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MWO: オープンβ開始日決定

 NDAがなくなったら、オープンβに移行するというのは、オンラインゲームの常ではあるので、MWOのオープンβもそろそろかなぁ、と思っていたら、やっぱりオープンβ開始の発表があった。

 開始日は、10月16日とのこと。案外近い。

 MWOにはまだまだ開発途上の要素もたくさんあって、このタイミングでの移行には疑問視する声もたくさんあるようだけども、開発としては「もうクローズドでやれることはなくなった」「クローズドテスターもそろそろ疲れただろう」というようなことで、移行に踏み切ったようだ。

 個人的にはMMO要素の実装なくオープンβに移行したのが残念でならない。ひょっとするとそういう要素はないのだろうか、とすら思ってしまう。私が最もMWOに期待しているのは、言い換えると旧作との一番の違いは、この部分だと思っているんだけどなぁ。

 今の段階で発表されている、次の導入の目玉要素は、「機体のペイント」「コクピット内装のカスタマイズ」「デカール」というようなものだそうだ。うれしい要素ではあるけど、それが目玉でいいのか?と少々不安だ。あとは40トン級シカーダと、70トン級カタフラクトの実装が、先だって実装された35トン級レイブンの次として、いずれくるのかな。

 そして肝心のポイント。プレイのモチベーションに関わる点として、「オープンβ後のデータワイプがあるのか」っていうことは、大変に気にかかる。

 フォーラムでは、多くのプレイヤーたちは「『オープンβ前のワイプが最終ワイプ』と開発が言っていた」と言っているんだけど、その公式なソースにたどり着けなかったんだよなぁ。最終ワイプ後には、Founders特典でついてきた「一定期間の報酬ブースト」のカウントダウンが始まってしまうかもしれないから、もしそうなら遊ばないと損してしまう。そのタイミングが、10月16日からなのかそうではないのか。そのへん、はっきり大々的に知らせてほしいものだ。

 βフォーラムがオープンβでも維持されるのかもよくわからないので、とりあえずβフォーラム上の重要なデータ類はここに退避しておいた。多分まだフォーラムは維持されるとは思うし、NDA撤廃後はWikiの情報も整ってきているので、必要ないとは思うけど念のため。

 ま、なんにせよ形になっているのは、前進しているのはメックシリーズのファンとしてはうれしい限りだ。このサイトの訪問者のニーズとは違うジャンルだとは思うけど、この更新も続けるのでよろしく!

MWO: 8月頃のCβの思い出04

 【AWS-8R】

 カタパルトを3台乗り継いだ私なんだけども、そのおかげもあってカタパルトのスキルをほとんどコンプリートしてしまった。そこで、そろそろ別の機種に目を向けようかな、ってことで選んだのがこの機種だ。

 80トン級アサルトメック、オウサム。

 当時カタパルトの、特にA1型でのプレイの余韻が残っていた私は、完全なミサイル信奉者になっていた。オウサムといえば3連PPCが印象的な、エネルギー兵器の雄なんだけども、私がチョイスしたのはそのエネルギー主体の構成を捨て、ミサイル搭載量を増やした8R型だった。

 Hardpointは、頭部1つと右手に2つのエネルギー、そして左右胴部に2つずつのミサイルという構成。

 これでやりたかったのはずばり、超至近距離からのSRM6×4による瞬殺ゲームだ。

 もともとはカタパルトA1型で試した構成で、SRM6×6でどかーん、というプレイを楽しもうと思ったんだけども、カタパルトでこのコンセプトを実現するには、いくつかの不都合があった。まずカタパルトの積載量ではSRM6×6が一時に発生させる熱量を処理するだけの放熱器をつめなかったこと。それに、超至近距離でないと致命弾が望めないので、カタパルトの装甲では若干不安があったことなどだ。

 そこでこのコンセプトをオウサムで実現させてみた。80トンメックの熱い装甲と、SRM6を4筒に減らした上で放熱器を増やしたことで熱的な安定を獲得し、コンセプトはより現実味のあるものとなった。

 物陰からいきなり至近距離に飛び出して、一気に敵を叩き潰す爽快な遊び。全弾命中時の破壊力は、カタパルトA1の実に2倍。正面から装甲の削り合いをするガチンコ勝負。

 今までのカタパルトでは、C1によるLRM戦、K2による狙撃戦、A1による旋回戦、いずれにおいても洞窟や市街地のような障害物の多い場所が鬼門だったんだけども、こちらは逆にそういう場所こそが得意なフィールドだ。上手く相手に肉薄しさえすれば、削りあいで負けることはほとんどなく、逆に近寄れないとなにもできない。わかりやすい得手不得手がある機体は、遊び方にメリハリがあって実に楽しかった。

 「さぁ、殴りあいしようぜ?」

日記: 10月6日(2012年)

 久々に読書。いや、別に久々でもないんだけども、まぁそんな話だ。

 この3連休、実家に戻って行きつけのラーメン屋で安心の昼食を取った後、ふと通りかかった古本チェーン店ブックオフのドアにこんなチラシが貼ってあった。

 「読書の秋セール。10月6~8日の3日間、210円以上の本半額!」

 半額ということは、1冊の値段で2冊買えるということだ。誰にでもできる計算を瞬時に行った私は、特に読みたい本があったわけでもないのに、半額セールにつられたてふらふらとブックオフに進入。いろいろと吟味した結果、3冊の本を買い込んだ。

 買ったのは以下。

 ・水滸伝・一(北方謙三)
 ・水滸伝・二(北方謙三)
 ・水滸伝・三(北方謙三)

 はい、3冊とも水滸伝です。買ったのが3巻までなのは、その店に4巻が置いてなかったからだ(5巻はあった)。歯抜けで買うのも気持ち悪かったし、ここは1つ3巻までを買って、様子を見てみるとしたわけだ。

 さて、なぜいまさらの水滸伝なのか、って話なんだけども、これは北方版なのだ。北方版はかねてから、原典とはまったく別物の内容だという評判は聞いていた。なので、これを読むことは、何度も読んだ水滸伝とは異なるので、「いまさら」というほどのことでもないのだ。ただ同時に、原典の水滸伝がいたく好きな私としては、北方版は邪道というか、偽者というか、そういう印象があって、いままではこれを忌避してきた。

 でも、ちょっとブックオフで立ち読みをしてみたら、のっけからぐいぐいひきつけられる内容で、「こういうのも面白いかもしれん」と思って、今回買ってみた次第だ。

 3連休で2巻半ばまで読んだ感想としては、そののっけの印象のまま、いやそれ以上に相当面白かった。原典の不自然さというか、成立過程、成立年代を理由とした各種設定の不十分さや不統一とは対照的に、登場人物の行動や立場にしっかりとした理由付けがあったり、それに矛盾がなかったりと、高度に理論武装された、近代的な水滸伝になっている。

 その結果には、原典好きとして承服できる設定変更と、そりゃねえよっていう設定変更があるんけども、その辺の好悪をやいのやいの言う楽しみも含めて、原典好きにも大いにオススメできる作品だ。私はただの食わず嫌いだったようだ。もちろん原典を知らない人にもオススメできる、良質の娯楽小説だと思う。

 問題は、長い、ってことかなぁ。文庫本にして19巻。読書が第一の趣味、っていう人じゃないと、全巻読みきるのに年単位の時間がかかりそうだし、読んでいない期間に以前までに読んだ内容を忘れてしまいそうだ。私も、はたして4巻目以降に手す気になるものか、難しいところだぞ、むむむ。

MWO: 8月頃のCβの思い出03

 【CPLT-A1】

 カタパルトを乗り継いで3つめの型番がこれ。A1型。

 MechWarrior Onlineの当時のスキルシステムは、スキルそのものが機種別に存在していた。その中でさらにスキルが3階層に分かれていて、上の階層のスキルを学ぶには、同じ機種の異なる3つの型番で下の階層のスキルをコンプリートする必要があった(今もこの仕様なのかは知らない。評判悪かったけど変わってないのかな?)。なので、最低3つの型番を乗りこなせないとスキルを一定以上に上げることができないので、ずーっとカタパルトに特化して乗り継いでいるわけだ。

 A1型はミサイル特化型。Hardpointは左右腕にミサイルが3つずつだけなので、弾が切れたらなにもできない。潔いというか、男らしい仕様だ。弾薬はこれでもかと積んでおく必要がある。

 私はこれに、Streak SRM2を6つ積んで運用していた。Streak SRM2はSRM2に誘導性能が付いたもの。1筒あたりの発射本数は2本と少ないものの、このゲームで唯一の「放物線を描かない直線的な誘導兵器」で、命中率が極めて高い。火力の低さを6筒合計12本束ねて撃つことでカバーしたこのStreak SRM2の運用は、かなり高い性能を発揮してくれた。

 特にこの機体で活躍できるのは、高速の軽量級機の相手をする時だ。レーザーで照射し続けるのは難しく、オートキャノンを当てるのも難しい高速機相手に、誘導性能付きの近距離ミサイルはうってつけの武器だった。しかも低火力のStreak SRM2とはいえ、12本ものミサイルが束になって飛んでいくので、軽量級の薄い装甲はあっけなく粉砕される。スカウトキラーとして完璧にその要求を満たしていた。

 また中重量機との撃ち合いでも、基本的には負ける要素は少なかった。よほどエイムの高い相手以外では、命中率の問題で、結局単位時間当たりの火力で上回れるからだ。12本のミサイルを100%に近い命中率で、しかもほぼ熱の心配なく間断なく撃ち続けられるというのは、たとえば中口径レーザーやUAC5のような熱や命中率に不安のある中重量機の主力兵器に比べても、信頼性のきわめて高い構成だった。

 ってなわけで、操作難易度が低く、地形の上下や、相手の回避行動、自分の回避行動、などの複雑な状況下でも、かなり高い命中率、単位時間当たり火力を期待できるこのメックは、私の主力機として最大の戦果と楽しみをもたらしてくれた。

 やがてこのメックは高出力のXLエンジンに換装され、時速72kmで快速するようにまでなり、近距離格闘戦機としては、自分なりの終着点に至った。当時何度も全体チャットで「お前のビルドを教えてくれ」「誘導ミサイルユーザーはクソだ」等々とチャットで言われるほど大活躍(たぶん)したのはいい思い出だ。

 だけども、近距離でぐるぐるとしながら誘導ミサイルを撃つお仕事にも飽きてきたし、ベータテストという「実験にはうってつけの場」で単調な戦いばかりしているのもどうかと思ったので、私は次なる機体に挑戦することになるのだった。

GW2: とりあえずキャラ完成

 装備すべてのExotic化がやっと完了した。

 見た目はごらんの写真のとおり。はい、防具はほぼトレーディングポストで買った生産装備の凡庸な見た目です。こだわりがほとんど感じられません。とほほ。

 肩装備だけが燃えあがるエフェクトで、申し訳程度に見た目の個性を主張している。・・・と言いたいところなんだけども、肩の装備にしたところで、普及率の高いCoF製品なので、きっとさほどレアでもないだろうなぁ。ちなみに写真では見えないけど、武器もCoFのピストルを2丁持っていたりする。CoFのピストルは小さくて地味なんだけど、肩装備とおそろいなので、しばらくはその見た目でいこうと思う。

 配色は最近までずーっと青ベースの黒ラインだったんだけども、装備が整ったのを機に、見てのとおり白ベースの青ラインにした。これは案外かぶっている配色の人を見かけないので、今のところ満足している。色のおかげで、ほぼ生産装備の見た目でも、満足できてしまっていると言えるので、これはゲーム寿命的には良いような、悪いような、だ。

 ステータスは、全身くまなくPower、Precision、Condition Damage、の組み合わせだ。ダンジョンのボス戦のような長期戦のほうが真価を発揮する感じだけど、案外WvWvWの砦をめぐる爆弾弾幕モードなんかでもダメージが底上げされていて、壁の向こうで湧き出る数字を見るのが面白い。まぁ、殺すまでにはなかなかいかないんだけどもね。

 さて、これでいよいよ成長という意味では目標を失ってしまった。別方向の、例えばTank装備を集めるとか、そういう成長方針がないわけでもないんだけど、それはもうあんまりやる気がわかないかなぁ。

 あとは、そうだなぁ。せっかくのWvWvWゲームだから、このままモチベーションが萎えてしまう前に、WvWvWを能動的に動かせる環境に入ってみようかどうかを、今は少し悩んでいる。要するに大きな規模でWvWvWをしているギルドにでも入れてもらうべきかなぁ、と。

 ただ、2chでの晒し文化なんかがあるから仕方ないけど、GW2の日本のギルドってあんまり外から情報がよくわからないんだよな! 直感で選ぶほかない上に、募集中なのかすら良くわからん始末。

 はてさて。