カテゴリー別アーカイブ: バイクとツーリング

日記: 5月29日(2021年)

 週末バイクいじりシリーズその1。

 やっとかなり動ける体になったので、先月の骨折立ちゴケ時にできた外装の傷を、少しだけ補修しておいた。

 今回の事故で傷のついた部分は、1)フロントカウルに写真左上のような傷がついていたこと、2)フロントカウルのパーツが一部ずれてかみ合わせが外れていたこと、3)ハンドルバーエンドに軽い傷があること、4)それにクランクケースにそこそこな傷があること、というのがすべてだった。

 大した損傷はなかったんだけど、そりゃ大した立ちゴケでもなかったから当たり前かな。どちらかといえば、あの立ちゴケで骨折したことのほうが運が悪すぎたわけで・・・。

 で、このうち2)カウルのかみ合わせはハメなおすだけで完治、3)バーエンドは無視できるレベル、4)クランクケースはちょっと補修が難しそうなのでどうしようもないので放置。

 ということで、今回は1)フロントカウルのタッチアップだけをすることにした。

 写真左上が前述したように補修前の状況。

 これを写真下のタッチアップペンで3度ほど重ね塗りしたのが、写真右上。まぁ、今回はこんなところかな。

 本気で直すのであれば、黒く樹脂面が出るまで抉れている個所は、紫外線で固める樹脂材でパテ埋めして、そこを磨いて平坦を出してから、タッチアップしてさらに磨く、というのが良いのだろうけど、今回は遠めにわからなければいいだろう、というレベルにとどめた。

 ちなみにカラーはYAMAHAのダークパープリッシュブルーメタリックCという色だった。メモ的に記録しておこう。この色はYAMAHAのバイクで多用されているようで、私のバイクは絶版車であるものの、R6などの現行(かそれに近い)のマシンで使われているおかげで、入手しやすいカラーだった。今後もいくらでも見つかりそうだ。助かる。

日記: 5月19日(2021年)

 骨折中のバイクちょっとだけいじりシリーズ第2弾。

 今回はバイクのシートのあんこ抜きを実施した。

 14年目のバイクで今更? って気もするけど、今更だからこそというか、もう次のバイクに行ってもいい気分ではあるからこそ、実施に踏み切れた。どうなってもいい、なるようになれという、失うものがない強みによる、思い切りの良さを発揮した次第だ。

 とはいえ、外形を削って行う通常のあんこ抜きは、作業難度が高そうだし、粉末状のごみの扱いも面倒くさそう。

 なので、今回はYoutubeで見つけた「ウラヌキ」という方法を試すことにした。

 大まかな方法は写真で図解している通りではあるんだけど、シートの表皮を剥き、スポンジを外し、スポンジの裏側からスポンジの密度を下げるようにスポンジを摘み取り、元に戻す、というようなもの。こうすることで、スポンジの外形を変えずに、スポンジの収縮量を増やし、足つきを改善するというのが狙いになる。

 ってことでやってみた。

 作業の感想としては、思ったより簡単だったかな。シートのあんこ抜き作業は初めてで、シートをはがすことから、タッカーで打ち付けなおすことまで、すべてが初体験だったけど、できるできないでいえば、どれも難なくこなせる作業だった。

 難点というほどではない難点を挙げると、まずもともとついていたタッカーの針。これがもうさびてボロボロになっているものもあり、刺さっているのを抜く前に砕けたりした。そうなったのをペンチで引っこ抜いたりするのが、多少面倒ではあった。

 あとはスポンジをペンチで引っこ抜くという作業が、なかなか難しく、力のいる仕事だった。どのくらい抜いたらいいのか、という塩梅もよくわからなかったので、その辺が不安。今回は、作業をしてみたかった、という側面が強いので、控えめに抜き取っておいた。足つきが1 cmでも改善すれば僥倖。くらいの気持ちで。

 そして最後のタッカーの打ち付け作業。使ったことのない道具だったので、慣れるまでは少しだけ手間取った。タッカー、針、針抜きの3点セットで1800円、というような格安セットをAmazonで購入したんだけど、説明書も何もなかったので手探りで使用することになった。勘頼りで使えはしたけど、思ったより握力のいるツールだったので、シートの全周を打ち付け終わることには、だいぶ手が疲れた。

 そんなわけで完了したあんこ抜き(ウラ)。

 このところ天候が悪いし、足の状況が状況なので、まだバイクに着けて、またがっての結果は確認できていないんだけど、個人的にはもう作業を無事終えられたという、仕事の満足感でいっぱいだ。

 成果が薄くても、別にいいや。

日記: 5月18日(2021年)

 バイクのクラッチレバーの位置調整をした。

 以前もクラッチレバーについては触れたけど、骨折の原因になった立ちゴケ時の衝撃で、ハンドルバーを軸に、地面方向に45度ほど回転してしまっていたのだ(わかりにくいけど写真上の状態)。

 不幸中の幸いというか、ハンドルを握った状態で、かろうじてクラッチレバーまで指が届きはする、という程度の回転具合だったので、骨折当日はこのクラッチレバーでも、なんとか自走させることはできた。とはいえ、もちろんこのままでいいわけではない。いつの日か直さないとな、と思っていたのだけど、私自身の故障のほうが深刻だったので、これまでそれを修理できずに今まで過ごしてきた。

 が、ようやくかなり動ける体になってきた。そこで、満を持してこれを直してみることにしたというわけ。

 とにかく、目の前にあるマシンが壊れていて、それは簡単に直せるようなものなのに、でも直すことができない、という状態は、痒いところがあるのに掻けないような、そういうウズウズした気分を与え続けるものだ。掻痒感が半端ない。もう我慢の限界だ、掻くぞ! もとい、直すぞ!

 修理方法そのものは簡単だ。

 クラッチレバーをハンドルにとどめているクランプのボルト(写真左下)を、適当なレンチで緩め(写真右下)、適正な位置にクランプごとクラッチレバーを回転させて、締めなおすだけ。片松葉杖を駆使しながら、工具を準備して、それを野外に運び、バイクカバーを外す、という前段階がかなり重労働だったものの、本体である位置調整作業部分だけでいえば、ものの1分で終わる軽作業だった。

 ともあれ、これですっきりしたぞ。

 ついでにあんこ抜き作業を梅雨の間の休日にするかもしれないので、シートだけ外して屋内に運んでおいた。きれいに拭いて作業に備えておこう。

日記: 5月11日(2021年)

 骨折ツーリング後編。

 GWの暇を活かして、動画を編集・・・というか、ただただ動画をつなげて仕上げた。いつも通り、特にこれといった工夫もない一品。一番時間がかかったのはたぶん、フリーのBGM探し。まぁ、手すさびではこんなもんだろう。こんなんでも、やはりモノ作りは楽しい。

 日本のいわゆるVlogとかモトブログは全然観ないんだけど、海外のバイクのロードトリップ動画は最近よく見る。アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリア。いつか旅をしてみたいと思っている世界の道路たち。それをバイク乗りの主観視点で楽しめる動画が、それこそ無限にあるというのは、いい時代になったものだ。

 訪れたことがない道を観るのも楽しいし、逆に訪れたことのある道を観るのも、また懐かしく楽しい。

 品質は玉石混交というか、石が多めではあるんだけど、それだけに玉を発見した時の喜びは大きい。

 そんなわけで今回はサムネとタイトルだけその辺に影響された雰囲気にした。海外のサムネはとりあえずHelvetica (Arial)使っとけ的な気配がある。簡単。中身は別になにもかわらない。

日記: 4月6日(2021年)

 事故ったツーリングの映像を細かく切り張りしてショートムービーにした。

 忌まわしき事故の記憶ではあるものの、買ったばかりのGoProを手にしてはじめての、喜び勇んで行ってきた旅の記録だから、一応簡単にまとめておいた次第。

 GoPro HERO9に期待していた手ブレ補正機能は、率直に言って期待以上だった。バイクに車載した映像がガタつかないのもすごいし、なにより歩いて手持ちしている映像が揺れずにぬるぬる動くのには驚いた。持ち手が揺れないように気を使うといったことを、あえてしなかったのにこれだ。

 映像的には、編集も撮影も技術がないのでその辺は触れないこととして、天気が良くないのがやっぱり映えないなー。こればっかりは仕方がないけど、残念だ。

 さて、この映像の後、帰り道でコケるわけだけど、はたして次にGoProを使う機会はいつになるのやら。

 今年はGoProを携えて、ここ数年乗ってなかったバイクに乗ってやろう、と密かにたくらんでいたというのに、その矢先にこれだ。やれやれ、