日記: 8月1日(2021年)

 靴を買い換えたはいいが、じっと手を見てみれば、夏用のメッシュグローブもそろそろ限界だ。

 ってことで、買い換えましたよ。

 今まで使っていたのは、かれこれ何年目だろうか・・・下手したら10年以上無理矢理使いつづけた、ボロボロのメッシュグローブだ(写真左側)。写真がピンボケていてわかりにくいけど、表も裏も、もうこれでもかと摩耗していて、とうに限界を超えている。

 メーカーはPowerage。うーん、Powerageっていうメーカー名が既に懐かしさを醸し出しているな。調べてみるとPowerageは現存しているようなので、懐かしいとか言ったら失礼なんだろうけど、当時も今も、今一つ目立たないというか、広報活動が全然活発じゃないな、このメーカー。

 Powerageの話をもう少し脱線して続けると、昔、バイクウェアが今よりもっとダサいというか、バイクバイクしていて、一般受けしない世界観(古き良きイエコンのようなデザイン)の中にあったころ、Powerageのアパレルはまだしも許せるデザインと、バイクに求められる機能性とを両立している、数少ないメーカーだったように思え、割と愛用していたのだ。

 だから、ダサさがマイルドなバイク用のアパレル、という稀有な存在を探し求めていた当時の記憶と、Powerageというメーカー名とは、私の中で有機的に結びついていて、懐かしさにつながってしまうというわけ。

 今ではそのほかのメーカーも、バイクウェアっぽさと、カジュアルっぽさを融合した、「当世のバイクウェア」というようなデザイン路線を確立して、逆にどんなメーカーでも、そんなに当たり外れがないような感じになっている。

 また世間の価値観がバイクという趣味を、かつての「よくわからない迷惑な走り屋集団」ではなく、「モータリゼーションされたアウトドア趣味」という新しい解釈でとらえるようになったことも、バイクアパレル界に与えた影響は大きい。アウトドアウェアの文脈でバイクウェアを再構築するようになった、と喩えればわかりやすいだろうか。山登りの人が山登りの服装をしていても恥ずかしくなく、逆に軽装だと恥ずかしく見えるように、バイク乗りの人がバイク乗りの服装をしていても恥ずかしくなく、逆に軽装だと恥ずかしい。そういうような価値観がやっと醸成されたおかげで、バイクウェアの許容範囲は格段に広がった。いい時代になったものだ。

 閑話休題。

 買ったグローブの話だ。

 今回買ったのは、コミネのプロテクトヴィンテージメッシュグローブだ(写真右側)。

 Amazonでポチポチしながら10分くらいでサクッと選んだ。見た目が悪くなく、レビューが普通以上のものなら、他には特にこだわりはないぞ、というチョイス。

 そろそろいい歳になったわけだし、大人の財力を見せつけるがごとく、高級なパンチングレザーなグローブにでもしようか。という案が3秒ほど脳裏をよぎったけど、即座に「機能性とコスパを重視すべし」という持ち前の判断力が回復し、無事コミネマンの仲間入りをすることと相成った。

 またメーカーの話になるけど、昨今はコミネがすごく頑張っているようだね。バイクアパレル界において、コミネがコスパの代名詞としての地位を確立して久しいけど、そうなった頃から、このグローブを購入した今日までに、バイク用のアパレルを買い足す機会がついぞなかったから、あまりコミネに接してはこなかったものの、その評判やコミネマンなる一族の隆盛については、各所で仄聞してきた。

 今回ついにその仲間入りを果たした。次にこのグローブをつけて走行する際にでも、その実力を感じてみよう。

CF: 久々にソロPvPで勝利


 久々にソロPvPで戦果を得たので、動画にして記録。

 前回の動画はDuelist/Dirgeでの戦いで、今回のはDuelist/Slayerでの戦い。Slayerを作成して以来、こいつを使ってPvPをした経験が、採集中に一方的に襲われたケースや、他の人の戦いに申し訳程度にちょっかいを出したケースなどを除くと、いままでほとんどなかったので、自発的に戦った経験としては初めてに近いものになるかもしれない。

 Slayerはステルスから戦闘を始められると、大ダメージが入る、DoTが入る、DoT状態の相手へのダメージが増える、相手が攻撃をしているところを攻撃すると倒せる、などのかなり大きなメリットを連鎖的に得られて強い。逆に先に襲われたりして、これらがない状態だと、めちゃめちゃ弱い。ステルスから戦闘を始めるような事前づくりが大事なようだ。

 ん? ステルス職なので当たり前だって? Exactly(そのとおりでございます)。

日記: 7月31日(2021年)

 ツーリング報告。

 ・・・に見せかけた、別の話題。靴の話だ。

 この度、久々に靴を新調した。写真のツーリング写真はそのついでというか、都合によるものなのだけど、それは後述する。

 テレワークに入ってからというもの、普段使いの靴ですら使う機会がガクンと減ってしまい、靴の消耗ペースも落ち込んでいた。そのため、なかなか靴を買い替えるというイベントも発生していなかったんだけど、先日、昼の散歩をしていたところ、ようやくというべきか、いよいよというべきか、かなり昔から愛用していた、お気に入りのTimberlandのGORE-TEXシューズの底がはがれ、ついに履けなくなってしまった。

 ということで、靴を選んで買い替えることにしたわけだ。

 壊れた靴は、「アウトドア」「旅行」「雨天時の防水」そして「近距離のバイク用」というような役目を負うものだった。当然の帰結として、買い替える靴にも、同じような性能を要求することになる。

 Timberlandの靴は、靴底の形が幅広なせいか、私の足に合っていて気に入っていたので、今回もTimberlandの中から選ぶことにした。その中で、前述した性能を満たすもので、なおかつ、履きつぶし用途として許せる範囲の、そこそこ程度の値段のものを探した結果、GORE-TEXのショートブーツに行きついた。

 本当はシューズタイプのほうがよかったんだけど、シューズの枠のなかには、デザインと性能の双方の兼ね合いで丁度いいものがなかったので、ショートブーツタイプのものにした。

 で、ツーリングの話になる。

 この靴は前述の通り「近距離のバイク用」でもあるので、バイクに乗った際の使い勝手も要求する。なので、そのあたりの具合を確認するために、近距離ツーキングにお出かけした、という次第だ。

 行先については、その辺の郊外にちょっと足を延ばした、という程度のただの田舎道でしかなく、写真はさも気持ちよさそうに写るように景色を切り取って撮っただけで、実際はそんなに自慢できるようなことはしていない。なので、ことさらには述べない。

 一方、肝心の靴のほうは、思ったより良かった。

 つま先の感覚が感じ取りやすく、シフトチェンジがわかりやすかったし、足首が硬すぎることもなくて、ペダル操作が億劫になることもなかった。壊れた靴の後継として、なんら遜色のない靴だ。悪くない悪くない。

 純粋にバイク用のブーツではないから、シフトガードのようなものがついているわけでは、もちろんない。だから、バイクで使用するたびに、徐々に甲の部分が傷ついてはしまうけど、バイクに乗るときにいつも履く、というわけではないから、そうそうボロボロになることもないだろう。それに、多少のシフト傷であれば、それはむしろバイク乗りの勲章感があって、嫌いではない。

 また経験上、このような「バイクに乗るときに履くこともある」程度の使い方だと、シフト傷による損耗よりも早く、他の理由による損耗で靴を破棄することになるので、そういう意味でも問題にはならないと考えている。10年もメンテして履き続けるような、そういう高級ブーツでない限り、気にするほどのこともないだろう。

 ってなわけで、新しい靴はまずまず気に入った。シューズからブーツへの転換なので、どうしても脱ぎ履きに面倒くささはあるけど、この辺はすぐ慣れることだろう。

 ん? ツーリング? ツーリングは、うん、暑い。この季節は。暑い。出かけるなら早朝から本気で避暑地に行かないと暑い。ご近所は暑い。

CF: 老後の余生

 まだ開始2週間なんだけど、すっかり老後の余生感のあるCrowfall生活。

 というか、開始1週間目くらいから、もう老後の余生感はあった。

 ログインする仲間が減り、エンドコンテンツには挑まなくなり(挑めなくなり)、やむなく1人でできるような、しなくてもいい数値上げに励む。あるいはサブキャラ、サブサブキャラに走る。

 そういうMMORPGの末期によく見られるようなプレイの様相を、しかし早々に呈し始めている、というのが私を取り巻くCrowfallの現状だ。

 そんな末期の1人遊びに慣れ親しんでしまった結果、前回までに書いたように、おかげさまでキャラは4キャラに増え、そして生産採集スキルもMinerとWeaponsmithがEpicに、その他採集が少なくともRareになり、いくつかは金さえあればいつでもEpicになる、というような状況にまでなった。

 しかし、そうなったから何が起こるかというと、驚くほど何も起きない。

 すごい武器が作れるわけでもなければ、それによって商売ができるわけでもなく、お金もたまらない。むしろお金を使わされている。時間もかなり費やしている。

 これはホストに貢ぐような、破滅的な楽しみ方といわざるを得ない。

 キャラのステータス(Discのランク)が上がるのは、まぁ一応楽しいことではある。しかし、それによってそれ以外の状況が何も変わらないのでは、つまり遊び方の幅が増えないのでは、ステータス上げが「ステータス上げのためのステータス上げ」にしかならず、それはとても空しいことなわけで、そろそろこの末期的・破滅的な遊び方で間を持たせるのも限界、という地点に近づいてきている。

 まだまだ生産採集の道は長く、ベルトの進化などもしなければ、到底極めるところまではいかないわけだけども、そういう根本的な意味のようなものを考えてしまうと、もうそろそろいいかな、っていう気分に侵されてしまう。

 1か月のVIP期間中は、まだそれなりに遊ぶつもりだけども、その先はどうだろうなぁ。

 できればその前に、新しいパッチでもあたって、少し違う、願わくば新鮮な空気を味わっておきたいものだ。

 一応フォロー。

 この状況は、このゲームのデザインが、PvPファーストに徹底しているということの証明でもある。

 CrowfallはPvPで勝つ以外の方法でプレイヤーに利得を得させない。それをかなり強調してる。生産でお金を儲けさせないし、PvEだけで成長もさせない。生産もPvEもあくまで手段であって、目的にはさせない。PvP以外で楽しめると思うなよ。PvPができないならば去れ。そういう強いメッセージを感じる。

 だから生産はマゾいしつまらないし得もない。それは敢えてそうなっているのだ。たぶん。

 それを理解はしているから、このゲームは私に合わない、とこの先なる可能性はあっても、このゲームはダメ、とは別に思わない。というフォロー。多方面への配慮。

 でもやっぱりマゾすぎるけどなああああああああああああああああ!!

CF: 4人目!

 はい、3人目を作ったかと思ったら4人目です。

 いつも通りネズミ族。もうこのゲームではネズミ族しかしないハラ。

 クラスはKnight/Swordsman。これでネズミ族の就くことのできる基本クラス3種は、一応すべて作成したことになるわけだ。

 さて、このキャラは4人目と言いつつ、誕生順で言うと実は2人目だったりする。1人目のDuelist/Dirgeを作ったのと、同じようなタイミングで作るだけ作っておいたキャラなのだ。でも、少しプレイして、クラスのプレイ感がしっくりこなかったので、そのままお蔵入りになっていたという非業の存在。哀れな奴よ。

 そんなお蔵入りキャラのこやつをなぜここへきて復活させたかといえば、バンク事情に端を発する気まぐれに他ならない。

 バンクの中に大量の「捧げもの」が溜まってきたので、それを一斉処分するために動かし、捧げものを消費してみたところ、あっという間にレベル30になってしまったので、ついでにバンクにあまっていた装備を装備させてやって、少し動かして遊んでみた、という次第だ。

 しかし、プレイしてみると、やっぱりこのクラスは性に合わないな。

 とにかく「コンボ」系の技が面倒くさくて、やってられない。

 複数に分岐するコンボ技を、しかも複数持っていて、それぞれのCD管理は面倒くさいし、ボタンの押し分けも面倒くさい。さらにはバリア技やらデバフ技やらの管理も考えてスキルオーダーすると、最適解を得るのが本当に煩雑で、このクラスでは私は気軽に楽しめないな、と再認識した。なぜ過日こいつをお蔵入りにしたのかを、よーく思い出した。

 試しに金策のNPC退治で運用した限りでは、それなりに火力は出るようで、弱くもない気もしなくもなくもないんだけど、そんなことは二の次だ。面倒は御免なのだ。脳死プレイをしたいのだ。

 ということで、わずかな稼働時間を経たのち、またこのキャラはお蔵入りになったのでした。ネズミ族のチェインメイルはビジュアルがいいし、それに剣盾というのも、外観上の好みではベストに近いので、実に惜しいんだけどね。

 次にこいつを動かす機会が来るとしたら、まだレベル31になっていない他のキャラ、Duelist/SlayerやCleric/RadicalのレベルがCAPになってからだろうな。そんなころまでこのゲームをプレイしているか、はなはだ疑問だけれども。