カテゴリー別アーカイブ: EverQuest 2日本語版

EQ2JE: クナーク大陸上陸

 RoK導入からはや3ヶ月。ついにクナーク大陸に乗り込んできた。

 写真はクナーク大陸に上陸後、割とすぐに受けることが出来る「ソコカー」クエストの終盤で、「ソコカー」に乗っている様子。ソコカーと言うのは、ドラゴンとフロッグロックの融合種で、アントニカにおけるグリフィン、フェイダークにおけるウマのように、クナーク大陸の駅を定点移動できる乗り物として活躍する生き物。そしてこれを利用するためには、このソコカークエストをこなして、自分のソコカー(ペットアイテム)を手に入れないといけないのだ。

 このソコカークエストを含め、上陸地点で受けられるいくつかのソロクエストをこなしまくってきた。クエストの難易度は、おおむねLv68程度で、もちろんクエスト対象となるモンスターもLv68-70といったところだ。この時点で私のキャラクターのレベルはLv68だったので、今までの常識からすれば、ちょうどいい難易度だと思い、気軽な気持ちで挑戦してみた。

 ところが、これが思いのほか苦戦させられた。RoKのモンスターがレベルの割りに強かったからだ。実は最初にLv67のSHDできたんだけど、Lv68のソロエンカウンターにあっさりと敗北。SHDではとてもかないそうになかったので、リベンジを期して68NECでいったら、さすがにNECのソロは強くて勝てたんだけど・・・いやー、敵が強い強い。

 そのぶん、クエストの報酬の性能はかなり優れていて、やる価値は十分。苦労の甲斐はあったかな? なんとかNECではだいぶクエを進めることが出来たから、あとはSHDでもやっていきたいものだけど・・・SHDだとLv70くらいないと厳しいかもしれない。気長にいくか。

EQ2JE: 弾幕薄いよ

 なんだかEQ2熱が復活してきたぞ。ってなわけで、今回はレッサーフェイダークの奥地にそびえる塔、オベリスク・オブ・ブライト(OoB)へ行ってきた。

 OoBへいくことになったのは、ギルド外の知人との会話で、「時間的に厳しい平日だと、そのレベルならOoBなんかがお手軽でオススメのインスタンス」と言われたからだ。

 単純な私はそう言われて、あっさりとその気になった。早速その知人や、私のギルドメイトや、LFGチャンネルで募集して集めたメンバーでグループを結成し、OoBに挑戦することにした。

 LFG募集中にも、「セットアーマーが出る」とか「そのグループの誰かのものが必ず出る」とか、いろいろと魅力的な話題を振りまかれ、テンションは上がる一方だった。うひょー、セットアーマーほしいぜ! やるぞおおお!

 ・・・ところがこの段階で、やや不安な案件が持ち上がってしまった。募集や会話と同時に、EQ2JE Wikiも見ていたんだけど・・・おーい! 「OoBは68レベル程度から挑戦が可能になる」って書いてあるよ! 私67! ギルドメイトは65! 足りてない! ・・・だ、だ、大丈夫なのだろうか。野良募集主として失敗することを、極度に恐れる私は、急に不安に襲われまくってしまった。ビクビク。

 しかしそんな不安をよそに、こんなときに限って、あっさりとLFGが埋まってしまったのだから、悩んでいても仕方がない。なし崩しに決行することとなってしまったけど・・・ま、何とかなるでしょう。集合中の会話で、「MTヘコいっす」とか「はじめてっす」などと、それとなくヘタレた予防線的なものを張りつつ侵攻スタートだ。

 案ずるよりも生むが易し。実際やってみると、うん、まぁなんとか、ギリギリでいけた。私とギルドメイト以外のレベルが高めだったのが幸いしたのか、ちょっとWIZの人に多めに跳ねさせてしまったけど、それを除けば順調に進んでいくことができた。ネームドも順調に倒していくことができ、ラスボス戦まで大過なくこなしていけた。いやはや、安心したよ。

 ラスボスはLv72で、私から見てオレンジという厳しい相手だったけど、これまた何とか倒すことができた。このボスは面白い技を使ってきて、ボスの敵そっくりの(つまり私そっくりの)分身を作って襲わせてくるのだ。自分の格好をした相手に襲われるというのは、なかなか新鮮で面白かった。ドッペルゲンガーって感じかな?

 報酬も苦戦した甲斐があってよく、所要時間もお手軽で、まさに平日夜に最適なダンジョンだった。これは再訪する可能性が高いかもしれないなぁ。でもできれば、やはりWikiに書いてある通り、あと1レベル上がってからだと、なお安定するかもしれない。あと1レベル、がんばろう。

 それにしてもOoBはなかなかいいインスタンスだ。セットアーマーそろえるのは大変そうだけど、必ず誰かが取れるという点で、誰もが夢を見られる戦利品があるところは、遊んでいてモチベーションを維持しやすい。こういうモチベーションコントロールができる部分は、自己満足ゲームであるMMORPGにおいてはとても大事だと思うのだ。そういった意味で、OoBは非常に評価できる。まぁ、釣り方(「誰でもいいアイテムが取れるぞ」というエサ)がストレートすぎるきらいはあるけど、所詮小物だし、いいでしょう。うむうむ。

 なお、表題はいうまでもなく艦長。

EQ2JE: 旧鉄道博物館

 フェイドワー大陸レッサーフェイダークの奥にそびえるその城こそは、偉大なるバンパイアロードMayong Mistmooreの居城、ミストムーア城なのだ!

 ってなわけで今回はミストムーア城(MM)に行ってきた。

 MMといえば、EQ1ではその名も高きトレインのメッカだった点で思い出深い。

 私のEQ1時代のメインキャラは、基本的にアントニカ育ちで、フェイドワーのダンジョンははMMもアンレストも、実はそんなに行った回数は多くない。どちらかといえばCazicやSolAのほうが、中盤レベル帯のダンジョンでは思い出も多いように思う。それでもMMの思い出がそれらに負けず劣らず鮮烈なのは、当時のEQの数あるダンジョンのなかでも、MMほどでたらめにリンクするダンジョンはなく、わずかなミスがゾーン全体を揺るがす大惨事になるという、一片の油断もならない緊張感あふれる場所だったからに他ならない。今でもあの上り坂の先にある狭いゾーン出入口に、大量の死体と青い肌のおねーさん軍団が群れをなしている絵は、忘れられない。ああ、あれは恐怖そのものの状況だった。

 それから500年。EQ2のMMはそこまでひどい状況ではなくなったようだけど、それでも、それなりに歯ごたえのある、MMらしいといえる場所だった。

 EQ2のMMでまず安心したのは、ここがインスタンスではなかったということだ。MMほどの由緒正しいダンジョンが、昨今の流行に乗って、インスタンスゾーンなどに小さくまとまってもらっては困るのだ。インスタンスはさらにその中にでも作ってくれれば結構なわけで、インスタンスの方が楽だといずれ思うことがありそうではあるけど、いやいや、これはイメージ的な問題なのである。

 そしてこのダンジョン、Repopが早い! リンクもEQ2水準からすると結構激しい! 巡回も多い! ・・・というように、ダンジョンを熱くさせる要素が、かなりきつめに設定されていて、「私は今、かのミストムーア城にいるのだ」という緊張感を、否が応にも与えてくれる。めんどくさいものはすべてネガティブに捉えられがちな昨今だけど、どうせ何度も通う場所でもないだろうし(私にとっては、だけど)、このくらいのインパクトがあった方が、印象に残るというものだ。うむうむ。

 そんなMMで、今回はいくつかのクエストをこなし、何匹かのネームドをしばき倒してきた。Repop処理、巡回処理に失敗して、何度か実は全滅したんだけど、それも含めて古き良き、熱く激しいダンジョン探索を楽しむことができた。

 あー、やっぱり回顧探検はおもろいなー。考古学的発掘調査にも似た探究心を揺さぶられるよ。あとはフェイドワーではアンレストにもいかねばなぁ・・・。

EQ2JE: 久々!帽子クエ!ダンジョン!

 EQ2JE、ただいま絶賛ACT(POP率)低減中です。どのくらいACTが下がってきているかというと、先週、先々週で、まともに動いたのが1日だけという具合。うむうむ、末期症状だ。

 というか、全然飽きてなくて、ACTが下がる前日なんかは、ギルドのクロークのリニューアルで熱く議論したりしたんだけどね。その直後からいろいろとリアルにテンパってしまって、テンパるといってもまぁ1時間は遊べたんだけど、1時間じゃろくなことが出来ないゲームであることと、EQ2はわりと気合が必要なゲームであることとがあいまって、遠のいてしまっていた。

 で、今週末。やっと気合と時間とが、EQ2JEを遊べるレベルにまで充填されたので、遊んできた。

 復帰第一戦は、いわゆる「職業帽子クエスト」だ。

 オーバーレルムで受けられるこのクエストは、クラスごとにユニークな外見を持つ帽子が報酬となるクエストで、その報酬の見た目と性能とが人気のクエストになっている。RoKが導入された今、性能面では一級品とは言いがたいかもしれないけど、見た目のユニークさの人気はいまだ健在のはずだ。

 そのクエストを、私自らLFGチャンネルで人を集め、序盤から「血集め」と呼ばれる終盤のパートの途中まで進めてきた。

 血集めのパートは、スケイルボーンの聖所(SoS)、目覚めし者の宮殿(PoA)、そして宿命の殿堂(HoF)という、KoSが誇る3つのダンジョンに侵入し、そこに棲息しているNPCを倒すことで得ることが出来る「血」を集めるというパートだ。このうち今回は、PoAの血集めまでをおこなってきた。

 PoAこと目覚めし者の宮殿は、インスタンスダンジョン全盛のEQ2では、あまり遊べる機会のない「普通」のダンジョン。誰でも自由に出入りができ、別グループと遭遇したりもしまくる、古きよき普通のダンジョンだ。そんなダンジョンにいくのは、SoSにかなり前に行ったとき以来で、なかなか新鮮。しかも私にとっては初めてのダンジョンでもあったから、重ねて新鮮だった。

 結論から言えば、無事PoAの血集めは完了した。Lv60台後半から70のNPCばかりで、なかなか強敵ぞろいだったけど、こちらも強力なグループを結成できていたので、十分渡り合うことが出来た。

 さて、PoAでは、ドラゴンがリングイベントのボスとして登場するという話だったので、特にその点に期待していたんだけど、そこはインスタンスじゃないダンジョンの常。残念ながら、別のグループがすでに処理したリングイベントの残りカスしか、今回は相手に出来なかった。でも残念だったその点をのぞけば、アドベンチャラー魂揺さぶられる、良質なダンジョン探索を味わえて、非常に満足だ。

 EQ2は、いやMMORPGは、やはりこういうのが楽しいな。

 しかし、どうやらしばらくはまともにEQ2できるのは週末だけになるかもしれない。関係者諸氏は、申し訳ないけどもそういうことなので、レベルを上げないように(嘘)。

EQ2JE: カマキリと竜人

 今回はオーバーレルム(KoSで導入された天空のゾーン群)のなかで最もレベルの高いフィールド、ボーンマイアへ行って、そこにあるインスタンスを二つほどはしごしてきた。

 とはいっても、最初はどこにいくかよくわからずに、こんな会話で誘われたんだけど・・・

 「Den行きませんか?」

 ―(Den?しらないな)それってどこのことですか?

 「なんだっけな・・・グレートエッグの巣だっけ?」

 ―それはNESTというやつでは?

 「あ、そうか、とにかくEoFのインスタンスです」

 ―(NESTはそもそもKoSやん!)なるほど、EoFはアカデキズムしか行ったことないけど平気かな?

 「平気ですよ。ボーンマイアにあるんですが、どうします?いきます?」

 ―(え!?やっぱりKoS!?)え、あ・・・う、いきます。

 ・・・という謎のやり取りを経て、とにかく参加してきた(一応言っておくけど誘ってくれた人は知人。知らない人を影でおちょくってるわけではありません。うへうへ)。

 行ってきたのは、「デバウアラーの穴ぐら(Den)」と「黒鱗のセパルカ(セパルカ)」の2種類。Denはカマキリ人間の巣で、セパルカはアンデッドドローグの棲家という感じのゾーン。どちらも内装は似たような古代神殿風で、レベルも66~69というあたりの、RoK以前の時代では最高峰に近そうな、なかなかハイレベルな狩場だった。そんなハイレベルな場所にいる自分を、我ながら場違いに感じつつ遊んできた。

 Denのほうは、これと行ってなんの変哲もない殺すだけのインスタンスゾーン。1箇所だけぬるいリングイベントの部屋があった以外は、キャラ性能があれば勝てるし、なければ勝てないという、特別な作戦の必要のない、シンプルなところだった。

 一方セパルカのほうは、ラスボス出現のルールが決まっていて、それをこなすのに少し工夫が必要だった。とはいっても、今回は同行メンバーがLv72のMTをはじめ強力な面々だったので、まぁ危なげなくといっていい進行で終えることが出来たと思う。惜しむらくは、どれがラスボスなのか認識せぬまま倒してしまい、ラスボスまで温存していたアンデッドタイドを使えずじまいだったこと。温存していた切り札を切る瞬間のカタルシスを得られず、残念だ。

 そしてNECはLv67にあがった。うーん、いよいよRoKも視野に入ってきたなー。