作成者別アーカイブ: Nez/蝿

英国’14: 24.Bibury Trout Farmのカフェ

 バイブリーの鱒養殖施設、Bibury Trout Farmに併設されているカフェで昼食をとった。

 食べたものはもちろん鱒。いくつかの調理法の鱒と、あとは普通のサンドウィッチと、そんなものが売られていたので、「焼き」の鱒にした。オープンカウンターの店先では、日本の縁日のヤキソバ屋台のような鉄板で、3枚に下ろされた鱒を焼かれていた。魚を鉄板で焼く、というのは日本的でもあってその味に期待した。

 ・・・んだけども、普通だった。

 出てきたものは、鱒のソテーと、その上に魚を覆い隠すほどに大量に乗せられた野菜、というようなプレートだった。かなりサラダ感覚の強い料理で、魚メインで楽しみたかった気持ちは、粉々に打ち砕かれた。これは「魚料理と付け合せの野菜」ではなくて、「サラダと付け合せの魚」だよ。トホホ。

 とはいえ味のほうはというと、塩焼きを期待したのにドレッシング味だった、というような誤算はあったものの、決して悪くはなかった。そもそもこの旅行では、生野菜が完全に欠落していたので、生野菜を摂取できたことはむしろ好ましくさえあった。

 ただ味は悪くはないんだけども、この「焼きすぎ文化」のメッカであるイギリスにおいて、しかしこの料理だけは「焼かなすぎ」だったのは残念だった。魚料理こそはちゃんと焼いて、皮目がパリパリになるまで頑張れば、もっとおいしくなるのに。皮がヌルヌルネチョネチョ感を保つ程度にしか焼かれてはおらず、香ばしさと言うものとは無縁の料理だった。うーむ、素材がもったいない。

 ま、せっかくバイブリーまできたから、という記念の食事と考えれば、許せるラインかな。

 余談だけど、この施設には日本語で「この先にはトイレはありません。橋を渡った先にある公衆トイレをご利用下さい」などと書いてあった。でもその下には英語で「トイレはこの先にあります」と書いてある。そして実際にそこにトイレがあって、それを私は利用した。一瞬、「日本語を間違えたのかな」と思ったけどそうではない。要するに日本語では意図的にウソを書いているのだ。

 おそたく日本人のツアー観光客がトイレに押し寄せると迷惑だから(たぶん過去にそういう事例が多発したのだと思われる)、どうせ日本人には英語は読めまいとたかをくくって、誤誘導しているのだろう。

 誠意のないイギリス人のやり口にも、それを誘発してしまう日本人にも、同時に憤りを感じてしまい、複雑な気分になったのだった。

トラウトのグリル

トラウトファーム外観

英国’14: 23.The Swan

 毎晩The Bellで夕飯というのも面白くないので、という感じでB&Bのオーナー夫妻に夕食にオススメの店を聞いたところ、候補に挙げられた店のひとつがここ、The Swanだった。

 The Swanはブロードウェイの街にあるホテルで、その1階部分はオープンに開かれたレストランになっていた。そこで食べてきたわけだ。ブロードウェイまではB&Bから車で10分程度。位置関係としては、B&BからThe Bellのあるウィラージー(Willersey)の村までが車で3分、ブロードウェイまでがさらにその向こうに7分、というような感じだった。

 ホテルの脇の、道路沿いの駐車場に車を停めた。店の駐車場なのか、公共の駐車場だったのかがそのときは分からなかったんだけど、その後のドライブの経験から思い返すと、あれはきっと短時間駐車用の公共の駐車場スペースだったようだ。

 余談なんだけども、その駐車スペースに書いてある標識が簡単な英語なのに意味が分からなくて興味深かった。曰く「2 hours(改行)No Return(改行)within 2 hours」。2時間、2時間以内に帰るな? なんのこっちゃ? ・・・で、あとで調べたところ、「2時間駐車してよし、駐車後は2時間たたないと同じところに停めなおしちゃダメ」という意味だそうだ。そういわれれば確かにわかるけど、その場ではぜんぜんわからなかった。まさか再駐車というズルを指摘する文章だったとは・・・。

 話を戻そう。The Swanだ。さすがにブロードウェイはウィラージーに比べると人が多い。ホテルの入口のテラス席では、我々が到着した時点ですでに大勢の客が食事を楽しんでいた。でも幸いなことに、屋内の席には空きがあったので、そこに席を確保し、食事をすることができた。

 ここではエールパイを注文した。ステーキ・アンド・エールパイが正確かな。肉をエールで煮込んだもの、ビーフシチュー的なものを耐熱容器に入れて、それをパイ生地で蓋をしてオーブンで焼いた、というような料理だ。以前、スコットランドのスターリングでも同じ料理を食べて美味しかったので、間違いはなかろうと思ったのだ。

 案の定、間違いのない味だった。パイとビーフシチューだから、不味いわけはないんだよな。店の雰囲気も落ち着いた感じで悪くなく、いいディナーを楽しめた。ただ、やっぱり宿から少し遠いというのはネックではあったかな。

エールパイ

英国’14: 22.Hathaway Tea Rooms

 シェイクスピアの街、ストラトフォード・アポン・エイボンでのランチは、Hathaway Tea Roomsでとった。

 Hathaway(ハサウェイ)というのは、ガンダム好き的にはブライト艦長の息子の名前としておなじみなわけなんだけども、もちろんそうじゃない。これはおそらくは、シェイクスピアの嫁さん、アン・ハサウェイから採られた名称だろう(同姓同名の現代の女優もいるがそれも違う)。

 道路側から一見すると狭い間口の狭い店にしか見えず、せいぜい3、4組しか入れない規模の店かと思われるんだけども、実際の店のつくりは中に入るにつれて広くなっていて、さら奥にいくと中庭にテラス席まである、というような余裕のあるつくりの店だった。

 「ちゃんとしたティールームで、ちゃんとしたクリームティーを味わう」というのも今回の旅の目的だったので、前日のソールズベリー大聖堂と同じメニューにはなるものの、The Hathawey Traditional Cream Teaなるクリームティーをオーダーした。クリームティーというのは、スコーンにジャムにクロテッドクリームに紅茶、というセットメニューのことだ。

 スコーンの種類をプレーンかレーズンかで選べたので、2つ出てくるということだったので両方を1つづつオーダーした。紅茶の種類もいろいろありそうだったんだけど、こちらは問われなかった。まぁ、問われても困ったけど。

 しばらく待って出てきたのは、これがまた実に巨大なスコーンだった。マックのクォーターパウンダーくらいの大きさのスコーン。それが2つ。しかも、かなりヘビーな食感のずっしりスコーンで、食べきるのに相当難儀してしまった。味のほうは、好みという観点からするともう少し軽いほうが好きかな。

 周囲の席では、地元のおばさまと思しき人が、ティースタンドで供されるサンドウィッチやケーキ、そしてスコーンを食べながら、アフタヌーンティーに興じていた。「ティースタンドを使う本格的なアフタヌーンティー」などという仰々しい催しは、なんだか現実離れしたものかと思っていたんだけども、しかし普通にそれが行われている様を見せつけられ、「あぁ、異国にいるんだなぁ」ということ再確認させたられたのだった。

ポット・オブ・ティー

スコーン

日記: 8月20日(2014年)

 Chromecastその後。

 いい部分も悪い部分もあるけど、買って損はなかったかな。案外、楽しめてるよ。

 使い方としては、基本的には「面白くもなんともない地上波のかわりとしての、YouTubeダラダラ視聴用」だ。地上波と違って、好きなコンテンツを任意で選べるのがいいところ。自分で探す能力がないと観るものがないのが悪いところ。地上波のTVと、YouTubeの動画と、どちらが面白いと感じるかで、かなり評価は変わるけど、私は断然後者なのだ。

 Chromecast購入者はかなりの割合で、有料配信サービスなどを利用した映画やドラマの視聴、ということを楽しんでいるのかもしれないけども、私はそういうことはしていない。そういうコンテンツには、あまり興味がないからだ。YouTubeのような個人配信サービスの中にしかないような、ニッチなコンテンツの中にこそ、まれに嗜好のあうものを見出せる。

 そんな利用方法なので、自分の好みに合ったコンテンツを大量に確保できると(いい感じのYouTubeのチャンネルが見つけられる、等)、かなり長期にわたってコンテンツが枯渇せず、Chromecastの利用価値は高まる。でも一方で、それがなくなると一気にChromecastそのものの価値が下がる。これはなかなかに不安定な供給体制だと言えるけども、この広大なオンライン上から、好みのコンテンツが完全に枯渇することもそうそうなかろう、と楽観しているよ。

 コンテンツとしては、当初から想定していたゲーム動画は問題なく楽しめている。現在の環境では、簡単に視聴できるソースはほぼYouTube一択なので、ニコニコ動画やTwitchの放送が観られない、というのが問題といえば問題かな。でもオリジナルソースが他のサービスであっても、高品質な動画は比較的YouTubeへの転載率も高いので、なんとかなっているかな。むしろいいコンテンツだけがYouTubeにも転載される、という傾向もあるので、ある種フィルターになっているような気さえするよ。

 具体的にはLoLの大会動画(LJLやJCG)に、最近ではウル4の動画などを楽しんでいる。あとは音楽垂れ流しマッシーンとしての利用価値がなかなかに高くて、品質はともかくとして、プレイリスト化されて動画を再生すると、延々とそのリストの中のLIVE映像やPVが垂れ流されるのは、簡易ジュークボックスのようで便利だ。ぼーっと音楽でも流しながらごろごろしたい時などにとてもいい。

 問題はやっぱり、Chromecastが頻繁にネットワークから消えてしまう件で、これがかなりユーザビリティーを下げている。これで特に困るのは、短いスパンで動画を切り替えたい時だ。

 動画を探す、キャストする、また探す、キャストする、また探す、キャスト・・・しようとしたらネットワークが切れていて再起動を強要される。テンポが悪い。

 なので再生する動画は、ある程度長い再生時間のあるものや、複数の動画が再生リスト化されているもので、最初の命令を出したらあとはしばらく放置できるようなものが望ましいようだ。ザッピングはできない、と思ったほうがいい。

 このトラブルが何に起因しているのかはよくわからない。

 Chromecast側がネットワークを探すのに失敗しているようだから、Chromecastそのもののハードウェア、またはソフトウェア的な欠陥のような気がしている。一旦Wifiを見失っても、またすぐに探して再接続してくれればいいと思うんだけど、なぜかChromecastは再起動するまでは、再び探しにいってはくれない。

 Wifiの電波が弱いのでは、というような個々の環境固有の部分も疑うべきではあるんだけど、我が家の場合ルータからChromecastまでは障害物もなく、距離も短いので、そこが問題とはなかなか考えにくい。

 で、どうしてもChromecast側を疑ってしまう。Chromecastは動作中はすさまじく熱を発しているので、耐久性に不安があるんじゃないかなぁ、と疑惑の目で見ているよ。はてさて。

USF4: 勝てない日々

 勝てねええええ! 弱ええええええ!

 はい、ということで、最近負け慣れてしまっているコーディー初心者の蝿さんです。トータルそろそろ100戦ほどしていると思うんだけども、一向に成長しません。相変わらずコンボはつながらず、対空精度は低く、固め能力も低い。もうそう簡単には成長しない年齢(永遠の14歳)なのです。

 以下最近の雑感。

  • PC版のラグ問題は依然としてある
  • でも慣れてしまって気にならなくなってしまった
  • 今のPP帯は自分含めみんなグラップできない
  • 当て投げ対策はグラップではなく、昇竜暴れという世界
  • ゆえにグラップ潰しが強い事が活かせない
  • 出会うキャラが非常に偏っている
  • 胴着、新キャラ、投げキャラで9割
  • コーディーで戦った記憶のないキャラ:春麗、本田、ブランカ、サガット、ベガ、フォルテ、セス、キャミィ、フェイロン、さくら、ダン、DJ、いぶき、まこと、ガイ、ハカン
  • 春麗なんかは強いって聞くけど、前作からの流れで利用者が少ないのかな
  • エンバトは猛者(私から見て)の巣窟
  • エンバト勝率は体感で15%くらい
  • 初心者はむしろ最初からランクマにいったほうが安全まである
  • エンバト勢はPPを上げない節があるのでどのくらいのPP相当の相手に負けているのかわからないのが残念
  • フェイクスルー失敗からの挑発暴発で心証を悪くすること多々
  • 最近やっとコスチューム選択時に「アピールなし」にできることを知った