下馬評の割りに案外盛り上がってないのか、身内では私が一番頑張ってる気がするSF4。あんまりXbox LIVE仲間がプレイしていないなーと思いつつも、ひとりコソコソと週末でキャリア100戦を越えたよ。まだまだ初心者なぶん成長曲線が急で、自分でもぐんぐん成長しているのがわかるのがいい感じだ。
さてXboxのSF4のオンライン対戦には、「友達誘って遊んじゃうぜモード」と「見知らぬ相手とランク戦モード」がある。前者はただ対戦をするだけで、相手を選んでその相手と何度も遊べる、普通の対戦。友達とワイワイ用。一方後者は、相手の選択がランダムに近いほど限られているんだけど、勝敗に応じてポイント(BP)が増減し、そのポイントに応じてランキングがつけられるというモードだ。
初日は友人と前者で遊んだわけなんだけども、翌日からは後者のランキング戦で武者修行をした。
ランク戦は見知らぬ人が相手ということで、一方的な虐殺になるんじゃないかと危惧されるんだけど、そのあたりの心配はあまりないようだ。乱入する側になれば、自分と同じくらいのBPの人に限定して相手を選べるので、比較的いい勝負ができる。まだ発売間もないので、「BPが低いけど上手い人」の棲息率が高く、同じくらいの相手を探せるという部分の信頼度がやや低いんだけど、もうしばらくすれば上手い人は自然と上位に上がっていって、BPなりの強さ同士で戦える環境になると思う(そして多分、半年後には「BPの低い人」自体が少なくなって、門戸が狭くなる気がするな)。
そんな中で、数十戦。最初は勝ったり負けたりで、BP100前後をいったりきたりだったんだけど、だんだんとコツがつかめてきたのか、勝率が徐々に上がってきて、週末終盤の段階でBP1,000にやっとこさ到達できた。これは時間の経過とともに、上で言ったような、BPなりの強さになってきたというのもあって、金曜のBP100より、日曜のBP100のほうが実力で劣る例が多かったことも、躍進の原動力になったのだろう。実力ゆえじゃないのは悲しいことだけども。
さて、こういうランク分けマッチングシステムは、昔からオンライン対戦では取り入れられていて、AoMあたりではなかなかよく働いていた。そのいいところをしっかり継承しているSF4なんだけども、やっぱりSF4の特性上、もう少し色々なオプションが欲しかったかな、というのもある。
不満を挙げればきりがないけど、相手のBPがわからない、相手の使用キャラがわからない、マッチングが遅い、入れない部屋も検索にかかる、再戦(連コイン)できない、なんてのはゲーセンシーンをお茶の間にもってきたと想定すれば、ちょっと不満だ。
とはいえ、お手軽に15分程度遊ぶにも、猛然と2時間やりこむにも、まだまだ遊べそうなSF4。さぁみんなもお茶の間ゲーセンで僕と握手だ!