ちょっと戸棚の整理をしていたところ、写真のようなブツが出てきた。
ピンクの小粒さん。
使用期限2016年2月。
・・・なにこれ?
うーん、私にはピンクの小粒を服用する習慣はないぞ。そもそも買った記憶もない。これがここに存在するからには当然、およそ7、8年前に自分で買ったのだろうけど、まったく身に覚えがないな。何を考えてこんなものを買ったのやら。
箱の中を見ると、そもそも錠剤が1粒も減っていないように見える。箱の中には数シート分の薬剤がパンパンに入っており、どのシートにも小粒の欠落がない。それとも1シートまるまるないのだろうか。
うーん、使いもしない下剤を大量購入した私(8年前)。挙動不審すぎるな。変人だ。
さて、とにもかくにも、大量の使用期限切れのピンクの小粒が出てきたわけだが・・・。
これをどうしようかな。そもそも効くのかな。使えるのかな。
飲んでみればわかるよな。
飲んだ(アホ)。
数時間後に地獄がやってきた。
胃腸の中の固体という固体、液体という液体が、私の許可なく次々に排出されてきた。出し切ったと思っても、次の波が来る。なまじ下剤なんかとは無縁な身体だっただけに、下剤への耐性がまるでなく、一たび服用したら、恐ろしく効果的に作用したようだ。寝ても覚めても常におなかがキューっとするし、虚無感もあるしで散々だ。
そんなこんなで昨晩は、いつでも安らぎの個室に駆け込める体制を維持しつつ、恐る恐るゲームを少しばかり嗜み、そして早々に就寝し・・・ても腹痛で起こされたりしたのでした。
もう二度と飲まないぞ。というか捨てよう、これ。