日記: 5月10日(2024年)

 「GW明けの週の平日」

 という、もっとも人が少なそうなシチュエーションを狙って、ツーリングに行ってきた。

 今回のツーリングは、丹沢大山一周ツーリングだ。

 ちなみに、ここでの大山は「おおやま」と読む。我ら南関東人にとって、「大山」と言えば「おおやま」に相違ない。だけど、全国的には「大山」と言えば、鳥取の「だいせん」なので、「大山」で検索しても「おおやま」の情報にはたどり着きにくい。なので「おおやま」に言及する際には「丹沢大山」と記して混同を避けることが多いが、我らが「おおやま」が主流でないことには、忸怩たる思いがある。

 知らんけど。

 以下、写真に沿ってイベントを紹介しよう。いつか動画も作るかも。

 【上段左列:ヤビツ峠】

 宮ケ瀬湖の鳥居原ふれあいの館、通称ふれあいから走り始め、ヤビツ峠に至るまでの山道が、しょっぱなから今回最大の難所だった。

 狭く、曲がり角の先の視界のない、急な坂道を、うねうね、ぐりぐりと小一時間走るという、「ちょっとなら面白いけど後半は疲れて飽きる」道程。相模湖エリアの和田峠よりはましだったものの、こういう道はBOLTでは厳しいと実感した。

 ヤビツ峠の看板の前で、いい写真が撮れたので満足はした。

 【上段中列:菜の花台展望台のそば】

 ヤビツ峠を抜けた先にある、菜の花台展望台のそばで、富士山を遠望できる絶景とともにパシャリ。ガードレールの下品さだけがネック。

 当初は菜の花台展望台に駐車予定だったんだけど、駐車場への出入りが面倒くさかったので、その手前の道路に雑に停めて、ささっと写真を撮って、満足しておいた。

 【上段右列:大山第二駐車場】

 下山後、R246を経て、大山バイパスを通って丹沢大山へ。

 この大山バイパスがかなり気持ちのいい道で、くねくねと神経を使ったヤビツ峠で披露した心を、さわやかに癒してくれた。やっぱBOLTはまっすぐがいいわ。まっすぐが。

 で、到着したのは大山第二駐車場。ここの係りのおじさんが非常に親切で、本来6台分しかバイクの駐車区画が切られていないんだけど、あふれたバイクの駐車スペースを、四輪車区画の隙間にあれこれ工面して案内してくれた。ありがとう。

 【中段左列:ケーブルカー】

 駐車場から、こま参道という、いい雰囲気の、しかし階段が過酷な参道を、15分ほど歩いて到着するのが、大山ケーブルカー駅。割と疲れる道だった。汗が噴き出してくる。

 ここから20分おきに出るケーブルカーで、今回の主たる目的地である、大山中腹にある大山阿夫利神社を目指した。

 【中段中列:ルーメソ】

 ケーブルカーの阿夫利神社駅近くにある茶屋の、名物ののぼり「ルーメソ」。

 その正体は、見ればわかるかもしれないが「ラーメン」。のぼりを表裏・縦横を誤って(?)使用したところ、ルーメソになってしまったが、それ逆にウケて、そのままにして名物にしているらしい(インターネットで得た知識なので信ぴょう性は不明)。

 店内のメニューにも、「ラーメン、またはルーメソともいう」というメニュー名で、ラーメンが記載されていた。

 【中段右列:ルーメソ本体】

 そんなルーメソを今回の昼食に頂いた。

 まぁ、普通の山の茶屋/海の家クオリティの醤油ラーメン。でも、こういうのがいっちゃん旨いんよ。

 山の上価格ではあったけど、このラーメンは正直毎日でも食えるヤツ。おっけい。

 【下段左列:大山阿夫利神社】

 茶屋からさらに階段をそこそこ上って、目的地の阿夫利神社に到着。

 この日はもうとにかく天気が素晴らしく快晴で、阿夫利神社からの見晴らしが最高だった。

 神社脇には、見晴らしを堪能できるオシャレなカフェもあって、その展望席は平日だというのに満席だった。さもありなん。

 いやー、ホント、最高。

 【下段中列:大山寺】

 帰りのケーブルカーでは中間駅の大山寺駅で、途中下車。大山寺も参拝しておいた。

 開放的で明るい雰囲気の阿夫利神社とは対照的に、いかにも山寺といった木陰の中の静謐な雰囲気の大山寺もまたよし。

 でもこの寺の歴史を見ると、もともとは現在阿夫利神社のある場所に大山寺があったのに、明治の廃仏毀釈でその地を追われて、今の低い立地に移動させられたのだとか。そうなってくると、その中腹ゆえの雰囲気を褒めていいものなのかどうか。難民キャンプをほめてることになる気がしなくもない。

 神仏の世界もえげつないで。

 【下段右列:道の駅清川】

 今回の最後の立ち寄り地は道の駅清川。

 大山を後にした私は、大山一周ツーリングを完遂すべく、道の駅清川を経由して、宮ケ瀬湖に戻るというコースを走行した。

 大山を中心にして、0時方向の宮ケ瀬湖を出発し、9時のヤビツ峠を経て、5時あたりから大山ケーブルカーに乗り、3時の道の駅清川を経て、0時の宮ケ瀬湖に戻った、というわけだ。

 道の駅清川は、物産館に毛が生えた程度の小さな道の駅。ではあるんだけど、ここで売られていた道の駅オリジナルの「豚丼のたれ」が、購入して家に帰ってから使ってみたら、思いのほかいいものだった、ということだけは特記しておきたい。食堂から漂う豚丼の匂いにつられて、衝動的に買ってしまったんだけど、なかなかどうして逸品だった。

 【最後に】

 さて、実際に丹沢大山一周ツーリングを走ってみると、ヤビツ峠を通るストレスフルな前半周に比べて、比較的カーブも坂も緩やかな後半周の気持ちよさが際立っていたな。ヤビツ峠コースはもう数年は走らなくていいや、って気分だけど、後半周のコースは毎週走れる。ぜひまた走りたい。そんな知見を得た。

 そして前回のツーリングと被る感想になるけど、ハンドル交換の効果は本当に大きいな。疲れなかったと言えば嘘になるけど、思いのほかそれが抑えられていた。

 いいぞいいぞ。

TD2: Y5S3おしまい

 Y5S3のシーズンレベルを100にした。

 いやー、あっという間だったな。

 シーズンレベル上げという作業については、正直もう何度も繰り返している通りのことをしただけなので、これと言って感想はない・・・んだけど、プロジェクトリゾルブによるGEの変化のおかげで、今回はいつもよりも楽しめたかな。

 前回のGEハリウッドの大爆裂も面白かったし、今実施中のGE蘇生の毒煙も以前とは比べ物にならないほど超広範囲に影響するようになっていて、これまた面白い。タスク達成も楽になったし、オンにすることで難易度が下がるコンテンツも少なくない。今後のGEもちょっと気になる。かなり印象のいいアップデートだねこれは。

 ともあれ、シーズンレベルが上がり切ってしまうと、モチベが下がるというのも事実。

 あとはだらだらとたまにログインしては、マスターレベル上げをするくらいかなぁ・・・。

日記: 5月6日(2024年)

 ハンドル交換後の試走ツーリングに行ってきた。

 行先は、「またそこかよ」の相模湖から、その先の「そこそこおなじみ」の宮ケ瀬湖という、私にとってはかなりの定番コースだ。試走だからね。

 これらの旅先については、もはや目新しいことはなにもないので、述べるべき感想もないかな。宮ケ瀬エリアについては過去回参照だ。

 ここでは肝心のハンドル交換の感想について述べたい。

 いやー、いいね。いい!

 手前5cmの効果は想像以上に高かった。

 走り始めは特になにも感じないというか、ハンドルやそれに付随する操作デバイスまでの、微妙な距離の違いからくる違和感、特にクラッチの操作に戸惑っていたのだけど、それにはすぐに慣れた。

 大きな違いを感じたのは、走り始めて1時間以上経ってからだ。あれ? 肩が疲れてないな、と。

 肩周りの筋肉、特にアクセルをひねり続ける右肩の疲労度が、いつもよりかなり少ないと気が付いた。いつもなら軽い痛みすら伴いだす時間を走り続けても、一向に肩に不快さがない。肩が軽い。

 この感覚は、BOLTのみならず、その前に乗っていたFZ6でも感じたことのない快適さだった。1時間も走れば、疲労で右肩が痛み出すのが当然、と思って久しかったけど、これは違う世界が開けたかもしれない。すごいぞ。

 思えばFZ6もBOLTも、私にはハンドルが遠めの欧米規格なバイクだった。ずっと手を伸ばし気味で乗っていた気がする。長いことそれは当たり前だったし、右肩が疲労で痛むのも当然だと思うようになっていた。だけど、そういえばさらにその前のゼルビス時代には、あまり肩を伸ばさずバイクに乗れていたし、肩の痛みもそれほど感じていなかったような気がする。そうか、この肩の痛みは、ハンドルの遠さが原因だったのか。

 うむ、気づくのが15年遅い。というか、知ってた。今までは解決できなかった(する気がなかった)だけだ(たぶん)。それをやっと解決できてよかった。

 また、心配していたホース・ケーブル類の取り回しも、どうやらなんとかなっているようで、走行に問題はなかった。

 ってことで、終始快適にショートツーリングを終えることができ、カスタムの結果は良好だと確認することができた。

 さて、これでいよいよBOLTも、購入時のカスタム予定からすると、ほぼ完全体かな。あとはバックレストというのか、シーシーバーというのか、そういうものをお尻に生やしたいとも、BOLT購入当初は思っていたけど、なんとなくそれは蛇足に思えてきた。

 今の後ろ下がりのシルエットが美しいから、シーシーバーでそれを乱すのはスマートじゃないかもしれない。欲しい見た目のシーシーバーはこれまた絶版中だし、構想を断念してもいい気がしてきたな。

 はてさて。

日記: 5月5日(2024年)

 バイクのハンドルを交換した。

 購入・装着したのは、デイトナの50B

 リンク先の説明の通り、「純正車両のスタイリングは崩したくないが、少しだけポジションを改善して乗りやすくしたい」「純正ハンドルの高さを変えずに50mm水平方向手前に引いて、20mm幅をせまく」という商品だ。

 よく言われる通り、そして納車動画でも述べた通り、BOLTはややハンドルが遠く、スポーツ車のような前傾姿勢になる。それはそれで前傾姿勢を含めた乗車姿勢の格好良さに寄与するので、悪いことばかりではないのだけど、ホビットの私には、やはりややつらい乗車姿勢だったのも事実。

 ってことで、そのつらさの緩和のために、満を持して50Bの導入を試みた次第だ。

 私のハンドル関連のカスタム経験は、グリップヒーターをつけたことまではあっても、ハンドルバー全体の交換は初めてになる。だから、やや作業に不安はあったものの、やってみたらまぁ、なんとかはなったかな。

 不安だった点は、公式アナウンスの「ABS車はブレーキホースエクステンションを使用し、ブレーキホースを延長すれば取付可能」という記載の部分だ。安全装置の要である制動関連をいじるのは、素人に毛の生えた程度の私としては少々怖いものがあった。

 ただこの点については、各所のインプレを見ると、「ホースの取り回しを変えればそのままいける」との意見もあった。

 で、楽観的な私は「そのままでいけるだろ」という都合のいいほうの意見を採用し、ブレーキホースエクステンションを準備せずに作業に挑んだわけなんだけど・・・一応それで装着はできたかな。

 実際にこれで運用上問題がないかは、今後の試走で確認していこう。

 ってなわけでハンドル交換が完了した。

 後日の試走で、乗り心地を確認するのが楽しみだ。

 以下余談。

 実はこの商品の入手には少々紆余曲折があった。

 私がBOLTを購入した去年夏の段階では、この50Bハンドルは、BOLTの定番アイテムながらもすでに絶版で、新品を入手することができない状態だった。BOLTの欠点(?)を解消してくれる魅力的なアイテムだっただけに、そのことは私も非常に残念に思っていた。

 それが嬉しいことに、今年の春に復活再版されたわけなんだけど、実はその1か月前に、どうしても50Bを諦められなかった私は、傷アリの激安中古50Bを、ヤフオクで手に入れてしまっていたのだ

 そこで私は悩むことになった。「すでに入手している傷物を使う」か、「傷のない新品をもう1つ買って使う」かだ。で、結局は「ここで数千円を妥協したら後悔する」と判断して、2つめの新品を買い、それを今回装着したってわけ。

 なので我が家には今、BOLTに付いている50Bのほかに、部屋に転がしてある傷物50Bが、もう1つあったりする。余った傷物50Bをヤフオクで売ったりするのは、もはや相当面倒くさいから、そのうち燃えないゴミだか粗大ごみだかにするしかないかな・・・。

 まぁ、しゃーないわな。

TD2: プロジェクト・リゾルブ

 Y5S3のマンハントを終えた。

 ・・・というところまで、どっぷりと今期のDivision 2で遊んでみると、前回の感想は少々早計だったと思い直すようになった。

 どういうことかと言えば、前回は「あまり今までと変わってない」というようなことを述べたものの、実際は「けっこう変わっていた」ということに気がついたのだ。

 Division 2は目下のところ「プロジェクト・リゾルブ」と銘打った大改革(?)を進めているらしい。そしてY5S3の環境下では、いろいろな所にその影響が及んでいた。「変更点は毎度のごとくどうせギアの追加だけだろう」と決めつけて、その辺の変更点を、ちゃんと見ていなかったよ。

 そんなプロジェクト・リゾルブ系の変更点で、私のプレイに影響するところを、いくつか挙げていくと・・・。

 1)プロジェクトの達成条件や報酬が変わった。基本的には条件は緩くなり、報酬はよくなっている。

 2)グローバルイベントの設定が変わった。基本的にはイライラ要素が減り、爽快要素が増えている。前回述べた感想で「GEハリウッドはよかった」という結論になったのも、この影響だった可能性は高い。

 3)武器のアッパー調整がそこかしこに加わった。同じ武器種内の格差を取り除いているのだと思われる。趣味でM16を使いたいけどM1Aが強いから使えない・・・みたいな一部のガンマニアの悲哀を解消している。どこまで格差が減ったのかは、まだ試していないのでわからないけども。

 4)CTDしなくなった。これは前回も述べたけど、この改善もまたプロジェクト・リゾルブの一環だったようだ。

 ・・・ぱっと思いつくのはこんなところかな。

 どうもUBIはDivision 3に行く前に、Division 2をもう数年は延命させたい意向らしい。プロジェクト・リゾルブは、そんな延命策のための土台作り、という位置づけのようだ。

 Division 2の環境が良くなること自体はもちろん歓迎だけど、早く次回作のDivision 3も来てほしい身としては、ちょっと複雑な心境だ。

 また、終えたばかりのY5S3のストーリー展開も、Division 2のストーリーラインを延命させるため、としか思えないご都合主義が全開だった。ノーヒントで「実は○○でしたー」みたいな展開が、幾重にも連鎖している状況。数年前から伏線でも張ってあればよかったけど、そうではない後付けの設定が多く感じられる。

 うーん、浅い!