作成者別アーカイブ: Nez/蝿

日記: 10月29日(2010年)

 Anarchy OnlineやAce of Conanでおなじみの企業Funcom社から、突然前触れもなくメールが届いた(前触れのあるメールって聞いたことないけど)。

 どうやらオンラインゲーム「Bloodline Champions」とやらの、ベータテストコードが送られてきたようだ。

 Funcomが開発中のMMORPG、Secret Worldのベータテストに一応申し込んでいたような気がするので、もしやそのことかな、と思ったんだけど、違った。ちょっと残念だ。

 となると、Bloodline Championsって一体なんだろう。初めて聞くゲームだ。とりあえず公式サイトを見てみると、MO/MMORPGではないということはわかった。斜め読みした内容を私なりに解釈すれば、今までのオンラインゲームの中では、Guild WarsやDiabloのPvPに近いプレイ感覚を持った、カジュアルな対戦ゲームではないかと想定された。

 うーん、成長要素のない、Diablo的PvPか。あんまり楽しそうじゃないなぁ。とはいうものの、話しの種にはなるかな、と思って、クライアントをダウンロードしてプレイしてみたよ。

 結論からすると、1)少なくとも一人でプレイしていてもあんまし楽しくない、2)北米や欧州のサーバーでやるには遅延の問題が深刻、という2点があって、あまり高くは評価できないかな。エイミングが必要な2D対戦というものそのものが、微妙になじめなかったことも大きい。これはDiabloやUOのPvPを私が好まなかった理由の1つでもある。チュートリアルを一通りやったけど、30分程度ではぜんぜん思い通りに動かせなくて、ストレスが大きかったよ。

 ってことで、Bloodline Champions。まー、お蔵入りかなぁ?

FF14: はぁ?なにいってんすか?


huh? 🙂

 「イヤだぴょーん」

 右スクリーンショットはR20のメインシナリオのひとこまだ。この表情があまりにも面白くて、ついエントリーを書いた。

 ややネタバレをするとR20のメインシナリオは、「さる団体にスカウトされたPC(=私のキャラクター)は、同じくスカウトされたNPCのパートナーと出会うのだった・・・」というのが大雑把なあらすじとなっている。

 パートナーとなるNPCは、種族、性別、クラスをおそらく選択可能だ。クラスを選択すると、ランダムに4つの種族が提示されるようなので、希望の組み合わせがある場合には、それに到達するのに時間がかかるかもしれないけど、何度でもやり直しがきくので、おそらくがんばればどんな組み合わせでも選べるに違いない(・・・いや、ないクラスもあったかも?)。

 私はララフェル女性にしようという点を除けば、クラスに希望はなかったんだけど、弓術士としては前衛の後ろから撃つのが自然だと感じたので、槍術士のララフェル女性にした。

 ちなみに、このララフェル女性のキャラクターは、FF11で有名だったというあるNPCの生き写しなのだそうで、その高飛車なキャラクターが一部で人気なんだそうだ。私はFF11を知らないので特に思い入れはないし、人気だといわれると外せばよかったかなとも思うんだけど、これはもうあとの祭りだ。ま、当初の予定通りのララフェルデュオでいくとしよう。なお、選んだクラスがクラスだったので、鉄兜に頭を覆われてしまっていて、容姿の点ではあんましかわいくない。残念賞。

 で、この写真はそのパートナーNPCとの会話の中で、NPCが「主導権は私よん」と言うような趣旨の、生意気な牽制をしてくれやがったので、「イヤだぴょーん」と拒否ったシーンだ。なかなかに小憎たらしいいい顔をしている。それでこそ我が分身だ。いいぞいいぞ。

FF14: 1ヶ月感想

 FF14を開始して1ヶ月と少し経過した。ここらで現時点での雑感をまとめたいんだけど、そんなに特筆したいこともなかったりする。そこで、先日Twitterで流れていたFF14とWoWの比較表が興味深かったので、これいじる形で、私の感想を記録しておこうと思う。

 CataclysmとFF14(Lich Gate内)

 (見ることはないと思うけど、もし仮にリファラなどを追って上サイトの方がこれをご覧になりましたら、他意や批判の意は全くありませんのでご容赦ください)

 【ゲーム内容】

 私にとってほとんどのMMORPGはレベル上げが目的だ。より厳密にいえばキャラ強化とその披露が目的。強化曲線が止まると飽きるし、CAPが近すぎても遠すぎても萎える。仮にWoWであっても「キャラ強化が伴わないダンジョン攻略」をして楽しいとは、私は思えない。

 【クラス】

 7つだろって突っ込みは無粋か。いずれにせよ私も少ないと思う。自分の、自分だけのキャラクターを鍛え上げ、披露するのが楽しみなので、同じ道を歩く人間が、周囲に少ないほど私はうれしい。EQ2で「クラスは多すぎる」という話は良く聞くけど、私は全然問題ない、というか、多いのがEQ2のいいところだと思っている派。

 【PvP】

 今の処理じゃ無理だろ! 実装できるとは思えん! リソースの無駄なので(少なくとも向こう3年は)やめて!

 【装備】

 よくある「装備したら譲渡不可になるシステム」は、私は常日頃から好ましいとは思っていない。お古を使いまわすことは、自然な考えだと思うし、コミニュケーションの観点からも望ましい。戦闘者が商売をする道も大きく開ける。ただし経済的な理由は理解できるし、必要悪だとも思っている。

 ただ「譲渡不可にしないから→経済が破綻する」というのは適切ではない。WoWは「経済が破綻するから→譲渡不可にした」のだ。ゆえにFF14も「譲渡不可にしていないから→経済が破綻する」とは限らない。矢印の向きを間違えてはいけない。

 本当は経済を考えるなら、レア以外の装備は経年劣化する、などのほうが自然だ。それも緩やかな劣化などというレベルではなく、採集(金、戦利品、素材)の取得サイクルが早いのだから、消耗のサイクルもそれに応じて早いのが本当は正しい。アイテムの消滅に関しては、反感を持つ人が多いので現実に実装するのは難しいだろうけど。

 ちなみに私は当初、修理をすると装備の消耗度の最大値が減っていくのだと思っていた。

 【クエスト】

 いらん。クエストドリヴンなゲームはもうたくさん。いや、嫌いじゃないけど、それならWoWやるぜ、EQ2やるぜ、って話。長期プロジェクト(クエストシリーズ)を極少数に絞って、無味乾燥な日雇い労働(リーヴ)だけにしたのは、余暇(クエストがない状態)を楽しみたい私には逆にプラスに働いている。

 【マップ】

 シームレスが好きな人ってどのくらいいるんだろう。私は、シームレスだろうが、ゾーンだろうが、軽ければなんでもいいし、重ければなんでも嫌だ。FF14は重いので嫌。

 ダンジョンはもっと危険であって欲しい。ほぼ全域アクティブな敵ばかりであるべきだ。ハイリスクハイリターンな場所でないと、ただ狭いだけのフィールドの延長になってしまう。

 【チャットシステム】

 最低。過去の大物MMORPGでいえば、UOに次ぐひどさ。なんだこれ。本当に2010年のゲームなのか?

 【パーティーメンバー検索】

 LFG、LFMのことだと思われるが、なきに等しい。これは私も欲しいんだけど、EQ2をみるとあっても機能していないんだよなぁ。でもWoWでは機能しているようだし、EQJEでも機能していたな。この違いはどこにあるんだろう。少し研究したいテーマだ。

 しかしこれを補うために、シャウトで募集している健気な人をみると、無条件で応援したくなる。せめて、LSではないLFG用のチャットチャンネルとか、LSの人数制限をなくしてLFG用LSを作るとかできれば、そういう行動の助けになるんだろうけど。

 【コマンドボタン】

 ホットキーの設定がしにくい、数が少ない、配置が悪い、等々はFF14のダメな設計リストの最上位だ。

 もう今となっては、EQにおける「8個しか魔法をセットできないから、その選択の妙を味わえ」というような、数量制限のデザインなんだと思いつつある。

 【マクロ】

 WoWのことを知らなかったんだけど、マクロにif分岐とかあるんだ。すごいな。そしてFF14のマクロはせいぜい「普通のMMORPG」レベルだね。比較的信頼できる動きをするので、どちらかというとマシな部類。動かない場合は、マクロそのものというよりも、マクロの中の命令処理自体が効かない場合であることが多い。ラグとかのせいで。

 ま、WoWには遠く及ばないけど、いろいろできるマクロが偉いという話ではないと思う。FF14のダメな部分はこんなに小さくない。

 【戦闘】

 FF14に関してはおっしゃるとおり。でもWoWのも楽しいように見えないな。EQ2も別に戦闘は楽しくない。戦闘だけではどれも楽しくない。戦闘要素だけを比較するなら、モンハンやるわって思う。

 MMORPGの戦闘シーンでは、ボタンを押す早さとかタイミングとかよりも、私は全体的な観察と判断で勝負したい派。DPSがどうとか、キャストを見てスタンを入れるとかよりも、戦闘中に近寄ってくるアクティブなモンスターに気がついてADDする前に下がれるかとか、高HP低DPSな敵よりも低HP高DPSな敵を先に倒すとか、そういう部分で勝負できるシチュエーションがぐっと来る。そういうシーンの多寡で評価する。そしてFF14にはあんましそれがない。ダメ君。

 【生産】

 私は生産が面白いと思ったことがないので・・・。ただ、FF14の生産ははまっている人が多いのも事実。この1ヶ月で数十時間生産をしている人ってざらにいそう。なので、いいんじゃないでしょうか。

 原料に近い加工ほど難しい、という無駄なリアルさを持ち出したのは新しい。言われてみればそうだよな、と妙に感心した。私もリアルにナイフは作れたけど、ステンレス板は作れない。ゲームの面白さとは別の話だけど。

 ただ、生産の複雑さのせいで、アイテムの種類が多く、それが所持可能数やアイテムのオペレーションをする機能(整頓等)の実装具合に見合っていないということは、別の部分でとても大きな問題。

 【オークション、バザー】

 個人的には実はかなりどうでもいい部分。今がダメなら、YGをつかうんでもいいし、システムが補完するならそれはそれでも全然かまわない。もちろん現状のままでも別によくて、商才の差が出て面白いじゃん、とすら思う。システム的な支援がないために発生しているであろう行商シャウトの存在は、むしろNFP銀行前が懐かしくてほっこりとする。

日記: 10月24日(2010年)

 先日のような試行錯誤を経て、実家のTV買い替え作戦は無事完了した。

 ほぼ構想どおり、「液晶TV+外付けHDD+フレッツテレビ」というコンボを導入。機種も万が一ゲーム用途に化ける未来を考慮して、レグザにしておいた。

 いやー、しかし、TVを買うのも楽じゃないね。午前中に入店したヤマダ電気から、全ての買い物、契約を終えて出たのは15時過ぎだった。こんなにかかるとは思いもしなくて、もう疲れるやら腹が減るやらで参ったよ。

 時間がかかったのは、「同時にフレッツテレビを契約したら3万円引き」などという文句につられたからに他ならない。どうせフレッツテレビにするつもりだったからちょうどよかったといえばよかったんだけど、予定外の行動だったから時間配分が悪かったな。せめて昼飯を食ってから臨めばよかったよ(問題は空腹のことだけかよって?そのとおりだ)。

 家電量販店でTVを買って、しかもそこでフレッツテレビの契約をするということそのものについては、価格的なアドバンテージは微妙かな。それはそうだとわかっていたんだけど、同行した両親の立場からすれば、対面交渉で物事が決まるという安心感と、TV買い替えに関連する交渉を、この日の1度だけで終わらせることができるという簡潔さを重視して、契約した。これは後述するフレッツ係の店員の質もよくて、正解だったと感じたよ。

 さて今回の交渉では、かれこれ4人の店員と相対した。以下がその面々だ。

 ・A:ヤマダ店員。売り場
 ・B:NTTの出向者。フレッツ、ISP等の担当
 ・C:ヤマダ店員。TVの購入、配送等の契約
 ・D:ヤマダ店員。会計

 点数をつければ、上から0点、100点、50点、30点だ。

 BはNTTの契約社員で、なおかつヤマダ電気に出向している身分だそうなので、社会的地位はこの中でも最も厳しい立ち位置だと思うんだけど、接客能力は群を抜いて優れていた。言っていることがとてもわかりやすくて、提案してくる内容にも無理がない。客との距離感がすばらしくて、実に頼もしい存在に感じられた。NTTは早くこの若者を正社員雇用したほうがいい、とNTTに投書してやってもいいと思うくらいによかった。対面交渉でこれだけ気持ちよく買い物が出来たのは久しぶりだ。絶賛に値する。

 一方で、ヤマダ電気の店員は質が悪かった。特にひどかったのはAで、最初にAに「このTVが欲しいのだが・・・」と話を持ちかけたんだけども、何を言っているのかさっぱりわからない。値引き交渉をしたときも、「これ以上は無理ですね」と、ありえない態度とありえない値段で取り付く島もない。それをあとでBに告げてみたら、ヤマダ電気の人間でもないBが、あっさりとその値段よりも数千円下げた値段を持ってきた。Aはいったいなにをして「無理」と判断したのか、今でも謎だ。Cは仕事内容はさほど問題がなかったものの、全体に雰囲気が暗く、楽しい買い物になりにくい性質。Dは純粋に仕事の能力が低く、ミス、遅延が目立った。ヤマダ電気大丈夫か?と本気で思ったよ。

 トータルして今回訪れたヤマダ電気の店舗を評価すれば、Bの存在がなければ、この日購入していたかは微妙なレベルの接客だった。ひとえにBの存在だけが救いで、その力で購入に至ったわけなんだけども、それについては満足している。NTTが正社員雇用をしないのであれば、ヤマダ電気には早急に彼を引き抜くことを、強くオススメしたい。

 ってなわけで、実家にも来月初めには新しいTVが導入されることになった。いままで実家に対して、TVという点ではアドバンテージを持っていて、父などにはことあるごとに自慢していたんだけど、それももう出来なくなりそうだ。ま、いいことなんだけど、なんだかちょっとだけ追いつかれて、というか、追い抜かれて悔しくもあるな!

日記: 10月23日(2010年)

 やあやあやあ! 全国のジャンクフーダーのみんな、こんにちは!

 今日はみんなの主食、フライドポテトの新製品の紹介をするよ!

 スーパークリスピー(オレアイダ)

 みんなのことだから、きっと毎日冷凍のシューストリングを揚げたり、冷凍のカントリースタイルを揚げたり、ときにはマックやケンタッキーで買ったりして、楽しいフライドポテトライフを送っていることと思うんだけど、そんなぼくたちに新たな仲間が加わったよ! それがこの、スーパークリスピーだ!

 極細カットのシューストリングに、塩味のきいた衣がついているというこの商品。衣・オン・フライドポテト。ただでさえカロリーの多いフライドポテトが、さらにこれでもかと油を吸いこんだ衣をまとうその姿は、まさに王者の貫禄。外食産業でいえば、フライドポテト好きには評判の高いクアアイナのそれに近いね。実に頼もしい風格を備えているよ。

 そんな外観からくる期待感を、味のほうも裏切らない。「カリカリ食感がとまらない!」という宣伝文句に偽りなし! ジャンキーかつチープな、ナイスガイ、もとい、ナイスフライドポテトだ。いつものおなじみのシューストリングにはない、新たなる喜びをぼくたちに与えてくれることまちがいなしだよ!

 かくいうぼくも、1袋380gを瞬く間に完食して大満足。100gあたりのカロリーが251kcalと書いてあるから、1袋380gのカロリーは953kcalだね。カロリーのほうも大満足だ!

 ってなわけでFly Dukedomでは、全国のフライドポテト好きにスーパークリスピーを食してみることをオススメします。