カテゴリー別アーカイブ: The Secret World (Legends)

TSW: ACT試用

 過去さまざまなMMORPGでお世話になってきた、DPSメーターの代名詞「ACT」の、TSW用のプラグインが、公式フォーラムで公開されていたので、使ってみた。なお、導入に際してはウィルス等の混入の危険性を完全には排除できないので、自己責任でお願いします。

 公開元:Combat Logging and Damage Meters using ACT

 さくさくっと導入し、15分ほどThe Shadowy ForestのBog Ghoulと戯れてみた。装備はソロ装備、特にDPSを出そうともせずに、普通のプレイを心がけた。

 結果が写真の通り。各スキルは以下の通り。

 ・Big Forty Five: PistolのFinisher
 ・Four Horsemen: ChaosのFinisher。4回Burst
 ・The Business: PistolのBuilder
 ・From the Abyss: ChaosのエリートパッシブによるProc
 ・Escalation: ChaosのPBAoE Builder
 ・Born Leader: Pistolのエリート。回復&ダメージフィールド
 ・Cleansing Drone: PistolのDebuff/DoT解除+ダメージ

 さて、ふむむむ。

 これはどうも全部の戦闘時間で純粋に割っているように見える。だから使用した回数の多いスキルのDPSが高く出ているし、たまにしか使わなかったスキルはやけにDPSが低い。まぁ、実際そういうトータルダメージアウトプットなのだから、正しい表示か。

 なので、今回の計測に関してはそこそこフル活用していた(使えるようになる度に使っていた)、上位3つ(Builder、Finisher、Finisher)以外は、DPSに関しては余り参考にならなそうだ。

 【Builderについて】

 The Businessが思った以上にDPSを出している。「これ無理してFinisher当てにいかないでいいんじゃね?」と思うほどだ。このときのビルドがソロ効率重視ビルドで、Finisherを生かすビルドじゃない、というのもあるんだろうけどね。

 【Finisherについて】

 Pistolの単体ダメージラインと、Chaosの単体ダメージラインから、1つずつFinisherを持ち出して試したんだけど、ぱっと見ではPistolのBig Forty Fiveのほうが性能がいい。ただし、このゲームはCriticalやPenetrateによるトリガーエフェクトが多いので、Big Forty Fiveのような単発スキルよりも、ChaosのFour HorsemenのようなBurst系のスキルは、トリガーを誘発しやすい利点がある、ということは頭の片隅に入れておいていい。

 ちなみにThe BusinessもBurstではないけど、Burstと同じ型のスキル(一瞬で発動する連射型)で、これまたトリガーしやすい。PistolとAssault RifleのBuilderはその辺が優秀。

 もちろん逆に、同じ威力のスキルの攻撃回数を複数に分けると、相手の防御力で減衰される機会が増える、というデメリットも考え付く。このへんはトレードオフの関係なので、どっちを取ってビルドを考えるか、という話ですな。

 イメージ的にはBuilderが回数多くて、Finisherが単発重い、が楽に強い・・・のかなぁ?。

 【回復について】

 写真はないけど、自己回復量についてもみることができた。Advantage Me(Criticalのたびに小HoT)、Immortal Spirit(Penetrateのたびに小HoT)などがそこそこ機能していることを確認できた。ただこれは1回の戦闘あたりの回復量がわからなかったので、いまひとつ数値としてピンとこなかったな。1回の戦闘で300回復、なのか、600なのか、100なのかで、ビルドにスキルを入れるかどうかが変わるのだが・・・。私がまだ見方をわかっていないだけの可能性は高いけど。

 ま、とりあえずACTがちゃんと動きそうだということはわかった。これでいつ伸び悩んでも、ダミー部屋にこもる準備は万全だ。

TSW: クロニクル

 アシャー。違う。

 TSWのサービスに「The Secret World Chronicle」というものが追加された。

 キャラクターやCabalのいろいろなデータを、誰でも気軽に一覧できる、というサービスのようだ。現状、匿名性はまったく考慮されておらず、誰のデータでも自由に見ることができる。気になるあの子や、気になるあのCabalのデータも丸見えだ。うへへへ。

 今のところ、そういう出歯亀欲求を満たす以外の有効な使い道は余りなさそうではある。強いていえば、Cabal探しをするときなどに、アクティブ度合いや進行度合いを図れるかもしれない、っていうくらいかな。後々には、「PvPで強いあんちくしょうのビルドを見てやれ」ってなことにも使えるかもしれないけど、今はまだそこまで個が際立つようなサーバーコミュニティは形成されていないだろう。

 とはいえ、データを見ているだけでもなかなか興味深いね。どうやら、私はCabal内で一番経験値を稼いでいる人らしい、とか、私がこっそりBladeもQL10を装備できるとか、そんなこともばれるわけだな。あなおそろし。

TSW: ヴァンパイアハンター

 こんなタイトルをつけると別のゲームの人が検索で来かねないけども、Funcom社のMMORPG「The Secret World」の話です。

 ソロモン島、エジプトを経て、冒険の舞台はルーマニアはトランシルバニア地方へと移った。近所にあるワラキア地方のドラキュラ公ことヴラド3世の伝説をモチーフに、ヴァンパイアが仇敵となる展開のようだ。

 ストーリークエスト的には、たぶんこの地方が最後になるのかな? EQ2でいえばソルセック、SWTORでいえばコレリアくらいに相当する場所だと思うんだけど、しかしわずか1週間で到着してしまったことには不安を禁じえない。このゲーム、寿命は大丈夫かなー。ま、とりあえず先のことは気にせずに、今を楽しみますか。

 ってことで、この地でソロやデュオでクエストをいくつかこなした。いやー、さすがに敵も強いし、報酬もいいね。ソロでハード表示のクエストをこなすと、1戦ごとに満身創痍で休憩30秒、というようなテンポになってしまうけど、でも、まぁ、無理ってほどでもないかな。最後までほとんどのクエストはソロ可能のようだ。

 とはいえこの辺まで来ると、ある程度考えたビルドじゃないと厳しいのかもしれない。武器の組み合わせにもよるだろうけど、テキトーに選んだ攻撃スキルだけを、テキトーにぽんぽん押しているだけだと、厳しい局面も多そう。当たり前だけど、シナジーやCC、回復、Cleanseなどを考慮することが大事だ。

 そのぶん敵のドロップも魅力的で、QL10の緑アイテムがドロップされる。性能的にはエジプトのトークン品とほぼ同等だけど、そういうものがドロップされるというのは夢がある。ドロップの度にワクワクするのは楽しいものだ。これ以上のドロップアイテムはきっと、ここ以降の上級ダンジョンなどになるんだろうな。

 この地のクエストは再受領に数日かかるようなので、クエストの消化とともに、それ以外のアクティビティー(ダンジョンやPvP)を交互にやって、きたるべき上級ダンジョンへの挑戦に備えよう。

 写真はクエストの結果禿げ上がってしまった犠牲者たちの図。トホホのホ。

TSW: ビルドの変遷

 現在QL10装備も少し入手できるようになり、ストーリーも終盤戦というところなんだけども、ここで、ここまでのビルドの変遷などを振り返っておこうと思う。全部は覚えてないし、ちょくちょく変えてはいるので、部分的にだけどね。

 なお、別にオススメできるビルドではないので、真似しないほうがいいです。周りにはもっと楽そうに進めている人がいっぱいいますので。はい。あくまでも、記録として。
 
 以下基本的にソロ時のお話。(C)Chaos、(P)Pistol、(B)Blade、(M)Misc。

 【武器】

 QL10までずーっとPistol + Chaos。正直ソロで最強の部類の組み合わせでは全然ないと思う。ChaosはTankの、PistolはHealerのサポートスキルのような位置づけに感じるんだよなぁ。

 ま、近中距離で戦えるし、硬さもそこそこ、ダメージもそこそこなので、なんとかなるけども。

 【Kingsmouth近辺】

 ・主なActive
  Escalation(C):PBAoE + Weakened + Taunt
  Schism(C):単体Finisher
  The Bussiness(P):中距離DD
  Shootout(P):単体Finisher
  Wanted(P):Chain Finisher

 ・主なPassive
  Paradigm Shift(C):
  Gnosis(C):Weakenedに33%で追加dmg
  Chaos Adept(C):Chaos +10%dmg
  Magnum(P):The BussinessにWeakened付与
  Straight Shooter(P):Pistol +10%dmg

 PistolとChaosの威力の高い物を取っただけ。ほぼゲーム開始直後から取れる割に、EscalationとGnosisの組み合わせがとても優秀。近寄りにくい相手にはThe Bussinessで射撃戦にも対応でき、これでもGnosisの効果は得られる。わらわら集団でやってくる連中にはWantedでおしおき。

 【Savage Coast、Blue Mountain近辺】

 ・主なActive
  Shaken Foundations(C):AoEDD
  Pulling the Strings(C):単体Finisher
  Big Forty Five(P):単体Finisher
  Gun Crazy(P):DD。Elite
  Health Drone(P):自己回復ドローン
  Turn the Tables(M):自己回復

 ・主なPassive
  Quick Forty Five(P):Big Forty Fiveの高速化
  Mad Skills(P):CritするとCrit率向上

 序盤の方向性をそのまま維持。こまけぇことはいいんだよ、のダメージ押し。ダメージの大きそうな物をチョイスしまくった。Focus押しを試したこともあったんだけど、ColumnやAoEを避けなければいけない敵が増えると、Focusという特性そのものが使いにくくて断念。結局単発の大きい物を選んだ。

 だんだん回復面がしんどくなってきたので、回復ドローンなどを取ってみたものの、ヒール量はすずめの涙で、リソースとキャストタイムの無駄ということが多かった。結局Turn the Tablesで間に合わせた。

 Mad Skillsはクリティカル界のエーススキルじゃなかろうか。実際の効果はわからないけど、説明文的にはいいパッシブに思える。難点はCrit自体がPenetrateに比べると地味なことだろうか。

 この辺がスキルの花開く時期のはずなんだけども、私はこの時期はグループ時のTank用のスキルを取りまくっていたので、ソロビルドは余り伸びていなかった。

 【Egypt以降】

 ・主なActive
  Cleansing Drone(P):Cleanseドローン
  Born Leader(P):回復&敵にダメージのフィールド。Elite

 ・主なPassive
  Advantage Me(P):Critの度に小回復HoT
  Immortal Spirit(B):Penetrateの度に小回復HoT
  From the Abyss(C):6回に1回自動AoEProc

 SPが豊富に得られるようになってきたので、Bladeにまで手を伸ばし、回復的な要素を増やして、戦闘の安定と、休憩時間の短縮化に取り組んだ。CritとPenetrateに小回復効果を付け、さらにBorn Leaderでも回復。HPが減らない、ということはないし、ドレインのような派手さはないけど、一応減る量は減った気がする。Passiveで回復なので手数が減らないし、操作もさして増えないので楽ちん。

 DoTやDebuffの痛さが増えてきたので、Cleanseもするようにした。CleanseがあるというのはPistolの大きな利点のはずなので、ちゃんとそれを生かすことに。これはエジプト以降、しばしば大きく役立った。

 【今後】

 Immortal SpiritのためにBladeを伸ばしたので、せっかくだからBlade+Pistolのデッキコスチュームでも狙ってみようかと思っている。Paladinだったっけな。それで、Bladeも使ってみて、面白かったらそういう方向も楽しいかもしれない。そのあとはElementalisとかも面白そうだけど、そこまでする余裕ができるかなぁ。

 最終的にはみんな全部のスキルを取ってしまい、Tankはこの組み合わせ、DPSはこの組み合わせ、って決まってしまうのかもしれないけど、まだまだ足りてないうちが、いろいろ考えられて楽しいと思う私なのでした。

TSW: 第2部・完!

 週末に猛然とプレイをしたら、あっさりとエジプト編が終わってしまった。

 QL5~6でソロモン島を出たと思ったら、2日後にはあっという間にQL7~8になってエジプトを出ていた。なにを言っているのかわからないだろうが、ただの週末引きこもりプレイヤーでした。でへへ。

 でも言い訳ではないけど、単純にエジプトは短かった気がするなぁ。後半をグループでさくさくやったというのも大きいと思うけど、8割がたのクエストをちゃんとこなして、ストーリークエストもこなして、それでも滞在2日だった。プレイしたのが週末だったということを加味しても、少しボリューム不足を感じないでもない。

 あとだんだんプレイが効率的になってしまっているのも一因だろうなぁ、とは思う。純粋に試行錯誤と停滞を楽しんでいたプレイ開始当初とは違い、もう効率よく前進できる行為がわかってしまっていて、ついついそっちに舵を切ってしまっていることは否めない。

 はっきりといえば、ある程度ぎりぎりの戦力でもさっさと進んでしまったほうが、先のエリアで報酬が跳ね上がるぶん、結局成長が早い。まぁ、そんなことは週末ベータのうちからわかっていて、でも最初のうちはできるだけそうしないように、3歩進んで2歩下がるようにゲーム世界を堪能していたんだけどね。でも、ちょっとこの週末は、先に進んで促成栽培をする誘惑に負けてしまった。

 正直私にとっては、早く進むよりゆっくり進むほうが、しばしば精神的に難易度が高いんだよなぁ。先を見たい衝動を我慢できない子なもので。

 ってなわけで、舞台は第3部ことトランシルバニア地方へと移る。ゾンビのソロモン島、エジプト神話、ときて、次はドラキュラや吸血鬼がモチーフとなるエリアで、ヴァンパイアハンターを目指そう!?