日記: 10月28日 (2006年)

 ってなわけではるばる海を越えてやってきたトップケースにご対面。

 居間に鎮座していたドデカいダンボール箱をあけると、中にはやはりドデカいトップケースが入っていた。バイクにくっついているのを見るとたいした大きさに見えないんだけど、単体で見るとずいぶんと大きい。まぁ、42リットルということは牛乳パックが42本分なんだから当たり前か。

 そのトップケースを開けてみると、中にはCB500S用のケースホルダーが入っていた。ケースホルダーはどこだろうと思っていたら、中に入れて梱包してあったわけですな。

 CB500Sのケースホルダーの説明書を見てみると、ゼルビスに似たバイクにケースホルダーが取り付けられている写真が載っていた。ぱっと見、ゼルビスにもつきそうな写真だ。ちょっと安心。が、説明書そのものは、ドイツ語でかれている上に、説明が大雑把過ぎてまったく役に立たないものだった。うーん、これは頼りは完成写真と、あるパーツをどう使えばその完成写真になるかという想像力、ということになりそうだ。

 ってなわけで、取り付けを開始する。

 完成予想図を見ると、タンデムバーの接合部と、荷掛けフックの接合部のネジ穴、それぞれ左右の4点でケースホルダーを固定するようだ。パーツと完成写真を見比べて、念入りに工程を考える。ジグソーパズル状態。・・・うむ、これでいけるはずだ。

 説明書によれば、まずシートをはずせ、というように書いてあるけど、私の思い描いた工程が正しければ、はずさなくてもいけるはずだ。

 タンデムバーをはずし、さらにリアカウルをはずす。うむうむ、いけるいける。リアカウルがなくなり寒そうな姿になった愛車を、おもむろに記念撮影してみたりもする。カメラを撮ってくるのがかったるかったので、携帯でカシャ。

 うーん、寒々しい。

 さらに、荷掛けフックのネジをはずし、いよいよケースホルダーの固定を開始する。

 軽くケースホルダーをあてがって、サイズを確認してみると、ケースホルダーのネジ穴の位置と、車体のネジ穴の位置は、ちゃんと合っていた。CB500S用でちゃんと付きそうだぞ。

 そして固定。振動で緩むのが怖いので、念入りに閉める。加工が雑で、穴の位置が致命的に合わない、というようなトラブルもなく、しっかりと固定することができた。さすがドイツ製品、といったところか。でも脱落が怖いから、今度ネジの接着剤(なんつーんだ、あれ)も買ってこなきゃなぁ。

 作業は、こうして文章に書くと単純そうだけど、慎重にやっていたし、ネジが固いわ、サイズの合う工具がなくて買いにいくわ、そもそもリアカウルはずすのも初めてだわで、かなーり時間を食ってしまった。もっと単純なポン付けだから、さくさく終わると思ってたんだけど、計算外だったなぁ。

 結局、作業終了の時点では完全に日が暮れてしまっていて、最後の数作業は懐中電灯を駆使した、過酷な作業になってしまった。おかげで一回、ガリっとケースホルダーを工具で引っかいてしまって、新品の塗装をいきなり傷つけてしまったよ。トホホ。

 とりあえず、完成図を写真に収めたけど・・・フラッシュなしの携帯カメラではなんにもみえないな、これは。

 明るいところでの検分は、明日にお預けとしよう。

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