作成者別アーカイブ: Nez/蝿

英国’14: 18.Heathrow/Windsor Marriott Hotelの朝食

 英国最初の朝食は、英国旅行の定番とでもいうべき、ホテルのレストランでの「フルイングリッシュブレックファスト風ビュッフェ」だ。

 英国旅行が他のヨーロッパ旅行に比べて、確実に優っている点のひとつは「朝食」に相違ない。とにかく朝食がボリューミーで美味しい。

 伝統的なフルイングリッシュブレックファストは、ベーコンやソーセージやハッシュブラウンといったカロリー十分な料理が、これでもかとプレートに乗って供されるものなんだけども、その内容物をビュッフェ形式にして提供する、というのが、英国内の多くのホテルで採用されているスタイルだ。日本の観光ホテルでよく見られる、日本の典型的な朝食和定食の内容(納豆、海苔、味噌汁、焼き魚etc)をビュッフェ形式で提供する「朝食バイキング」の英国版だと思えばいい。

 とにかく、英国は日本と同じく朝食に気合が入っている。いわゆるコンチネンタルブレックファストのような「パンとチーズとフルーツ」というようなものとは格が違う。肉あり、揚げ物ありのガッツリメニュー。朝からそんなに食わないよ、という非難もあろうが、私はこのガッツリ感を愛すのだ。

 ってことで、ガッツリ食った。美味かった。「英国で美味いものを食いたければ朝食を3回摂れ」というのもうなずける。朝食にハズレなし。

 ちなみに写真の皿に乗っているのは以下の通り。

  • スクランブルエッグ(とろとろ)
  • バックベーコン(かちかち)
  • イングリッシュソーセージ(ふにゃふにゃ)
  • ハッシュブラウン(ぎとぎと)

 野菜? なにそれ? 脂質、たんぱく質、炭水化物でGO。

 あ、そうそう、朝食の会場は昨晩のディナーのレストランだった。「現地の家族連れ」というのが主な客層。このあと、近隣のレゴランドなどにいくのだろうと思われた。

イングリッシュブレックファスト風ビュッフェ

英国’14: 17.Brasserie Centrale

 おまちかね(?)のグルメ編スタート。

 渡英後、最初の食事はホテルのレストランBrasserie Centraleでのディナーだ。

 ホテルの立地が田舎の幹線道路沿い、というような場所で、周囲に繁華街があるわけでもなく、土地勘もなかったので、ホテルのレストランに頼る他なかった(ついてから落ち着いてみれば、周囲にファミレス的なものが2軒ほど見つかったが)。

 ただホテルのレストランというと、フォーマルすぎたり、逆に派手すぎたりして、入りにくいケースもある。その辺の情報がウェブでも見当たらなくて少々不安だったんだけども、杞憂だった。程よくカジュアルな雰囲気で難易度が低く、渡英間もない当地の勝手のわからない時期の食事の場としては無難だった。

 食べたものは、ビールとチキンティッカマサラ。

 ビールはボディントン。日本で簡単に飲める「イギリスの缶エール」としては代表的な銘柄。でもこれをドラフトで飲んだのは初めてだ。缶入りのボディントンと同じく、クリーミーな泡とクセのない味わいとで、水のように飲めた。

 食事はチキンティッカマサラ。イギリス版カレーと言おうか、日本でインドのカレーが日本風にアレンジされて国民食となっているように、イギリスでもインドのカレーをチキンティッカマサラなる料理にアレンジして国民食となっているらしい。ってことで、今回の渡英では、是非食べてみたかったメニューなんだけども・・・うーむ?

 そこそこに美味しいは美味しいんだけど、一口食べて、この料理は「ホテルのレストラン」というフィールドではきっとダメなんだろうな、と直感した。本物を知らないから断言はできないけど、上品にアレンジされすぎで本領を発揮していない、というような気配を感じずにはいられない。ルーもライスも美味しいのに、配膳が小洒落ていて食べにくいし、ライスがあるのにさらにナンもどきがあるのも冗長に感じた。

 ってことでチキンティッカマサラについては、なんとなくどんな味のものかは分かったけど、その国民食とまでなった真価を理解するには及ばなかった。残念だ。

ボディントン

チキンティッカマサラ

FF14: クラフトに走る

 なんちゃって盆休みで今週末は4連休! FF14しまくるぞ!

 ・・・とおもったものの、そんなにやることがないんですな。その辺の事情は以前にも述べたとおり。

 ってことで、よりにもよって生産に走るという、しょーもないことをしたに留まる週末となってしまったのであった。

 とりあえず、レベルの低い生産クラスを均等に底上げすることで、アーマリーチェストを圧迫していた装備を処分し、スリム化を図ることにしたよ。というか、そんな大義名分でもなければ、スキル上げをする気力が持たなかったのだ。

 結果、鍛冶0、甲冑0、裁縫15+、錬金15+、だったものが、すべて25+になった。がんばった。

 しかし、保管してあった装備が装備レベル20+のものが多くて、思ったよりも装備が処分できなかったな。まぁ、これらをさらに30+くらいにしたら、だいぶ装備も処分できそうだから、そこまでの第1ステップだと思うとしよう。

FF14: 夏祭り

 新生FF14では去年に引き続き、夏祭りイベント「紅蓮祭」がスタート。

 ってことで、さくっと一連のクエストをこなし、関連アイテムや報酬を手に入れておいた。

 去年の紅蓮祭は、覚えている限りでは、ヘナチョコな水着(にすらララフェルに至っては見えなかったが)をもらえたんだけども、今年はお祭り用の浴衣、下駄、股引という、和のラインナップだった。水着に比べれば所有欲に訴えるところが大きく(好みもあるだろうけど)、悪くないんじゃなかろうか。

 ただ、「こういう季節イベントアイテムは全部愛蔵品にしてほしい」といういつもの不満点は、いまだに改善されないな。クエスト報酬のアイテムは愛蔵品じゃないのに、店売りアイテムの一部は愛蔵品・・・とか、よくわからない区分けになっている。なにを考えて仕様を策定しているのかわからないが、たぶん何も考えていないのだろう。

 あとは「エモートアクション:ボム踊り(つまり、ぼん踊り)」を覚えることができるんだけども、これがなかなかいいエモートで、思わぬ好印象だった。街中ではボム踊りに興じる人々が列を作っていたりしたので、私も参加して記念写真をパシャリ。

 愉快愉快。

英国’14: 16.ウィンザー城

 今回の旅行最後の観光地は、ウィンザー城だ。

 ウィンザー城はロンドン郊外に立つイギリス王家の居城で、ロンドン観光の旅行客も半日ツアーなどでよく訪れる定番スポットだ。私も12年前の英国旅行で1度訪れた事があって、今回は2度目の訪問になる。

 感想からいえば、1回目とあまり変わっていなかった。

 というかむしろ、前回来たときには、まだこういった英国や欧州の観光地に耐性がなく、なにを観ても新鮮で興味深かったので、すごく面白い場所だと思っていたんだけども、今回はその感動をマイナス補正しにきたようなものになってしまった。

 同じようなイギリスのお城でいえば、壮大なエジンバラ城、素朴なスターリング城、テーマパークのようなウォリック城などと比べて、あまりにも事務的で現実的な城だった。建物は立派だし、収められている宝飾品などは、前掲のどれよりも高価なのだろうけど、どうも全体の雰囲気にファンタジーを感じられない。立派なマンションを観ているような気分になってしまうのだ。おそらくロンドン至近という地理条件と、多くの観光客、それに野暮ったい現代的なセキュリティが垣間見える点などが影響しているのだろう。

 ま、でも、そういう場所だと確認できたことはプラスだし、こういう感想もいろいろな比較対象があったればこそ。個人的な琴線には触れなかったけど、自分の中の経験リストを更新できたのはよかったに違いない。

入り口

外から見た城壁

居城正面

高台からの眺め

城内のポスト