カテゴリー別アーカイブ: バイクとツーリング

日記: 8月16日(2021年)

 先月のローダウン計画の続き。

 いよいよバイクを預ける日になったので、バイクショップに預けてきた。それだけ。一応、いつ頃の話だったかを忘れぬよう、自分のために記録しておく。

 起こった出来事は以下の通り。

  • 本来前日に預ける予定だったが雨天だったので1日あとにしてもらった
  • が、結局1日後の当日も天候不順で小雨が降ったり止んだりの天気
  • 実家からレインスーツを着て出動
  • タイミング悪くトレーラー横転で予定の最短ルートが通行止め
  • やむなく迂回路を通って進むが、同じような迂回車両が多く渋滞
  • 夏、雨、渋滞。三重苦(不幸中の幸いで、さほど暑くはなかったが)
  • そんな思いをしてやっとショップにつくとシャッターが下りていた。Why?
  • 店主に電話も通じなかったので、メールを発射して待機することに
  • 個人事業主なのでこの辺りは自由な感じなのだろう。こちらも自由にのんびり構える
  • ショップ近くのコンビニで買ってきたじゃがりことモンスターゼロとで軽い昼食a.k.a.路上飲み(ノンアル)
  • やがて店主が来たので商談・・・というか雑談をして、無事依頼完了
  • 店主は年齢が1つ下だとか、16の頃からのバイク乗りだとか、得意分野はビューエルだとか、いろいろ判明した
  • 帰りは実家ではなく自宅へ帰還
  • 自宅までの帰路はゆらりと徒歩で1時間弱ほどかけて帰った

 早ければ今週中にも作業は終わるらしいので楽しみだ。

日記: 8月1日(2021年)

 靴を買い換えたはいいが、じっと手を見てみれば、夏用のメッシュグローブもそろそろ限界だ。

 ってことで、買い換えましたよ。

 今まで使っていたのは、かれこれ何年目だろうか・・・下手したら10年以上無理矢理使いつづけた、ボロボロのメッシュグローブだ(写真左側)。写真がピンボケていてわかりにくいけど、表も裏も、もうこれでもかと摩耗していて、とうに限界を超えている。

 メーカーはPowerage。うーん、Powerageっていうメーカー名が既に懐かしさを醸し出しているな。調べてみるとPowerageは現存しているようなので、懐かしいとか言ったら失礼なんだろうけど、当時も今も、今一つ目立たないというか、広報活動が全然活発じゃないな、このメーカー。

 Powerageの話をもう少し脱線して続けると、昔、バイクウェアが今よりもっとダサいというか、バイクバイクしていて、一般受けしない世界観(古き良きイエコンのようなデザイン)の中にあったころ、Powerageのアパレルはまだしも許せるデザインと、バイクに求められる機能性とを両立している、数少ないメーカーだったように思え、割と愛用していたのだ。

 だから、ダサさがマイルドなバイク用のアパレル、という稀有な存在を探し求めていた当時の記憶と、Powerageというメーカー名とは、私の中で有機的に結びついていて、懐かしさにつながってしまうというわけ。

 今ではそのほかのメーカーも、バイクウェアっぽさと、カジュアルっぽさを融合した、「当世のバイクウェア」というようなデザイン路線を確立して、逆にどんなメーカーでも、そんなに当たり外れがないような感じになっている。

 また世間の価値観がバイクという趣味を、かつての「よくわからない迷惑な走り屋集団」ではなく、「モータリゼーションされたアウトドア趣味」という新しい解釈でとらえるようになったことも、バイクアパレル界に与えた影響は大きい。アウトドアウェアの文脈でバイクウェアを再構築するようになった、と喩えればわかりやすいだろうか。山登りの人が山登りの服装をしていても恥ずかしくなく、逆に軽装だと恥ずかしく見えるように、バイク乗りの人がバイク乗りの服装をしていても恥ずかしくなく、逆に軽装だと恥ずかしい。そういうような価値観がやっと醸成されたおかげで、バイクウェアの許容範囲は格段に広がった。いい時代になったものだ。

 閑話休題。

 買ったグローブの話だ。

 今回買ったのは、コミネのプロテクトヴィンテージメッシュグローブだ(写真右側)。

 Amazonでポチポチしながら10分くらいでサクッと選んだ。見た目が悪くなく、レビューが普通以上のものなら、他には特にこだわりはないぞ、というチョイス。

 そろそろいい歳になったわけだし、大人の財力を見せつけるがごとく、高級なパンチングレザーなグローブにでもしようか。という案が3秒ほど脳裏をよぎったけど、即座に「機能性とコスパを重視すべし」という持ち前の判断力が回復し、無事コミネマンの仲間入りをすることと相成った。

 またメーカーの話になるけど、昨今はコミネがすごく頑張っているようだね。バイクアパレル界において、コミネがコスパの代名詞としての地位を確立して久しいけど、そうなった頃から、このグローブを購入した今日までに、バイク用のアパレルを買い足す機会がついぞなかったから、あまりコミネに接してはこなかったものの、その評判やコミネマンなる一族の隆盛については、各所で仄聞してきた。

 今回ついにその仲間入りを果たした。次にこのグローブをつけて走行する際にでも、その実力を感じてみよう。

日記: 7月31日(2021年)

 ツーリング報告。

 ・・・に見せかけた、別の話題。靴の話だ。

 この度、久々に靴を新調した。写真のツーリング写真はそのついでというか、都合によるものなのだけど、それは後述する。

 テレワークに入ってからというもの、普段使いの靴ですら使う機会がガクンと減ってしまい、靴の消耗ペースも落ち込んでいた。そのため、なかなか靴を買い替えるというイベントも発生していなかったんだけど、先日、昼の散歩をしていたところ、ようやくというべきか、いよいよというべきか、かなり昔から愛用していた、お気に入りのTimberlandのGORE-TEXシューズの底がはがれ、ついに履けなくなってしまった。

 ということで、靴を選んで買い替えることにしたわけだ。

 壊れた靴は、「アウトドア」「旅行」「雨天時の防水」そして「近距離のバイク用」というような役目を負うものだった。当然の帰結として、買い替える靴にも、同じような性能を要求することになる。

 Timberlandの靴は、靴底の形が幅広なせいか、私の足に合っていて気に入っていたので、今回もTimberlandの中から選ぶことにした。その中で、前述した性能を満たすもので、なおかつ、履きつぶし用途として許せる範囲の、そこそこ程度の値段のものを探した結果、GORE-TEXのショートブーツに行きついた。

 本当はシューズタイプのほうがよかったんだけど、シューズの枠のなかには、デザインと性能の双方の兼ね合いで丁度いいものがなかったので、ショートブーツタイプのものにした。

 で、ツーリングの話になる。

 この靴は前述の通り「近距離のバイク用」でもあるので、バイクに乗った際の使い勝手も要求する。なので、そのあたりの具合を確認するために、近距離ツーキングにお出かけした、という次第だ。

 行先については、その辺の郊外にちょっと足を延ばした、という程度のただの田舎道でしかなく、写真はさも気持ちよさそうに写るように景色を切り取って撮っただけで、実際はそんなに自慢できるようなことはしていない。なので、ことさらには述べない。

 一方、肝心の靴のほうは、思ったより良かった。

 つま先の感覚が感じ取りやすく、シフトチェンジがわかりやすかったし、足首が硬すぎることもなくて、ペダル操作が億劫になることもなかった。壊れた靴の後継として、なんら遜色のない靴だ。悪くない悪くない。

 純粋にバイク用のブーツではないから、シフトガードのようなものがついているわけでは、もちろんない。だから、バイクで使用するたびに、徐々に甲の部分が傷ついてはしまうけど、バイクに乗るときにいつも履く、というわけではないから、そうそうボロボロになることもないだろう。それに、多少のシフト傷であれば、それはむしろバイク乗りの勲章感があって、嫌いではない。

 また経験上、このような「バイクに乗るときに履くこともある」程度の使い方だと、シフト傷による損耗よりも早く、他の理由による損耗で靴を破棄することになるので、そういう意味でも問題にはならないと考えている。10年もメンテして履き続けるような、そういう高級ブーツでない限り、気にするほどのこともないだろう。

 ってなわけで、新しい靴はまずまず気に入った。シューズからブーツへの転換なので、どうしても脱ぎ履きに面倒くささはあるけど、この辺はすぐ慣れることだろう。

 ん? ツーリング? ツーリングは、うん、暑い。この季節は。暑い。出かけるなら早朝から本気で避暑地に行かないと暑い。ご近所は暑い。

日記: 7月22日(2021年)

 失敗ツーリングの簡単な記録。

 私が最もよくいくプチツーリング先。

 相模湖。

 そしてその兄弟的な湖。

 津久井湖。

 この2つの相模川系のダム湖が、神奈川県北西部に並んでいるわけだけど、実はその近辺にもう一つ、津久井湖のサブ的な湖があり、穴場的な展望地として存在しているらしい。

 名を、城山湖、という。

 この事実を私は、もう数十年にわたって、何度となくこの地域を訪れていながら、最近になってやっと知った。

 これは何としても訪れなければなるまい。

 ということで、意気揚々とバイクで城山湖に向かったのだけど・・・到着できなかったのだ。

 理由は簡単で「二輪車通行禁止」だったから。

 驚くべきことに、城山湖に至る道は、そのすべてにおいて、二輪車の通行が禁止されていたのだ。

 どうも昭和の時代にバイク乗りが悪さをした名残らしい。こういう場所は割とそこら中にあって、狭山湖の周りもそんなだったような記憶があるけど、とにかく、バイクで向かった私を待っていたのは、道路交通法の分厚い壁だったのだ。

 法律に禁止されてはどうしようもない。

 急な坂道で、突然通行禁止標識が現れたもんだから、Uターンをして引き返すのにもかなり神経を使ったけど、順法意識の高い私は、おとなしく帰路に就いたのでした。

 「明日ミニでリベンジしたる」と心に誓いながら。

日記: 7月17日(2021年)

 ちょっと前の話になるのだけど、記録的に書いておこう。

 先日断念したローダウンカスタムを、バイクショップに依頼してきた。

 バイクショップはバイクを置いてある実家ではなく、私の自宅近辺の店。なので、ミニに乗って実家へ行き、そこでバイクに乗り換え、今度はバイクに乗って自宅方面へ戻り、そしてバイクショップに行くという迂遠なる行程を経て、やっとこさ訪問してきた。

 ショップは、店主が1人で運営している、ザ・個人ショップ、という感じのところだった。

 大き目のガレージに、コンクリート打ちの壁面という武骨スタイル。カスタム待ちのバイクが並び、奥には昇降機やら巨大な工具トレーやら。こういうガレージを持つことは、男の子の夢の一つだよなぁ、というイメージそのままのところだった。

 そんなガレージの一角のカウンターで、ローダウンカスタムの相談。こういった店でカスタムを依頼したことがなかったので、多少、というか、かなり緊張して入店したものの、店主の対応はやわらかく、わかりやすく、満足のいく商談を気持ちよく行えた。よかったよかった。

 ついでとばかりにタイヤの空気圧のチェック&エア補充サービスでしてくれて、さらにカスタムの工賃も想像以上に良心的。非常にいいショップだと断定した。

 そんないい店だけに、ショップはそれなりに繁盛しているらしく、すぐには作業に入れないとのこと。今回はカスタム計画の相談をしに行ったにとどまり、バイクを預けてカスタムをしてもらうのは、1ヶ月ほど先の話になった。

 なので、バイクはまたしばらく実家に安置だ。またバイクに乗り、自宅近辺から実家まで戻り、そこでミニに乗り換えて、今度は自宅に帰ってきた。

 うーん、自宅–実家間を行き来しまくる日になったな。