作成者別アーカイブ: Nez/蝿

日記: 10月19日(2018年)

 さて、先日人間ドックで「コレステロールを意識した食生活」を指導された私。

 その代表的な方法は、「肉を魚にする」ということのようだ。

 かくいう私はもとより魚が好き。特に焼き魚が好きで、なおかつコレステロール対策に良いとされる、サバやサンマのような青魚が大好物。だからこの方法は、別に何の抵抗もないはず。

 ・・・なのだけど、では普段から魚をよく食べるかというと、食べない。

 理由は簡単で、家が汚れるからだ。匂うからだ。

 今の家に引っ越して早4年以上が経つけど、これまで1度たりともコンロ備え付けの魚焼きグリルをつかったことはない。使えば掃除が大変だとわかっているからだ。

 今まで住んできた数々の家で、魚焼きグリルを使い、掃除が面倒になり、やがて汚いまま放置されはじめ、そして不可触不可侵な領域に変貌させるという、悲しい歴史を繰り返してきた。もうこの愚は犯したくない。

 この家では魚焼きグリルは使うまい。そう4年数カ月前のあの日誓ったのだ。

 ・・・とはいえ、さすがにもう肉食一辺倒の生活も問題があるようだ。どうしよう。

 ってことで今回試してみたのが写真の商品。フライパン用クッキングシートだ。

 これを使って、極力周囲への魚の匂いのダメージを軽減しつつ、焼き魚を堪能してみよう、という作戦だ。

 【ケース0:魚焼きグリルの場合】

 一応基準値として魚焼きグリルの場合を評点しておく。簡単度は、料理と後片付けの簡便さ。美味度は、そのまま魚の焼け具合。汚染度は、匂いやキッチンの汚れの度合いの指標だ。

 簡単度: ★
 美味度: ★★★★★
 汚染度: ★★★★★

 【ケース1:サバの文化干しをシートにオン】

 まずは最も匂う魚、そして最もうまい魚であるサバ君だ。

 フライパンの上にクッキングシートを引いて焼いてみた。

 普通に焼けた。焦げ目もちゃんとつく。しかし普通にキッチンが匂った。2日くらいほのかにキッチンにサバ臭が残存。洗うべきポイントがフライパンくらいなのは楽だけど、密閉空間じゃないから匂いは相当拡散するなこれは。

 簡単度: ★★★★
 美味度: ★★★★
 汚染度: ★★★★

 【ケース2:シマホッケをシートにオンにフタをオン】

 あまり匂わない魚、シマホッケ君登場。

 今回はフライパンの上にクッキングシートを引いて、なおかつ焼くときにフライパンの上から蓋をして焼いてみた。

 これもまた普通に焼けた。焦げ目もちゃんとつく。ただ、フタのせいで水分が蒸発しにくく、若干蒸し焼きのようなふっくらしつつも香ばしさの減じた焼け具合になった。匂いに関してはサバの時ほどにはキッチンに残らなかった。ただ、これはフタの恩恵もあると思うけど、そもそも魚の種類の差もあるかもしれない。洗い物がフタのぶん増えた。

 簡単度: ★★★
 美味度: ★★★☆
 汚染度: ★★

 【ケース3:サンマをシートにインにフタをオン】

 真打、秋の味覚の代表サンマ君、満を持してご出馬。

 絶対に断固として匂わせないぞ、という意気込みで、クッキングシートでサンマを完全にくるんだうえで、さらにフタも併用して焼いてみた。

 予想通りの結果なんだけど、完全に蒸し焼きになった。サンマの蒸し焼きって初めて食べたよママン。ただ、皮目の香ばしさがなかったとはいえ、十分美味しい範疇ではあったかな。食えないかというと、全然食える。そして匂い。まったく出ない。これはすげく気が楽。魚を焼くことの面倒くささや抵抗感が皆無になる。フライパンやフタへの匂い移りすらほとんどなし。

 簡単度: ★★★★★
 美味度: ★★★
 汚染度: ★

 【まとめ】

 ハレの日の調理ならケース0や1で美味しく焼きたい。でも毎日のように魚を食べるなら、ケース3がメンテナンス性が高くて楽かもしれない。多少なりとも味は落ちるけど、許容範囲。かな。

日記: 10月12日(2018年)

 先日、人生で初めての人間ドックなるものに行ってきた。職場の規定で行かなければならなかったからだ。

 ただそういう職場からの強制イベントなので、基本コース部分だけなら、費用は全負担してもらえる。追加でオプションをつけると、そこは自己負担になる(たぶん)。当然私は嫌々行ってきた立場なので、基本コースだけで受診してきた。

 ドックをおこなったのは、大きな大学病院。病棟ビル内にはレストランあり、オープンカフェあり、コンビニありと、とてもきれいでデパートのようだった。これなら患者も心地よかろう、という思いと、儲けてやがるな、という思いがないまぜになる。

 そのビルのはずれのほうにある、人間ドックのための一角で受診をしてきた。外来受付は大混雑だったけど、ここはそういう外界から隔絶されていて、完全予約制なこともあってガラガラ。落ち着いた雰囲気の中で受診することができた。

 しかし検査内容は、オプションをつけなかったこともあって、通常の健康診断(職場に車両が来て年次で受けるやつ)と大差なかった。正直かなり拍子抜けだ。身体計測、レントゲン、心電図、視力聴力、聴診・・・いつものヤツやんけ。

 健康診断になくて人間ドック(オプションなし)にあったのは、超音波ぐりぐり、肺活量みたいなやつ、眼底眼圧、くらいだっただろうか。超音波ぐりぐりの女医さんが、スーパードSな雰囲気のクールビューティーでゾクゾクしたことだけをよく覚えている。

 で、全部検査が終わったら、健康食のお昼ごはん。健康食って不味いんだろう? と思っていたけど、思ったよりは美味しかった。

 食後は最後のイベントとなる、お説教の時間だ。食事をしている間に、ざっくりとした診断結果が用意されていて、それをもとにした健康指導が行われた。というか、この診断結果を出すための時間稼ぎに、食事タイムが設けられているようだ。

 そこで、怒られた。

 コレステロール値が高い。日頃なに食ってんだボケェ。とのことだ。

 どうも私の好物であるところの、玉子、魚卵、肉の脂身、揚げ物、がダメらしい。知ってた。それを控えろ。食うな。と言われた。代わりに魚を食え。納豆を食え。とのことだ。いや、魚も納豆も嫌いではないけど、全然代わりにはならないんだけどな・・・。

 ともあれ、ちょっと食生活を見直す必要がありそうだ。

 ってなわけで、人間ドック受診は終わった。午前9時30分スタートで、午後2時前に終了。なんてことはなかったな。ちょっと物足りないくらいだ。まだ何年後かに受診するときには、オプションをつけてみてもいいのかもしれない。

日記: 10月8日(2018年)

 テレビのコマーシャルで気になっていたパスタソースを購入し、試してみた。

 かねふく本格パスタソースたらこ/明太子

 だ。

 氷川きよしが、(おそらく狙い通りに)ダサく踊り、歌う姿がインパクトのあるコマーシャルに、まんまと吸い寄せられた形だ。

 早速たらこと明太子の2種類を作り、食べてみたので感想を述べると・・・なかなかうまかった。

 家庭用のたらこ/明太子パスタソースというと、ほかにはエスビーの安いものしか食べた経験がないので、競合製品との比較はあまりできないんだけど、かねふくのものは少なくとも値段相応以上の美味しいものだった。

 エスビーのものを食べた時と比べると、まずたらこ/明太子そのものの量が違う。値段が違うから当然といえば当然だけど、たらこ/明太子の粒のついたパスタ(エスビー)、と、たらこ/明太子の和えられたパスタ(かねふく)、くらいの印象の差は感じられた。

 そしてエスビーのほうは、おそらくすべて「焼き」たらこ/明太子だったのに比べて、かねふくのものは「焼き」に加え、「生」たらこ/明太子が含まれているのが大きな違いだった。そのため、かねふくのパスタソースは要冷蔵で日持ちもしないんだけど、そのことが逆にクオリティの高さに感じられて好印象だった。

 ただ、じゃぁ自分でたらこ/明太子を買ってきて作ったり、店で食べたりするのと比べるとどうかというと、それはやっぱりちょっと劣るかな。「お店の味」とまではちょっと言えないかもしれない。もう少しボリュームがあればあるいは・・・とは思うけどね。そうなると日持ちがしない分、「常備できない」というのが、ほかのパスタソースに比べてネックになりえる。帯に短したすきに長し感がある。

 ともあれ、かねふく本格パスタソースたらこ/明太子。家でたらこ/明太子パスタを手軽に食いたいときには、まぁ悪くないかな。

LoL: 世界との間にはまだまだ壁があると思い知った日

 前回のエントリーで記したように、記念すべき世界への第一歩を踏み出した日本代表。

 しかし、その日本代表も、その次の試合であっさりと敗退を喫してしまった。

 試合内容はというと、ボコられた、という表現でも問題のないようなものだった。全試合通じてミクロもマクロも及んでいなかったので、まぁ普通に地力の差がありすぎですな。日本がLoL界で世界レベルに到達するには、まだしばらく時間が必要なようだ。

 ただそれでも、ここまで頑張ってくれた選手には感謝したい。たった一歩でも、前に進んだ姿に感動したよ。ありがとう。

LoL: 日本が世界に1歩近づいた日

 うれしい。
 うれしい。
 うれしい。

 現在開催中のLoLの世界大会Worlds 2018で、日本代表のDFMが最初の予選を突破した。

 これはサッカーで言うとアジア2次予選通過、くらいのものでしかなくて、このあと最終予選を勝たないと、本戦には出ることができない。そのくらいのことでしかないんだけど、それが日本にとっては初の快挙なのだ。

 Worldsは今年で8回目。LJLは5年目。LoL日本サーバー設置はベータ含めて3年目。自国サーバーができて3年目で、やっと1歩進んだという状況だ。

 LJLが始まる前から、JCGで定期的に開催されていた大会(JCGプレミア)を含めて、足掛け6年の間ちょぼちょぼと観戦勢を続けてきた身としては、本当にうれしい。うれしいしか言えない。正直2018ワールドカップロシアの日本の躍進よりうれしい。

 今週末には最終予選に相当する試合がある。下馬評的には勝つのは難しいとされているけど、応援したい。頑張ってほしい。