カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2021年12月

日記: 12月15日(2021年)

 オリジナルカレンダーをウェブで発注した。

 それが大変良い体験をもたらしてくれたので、今後のためにも記録しておく。

 利用したのはビスタプリントなるプリント・オン・デマンド・サービスのサイト。ここのカレンダーのサービスを利用した。

 発注完了までのステップは概ね以下のような感じ。

  1. レイアウトを選択
  2. 使いたい画像をアップロード
  3. 画像を何月に配置するか選択
  4. プレビューで確認
  5. 発注

 これだけ。

 大量のデータの中からカレンダーに使う写真を厳選する、というサービス外の部分でかなりの時間を食ったものの、使う写真さえ決まっていれば、発注までに15分とかからない。

 これでほんの数日したら、お届け先住所にカレンダーが届いてきた。

 届いたカレンダーはA4サイズの用紙がリング製本されたもので、見開きでA3サイズ。用紙はなんというか、ボール紙と言っていいような、かなり厚手の紙。そしてその表面は綺麗にコートされていて、全体に安っぽさのない立派なものだった。

 今回は、過去に両親を連れて行った数々の旅行先で撮った風景写真を使ってカレンダーを作り、それをお歳暮代わりに両親にプレゼントしたんだけど、大変好評だった。自分で見ても出来が良く思えたし、喜んでももらえたしで、満足度はかなり高かった。

 これで費用は、送料込みで1500円そこそこ。驚きの低価格。うーん、便利な時代になったものだ、というか、これじゃこういうウェブ展開とかができない、昔ながらの印刷屋は商売あがったりだな。コモディティ化極まれりという印象だ。

 ともあれ、これは素晴らしいサービスだ。今後も是非使っていきたい・・・と思ったものの、今回で写真を厳選して使ってしまったせいで、次に同じことをしようにも、2軍の写真しかないというのが困りものだな。

 けど、例えばこのサービスを前提にして、「毎月1回、カレンダーの写真のためのツーリングをして、年末に集大成としてカレンダーを作る」とかいう活動をしてみるのも、面白いかもしれない。

 夢は広がる。

 実際にはやらないだろうけど。

 うむうむ。

日記: 12月14日(2021年)

 今年も年末ということで、恒例のFly!的オンラインゲーム大賞のお時間です。

 この企画も20年近くやっているはずで、このブログに残っているだけでも過去分を調べてみたら16年分あった。長さだけなら自慢になる。長さだけなら。

 ということで、過去分を参照していたら探すのが面倒くさいことが分かったので、今更ながら「Fly!的オンラインゲーム大賞」をカテゴリわけしおきつつ、2021年の大賞を決めていくぞ。

 ノミネート作品はこちら。

 【オンラインゲーム】

  • Fallout 76
  • Division 2
  • Wild Terra 2
  • モンスターハンター・ライズ
  • League of Legends
  • The Crew 2
  • Chivalry 2
  • ファンタシースターオンライン2・ニュージェネシス
  • Crowfall
  • Codex
  • Age of Empires IV(ストレステスト)
  • New World

 【選外:オフラインゲーム】

  • リングフィットアドベンチャー
  • Mech Warrior 5

 この中から選択した今年の大賞は・・・。

 ダラララララララ(ドラムロール)・・・。

 New World!

 でした。

 以下タイトルごとに。

 【大賞:New World】

 まぁ、これしかないでしょ。私はMMORPGプレイヤーなのだ。

 最初にネガっておくと、このゲームの擁護しきれないダメなところは、もうバグバグなところに尽きる。バグというか、チート対策が弱いところというか。数々のExploitが日ごとに開発されていく様は、往年のDivision、Fallout 76を彷彿とさせた。

 それがなぜ大賞かというと、私はあんましそういうことでマイナス評価しない性質のようだからだ。それよりもコンセプトやポテンシャルを重視してしまう。

 思えばExploitで有名なDivisionやFallout 76にも、過去に大賞を取らせていた。ズルをする人が少しいる、くらいのことは、自分には関係ない、自分や自分の周囲に影響しないなら関係なく楽しめる、と思ってしまうのかもしれない。

 New Worldの良いところは、以前にも述べたように、なによりも世界の作り方の良さにあった。地形、街、資源、モンスター、といったものの配置や役割が絶妙で、遊ぶフィールドとしての出来が絶妙によく、その世界でキャラを動かすこと自体に楽しさがあった。

 その世界のありようは、MMORPG界のスタンダードであるWoW方式とは全く違う新しい枠組みのもので、まさに「New World」の名が体を表す格好になっていた。この一点をもって、私の中ではNew Worldは大賞に据えられるだけの資格を持っている。

 反面、バグは論外としても、その他のキャラシステムやダンジョンなど、絶妙な世界の上に載っている様々なものは、一流とは思えないことが多く、そこがかなり残念でもあった。素材は良いのに調理が悪い。土地は良いのに建屋が悪い。国土は良いのに政治が悪い。そういう感じ。

 それでトータル的には駄作とは言わないまでも、佳作程度に落ち着かざるを得ないゲームになっているとは思う。惜しい。

 【残念MMORPG枠:Crowfall、Wild Terra 2、Codex】

 こいつらを同列にしていいのか?の3つ。

 Crowfallは嫌いじゃなかったけど、長すぎた有料アルファの間に迷走しすぎたんだろうな。異形を含めた多様な種族/クラスのコンボがあり、ビルドがあり、やや貧相ながらもディフォルメされた軽快なグラフィックがあり、動きもよく、RvRがあり、シージがあり、というような良作たりえる下地があったのに、リリース時の仕様が「レベル上げが有名無実」「複数人いないと採取すらできない必須素材がある」「一般人お断りなGvGしかないエンドコンテンツ」というような「アルファからやってきたガチ勢の声だけを聴いた結果」で構成されていたため、見事に憤死した。

 Wild Terra 2は、いちおうUOの系譜かな。2DオープンワールドMMORPG。UO並みの基本システムと、UO以上のクラフトと、UO以下の人口で構成されていた。最初の3日くらいはUO並みの面白さはあったけど、割とすぐにやることが無くなった。

 Wild Terra 2を1/10000に希釈するとCodexになる。

 【その他】

 Fallout 76。今年の前半は、そのシーズンのスゴロク完遂を目指して遊んだりした。スゴロクが目標になったのと、武器やらが増えていたのとで、ある程度モチベが保てた。けど、スゴロクも2度目3度目になるとやる気が出ず、最近は遊んでいない。またスゴロクがしたくなったら、遊ぶ・・・かなぁ。

 Division 2。因縁の超絶美形ヒロイン、フェイ・ラウを始末した。

 モンスターハンター・ライズ。職場の民と遊んだ。もうモンハンも味がしなくなってきた。

 League of Legends。数年ぶりに「ブロンズで始まるランクをシルバーに上げる作業」を実施。無事上がったけど、また来シーズンに振り分け戦をすればブロンズスタートなんだろうな、と思うと空しい作業だ。

 The Crew 2。骨折で旅に出られない憂さ晴らしにプレイ。

 Chivalry 2。基本的にはMordhauのほうが好きかな。シナリオ戦だけは優っていたけど。フレンド関係のネット周りが最低だった。

 ファンタシースターオンライン2・ニュージェネシス。アニメキャラがアニメ声で芝居をしているシーンで恥ずかしさに耐えきれずそっと閉じた。享年3分。

 Age of Empires IV(ストレステスト)。ソロプレイを1度だけ。もうこの作業量の鬼ゲーにはついていけないと確信。

日記: 12月13日(2021年)

 今年の2月15日に購入した1kgのおろしにんにくを、ついに使い切った。

 というわけで、その結果報告。

 割と無理矢理に使う機会を増やし、さらに1回あたりの使用量も気持ち多めにして、自らの身体をにんにく漬けにするかの如く使い続けても、使い切るのに10か月かかった。さすがの大容量だった。

 消費期限はどうだったかな・・・。早い段階でラベルをはがしてしまったので、よくわからない。わからないけど、開封10か月後に使っても、特に体に異変はきたさなかったので、結果的に問題はなかったのだろう。

 「25%使って引き分け。33%使えば勝利。50%使えば大勝利」という設定をしていたので、ミッションとしては大成功だ。消費しきれず廃棄、というようなもったいない事態にならなくてよかった。

 しかしこの商品のリピートがあるかというと、まぁ、ないわな。

 最初にいい点を挙げておくけど、味は良かった。最後まで濃いにんにくの味が楽しめて、使用に際する不満はなかった。

 ただ、やっぱり量が多い。積極的に使わねば、というプレッシャーが10か月間、常につきまとっていた。それがなによりきつかった。

 それと量の多さに関連して、容器の大きさもネックだった。でかい図体が、決して大きくはない我が家の冷蔵庫の、大きな割合を占拠してしまって具合が悪かった。要するに、ジャマだった。

 またつぼ型容器という形状は、チューブ型のものとは違って、使うときにスプーンのような道具が必要になる。これも洗い物が増えるという意味で、QOLが低かった。

 そんなこんなで、コスパがいいというメリットよりも、いろいろ面倒というデメリットが、トータル的に上回るという、「そんなことは買う前にわかるだろう」的な結論を、10か月かけて確認したのでした。

日記: 12月7日(2021年)

 アンダーカウルを取り付けた。

 アンダーカウルというのは、車体底部のエキゾーストパイプのあたりにつけるカウル。ベリーパンと呼んだりすることもある。

 一応、車体底部の整流効果や、エンジンの冷却効果などに寄与する、という名目のパーツだけど、実際のところは、見た目に変化をつけるためだけにつけるパーツだ、と言い切ってしまっていいだろう。こんなカバー1つで性能が上下するようなシチュエーションは、よほどの限界走行時だけで、テケテケツーリングにおいては全く装着のメリットはない。

 断言するけど、効果は見た目オンリーだ。

 ただ、重量物が1つ増えるというだけだ。

 だが、それでいいのだ。アンダーカウル付きの見た目を、本人が気に入ればいいのだ。

 というわけで、そんなアンダーカウルの装着作業を実施した。

 FZ6のアンダーカウルは、純正のものがあり、また社外品も数社からリリースされていた。のだけど、FZ6がカタログ落ちしてから10年以上が経過する今となっては、そのほとんどが入手不可能になってしまっている。

 そんな中、今回私が用意したのは、現在でも購入できるおそらく唯一に近いメーカーである、Odaxのものだ。

 要するに、現存するものを消去法で選択した、というわけだ。積極的な選択ではないので、満足度は正直100%ではない。本音を言えば、現用のツーリングスクリーンと同じメーカーである、Puigのものをつけたかった。装着したパーツのメーカーに統一性があるのは気分がいいし、デザインもPuigのものは鋭角なフォルムで私好みだったから。でも、Puigのものはもう製造されていないようで、取り寄せすらできなかったから、仕方なく取り寄せ可能だったOdaxで妥協した、という次第だ。まぁいいでしょう。

 注文後、かなり待たされたうえでやっと届いたアンダーカウルは、懸念していた工作精度の粗さもそれほどなく、ちゃんとポン付けで装着することができる、なかなか優秀なものだった。左右のパーツのかみ合わせにこそ、少々難があったものの、それ以外には大きな問題はなかった。

 取付作業は、アクセスしにくい個所のボルトに、少し苦戦したりはしたものの、トータル1時間そこそこで完了した。海外製のパーツにしては、困らされるところのない、なかなか当たりの商品だったんじゃないかな。

 装着しての見た目の印象は・・・悪くないね。

 いいところは、アンダーカウルがついている、という当たり前の部分。ハーフカウルにアンダーカウル、という見た目は、昔から私のドストライクで、思えば先代のゼルビスもその見た目が気に入ってのチョイスだった。だから、昔馴染みに再会した、というような満足感がある。

 色が黒というのも、カウルの青とツートンになっていておしゃれ。メッシュ窓の差し色もいい。当初はカウルと同色の青で塗ろうか迷ったものの、それはこの黒に飽きたら考えればいいかな、と思っている。

 一方でいまいちなところは、Odaxのアンダーカウルのデザインそのものかなぁ。ちょっと丸みを帯びすぎている気がするんだよね。もう少しシャープな造形だったら、なおよかったと思う。FZ6元来の昆虫のような造形や、フロントの猫目には、シャープなフォルムがより似合うはずだと思うのだ。そしてこの丸みを帯びたフォルムが、必要以上に重たい印象を与える結果にもなっていると思う。その辺がマイナスポイントだ。

 まぁ、でも、全体的には気に入っているよ。15年目を迎えようという相棒が、ここへきて着飾って別の印象を与えてくれるというのは、倦怠期を回避する上でもいいことだろう。

 装着後、少し走ってみても、特にガタが出たりはなさそうだった。一方で、もちろん走りが速くなったりもしない。こんなもんだろう。

 それでも、新しい見た目になったマシンというのは、それだけで気分がいい。軽快に走っている「気分」になれた。体感性能、つまり「思いこみ性能」は向上だ。

 いいね。

日記: 12月6日(2021年)

 台所のシンクの蛇口の先端を交換した、という話。

 もともとのきっかけは、台所の蛇口の水の勢いが強くて、皿洗いなどの際に水はねが起こりやすいのが、炊事をする上での不愉快の原因になっていた、それを解消したい、ということだった。

 その方法をあれこれ考えた末にたどり着いたのが、「蛇口の先端を『泡沫器』なる機能を持ったものに交換する」ということだった。

 そうすることで、「どばじゃーーーー」っとストレートに出ていた水道水を、「しゅわわわーーーー」っと細かな水泡を含んだ水道水に変換できるらしい。そうすると水道水の勢いは減ぜられ、水流の衝突がソフトになり、水はねが改善されるとか。

 ということで交換をしたわけなんだけど・・・。

 いやー、水はね云々以前の話として、衛生面という観点からしても、交換してよかった。

 十ン年使い続けたであろう蛇口の先端部分。あまり注目することのないこの部分だけど、外して見てみると、内部には水垢が溜まり、パッキンのゴムはボロボロに崩れて成分が溶けだすような状態であり、外側にも水垢がこびりつくというような、不衛生の極みのようなありさまだった。

 これをピカピカ輝く新品に交換できたことは、実に気分のいいことだった。

 そして、もともとの懸案事項だった水はねについても、これが大きく改善された。

 計画通り、蛇口からの水流は「どばじゃー」から「しゅわわー」になり、それに伴って水流の衝突時の衝撃はかなりソフトになり、よほどのことがない限りは、激しい水はねが起こることはなくなった。

 放水時の抵抗が増した結果、そもそもの放水量自体が抑えられてしまった、という副作用はあったものの、もともと水はねが起こるときには、水が多く出過ぎていてはねていた、という側面もあったので、放水量が適正になってむしろ助かったとさえいえる。とにかくいいことずくめだった。

 というわけで、蛇口の先端の交換。水はねが気になっていたり、長いこと交換した記憶がなかったりする人には、簡単なおうちカスタマイズとして、おすすめします。作業は、手でねじるだけ。値段は数百円。かんたん。