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DDON: グリッテン砦攻防戦

 ※いくつか訂正しました

 グリッテン砦攻防戦に参加してきた。

 これは「グランドミッション」という8人向けコンテンツで、まぁ他のゲームでいうところのレイドに相当するのだろう。そんなものが週末限定で公開されていた。

 仕組みとしては、拠点でパーティーに参加し、エントリーをすると、自動的にグランドミッション用のインスタンスに転送され、そこで制限時間以内に目的を達成すればクリア、という具合で、このゲームにしてはかなりシステマチックに出来ている。

 これを野良とはいえ、8人でワイワイやるのは、それなりに新鮮で楽しかった。今回はリリース初期だし、お祭り感が強いこともあって、難易度はかなり低く、戦略もなにもないゴリ押しで遊べるレベルだった。気楽に挑めるというのが長所になる反面、反復して遊ぶだけの魅力は少ないという短所があるかもしれない。

 特によかったところは、参加障壁が少ないところだ。グランドミッション専用のグループファインダーがうまく機能していて、野良でもサクサク参加できた。2度参加して、待ち時間は合計1、2分ほど。通常の4人プレイでも、このグループファインダーが欲しいくらい。というかむしろ、4人プレイでこそ切実に欲しいという向きも多そうだ。

 一方でやや不親切だったのは報酬だ。報酬は謎のポイントと、謎のトークン、という特殊な形態だった。
 
 ポイントは一定期間アイテムと引き換えられるというものらしいけど、詳細は未確認。ポイントと引換所とをつなぐ導線がゲーム内にないため、「ポイントがアイテムと引き換えられる」ということ自体を、ゲーム内では知り得ない。後日ウェブで調べるまで、「けっ、無報酬かよ」と思っていたくらいだ。

 そしてトークンも用途不明。どうも店売りっぽいけど、いかにも「なにかと交換できそうな形状のアイコン」なので、売り払ってしまうことに一抹の不安がある。店売りなら店売りだと、はっきりゲーム内のアイコンやキャプションで主張して欲しいのだが。デザイナーは猛省して欲しい。

 この辺の「参加したらどういううまみがあるのか」という説明が致命的に不足しているのは、このコンテンツの大きな問題だと思う。

 そして報酬に関する最大の問題は、経験値にならない、ということだ。参加対象レベルを10、15、20というルーキー層に設定しているのだから、そこに訴求するためにも、それなりの経験値を提供すべきだ。このレベル帯がなによりも欲しているのは経験値なはずなのに、経験値的には完全にボランティアになるコンテンツを用意するというのは解せない。

 ってなわけでグランドミッション。まとめると、最初は新鮮で面白い。グループファインダーは便利。報酬が美味しいと思えば反復可能。でも現段階で経験値なしはさびしい。ってところになりそうだ。ふーむ。


(2015.9.16追記)

 訂正いくつか。

  • グリッデンじゃなくてグリッテンだった
  • 期間限定は週末だけではなかった模様
  • ポイントはどこかで交換とかではなくて、そのとき稼いだポイントの多寡で、最後にもらえる報酬がスケールする、という意味合いだった模様

 いずれにしてもわかりにくいという評価は不動。

日記: 9月10日(2015年)

 SONYのアクションカム、HDR-AS200Vを買った。

 先々代のXacti DMX-C6、先代のXacti DMX-CG100に続く、我が家の3代目ハンディビデオカメラだ。

 先代、先々代は、おもに旅行時の思い出を残すのに、大いに役立ってくれた。というかXacti DMX-CG100はまだ現役で頑張ってくれている。遠くはスコットランド旅行から、近くはコッツウォルズ旅行、果ては家族や友人との会合シーンのような小イベントまで、いつもこいつらは相棒として共にあった。

 ただ、最初にXacti DMX-C6を購入した時のことを思い返すと、当初、その思惑は別のところにあった。

 その当時は個人的な活動の中で、バイクツーリングが全盛期だった時期で、その車載動画を撮ろうというのが、第一の目的で購入したのだ。

 でも、いろいろな問題(基本的には「面倒くさい」が理由で頓挫するような些細な問題)があって、結局購入したXactiで車載動画を撮影することはほとんどなく、一般レジャー用の撮影機器になってしまった。それはそれで棚からぼた餅的なプラスの作用を、上述したように生んだんだけども、一方でかつての「車載動画を撮ってみたい」という欲求は、私の心の奥底に、ひそやかに留まり続けることになった。

 そして、それがついに表出したのが、今回のアクションカム購入なわけだ。

 世間を見渡せば、かのGoProをきっかけに、小型でウェラブルなビデオカメラ市場が、花開いて久しい。商品のラインナップもだいぶこなれてきていて、今がまさに買い時だと判断した。

 機種は前述のようにSONYのものを選択した。正直あまり調べてはいない。十分な画質があること、ループ撮影ができること、手振れ補正が悪くないこと、正面から見たときの投影面積が小さいこと、あたりを満たしていて、製品としてそこそこ新しく、でも多少は値下がりしていたから、これでいいかな、と思った次第だ。

 マイカー納車の暁には、自動車に車載して、半分ドラレコのごとく常時運用に近いかたちで使ってみよう、と思っているんだけど、その運用が本当に定着するかは実際に車載してみて、私のスタイルや、カメラの機能に合うかどうかで、最終的に判断するつもりだ。

 とりあえずは手持ちでの撮影と、バイクに車載しての撮影をしてみた。

 手持ちに関して言えば、当たり前だけどあまり向いていないかな。カメラ単体ではモニターしながらの撮影ができないので、少なくともXactiのような運用は望めない。一応Wi-fiでスマホと繋いで、モニタリングする機能があるにはある。でも、これにはかなりの通信ラグがある(1、2秒前の世界が映る)ので、ファインダー代わりに使うのは実用的ではない。手持ちで撮るなら、素直にXactiを使うのが正しいだろう。

 バイク車載に関しては、小さくて軽いというのは正義だった。カメラの重量が軽い=アタマが軽いぶん、設置の安定感が違うし、「撮影してまーす」という主張も小さくて、バイクであっても比較的恥ずかしくなかった。今回の試し撮りは、バイク用のクランプではなくて、普通のクリップステーで固定したから、映像がかなりぶれてしまったけど、ステーをちゃんと考えれば、もっと良い映像が撮れそうなポテンシャルを感じられた。

 手持ちのXacti。動体に固定のHDR-AS200V。と使い分けて楽しんでいくのがよさそうだ。

 以下はバイクでの試し撮り時の動画。すごく綺麗、って感じでもないけど、ぶれ以外については、どちらかというと編集やアップロード時の劣化が主原因かもしれない。

 というか、バイクのスクリーンを綺麗に拭いてから撮るべきだった・・・。

DDON: ソーサラー体験

 ソーサラーへの転職条件が整ったので、体験してみたんだけども、その第一印象は・・・

 ズバリ、「にぶい」だ。

 各行動に付与されるウェイトがとにかく重め。詠唱時間は長いし、やっと長い詠唱が終わっても遠隔攻撃なので、さらに着弾までに多かれ少なかれ時間を要する。しがみつきの仕組みも、しがみついて、マークして、飛びのいて、そこに外から魔法を当てる、などという迂遠なプロセスを要する。仕込みが長い。

 一事が万事そんな具合なので、ファイターに比べて、レスポンスの悪さが際立って感じられた。

 また、ハンターもそうだったので、このゲームでは遠隔クラスは一律そういう仕様にしているようだけど、射程内の敵に狙いをつけると同時に、視点が勝手に前方にズームアップされる仕様なのも、不便で印象が悪い。なぜこういう仕様にしているのか、甚だ疑問だ。

 こういったことが作用して、全体的に軽快さの少ない、にぶいプレイ体験になるな、と感じられた。

 とはいえ、いい点もあった。

 まず単純に簡単高火力っぽいということ。ソロでは厳しい部分もあろうけども、役割分担ができるパーティー内にあっては、ジャカジャカと魔法を連発しさえすれば、十分に仕事をこなしていけそうに感じられた。立ち位置的にも、大火力クラスであろうことは間違いがないだろうから、食いっぱぐれることはなさそうだ。

 また、地味なこのゲームにあって、ここまで見てきた中では、抜群に派手なスキルを使えるというのはおいしい。パーティーでの存在感はぴか一。気分良く立ち回れるかもしれない。

 ってなわけで、ソーサラー。トータル的にはファイターとどっちが好みかというと・・・うーむ。まだわからないな。もう少し鍛えてみて考えよう。

DDON: 1週間経過

 正式オープンから1週間が経過した。

 ってことで、これまでプレイを続けた結果の、感想とか現状報告をしたい。

 なお、UIが使いにくいとか、コミュニケーション関係の仕様が貧弱、というような既に触れた部分については、今回はあまり言及せずに、当初見えていなかったことなどを中心に、つらつらと。

 【コンテンツの種類】

 このゲームは、「ただの雑魚戦」「大きめの雑魚戦」「巨大ボス戦」の3階層、という構造が主軸になっているようだ。

 それぞれに対して、必要となる戦い方も若干変わる。

 ただの雑魚戦であれば、囲まれないことが重要だったり、やられる前にやる、ゴリ押す、ってことが戦術としてとりうる。これが大きめの雑魚戦になると、囲まれないことは依然として重要だけど、ゴリ押したりはできなくなるし、逆にしがみつくという選択肢が新たに生まれる。巨大ボス戦になると、しがみつきの重要性が俄然上がり、他の要素の重要性は下がる。

 このようにコンテンツごとの特性を考えて、プレイヤーが自分から行動に起伏をつけていけるのが、プレイ体験にメリハリを作ることになっていて面白い。

 コンテンツに自然な階層構造を作るのは、古くはファイナルファイトから、近くはモンハンに至るまで、カプコンの得意としてきたところだな。うむうむ。

 【職業:しがみつき士】

 はい、これ。

 私の現在のクラスは、しがみつき士です。

 プレイが中盤(たぶん)に差し掛かると、上述のコンテンツの中の「巨大ボス戦」の頻度が増えてくる。そしてその巨大ボス戦では、今のところ「しかみつき」という戦術が、近接DPSのファイターにとってはあまりにも安定行動すぎて、それしかしなくなってしまう、という弊害が顕著にあるようだ。

 剣で華麗に殴る姿を想像してファイターにしたはずなのに、おかげさまで「巨大ボス戦」という、もっともヒロイックなシチュエーションでは、しかみついてザクザクやるだけの、格好悪い人に成り下がってしまっている。

 その姿、巨木に止まるコアラの如し。

 【ボス戦】

 しがみつきの万能性の結果、ボス戦のバリエーションがなくなっている。

 数の多い雑魚と、1匹のボス、という構造は、前述したようにモンハンに酷似した構造になる。この構造では間違いなく「ボス戦」がメインコンテンツであって、重要なのは、「そのボス戦でいかに多様な楽しみを提供するか」ということになるとおもうんだけども、その部分においてモンハンとDDONでは、完成度に大きな違いがある。

 モンハンよりもボス戦の比重は少なくして、アクション的な部分の難易度も下げる、というのは、おそらく狙い通りだろうし、一定の成果が上がっている。でも、しがみつきによる戦術の狭まりや難易度の低下具合は、狙いを大きく逸脱した効果を生んでしまっている。どのボス相手でも同じことをすればいい、というのは単純に過ぎる。薬が効きすぎて毒になっている状態だ。

 しがみつき自体はキライじゃないシステムなんだけどね。古来より議論の絶えない「近よると危険だから近接DPSは不利」という、近接DPSと遠隔DPSとの格差問題に対して、カプコンが提示してきた興味深い解決方法になっている。アイデアとしては捨てたくない。

 ただ、もう少し普通の立ち回りとの使い分けが要求されるべきだ。このままではあまりにも一辺倒。

 【ポーン】

 2人目のメインポーンを連れられるようになった。これで、タンクポーン、ヒーラーポーンを従えての、ダメージディーラーソロプレイがはかどる。

 いまだにレンタルポーンを雇用したことはなし。

 【転職】

 開始直後には選択できない2つのクラス、ソーサラーとシーカーというものがある。

 このうちソーサラーにはそろそろ転職できそう。シーカーはまだ全然条件を満たしていないけど、なろうと思えばそれに向けての行動は取り始められそう。という状態にまでなった。

 当初から、いずれはどちらかにはなろうと思っていて、ファイターはそこまでのつなぎのつもりだった。でも今となってはファイターに愛着が出てきてしまったので、どうしようか悩んでいる。

 割と気軽にクラスをスイッチできるシステムだから、試しに別ので遊んでみるのもいいかな。でも、ガッツリプレイしているわけでもないのに浮気をしてしまうと、さらに進行度が遅れそうなんだよなぁ。

 【カバン&倉庫】

 容量が足りない。もう常にパンパン。モンハン的な素材収集&生産システムなのに、モンハンに比べて用意されている倉庫の容量が少なすぎる。リアルマネーで拡張しろ、ってことなのかもしれないけど、なかなかにシビアだ。

 冒険後の倉庫整理が日課というのは、プレイ経験をマイナス修正してしまうな。

DDON: フレンドができた

 とっもだっち100人、でっきるっかな?

 できません。

 寂しいとです。

 やっと1人できました。

 蝿です。

 はい! 現在のところDDONのフレンドリストには、まだ1人しかフレンドがいません! で、今回はその貴重なフレンドと、本番では初めてとなるパーティープレイをしてみたので、その様子を軽くお届けします。

 感想は・・・うーん、さすがにソロに比べると楽だ(普通)。

 写真は、フィールドにいる大型モンスターと戦っている様子。こういうやつも、ソロだとそもそも強いし、たとえ勝てても時間がかかりそうで面倒くさいから、ずっと放置したままだったんだけども、パーティーだと時短になるし楽しいので、やりがいも出てくる。

 俄然意欲が増した状況に乗じて、このサイクロプスのみならず、前回ソロ討伐報告をした骨噛みサイクロプスをも順調に倒し、その他小さなクエストも通りすがりにサクサクと達成。短時間で経験値も報酬もがっぽり。気持ちよくパーティープレイを体験することができた。

 なお、調子に乗って、もう1段上の大型モンスター、ヤングスフィンクスに挑んで、ほうほうの体で逃げるハメになったのはご愛嬌だ。

 あとはそうだなぁ。ポーンはソロ用なのかと思っていたら、パーティーでも出せたのは小さな発見だった。2人デュオだったから、残り2枠を埋めるかたちで出せたのかな。それとも4人パーティーでも4体のポーンを引き連れられるのかな。仕様がよくわからないけど、ポーンのおかげでにぎやかで良かった。2体のポーンの口調が同じ「ワイルド」だったのが、シュールというか、バリエーション的に貧弱で惜しかったけどね。

 ってなわけで楽しい楽しいパーティープレイ。ワタクシのフレンドリストにはまだ若干の余裕(199枠)がございます。

 来たれ、覚者!