、ちょうど挑戦し始めることが出来るレベル帯の人が増えてきた我がギルドに、珍しく私みずからが呼びかけて、2グループ弱の団体でぞろぞろとクエストを受けるところまで遊んできたのだ。

 私がこんな企画をしたのはほかでもない、このクエストの背景に魅力を感じてならないからだ。このクエストでは、「ノーラスにおける500年前からこの時代に至るまでに、かの火竜Lord Nagafenと、氷竜Lady Voxとに何がおきたのか?」という謎にせまることが出来るらしいのだ。EQ1クラシック経験者としては、放っておくことは出来ないクエストといえる。

 とはいえ、さすがにその難易度は高く、ひょっとすると我がギルドではいつまでたっても達成にいたらないかも知れず、しかしかといって野良でやれるものなのかもわからないからして、途中で挫折する公算も高い。それに最悪ストーリー自体は、Webで調べれば簡単にわかる。

 でも、できるだけ、いけるところまでは、進めてみたいのがロマンってもんでしょう! がんばるでー!

EQ2JE: SHD再開と宝物庫

 EQ2におけるマイキャラは現在、NEC、SHD、ASN(休眠中)、TRBの4人体制で進んでいるということは、今までのエントリーの中でも述べた。最近はそのうちの、NECのキャラばかりを育てていて、ついにLv60に達したということも、述べたような気がしなくもない。

 ってなわけで、キリのいい数字になったNECはひとまず置いておいて、今後しばらくはイベント等以外では、SHDを重視して遊んでいこうということにした。目標はSHDもLv60である。

 っつーことでこの日は、久々のSHDで、久々の野良グループに突撃し、メルドラス鉱山&隠された宝物庫のグループ・インスタンス・ゾーン連チャンプレイをしてきた。

 メルドラス鉱山については、先日NECで行ったばかりだし、その話もここでした(ただタンクでいくのは初めてで不安だったので、「初めてですがいいですか?」ということにして参加した。チキン!)。なので、隠された宝物庫が今回の初体験であり、冒険ポイントということになる。そこの辺りに期待して、遊んできた。

 以下、宝物庫の感想を、同一レベル帯のインスタンスであるメルドラスと宝物庫の対比という視点で述べる。

 写真を見ての通り宝物庫の入口は、断崖絶壁にへばりつくように設けられていて、なかなか位置的にはマニアックなところだ。ただ交通の便という面で見れば、シンキングサンドのカーペットから、徒歩ですぐのところにあるので、メルドラスよりだいぶ通いやすいといえる。

 中に入ると、そこは海賊がうじゃうじゃいるドーム上の洞窟。構造的にはだだっ広い1つの部屋だけでしかなくて、探索的な楽しみはまるでない。その広いドームの中に、数個のキャンプがあり、そこにネームドがいたりいなかったりするのを、ひたすら倒していくというのが、基本指針だ。

 やることのほとんどは「押し込み強盗」であり、ストーリー的な目的はなく、ただ海賊をしばいて宝をガメるというゾーンといえる。そのため展開にはあまり起伏がなく、これといったギミックも少ない(ないわけではないけど伏せる)。このあたり、展開の単調さという面で、メルドラスに大きく劣る感じだ。まぁ、メルドラスにしても2回目以降は作業なのだろうから、あくまでも第一印象の差でしかないだろうけども。

 また、これは運がなかっただけかもしれないけど、メルドラスに比べて、宝物庫は鉄以上の箱の出現率がだいぶ低かった。ラスボスがメルドラスより手ごわい分、ラスボスの報酬だけはタメを張っていたけど、それ以外の報酬では圧倒的にメルドラスだ。何度も通いたいと思わせるのはメルドラスだったと思う。

 でも、当然初めてのゾーンは新鮮だったし、SHDのキープ力の弱さ・・・というか私のへぼさなのか?・・・も感じつつ必死のプレイも楽しめたし、ノリのいいグループだったし、実に楽しいひとときだったよ。

 タンクでのプレイは、狩りが成功したときの貢献感の高さが最高だな!

EQ2JE: 見上げれば天

 レベルも60に迫ってきたということで、今週末は拡張パック「キングダム・オブ・スカイ(KoS)」の世界に、初めていってきた。

 KoSはデザート・オブ・フレイム(DoF)に続く、EQ2の拡張パック第二段にあたる。その後、現在に至るまでに、エコー・オブ・フェイドワー(EoF)とライズ・オブ・クナーク(RoK)が導入されているので、今となっては比較的古い拡張と言っていいだろう。

 DoFがLv50~60向けの拡張としてリリースされたように、KoSはLv60~70のためのコンテンツが主となっている。その後のEoFがLv1~70にわたる広いレベル帯への「ヨコ」の広がりを持たせるものだったことと比較すると、DoFやKoSは「タテ」の拡張パックだと捉えればハズレがない。レベルキャップ開放拡張、という位置づけなわけだ。

 そんなわけなので、KoSゾーンはLv60目前の私にとって、ちょうど今から乗り込むと楽しそうな場所なのである。

 ただ実はプレイ前に1つ不安があって、それはこのKoSが「EQ1でなじみのある拡張」ではない、ということだった。KoSの背景世界は、外見上はややEQ1のPlane of Sky(PoS)に似ていて、だからプレイする前はPoSゆかりの拡張なのかなとも思っていたんだけど、どうやらKoS入り口にいるアヴィアックの言によるとそうではないらしい(そう、KoS世界の住民は「あの」Aviakなのだ!)。アヴィアックは、KoSの世界はノーラスの上空に実際に浮かんでいる島であって、少なくとも独立別個のプレーン(Plane:界?次元?)ではない、と取れる発言をしていた。私の知る限り、そんな島の存在はEQ1では確認したことがなく、つまり、KoSはほとんどEQ2オリジナルの世界なのである(私がEQ1の情報を追いかけていた頃以降に、EQ1にこのような世界が追加されていたら知らないけども)。・・・たぶん。

 今までに、ここでの私のEQ2プレイ談を見てきた、気の毒な変人諸兄にはわかると思うんだけど、私のここで述べた感想の多くには、「懐かしさを主因とした好印象」が含まれていた。それがないエリアというのは、実は今までほとんどなくて、だから「懐かしさ」という問答無用の切り札がない状態でのEQ2のプレイ感想というものが、果たしてどの程度のものになるのか、少々不安なところがあったのだ。

 でも、どうやらそんなに気にすることでもないようだ。「高高度に浮かぶ島々」という世界背景上、あまり歩ける範囲に広大な広がりというものは感じられなくて、どちらかというと狭い箱庭が複数配置されている、というこじんまりとした第一印象は抱いたものの、雲による移動のギミックや、その島々に息づくNPCの会話などは、しっかりと質の高いものが用意されていたように感じられた。これなら今後のコンテンツも、作業感を感じることが少なく楽しんでいけそうだ(まぁ、そんなことを言いつつ、KoS入場後受けたクエストは、「15匹倒せ」「15個集めて来い」なんだけどな!)。

 他の「再発見拡張」は、その世界が増えた理由を「再発見した」で済ますことができるんだけど、そうでないケースというのも新鮮だ。ソロ主体な今日この頃ではあるけど、できるだけこの新鮮な世界設定の真相に近づけるべく、いろいろなコンテンツを楽しんでいきたいものである。

 うむうむ。

EQ2JE: スチームフォントへの帰還

 スチームフォント!私は帰ってきたァッ!

 ってなわけで、今回の冒険の舞台は、フェイドワー大陸はスチームフォント山脈にある、メルドラス鉱山なるインスタンスダンジョンだ。

 メルドラス鉱山はLv50台のフルグループ向けインスタンスダンジョンで、1時間程度で制覇できる比較的気軽な探検を楽しむのに向いた場所。インスタンスという性格上、確実にnamedがポップする構造になっているため、一定以上の報酬を安定して見込むことができる。そのため短時間でさくっと有意義に楽しみたい向きに人気があるようだ。

 さて、冒頭の私の叫びだけど、私は根っからのハーフリング野郎であり、EQ1では皆さんご存知のとおり、ハーフリング・ウォーリアや、ハーフリング・ローグをつかって冒険の日々を楽しんできた。そんなわけで、ノーラスにおける私の故郷といえば、比類なきリバーベイルであり、スタートの地はミスティーの雑木林である。スチームフォントへ「帰還」というのは断じて筋が通らない。

 ・・・のではあるけど、実はEQJEではこっそりノームを使っていたんですねー。なので、リバーベイルが故郷だとすると、アッカノンは第二の故郷であり、スチームフォント山脈は第二のスタート地点だといえるのだ。実は。

 500年後のこの世界では、アッカノンはクロックワークの暴走により壊滅状態にあり、スチームフォント山脈もなにやら大量の隕石でぼっこぼこに穴が開いている。しかし、それでもBGMがどこかかつてのアッカノンを彷彿とさせていたり、依然として巨大な風車が旋回していたりして、往時の面影も大いに残っている。

 そんな変わってしまったような、変わっていないような第二の故郷を冒険するのが、実に楽しい今日この頃なのでした。

EQ2JE: めりくり

 昨日(?)のパッチから、ノーラスに「フロストフェル」というシーズンイベントが導入された。宗教色をぼかすためなのか(ハロウィンはいいのだろうか?)、フロストフェルという耳慣れない単語を使っているけど、要するにクリスマスイベントだ。

 フロストフェルでは、ノーラス全体がクリスマス色に染まるほか、雪/サンタ/クリスマスといったものがキーワードとなるフロストフェルオリジナルの服装や家具が用意され、また、それにまつわるクエストもいくつか楽しめるらしい。特に服装や家具はユニークなものが豊富に用意されているらしく、職人たちの心を熱く燃え上がらせているようだ。私は生来職人ではないので、生産品を作ることへの情熱は薄いんだけど、クエスト報酬にもおしゃれ家具があるみたいだし、記念にいくつかは確保しておきたいと、週末に向けて睨んでいる。

 私のEQ2キャリアは、ちょうどフロストフェル期間を避けるように続いているので、今回が初めての参加となる。ハロウィンは2回目、フロストフェルは初めて、という珍しいケースなわけだけども、実に楽しみだ。

 とりあえず雪玉は200あまり集めたぜ! 死にたいヤツから前に出な!