カテゴリー別アーカイブ: メンテとカスタム

日記: 9月26日(2021年)

 ローダウン計画の頓挫から1か月。

 性懲りもなく、今度こそ正しい準備を行い、再チャレンジとばかりにバイク屋にバイクを預けに行ってきた。

 ・・・というだけの記録。

 なんだけど、さすがにこれでは記事のボリュームがないので、言及していなかった過去のカスタムやら買い物やらの感想を述べて、お茶を濁しておこうかと思う。

 まずはシフトのゴム。これは、驚くほど操作感に違いを感じなかった。良く言えば大きくても邪魔感がない、悪く言えば別に足先のフィット感がノーマルと大差ない、という結果だった。もう少し操作感が変わるかと思ったんだけどな。だから「カスタムをした」というよりは、「経年劣化による部品交換」という印象になってしまった。とはいえ「古いゴムによるつま先汚れ」がほぼ発生しなくなったので、それだけでもうれしい。

 続いてスマホホルダー。これもよかった。剛性感があって頼もしいし、金属の冷んやりとしている感触や、マット塗装のざらついた感触も、高級感があって(安いけど)使用時の満足につながっている。たかがスマホホルダーとはいえ気に入った。

 あとバイクカバー。使用してはや2か月弱になるけど、撥水力がまだまだ強くて表面は汚れ知らず。裾の部分に砂汚れがつくこともなく、付け外しの際に砂で車体を傷つけるような心配もしなくてすんでいる。新しいものはやはりいい。

 ということで、この夏にいろいろやったことは、時間とお金をかけたのだから当然だけど、プラスに働いている。

 あとはこのローダウン計画が完遂されれば、すべて終了だ。

 ああ、盆栽は楽しい。楽しい。

日記: 9月21日(2021年)

 エキパイを磨いた。

 すっかりステンレス焼けと汚れと錆とで赤茶けていたエキゾーストパイプを、少しだけ磨いてやることにしたのだ。

 使ったケミカルは信頼と実績のヨシムラ・ステンマジック。エキパイを磨くならこれ、という伝承がいにしえより伝わっているので、それにならって作業をすることにした。

 ステンマジックを布につけ、ただひたすら磨く。

 作業すること1時間弱で、写真のような輝きを取り戻した。ドヤァ。

 ・・・と言いたいところなんだけど、実はそんなにキレイになっていません。キレイになった部分だけを写し、そうでない部分を巧みに隠す撮影技術のたまもの。

 エキパイを外しもせずに、小一時間程度を、ただ外側から手の届く範囲を磨いただけなので、キレイになったのは手の届きやすい部分だけ。エキパイ全体の6割ほどは、まだまだ赤茶けたままだったりする。

 でも、結局目に見えるのは、手の届きやすい部分だけなので、今回はこのくらいで勘弁してやることにした。どうせちょっと走ったら、またすぐに赤茶けてしまうしね。だったら再び赤茶けたときに、精神的ダメージを負わない程度の作業に留めるのが、賢い大人のやり方・・・という言い訳だ。

 いや、でも本当に、気合を入れすぎても空しい作業なのだよ、これは・・・。

日記: 8月30日(2021年)

 「副反応懸念で出かけられない週末」の次の日のバイクメンテ。

 行ったのはダッシュボード・・・ってバイクで言うのかな・・・の磨きだ。

 より正確に作業箇所を表現すると、車で言うならばダッシュボード、バイクだから、カウルの中のインナーカウルや、メーター回りの黒い樹脂部分とでも言おうか。そんなの部分を磨いたという話。

 この部分を磨いたりしたことは、今までほとんどなかったため、屋外にさらされた黒い無垢の樹脂パーツの常として、写真上段のようにすっかり白くなってしまっていた。

 これをクレポリメイトを使って磨いた。

 結果が写真下段だ。

 うーん、作業時間5分足らずにして、見違えるほどの輝きと艶。この部分はほぼ自分しか見ないから、長い間白くなっていても無視していたんだけども、やっぱりきれいになると、それはそれで自己満足度が高いな。もっと前からやっておけばよかった。

 満足満足。

日記: 8月29日(2021年)

 「副反応懸念で出かけられない週末」のバイクメンテその3。

 (その1はバイクカバー編。その2はスマホホルダー編。日にちは後付けのつじつま合わせで、実は全部同日実行)

 今回はバイクのシフトペダルのゴムカバーを交換した。

 私のバイクはもう14年ものなので、シフトペダルのゴムもかなり年季の入ったものになっている。劣化したゴムのあるあるとして、触れるものすべてに黒い汚れを擦り付けたりもしてくる。

 そのため、靴に与える汚れ度が大変激しい。以前にシューズの買い替えの話をした時に、「靴につく多少のシフト傷はバイク乗りの勲章」みたいなカッコつけを述べたけど、すいません、このバイクがつけてくる傷というか汚れは、勲章というレベルではありませんでした。

 ってことで、シフトペダルのゴム部分を交換しようと思ったのだけど、ただ取り替えるのも面白くない。

 そこでチョイスしたのが、写真のような異形のゴムだ。

 ゴムの地面側の部分が幅広の板状になっていて、シフトアップするときの足の甲に与えるダメージが、面で分散されそうな印象を受ける。使ってみないと、実際の操作感はわからないものの、見た目の印象からすれば、靴も傷つきにくければ、足の甲が痛くもなさそうな気がする。面白そうだ。

 交換作業は簡単だった。

 少しシリコンスプレーを吹いて、マイナスドライバーを突っ込んで、ぐりぐりとやったら、純正のゴムカバーは簡単に外すことができた。

 装着するほうも簡単で、ただただぐりぐりと力技で押し込むだけで、装着完了だ。こちらはシリコンスプレーなどを吹いてしまうと、装着後にペダルがするすると回転して使い勝手に影響しそうだったので、摩擦係数が高い状態で押し込むことになったぶんだけ、外すよりも力が必要だったけど、それでも大した問題ではなかった。

 装着後の使用感は、まだわからない。今回は「副反応懸念で出かけられない週末」の交換だったので、交換後に試乗してみることはできなかったからだ。

 まぁ、そのうちワクチン接種のほとぼりが冷めたら、お試しプチツーにでもいって、スマホホルダーとともにレビューすることになるだろう。たぶん。きっと。

日記: 8月28日(2021年)

 「副反応懸念で出かけられない週末」のバイクメンテ。

 今回はバイクのスマホホルダーを交換した。

 というのも、いつのまにかスマホのバイクホルダーが破損していて、ステー部分だけをハンドルに残し、ホルダー部分がどこへともなく消滅していたのだ。

 7月にバイクショップに行ったときには、スマホホルダーにスマホをつけてナビにしていたから、その時点までは確実に生きていたはずのホルダー。しかし8月にもう一度バイクショップに行ったときにはもう破損していたので、その間に実施したツーリング中にでも破損したのだろう。

 駐車中に破損していたのであれば、脱落したホルダー部分が駐車場に残っているはずなので、おそらく走行中に脱落したのだと思われる。そう考えるとなかなか恐ろしい。もし走行中のホルダーの脱落が、スマホをホルダーに装着しているときに発生していたら、と思うと背筋が寒くなる。スマホを装着していないときに脱落したのは、不幸中の幸いと言わざるを得ない。

 今までバイク用スマホホルダーについて、例えば「ボルトが緩んでプラプラする」というようなことは、リスクの一つとして考えたことがあったけど、今回のように「物理的に破損して脱落する」というところまでは、ついぞ考えてもいなかった。

 しかし確かに、よくよく考えてみれば、バイクという風雨にさらされやすい環境であれば、そりゃ破損リスクはあるわ、と思い知らされた。特に壊れたホルダーは樹脂製だったこともあるから、なおさらだ。

 ってことで、そんなスマホホルダーを交換したのだけど、そういう「破損リスク」という反省を活かして、今回はオール金属製のものにした。樹脂製に比べれば、破損リスクは低い・・・はずだ。

 形状などは写真の通り。昨今はX字状のホルダーが隆盛を極めているようなんだけど、私がチョイスしたのは、昔ながらの上から差し込む形状のもの。質実剛健という表情。金属の質感に高級感があって(実際は安物だけど)、なかなか気に入った。

 若干不安な点があるとすれば、それは金属ゆえの重量だ。

 金属という堅牢さとのトレードオフとして、重いという特徴を持つのが、どうにも困りものだ。重いものを支えるからには、よほどきっちりボルトを締めていないと、バイクの振動や単純な時間経過で、ボルトが緩んでしまい、ホルダーの仰角を維持できないんじゃないか。そんな懸念がある。

 実際にこの不安が的中するかどうかは、使ってみて初めてわかるであろうことだけど、この点に確信が持てるまでは、いつも以上に気をつけて、たとえボルトが緩んでぶらーんとしたとしても、スマホ本体は地面までは落下しないような、石橋を叩いて渡る運用を心がけることにしよう。

 ともあれ、まずは第一印象としては気に入った。この好印象のまま、使用していければいいな。