作成者別アーカイブ: Nez/蝿

日記: 11月2日(2015年)

 日本のゲーム業界はすっかりスマホゲームに染まっている。ように見える。

 しかし悲しいかな、私はスマホゲームには全く興味がもてないまま、これまで過ごしてきた。スマホというデバイスが悪いと思っているわけではなくて、単純に面白いと思うゲームに、スマホでは出会えなかったからなんだけども、とにかく興味がなかった。

 また、興味がなかった理由はおそらく他にもあって、スマホゲームそのものの印象が悪い、ということは特に大きかった。

 すごく言葉は悪いけど、スマホ界隈には「子供だましのゲーム」が多すぎる。参入障壁が低いのは悪いことではないし、裾野が広がらないと標高も上がらないということもわかる。でも、その頂上付近のゲームですら、はっきりいって「子供だまし」ばかりに見えた。制作サイドからすれば、皆が皆そうではない、と言いたいのだろうけど、消費者目線ではどうしても志の低い業界に思えて、積極的には支援したくない気分になっていた。

 さて、そんな私なんだけども、最近はちょくちょくスマホでゲームをしている。手のひらクッルーだ。

 遊んでいるのは、モンスターハンターエクスプロアというゲームだ。

 スマホ向けの簡単操作で、うまいことモンハンっぽさを演出している佳作だ。慣れてくると、やっぱり操作は単調だし、物足りなくもなるんだけども、その一方で、操作体系上このくらいが限界だよな、と許せる程度には頑張りがみられる。むしろ操作をかなりシンプルに割り切っているだけに、スマホのアクションゲームでありがちな、意図しない操作ミスが少なくて好印象な面もあるくらいだ。

 何より私がこのゲームに馴染んでいるのは、やっぱり「自分を育てるゲーム」だからかもしれない。MMORPGでもなんでも、基本的にはこういう「自分を育てるゲーム」が私は一番好きなのだ。あかの他人を主人公にしたストーリーを追うゲームや、自分が他人のように勝手にしゃべるゲーム、そういう「自分ではない何者か」のアニメ絵を売りにするようなゲームには、断じてはまれない。

 「自分」を「自分好みに」育てるという、モンハンテイストこそが、私にとってのこのゲームの美点なのだろうな。たとえアクション部分が劣化していても、そのテイストが大事なのだ。

LoL: デュオでノーマルの日々

 DDONの自分的ブーム終了(?)以降、「メインのオンラインゲームはLoL」という状況が続いていて、1ヶ月以上の間にわたって、ほぼ毎日数戦は遊んでいる。私にしては、かなり精力的に遊んでいるといえるんじゃないかな。

 で、「これだけ遊んでいれば、さぞ腕前も上がるだろう」と思いたいところなんだけども、これがまためっきりさっぱり上達しない。この辺は、私個人の吸収力やポテンシャルの問題もあるだろうし、そもそも上達しようと思って遊んでいるのか、という気持ちの問題もあるんだろうけど、まぁ、今は遊んでいて面白ければ、それでよかろうと思っている。

 このところのプレイは、もっぱら友人Cとのデュオによるノーマルドラフトばかりだ。むしろソロではほとんど遊んでいないかもしれない。デュオが楽しいのだ。

 思うに私は、VCで2人してギャーギャーと年甲斐もなく騒ぎ、叫び、時に罵りながら遊ぶことのほうに喜びを見出しているような気がする。プレイそのものよりも、騒いでストレス発散することのほうが面白くてLoLを遊んでいる、というような状況だ。

 外から見たらかなり荒れた発言を繰り返すVCになっていると思うんだけども、友人Cとの間では、おそらくもうそういう罵詈雑言が、一周して普通のものとなってしまい、それ単体でなにかを勘ぐりあうこともなくなってきている(たぶん)ので、気兼ねなくぶちまけられて気楽だ。「王様の耳はロバの耳」における「地面の穴に叫んでいる」ような状態で気分がいい。

 一方プレイそのもののほうはというと、相変わらず所持チャンピオンのマスタリーポイント稼ぎに精を出しているだけだったりする。レベル5に達したのが、Kennen、Ezreal、Evelynn、Ekkoだったかな(”E”ばっかだな)。これに追随するレベル4が、Kindred、Fizz、Corki、などなど。

 新しいチャンピオンを買うだけのIPはあるんだけども、買ってしまうとまたこのマスタリーポイント稼ぎという遊びのゴールが遠のいてしまうので、しばらくは持っているチャンピオンで遊んでいこうと思っているよ。

 少なくともシーズン6開始まではそんな予定だ。

日記: 10月31日(2015年)

 世間はハロウィンの今日ですが、ハロウィンとは全く関係のないお話。

 先週末に見舞われた、バイクのバッテリー上がりに対応するために、デイトナの一番安い充電器を購入した。商品名がよくわからないんだけども、「バイク用回復微弱充電器」というものだ。品番でいうと76079になる。

 前のエントリーでも述べたように、デイトナ製品を選択したのは、同じくデイトナ製のUSBケーブルの付加価値である「充電器をつなげれば充電もできる」という機能を活用するためだ。

 ってことで、以前に取り付けたUSBケーブルの途中にあるコネクターに接続させ、一晩置いておくことにした。充電器にはしっかりと「室内用」って書いてあるんだけども、雨でも降らない限りは一晩くらい野外に置いておいても問題はないだろう。

 で、翌日。

 充電器のインジケーターを見ると・・・「バッテリー不具合」が点灯している! え!?

 と、あせったものの、試しにコネクターを再接続したら今度は「満充電」に点灯した。まぁ、安物だしこのくらいの誤差はあるだろう。自分にとって都合のいいほうの「満充電」を信じることにした。

 充電器を外し、USBケーブルモードにもどし、いざ、エンジンをかけてみる。

 キュン、ボ!ボボボボボボボ・・・

 一発始動した! 完全復活だ。

 ってなわけで無事蘇ったバイク。よーし、早速走るか!・・・と思ったものの、この週末は実に寒かった。こんな日は家でぬくぬくとしていたい。

 いそいそとバイクにカバーをかけて、私はそっと部屋に戻ったのだった。うへうへ。

 なーんてことをしているからバッテリーが上がるんだよなぁ。

日記: 10月25日(2015年)

 日曜の昼。

 ミニを預けているショップに、ミニの現状の様子見と、ちょっとした忘れ物の受け取りとで、向かうことにした。ミニの亡き今、使う乗り物はもちろんバイクだ。バイクに乗るのは、前回USB電源を設置して以来、およそ2週間ぶりになる。

 バイクカバーを外し、車体を道路に引き出す。そしてまたがり、いつものようにセルを回す。

 キュルンキュルンキュルン・・・。

 あれ? エンジンがかからんぞ。

 キュルンキュルンキュルンキュルンキュルンキュルンキュルンキュルン・・・。

 かからん。閑静な住宅街に、セルの駆動音だけが響き渡る。これは・・・まさかバッテリーが上がってしまったのか?

 さらに何度も何度もセルを回して悪あがきをするも、一向にエンジンはかからない。そんな風にバッテリーを浪費し続けるうちに、ついにバッテリー上がりも最終ステージに到達したらしく、セルの駆動音が

 キュ・・・ルン、キュ、キュ、キュル、ル・・・ルン・・・。

 と青息吐息状態にまで悪化してしまった。こりゃあかんわ。王大人、バッテリー死亡確認。

 とはいえ、そんなにあせりもしなかった。こういう事態を想定して、前回のUSB電源設置の際に、バッテリー充電用の外部ケーブルを兼ねるようにしておいたからだ。まさかこんな早くに、その世話になる日が来るとは思わなかったものの、備えあれば憂いなしだ。

 ただ、設置した外部ケーブルに繋ぐ、肝心の充電器本体そのものは、まだ用意できていないから、残念ながら備えは50点といった評点だろうな。至急充電器を買わねばなるまい。

 しかし、今までの感覚だと、さすがに最後に乗ってから2週間後にバッテリーが上がるなんてのは、サイクルが早すぎるんだよなぁ。USB電源の設置が、予想以上に放電を早めた、なんてことではないといいんだけども。この辺は、満充電させてから、また様子を見ないといけないな。

 やれやれだ。