作成者別アーカイブ: Nez/蝿

日記: 6月23日(2009年)

 先週火曜にバランスWiiボードをニンテンドーに送ってから数日。「到着したら連絡します」と書いてあるにもかかわらず、何の連絡もない日々が続いていた。ヤマト運輸によれば、木曜に送り届けたと言っているのに、何事だ。

 必要以上に不安に駆られた私は、「どーなっとるかね?」というメールを、ニンテンドーに送ってみた。クレーマーっぽく見えるかもしれないけど、こういうときにはまめな意思伝達活動が重要だと私は思う。「ちょっとうるさい客」くらいが、もっともトラブルに会いにくい賢い立ち回りなのだ。

 すると、こんなメールが帰ってきた。


弊社製品のご愛用 誠にありがとうございます。
いただきましたメールについてお答えいたします。

ご連絡いただきました「到着の連絡がない」との事、ご心配をおかけ
し申し訳ございません。

お客様のバランスWiiボードは6月18日に弊社へ到着し、6月22日
に問題なく受付させていただきました。

なお、お客様のバランスWiiボードは修理を終え、本日、6月23日
にヤマト運輸様の宅配便で出荷しております。
修理費用につきましては無償となっております。

 ほう。なかなかすばやいな。と、褒めたいところだけども・・・。

 故障した -2
 修理はすばやい +1
 連絡がない -1

 今回の件におけるトータル的なニンテンドーに対する印象変動は、-2ポイントとなりました!

 とりあえず、また今週半ば以降には、バランスWiiボードを使用したトレーニングができるかな。1週間以上も、Wii Fitのスタンプがカレンダーに押されないなんてこの数ヶ月で初めてで、あのスタンプの埋まり具合を見て、頑張った自分を静かにほめていた私としてはちょっと悲しいけど、それもやっと復活だ。よかった、よかった。

 そういえば、マイミクの人が予約していたWiiの新しいトレーニングソフト。私も試してみようか検討中だ。

リアル生産スキル: 第10回

 さて。前回までで、ブレード面の削りだしはあらかた終わったので、これからはブレード面を含む鋼材表面の研磨工程だ。この研磨が終わったら、ほぼその状態のまま焼入れにだし、焼入れ後はそう易々とは切削できない硬度になる。ある程度の研磨はできるものの、大きな変更は不可能になるので、この工程が最後の形成工程と言える。

 この工程でやることは、基本的には表面の傷取りと、磨きだ。本来そう大きな傷はついていないはずなので、基本的には「磨き」要素が強いのかもしれない。けれども私においては、前回述べたように「ヤスリで傷を消すことをあきらめた」という部分が多いため、まだ比較的大きな傷が多数残っている。だからこの工程で、わりと深めの傷取りもしなければいけないのだ。


オイルストーンでトライ

 ということで、オイルストーンなる道具を仕入れてみた。出費2000円増だ。

 オイルストーン、日本語で言えば油砥石は、その名のとおり、油を使って砥ぐ砥石だ。日本で砥石と言えば、「ヤマンバが山小屋で夜な夜な出刃包丁を砥いでいるシーン」でおなじみの水砥石なわけだけども、アメリカでは砥石と言えば油砥石らしい。この辺は文化の違いであり、その特性うんぬんも色々あるんだろうけども、私はよく知らない。

 特性うんぬんではなくて、今回私は単純に、「ヤスリよりも切削力が低く、耐水ペーパーよりは高い」というラインの研磨道具として、オイルストーンを試してみようと思っただけなのだ。それならば、目の粗い耐水ペーパーでも同等だったのかもしれないけど、耐水ペーパーは切削力が衰えるたびに使用箇所を動かす必要があって、「ヤスリの深い傷を消す」という、いかにも時間の掛かる今回の作業を行うには、大変面倒くさいことが想像された。そこで、少しでも楽をしたいとばかりにオイルストーンに逃げてみたわけだ。

 ・・・ん? 手間を惜しんじゃいい仕事は出来ないって? 全くですな、うへうへ。

 ってことで、これよりオイルストーンによる傷消し&研磨工程の開始だ。軽く1時間程度やっただけでは、全く傷が消えない。これは今までで一番タフな工程になりそうだ。

Wii Fit: 6/22(101日目)

 体重:-6.0kg(前日比+0.5kg)。今日の運動貯金:30分。

 増えまくり。前日に運動どころかろくに動きもしなかったのと、飯だけは食っていた(なぜか食事中って頭痛がないんだよね。それで痛みをまぎらわすための食事をしがち)ので、当然といえば当然の帰結。

リアル生産スキル: 第9回

 ってことで、RPGのやりこみプレイができない私は、ブレード削りもそこそこで終了。いわば、キャラ育成を極めることなくAltに走る心情といえなくもない。


ブレード削りだし完了

 仕上がりは・・・うーん。ベベルストップの部分(ブレード面と、ブレードじゃない面の境界線)にメリハリがなくて、素人っぽさが前面に出てしまっているなぁ。本当はもっと、リカッソの部分(ベベルストップからヒルトまでの部分)を広く取るつもりだったんだけど、削りすぎ>修正>削りすぎ・・・を繰り返して気が付けば、猫の額の如きリカッソになってしまった。しゃーないな! 放置!

 また、ベベルストップの位置も、実は表裏でずれていて、刃を自分に向けてみるとさらに醜い仕上がりになっている。でも、もうリカッソに手を加えるだけの面積が乏しいので、手を加えるのが怖いから、これまた放置だ。

 さらにさらに、ファスナーボルトの穴も微妙な位置にあいてしまった。ぬう。でも放置!

 全部「そういうデザインなのさ」と言い張ればいいはずだ!

 これからは、ブレード面を中心に、鋼材全体についたヤスリの傷を消していくとともに、表面の仕上げをしていくという、研磨工程だ。これまた、地道な忍耐力勝負の予感。