ずーっと1人で、Harborの内部に入れるようになるまで頑張ってきた私だけど、さすがにだんだんと人恋しくなってきた。
そこで、日本最大(にしてほぼ唯一)のDDOコミュニティサイトで募集していた、「ヘッドスタート記念ヘルメットをもらおうギルド」に参加し、冒険仲間を探すことにした。ちなみに、「ヘッドスタート記念ヘルメット」というのは、ヘッドスタートイベント参加者が、10人以上のメンバーを擁するギルドに参加していると、HP+5なヘルメットがもらえるというものだ。
ずーっと1人で、Harborの内部に入れるようになるまで頑張ってきた私だけど、さすがにだんだんと人恋しくなってきた。
そこで、日本最大(にしてほぼ唯一)のDDOコミュニティサイトで募集していた、「ヘッドスタート記念ヘルメットをもらおうギルド」に参加し、冒険仲間を探すことにした。ちなみに、「ヘッドスタート記念ヘルメット」というのは、ヘッドスタートイベント参加者が、10人以上のメンバーを擁するギルドに参加していると、HP+5なヘルメットがもらえるというものだ。
Stormreachに到着し、冒険者(便利屋)生活をはじめたNez君。今いるのは、Harbor(港湾地区)の乗ってきた船が係留してある波止場周辺だ。
Harborは、かなり広いゾーンなんだけど、怪しいよそ者の流入をシャットアウトするために、波止場と、それ以外の部分との間に、門が置かれ、その交通を厳しく制限している。まだ新参者であり、Stormreachの街の信頼を勝ち得ていない私は、その「信頼」を得るべく、クエストをこなすことにした。
うわさによると、波止場の酒場近くにいる、Lord Goodbladeという男が、信頼を得る手段を知っているらしい。なにやら、派手な服を着た怪しい男だけど、他に手段もないことだし、とりあえず話を聞いてみることにしよう。
(ここから先はネタバレを含むので、見たい人だけ見てください)
ってなわけで、マイキャラ「Nez」君は、EberronはXen’drik大陸の街、Stormreachの港に、海路はるばるたどり着いた。途中、初心者島に寄り道をしたものの、そこでの行動は大したことがないので割愛しておく。
大都会に緊張し、思わず抜刀する私。…というわけではなく、このゲーム、いわゆる「非戦闘時は鞘に収める」というギミックがないんだよな。武器は装備していれば、ずーっと手で持ってしまう。正しいロールプレイヤーとしては、街では手動で武器を外さないといけないのかもしれないけど、面倒くさいんで、しばしば抜き身をひっさげ練り歩いてしまうのだ。挙句の果てには、戦闘モードの解除の仕方がわからず、この先長いこと「構え」をしたまま行動してしまった。ずーっとガニ股風味で格好悪いけど、見逃してください。
Stormreachは、Xen’dirk大陸北部の主要港湾都市だ。エジプトのカイロやアレキサンドリアのような感じかな? 文物にエキゾチックな感じが漂っている。そして、周囲には、人!人!人! 狭い波止場に、PCが数十人うごめいている。その全員のデータを受け取ってるせいか、初期UO、初期SWGの街路レベルの処理の重さだ。
そんな人ごみ(ラグ)をかきわけ、船旅の疲れを癒すべく、港の酒場に飛び込むと…早速きた! 仕事の依頼だ!
(ネタバレを含むので、この先は見たい人だけどうぞ)
はじまりました、DDOヘッドスタートイベント。首尾よく参加権を手にした私は、正式リリース前に、DDOを体験することができた。ので、指折りリリース日を待っているあなたのために、ちょっとだけゲームの様子をお届け。
まずはキャラメイク。予定通りハーフリング/ファイターを作成した。
わかっていた事だけど、やっぱりSTRがあがらなくて泣ける。このゲームって、成長でステータス増えるんだっけ? 増えるなら+2が+3になる1個まえにしといて、レベルアップでステータスあげるのも手なのかなぁ、+3にするのはその成長のときのほうがお得だよなぁ、なーんておもいつつ、わからないんで、結局STRを+3にしてしまった。それでいっぱいいっぱいで、他に振る余裕がない。まぁいいか。
他には、フィートとかスキルを適当にチョイス。理由なし。
そして、完成。
これは…妖怪人間ベム?
…うがー! ハーフリング、かわいくねええええ!
このかわいくなさはきついな。EQ2で完成を見た、あの愛くるしいハーフリングが、よもやこんな妖怪人間ベムになるとは。このキャラを愛せるか非常に不安だよ。まぁいい。冒険の旅に出発だ。
つづく。
ヘッドスタートで2~3時間ほどプレイした。プレイの様子なんかは、あとのエントリーにゆずる(かもしれない)として、今は取り急ぎ第一印象なんかをお届け。
最初に思ったのは「うわ、だっさぁ…」だ。グラフィック技術のことはよくわからないんだけど、近年のMMORPGらしからぬ、非常にヘボいグラフィックが目に痛い。デザインが凡庸以下なのは、逆にD&Dっぽくて(D&Dに失礼だ)いいんだけど、絵のつくりそのものが安っぽく見えるのは悲しい。光源処理をがんばってるように見えるし(影とかがダンジョン内で結構きれい)、私が無学なだけでひょっとしたらエライ技術を駆使してるのかもしれないけど、ぱっと見は「ださい」だ。
インターフェイスは、前評判どおりいまひとつ使いにくい。というか、情報が脳みそに届きにくいデザインのように思える。特にチャットウィンドウが劣悪で、フォントが小さいわ、枠が邪魔だわで、すごく注意を払っているとき以外、チャットウィンドウの文字が目にも入らない。ボイスチャットあんだからいいじゃん、的な投げやり感がうかがえる。EQ2のように、カスタマイズできるといいんだけどなぁ。
操作面は、案外快調だ。キー設定が、従来の定番を外してる部分もあるけど(クエストジャーナルは「J」だろ、とおもったら「L」だった。とか)、これはカスタマイズ可能だし、移動や攻撃に問題はなく、はじめからスムーズに行えた。あえて言えば、右クリックと左クリックを、しばしば間違えてしまう(酒場でNPCと会話をしようとして、武器を振り回す光景がよく見られた[会話:左クリック,武器使用:右クリック]。EQなら即死だ)のが、まぁ難点といえば難点かな。すぐ慣れるけど。カメラワークも案外よくて、3人称視点のゲームなんだけど、壁を背にしても、自己位置を見失うことが少なく感じられた。
戦闘やギミックの使用(レバーを引く、はしごを上る、箱を開ける、等々)は軽快でいい。初日に選んだクラスがファイターだったから、罠解除や知覚系のスキルといった、「MMORPGになかったRPG的な部分」を多くは味わえなかったんだけど、「そういう要素がある」というだけで、ぐっと来るものがある。
コンテンツ面は、まだよくわからない。チュートリアル的なクエストを3、4本やっただけだから。この3、4本のクエストだけで言えば、率直に言って単調だった。でもコレで判断するのは酷というものだろう。ただ間違いなく言えるのは、1)英語のNPC会話を読む気がある、2)常に一緒にやる仲間がいる、のどちらかは満たしていないと、我々極東のアジア人にはなかなか楽しめなさそうだ、ということだ。
ゲームの根幹的な部分が、BGシリーズに近い。要するに、NPCとの会話→ダンジョン攻略→報酬、のループによってゲームが構成されている。そのため、NPCとの会話がわからないと、面白さの半分がスポイルされてしまい、仲間との会話が楽しめないと、もう半分がスポイルされてしまう(ダンジョン攻略部分は、仲間との協力が楽しさのキモだと思われる)のだ。
NPCの言ってることがわからなくても、とりあえずフィールドに湧き続けるモンスターを殴ってレベルを上げていけば、それなりに楽しめたゲームと違って、DDOの場合、モンスターの数はクエストの数に依存していて、しかも、必ずしも戦闘をする必要さえない場合もあるから、戦闘だけに楽しさを見出すことが非常に難しい。だから、行動そのものに、より明確な意味づけをする必要があって、それがNPCのメッセージだったり、仲間との協力行動だったりするわけだ。それができないと、比較対象が戦闘部分ばかりになってしまうから、「普通のMMORPGよりやること(=戦闘)が少ないゲーム」になってしまう。これはずいぶんと敷居が高い。
総括すると
見た目: ×
操作: ○
コンセプト: ◎
とっつきやすさ: △
って感じかなぁ。見た目に耐えられて、なおかつ「とっつける」と高評価になるのではないかと思われる。私としては、やっぱり仲間が欲しいところだ。
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どうでもいいことですが、このエントリーでblog化以来300エントリー目。おめでとう、オレ様ちゃん。