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FS: 庶民のシュートは難しい

 伸び悩む今日この頃。

 どーにもチームのお荷物だ。いまだ慣れないPFの動き方、というのもあるけど、上がっていく周囲のプレイヤーのレベルに、私が追いつけていない、というほうが大きい。そのことはまず認めざるをえまい。くう。

 中でもダメなのがオフェンスだ。以前のエントリーでも言ったように、PFの持つ武器は、「入らないミドル」「暴発するカエルシュート」「出しにくいふんわり」「ブロックされるダンク・レイアップ」という具合で、信頼性の高い武器がなにひとつない。それでもとりあえず、発動すれば高確率で入る「ふんわり」と、ブロックされなければ入る「ダンク・レイアップ」を主軸に、なんとかガンバってはいるんだけど、これがまた(私には)難しいのだ。

 まずフェースアップに非常に弱い。上記の主軸武器を使用するには、マークをはずすためにも、シュート自体の発動のためにも、方向キーを同時に入力することが必須なわけだけど、ボールをもっている状態で方向キーを入れると、ふとしたことでフェースアップしている敵ディフェンダーに接触し、ボールをこぼしてしまう。それが怖くて、どうしてもプレイが消極的になってしまい、ますます攻撃が組み立てられなくなっていく悪循環。かといって、フェースアップを引き離すべく後方にすこし下がり、フリーでミドルを打ったところで、これが面白いくらいに入らないのだ。

 そしてボールをこぼすことなく、強気にシュートに持っていけても、フェースアップしている敵ディフェンダーに、うまいこと至近距離に接近されれば、危険な「カエルシュート」が暴発してしまう。シュートにいけたというよりも、「入らないシュートを打たされた」といった具合で、要するに完封されてしまっているのである。

 華麗にかわせず、強引にもいけない悲しさ。嗚呼、フェースアップを余裕でガン無視、安直にミドルに持っていけたF時代が懐かしい。

 そんなわけで最近はもっぱら、とりあえず逃げパス&スクリーン、レイアップと見せかけてCにパス&スクリーン、点差が合ったらダンク狙い失敗のカエルシュート、アリウープラジコン1号、オサレ勝負、部屋探しオンライン、というような他人任せのパス中継点プレイを主軸にして凌いでいる(凌げてないだろ)。Fが点取らなくていいのか、という話もあるけど、そのほうが(私のスキルの関係で)安定しているものでして…。

 でも不思議なことに、そういうプレイスタイルにしたほうが、試合後の評価が高い(AAとかBとかCとか、そういうやつ)というのが複雑な心境だ。1人で20点取ったときより、4点の3アシストの3リバウンドの1ブロック、っていう感じに満遍なくやったほうが、経験値&BPの実入りはいいのだ。FreeStyle…Fは点取り屋じゃなくて、縁の下の力持ち設計なのだろうか、うーむ。

 だんだんLv20の世界も見えてきて、対戦相手も洗練されつつある今日この頃。オチコボレになる日も近い。カモ。
 
 
 

 予断ながら…、
 
 -パワーフォワードのミドルシュートがナイスパス効果を得るように修正。
  既存バージョンではPFのミドルシュートはナイスパスの効果をまったく得られなかった。
  したがってPFよりミドルシュートステータスの低いPGのミドルシュートがより多く入ると感じられたはずだ。
 (http://fsdt.exblog.jp/1880640より引用)
 
 
 なんだってええええええええ!!!

FS: 固定チーム

 FSの現在の戦績が、ちょうどキリよく200勝140敗になった。このうち、多分100勝50敗くらいが固定チームの戦績で、100勝90敗くらいが野良チームでの戦績だ。固定とそうでないのとでは、勝率がずいぶん違う。私の下手(と仲間の上手)が象徴的なようで、微妙な気分だ。

 とは言っても、私の組む固定というのは単に、知り合いが入ってきたら誘う、というくらいのもので、しかも、私も、その数人の知り合いも、うまいほうかどうかというと、せいぜい少しうまい~中くらいのレベルだと思われる。それでも、味方にいわゆる「爆弾」を引く確立が、1人誘えば(自分と知り合いが「爆弾」でないなら、だけど)単純に半分に、2人誘えばゼロになるわけで、やはり勝率は格段に上がってしまう。

 ところが、この高勝率を生みやすい固定チームには、なにかと非難の声が尽きないらしいのだ。特に、部屋名に「固定です」と明記しない仮面固定に対しては、非難の声が一層高く、曰く「狩りだ」「勝って当然」「固定なら固定と名乗れ」等々と、言われ放題のご様子。割と頻繁に、しかも悪意なく仮面固定で遊んでいた私としては、激しい世論の論調に、ひたすら驚く次第だ。

 では友達とワイワイやりたい場合、どうすればいいのかといえば、「チームは青」「部屋名に固定と明記」が最低限必須らしく、さらには「自分より強いチームと挑戦する意欲」「低レベルの人には退席願う等の配慮」「結果よりも内容を重視する態度」をも要求する向きまである。友達とワイワイ遊ぶために、厳格な職人の如き気構えが必要とは一体…。

 確かに固定チームは、前述したように不利を被る可能性が減ぜられているため、相対的に有利になる可能性が高く、しかも部屋主であるがゆえに、HOME(先攻)を優先的に選択可能であるという有利さも持っている(先攻有利のルールはどう考えても製作者の設計ミス、しかも容易に改善可能な問題だと思うけど)。そういったトータル的な安定感を、はじめから備えている固定側に、多少の不利を要求するのは、わからないでもない。

 だから、「チームは青」や「部屋名に固定と明記」までは、絶対条件ではないものの、要求としてはアリかな、と思う(これに応じても応じなくても、プレイヤー価値に高低が生じるほどの、重大な問題とも思わないけど)。

 でも、さすがにこれに加えて、「自分より強いチームと挑戦する意欲」「低レベルの人には退席願う等の配慮」「結果よりも内容を重視する態度」のような、ゲームに挑む姿勢まで、友達とチームを組みたいというだけの動機に強制的に付与するのは、どう考えてもいきすぎだ。たかがゲーム、という言い方は大嫌いだけど、「自分の相手が固定かどうか」なんてことが、そんな思想的問題に昇華させるほどに重要な問題だとは、とても思えないのだ。この域に達すると、意見は意見でなく、すでにして文句、愚痴、言いがかりのレベルに堕していると感じられる。少なくとも、他人に対してこれらの厳格な態度を、平気な顔で要求できるような人間が、これらの厳格な態度をもって試合に望んでいる場面は、どうしても想像できない。

 AoE、AoK等の例に漏れず、プレイヤー自治によって、マッチメイクの公平化が自然となされ、それを乱すことがモラルに欠けた行為となるような、清廉なゲームコミュニティが形成されることは、とても望ましいことだと思う。でも、それを行うときには、例えば「固定の排除」というような、迂遠にして理不尽な、感情論の発露だと勘繰りたくなるような手段に拠るべきでは断じてなく、あくまでも「プレイヤースキル/キャラクターレベルで区分け」というような、公正な手段をもって行っていくべきなのだ。

 それにはまず、固定が有利になりがちな現状の根源的な原因は、固定だからという部分よりもむしろ、能力による住み分けがなされていないことを背景にした、野良側の不安定なメンバー選出にあるという点を、感情で目を曇らせることなく、冷静に見る視点を持つことが必要だ。要するに、多くの場合「固定が強いから勝つ」のではなく「野良が弱いと負ける」だけの話であって、ここで固定に強者の美学を押し付け、枷をはめようというのは、暴論というほかない。今、論者諸氏が叫ぶべきことは、「固定の弱体化」ではなく「野良の安定化」であるべきだと思うのだ。

 叩きやすい方ではなく、叩くべき方を叩く、健全なコミュニティの形成を、他力本願に願ってやまない私なのでした。

 うーん。AoE、AoK等の実力別パブチャンネルを作った人たちは偉大だ。

FS: 12月5日 (2005年)

 週末、やっとFS(Free Style:オンラインストリートバスケゲーム)のマイキャラがLv15を突破し、フォワードからパワーフォワードになった。11月23日に作ったキャラなので、ざっと平日8日+休日3日ほどかかっての到達だ。平日2時間、休日5時間として31時間…まあ概算すれば、待ち時間込みで35時間くらいでなった、という感じのようだ。勝率が高ければもっと早かったのだろうけど、そこは腕前的限界ということで。

 パワーフォワード(PF)の役目は、「リバウンド・ブロック(得意)」「近中距離での攻撃」「オールレンジでの守備(やや苦手)」というところらしい。対する、私の選ばなかったスモールフォワード(SF)は、「リバウンド・ブロック(やや苦手)」「中遠距離での攻撃」「オールレンジでの守備(得意)」というイメージ。どちらも基本的には何でもやるんだけど、PFとSFでは得意とするエリアが若干違うわけである。

 私はフォワード時代には、F最低身長のスピードを生かして駆けずり回り、隙を見てミドルレンジでのジャンプシュート、という戦術を主軸に戦っていた。おかげでレイアップやダンクなどは、ほとんど使ったこともない生い立ち。要するに、極端にミドル偏重の、単調な動きで戦っていたわけだ。それがPFになってガラッと軌道変更を余儀なくされてしまったため、少し受難の時期が続いている。

 Lv12、3のころからPFになることを意識して、少しづつインサイドでの動きも試そうとしてはいたんだけど、「試すと負ける」という方程式に身を固められてしまい、ついつい1、2回インサイドで失敗すると、無難にミドル以遠での攻撃に終始してしまっていた。おかげで、なかなか試す回数を頻にすることができないまま、ついにPFになってしまったのだ。

 まず、最初に戸惑ったのが、従来の主軸だった垂直ジャンプミドルシュートの信頼性が、ガクンと落ちてしまったことだ。フリーで「ないすぱ~す」なら、ハズす気ゼロだった正確無比のミドルシュートは見る影もなく、フリーなら5割、フリー&コールでも6割程度の成功率になってしまった(ように思う)。

 さらに、オフェンス時におけるインサイドでの駆け引きが、なれない私にはかなり難しく、いまだもって暗闇を手探りで進む状態だ。入りやすいけど、阻止されやすいレイアップにダンク。割と高性能だけど出しにくい「ふんわり」。暴発してごめんなさいの、「カエル」。どれをとっても不安定で、フォワード時代の安定感が感じられない。低身長キャラにしたので、PFとしては最速で移動できるのが救いといえば救いか。

 ただ、やっぱりインサイドで勝負をかける際、「ミドルでくるかも」という警戒心の裏をついてこそ、効果的に切り込めるものだと思うので、その辺でミドルの信頼性の低さが、主力武器であるインサイドにも影を落とすことになりそうだ。ま、Lv1桁台の頃のように、しばらくは味方をうまく使って、影のように生きていくほうがいいのかもしれないなぁ。今は、武器が、ない。

 反面、守備面ではだいぶ強化された。特にリバウンド能力が、数値以上に向上した感じで、ざっと今までの倍以上に取れるような体感がある。ブロックも気持ち決まりやすくなったように思うし(腕前の問題で全然決まらないんだけど)、マーキング等の追いかけっこプレイも、支障を来たすほどには、速力が低下していないように感じる。純粋に強化だけを実感できる状態だと言っていいと思う。ただ、攻撃時とは逆に、低身長キャラゆえに、得意であるはずのリバウンドやブロックが、本当にぎりぎりの競り合いになると、不利が否めないのが、苦しいところだ。

 総括すれば攻守両面において、PFはC寄りの、SFはG寄りのFなわけだけど、私のPFはさらに、SF寄りのPFという位置にいるわけである。つまり、
 
 (高く遅い順に)C>高いPF>低いPF>高いSF>低いSF>G

 という次第。我が「低いPF」はまさに、中途半端の極みたる地位にいるといえる。器用貧乏万歳。なので、この「中途半端さ」をデメリットではなくメリットとできるような動きを身に着けていこうと愚考する次第である。

 む、むじー。
 
 
*一応遠い順に、アウトサイド>ミドル>インサイド>ゴール下、として述べた。用語の正確性は置いておく。文意を酌んでくだされ。

FS: 11月30日 (2005年)

 FS未だ猛烈プレイ中。

 キャラレベルも10台に突入し、基本操作にはだいぶ慣れてきたところ。今は、初心者を卒業したものの上級者のテクはない、という我慢の停滞期を迎えつつある。

 個人能力の上昇曲線が、ステータス的にもスキル的にも緩やかになってしまったせいか、毎試合同じような試合を続けているような、いわゆるマンネリ感を、微量に感じないこともない。でも、ここを越えて、かつ、ポジの細分化を迎えるレベルになると、また戦術にバラエティがよみがえるのだろうと期待して、コツコツと経験をつむ日々だ。

 当面の目標は、経験をつむ(Expも腕前も)ことと、マイト諸君とのチームワークを磨く事かな。よく組むチームの構成は、バランスよくCFG(センター、フォワード、ガード)なんだけど、敵の構成によって誰が誰のマークにつくかというのに戸惑い、その隙を突かれて失点、という初歩的なダメパターンが、いまだもってよくある。だいぶ慣れてきたけど、この辺はまず完璧にしたいものだ。

 あとは攻撃ももっと連携して組織的に組み立てていきたいところだけど、まだその域には全然届いていないし、届くまでやっているかは五分五分といったところだなぁ。

 まぁ、まず手始めに日本一声を出すチームになろうやマイト。

 一方、このところすっかりEQ2JEはご無沙汰になってしまった。一週間の間を空けたのは、開始以来、初かも知れない。でも今はまだFSに注力していきたいゆえ、ご無沙汰期間はもうしばらく続きそうだ。浦島太郎になる日も近い。

FS: 11月26日 (2005年)

 依然としてFree Style継続中。

 先日なにやらパッチが当たったらしい。ゲームバランス自体には、どうやら変更があまりなかったようなんだけど、このパッチで「金(リアルマネー)で買う能力値アップアイテム」なるものが導入された。

 能力を金で買えとは…。これは日々ストイックに操作スキルを磨いている、本物のバスケットマンを選別するための踏み絵とみた。これを利用することは、いわばドラッグでありドーピングであると断ずる。まぁ、さすがに金を払うほどのゲームとも思えないし、公明正大を身上とする私としては、人の欲望につけこんだ、エロい手口に屈服するわけには断じていかない。私はタダゲー厨の汚名をこの身に受けてでも、断固、純粋に腕前で勝負するぞ。

 というわけで、私のハンゲームアカウントにハンコイン2000円分が入りました。

 …あれ? 不思議ですね。

 …まぁまて。おちつけ。言いたい事はあるだろうが、よーく考えてみるんだ。私のようなヘボスケには、このくらいのドーピングがあってこそバランスが取れるというものではないか? いや、うまいくせに、さらにドーピングもする層の存在を加味すれば、まだまだ足りないとさえいえる。

 さらにいえば、この私をはじめとする、リアルマネー散財層の投資のおかげでもって、運営側にさらなる開発資金を提供することともなり、ひいてはこのゲームの発展にも寄与することになるのだ。いわば、これは慈善的投資であり、無私の行為であり、隣人愛であり、アガペーなのである。ここにおいて、「無駄金つかったな」とか、「欲望に負けたな」などという観念を浮かべることは、道徳的、倫理的、オレ様的にみても許されないのだ。うむ、私は正しい。…はずだ。

 いい買い物をしたなぁ。うへうへ。