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RIFT: ヘッドスタート

 2011年2月25日午前3時。定刻どおりヘッドスタート、と同時にサーバーに接続するプレイヤーが大挙して押し寄せた! 後れを取ればログインが叶わなくなるは必至! ログインボタンをコンマ1秒を争う速さで押下する!

 ・・・はずだったのになぁ。

 その頃私は、台所でのうのうと夜食兼朝食のカップヌードルに、生卵を割りいれていたのでした。そしてPCの前に戻れば時刻は3時2分。開始わずか2分で、早くもほぼ全サーバーは満員となり、ログインを試みた私のデスクトップに表示されたものは、非常なる告知「1000人待ちです。ログインできるまでに4時間くらいかかるでしょう」。

 3時前まで一緒にTwitterでツィートし合っていた待機組みが、どんどんとログインしていく中で、私は取り残されてしまった。一体なんのために未明3時に自分が起きているのか、そんなむなしさを感じながらぼーっと画面を眺め、席をはずし、はずしている間に切断され、列に並びなおし、9時間待ちなどと言うふざけた表示に嘆き、Twitterで愚痴り、風呂に入り、また切断され、うああああああああああああ!!!

 で、結局朝7時頃にサーバーのリブートが行われた隙に、やっと入ることができた。欧米産MMORPGで、ここまでのログイン競争をするのはあんまり経験がないので、精神的に大変だった。あぁ、まいったまいった。

 結局この日はRogueを作成して、ログアウトしたら負けだ(再ログインが絶望的なので)、と思って夜まで一度もログアウトせずに、レベル18まで上げた。このあたりの経緯は、もうβテストのうちに2度3度と経験したものなので、あまり新鮮味はないかな。

 サーバーが満員になるくらいなので、さすがにゲーム内はにぎやかだった。このリリース直後のMMORPGの雰囲気は、何度味わっても心が躍る。オンラインゲームジプシーをやっていて良かったと思う瞬間だ。

 大盛況のおかげでRIFTやWarfrontを必要十分にこなすこともでき、終わってみればほぼ期待通りに、楽しく1日を終えることができたかな。終わりよければ全てよし、だ。

日記: 2月24日(2011年)

 RIFTのログイン祭りで見事に出遅れて遊べないので、2日目にしてRIFT開始前最後のTwo World2プレイ続報などを書いて時間をつぶそうと思う。

 まず訂正。前回「キャラメイクの自由度がない」と書いたんだけど、前回思っていたよりは容姿はいじれた。選択肢が下にスクロールすると増えるんだな。これで少しだけ「自分で作った容姿」で遊べる分、愛着がもてるので、今回そのように作り直した。

 そして感想の変わったものとして、チュートリアルが「案外親切」と書いたんだけど、2回目のプレイでは冗長だった。会話やムービーを飛ばせる場所もあるんだけど、飛ばせない場所もあるという、よくわからない設定で困った。つくり込みが甘いんだろう。

 さて、そんなわけでプレイ。容姿の作り直しをしたかったので、またはじめからだ。前回とかぶる箇所も多いけど、プレイの様子をまた暇人用に撮っておいたので、RIFTログイン祭り中の暇つぶしにでもどうぞ。

 チュートリアルエリアを抜けて、世界が広がって、さぁこれからってとこまでしかまたできなかったので、やっぱり感想はあまり出ないんだけど、少し操作にも慣れてきて、世界を歩く楽しみが分かってきたってところかな。武器、魔法のカスタマイズが楽しいんだけど、まだまだその選択肢を豊富に味わう段階は遠そうだ。

 ってことで続きはまた、RIFT後かなー。

日記: 2月22日(2011年)

 RIFT開始までの3日間が暇なので、よせばいいのに買ってあったTwo World 2のXbox360版を開封して、少しプレイしてみた。

 Two World 2はOblivion以降主流になったといってもいい、オープンワールド形式のRPGだ。世界の好きなところにいって、好きなことをして、気が向いたら用意されたシナリオを進める、というプレイをするゲーム。同時期に出た同種のゲームのDark Ageとの大きな違いは、オンラインプレイがあるということだ。さすがにオンラインプレイは、オープンワールドではないようだけど、いつか試したいと思っている。

 ただし、今回はまだゲーム序盤のシングルプレイをしただけなので、チュートリアル的な一本道クエストをこなすに留まった。オープンワールドっぽさやマルチプレイは未体験だ。なので、まだあんまりこのゲームの良し悪しを語れる感じじゃないかな。たぶんすぐにRIFTに没頭してしまうので、本気で遊んで評価できるのはRIFTに飽きた後になろうかと思う。

 とはいえ、ファーストインプレッションを簡単にでも述べておきたい。

 1.操作しにくい。PCのマウス+キーボードに比べて、パッドの操作が慣れない。これは多分に私個人の素養と慣れの問題。

 2.重い。動きが少し鈍重に感じる。アクションのレスポンスが悪い。走れない、殴れない、止まらない。

 3.メディアインストールすべきだった。しなかったせいで、DVDが回りまくっては世界がカクついていた。

 4.バグった。途中で突然音声が途絶えた。Xbox360のシステム音は出ていたので、純粋にゲームの問題だと思う。DVDの読み込みが多かった問題と関連しているような気もする。

 5.武器、生産、魔法のシステムが面白そう。拾ったアイテムを分解し、素材にし、それを使って強化する。あるいは魔法カードを拾い、組み合わせ、新しい魔法にする。こういうシステムは面白そうだ。

 6.キャラクターの造形が安っぽい。キャラもダサいし、動きもダサい。これはいわゆる「洋ゲーグラフィック」だからというよりは、純粋にセンスや技術、あるいは作りこみがないんだと思う。キャラが濃いのは別にいいのだが。

 7.案外親切。Oblivionの放り投げ感に比べると、一通りの操作や仕組みを説明してくれるスタートは、洋ゲーらしからぬ親切設計だと思った。

 8.キャラメイクの自由度がない。シングルプレイでは性別は男限定。容姿についても、髪型は固定。目の色と、顔と、体格を少しいじれる程度。ちょっと残念。

 9.シナリオ。よくわからんが取り立てて楽しそうではない。どうでもいいけど。

 ってところかな? とりあえずだらだらとUstreamで配信していたものを保存してあるので、暇で暇で仕方がない人は見てください。2時間もあるけども。ちなみに配信中の視聴者数はMax4人でした。うち1人は私。うへうへ。

RIFT: つかの間の休息

 RIFTのβテストが全て完了し、25日のヘッドスタート開始まで、つかの間の休息期間になった。

 そこで本番に向けての決定事項などを整理して、備忘と「この頃はこんな風に考えていました」という記録として残したい。今回はクラスとサーバーについて。

 まずはクラス(CallingとかSoulとか言うのが、だんだん面倒くさくなってきた)。

 世間では、「どれどれが強い」とか、「Warriorならなになにをとるしかない」とかいう話題が、開始までの慰みに各種チャンネルを賑やかしている。でも知っている人は知っているように、私はクラスの強弱とか、「そのときそのときの旬なバランスブレイカー」とかには、全然興味がないんだよね。

 理由は大きく2つあって、1つは、そういうものは大体先行者が発見して、利用して、報告されて、修正された頃に、やっと私の成長が追いついてその世界に入るので、知ったところで関係がないことが多い、ということ。もう1つは、そもそも強さでクラスを選ぶ気がない、ということだ。

 RIFTは簡単にサブクラスの変更がきくゲームなので、強さ重視の人はそういう情報を元にサブクラスを変遷させていくことで、常に有利な状況でいられるから、その辺が最も興味ある部分なんだろうと思う。むしろそれが普通なのかもしれない。話題になるのもうなずける。

 でも一方の私は、「イメージ重視で選んだクラスで、イメージどおりに立ち回る方法」こそが知りたい、あるいは考え出したいんだよね。ところが、サブクラスの変更が簡単にできるこのゲームだと、そういうサブクラスごとのTips的な情報があんまりでてこない(まぁ、ろくに調べてもいないけど)。「弱い」を「強い」にする手段として、一般に流布する情報の大半が「サブクラス選び」に関する内容になっていて、埋もれてしまっているからだ。

 っつーことで、この辺は世間の風説を気にせずに、我流でテキトーにやっていこうかと思っている。

 ちなみに、じゃぁ結局なにでいくのよ、って部分は、オフェンシブタンクかAE Nukerかの2択で悩んでいるところだ。突撃小僧か、カミナリ小僧か。むーん。

 続いてサーバー選びについて。

 この仕様だとPvEサーバー1択かな、と思っている。このゲームのPvEサーバーとPvPサーバーの違いは、「戦闘する意思のない人を、戦闘する意思のある人が不意打ちできるかどうか」にしかないように思えるんだよね。そうなってくると、そんな仕様でPvPサーバーを選ぶというのは、「戦闘する意思のない人を不意打ちしたい(ドS)」か、「不意打ちされたい(ドM)」以外にない。そして私はそのどちらでもないので、PvPサーバーにする理由がないのだ。

 一応私も当初PvPサーバーに期待していたものはあって、それはオープンフィールドでの陣取り合戦(まぁ、要するにDAoCだ)のようなものだった。だけど現状では、オープンフィールドでのPvPで勝利を収めることによって得られるもの、すなわち占領すべき領地や砦やそれに伴う特典がろくになさそうだから、モチベーションを誘発するものがないように思える。無理やり「わー」ってオープンフィールドに繰り出すのは、最初は楽しいだろうけど、無目的すぎてすぐに飽きるに違いない。「相手待ち」がだるくて即Warfrontの予約を入れてしまいそうだ。

 逆に、もし今後のアップデートなどで、オープンフィールドでのPvPを誘発する仕組みやゾーンを用意するとしたら、普通に考えてPvEサーバーにも用意すると思うんだよね。強制的に皆がPvP Flag ONになって、砦などが数個ある広大なエリアを置くだけでいいんだから簡単(?)だ。PvPサーバーだけの遊びにする理由がない。

 なので、当面はPvEサーバーでよかろう、と言うのが結論だ。

RIFT: ダンジョン初体験

 Lv17~くらいのインスタンスダンジョン、Realm of the Faeに行ってきたよ。

 内部はいわゆるインスタンスダンジョンで、多少のギミック、経路に現れる数度のネームド戦、フィールドよりもややよいドロップと、期待通りのものだった。特に印象深く感じたのはそのボリュームで、慣れていないこともあるけど、2-3時間も遊んでいた気がするよ。十分すぎるボリュームだ。あー疲れた。でも、手探りのダンジョン探索はかなり久しぶりの感覚で楽しかったな。

 ちょっと残念なのは、パーティーの定員が5人だということかな。多くの場合6人以上が定員だったゲームの出身からすると、どうしてもスケールダウンした感が否めない。まぁ、些細なことではあるけども。

 これで私のMageキャラはLv20が目の前、というところにまでなった。相変わらずビルドがダメダメで、どうもバランスよく戦えないんだけど、それでも少しずつわかってはきて、楽しくなってきた。もともと本番はWarriorのつもりで、Mageはβ限定の遊びだったんだけど、楽しくなってきてしまうと悩むなー。

 本番はどっちにしたものか。はたまたRogueもやってみるべきか。むむむ。