カテゴリー別アーカイブ: バイクとツーリング

日記: 6月17日(2016年)

 2016年バイク車検更新シリーズ1:車検証の住所変更編。

 バイクの車検証の住所を変更しないまま、ここ8年ほど放置していた。

 今まではそれでも、同一区内の住所変更だったので、納税役所が変わるわけでもないし、自動車税の通知書も正しく届いていたから、別にそれでもよかった。でも2年前の引越しで、ついに納税役所も変わってしまい、それに加えて管轄運輸局も変わったから、そろそろ車検証の住所変更を行い、あわせてナンバーも変更しなければなるまいなぁ、と思っていた。

 ということで、今回の車検更新を機に、車検証の住所変更を行い、新しいナンバーを取得することにした次第だ。

 いつもだったらこの辺の雑務は、車検のついでとしてディーラーにぶん投げているところなんだけど、今回は車検自体をディーラーではなく、安価なサービスを提供するところで簡単に済ませるつもりだったので、車検証の住所変更については、自力で運輸支局までいって行うことにした。

 運輸支局の受付時間は、平日の8:45~11:45、13:00~16:00。お定まりのお役所タイム。役所の受付時間が一般的な労働者にまったく適合していないということについては、いい加減なんとかしろといいたくもあるが仕方がない。なけなしの有給をはたいて、金曜の午後に運輸支局までいってきた。

 ちなみに運輸支局に行く当日までの準備は以下のとおり。

 (1)ナンバープレートを用意。自動車の場合は、ナンバープレートに封印が施されているので、ナンバーの変更を行う場合、その車両ごと運輸支局に行く必要があるが、バイクのような軽車両の場合は、ナンバープレートを自分で外してもって行けばいいらしい。

 (2)車検証。もちろん持参。一応念のためセットの自賠責証書と納税通知書も持っていったけど、必要だったのかはよくわからない。

 (3)住民票。住所変更の経緯を示すために用意。

 (4)戸籍の附票。住所変更が複数にわたる場合、その経緯を示すために用意。わざわざ本籍地の区役所までいって取ってきた。

 これらを用意して、いざ現地で手続き開始だ。

 結論としては、まぁそれなりにスムーズに終わった。あえて難を言えば、ハード(表示や書類)・ソフト(役所の人間)両面で、いまひとつ誘導が弱くて、いちいちこちらから質問をしないと、次のステップに正しく進めなかったのが面倒ではあったかな。この辺は、やっぱり役所は民間サービスと比べると数段劣る感じだ。

 ともあれ、1時間半ほどで無事住所を変更することができた。ナンバープレートの管轄地名も変更になり、気分一新といったところだ。

 かかった費用は以下のとおり。

  • 住民票: 200円
  • 戸籍の附票: 300円
  • 申請書類: 20円
  • ナンバープレート代: 540円

 合計1060円。やりたかったことは、「書類の住所記載欄を書き換えたい」というだけだったので、高いといえなくもないし、でも新しいナンバープレート付きでこの値段なら、悪くないという気もする。

日記: 4月29日(2016年)

 5月1日に別のエントリーを書いてしまったので、時系列的におかしいんだけども、これは4月29日の話です。

 と前置きしつつ、この連休は、かなーり久しぶりにバイクを動かしてやることにした。

 ミニ購入以来、実家の片隅にひっそりと安置されていたバイク。当然バッテリーは上がっていたので、まずは充電器でバッテリーを復元させるところからスタートした。こんな時のために、以前紹介したように、充電用のコネクタをつけておいたので、充電作業はスムーズに行うことができた。

 で、いざ出発だ。

 うーおー! バイク、速! バイク、力強!

 半年ばかりミニ生活を続けていて、公道におけるパワーヒエラルキーの底辺にいた身からすると、突然のパワーアップに驚くやら、バイクを再評価するやら。さすがにバイクは機動力が段違いだった。

 最初はただバイクを動かしてやることだけが目的で、着ていた服もほとんど部屋着というような軽装で乗っていた。でも、一端走りだしたら、久しぶりに実感したバイクの機動力の高さが、あまりにも面白くて、気がつけば高尾の山を越えて、相模湖までひらすら走ってしまっていた。

 おりしもゴールデンウィーク初日。天候もすかっと快晴。行楽日和。相模湖もお祭りムードでなにやらダンス系の催しが行われていて、出店なども出てにぎわっていた。

 せっかくきたのだからと、私は湖畔の芝生に座り込んで、しばしダンスを眺めながら日向ぼっこに興じ、休日午後をのんびり過ごしてから、帰路についたのでした。

 やっぱりバイクもいいな! 天気がいいときは最高だ。

日記: 10月31日(2015年)

 世間はハロウィンの今日ですが、ハロウィンとは全く関係のないお話。

 先週末に見舞われた、バイクのバッテリー上がりに対応するために、デイトナの一番安い充電器を購入した。商品名がよくわからないんだけども、「バイク用回復微弱充電器」というものだ。品番でいうと76079になる。

 前のエントリーでも述べたように、デイトナ製品を選択したのは、同じくデイトナ製のUSBケーブルの付加価値である「充電器をつなげれば充電もできる」という機能を活用するためだ。

 ってことで、以前に取り付けたUSBケーブルの途中にあるコネクターに接続させ、一晩置いておくことにした。充電器にはしっかりと「室内用」って書いてあるんだけども、雨でも降らない限りは一晩くらい野外に置いておいても問題はないだろう。

 で、翌日。

 充電器のインジケーターを見ると・・・「バッテリー不具合」が点灯している! え!?

 と、あせったものの、試しにコネクターを再接続したら今度は「満充電」に点灯した。まぁ、安物だしこのくらいの誤差はあるだろう。自分にとって都合のいいほうの「満充電」を信じることにした。

 充電器を外し、USBケーブルモードにもどし、いざ、エンジンをかけてみる。

 キュン、ボ!ボボボボボボボ・・・

 一発始動した! 完全復活だ。

 ってなわけで無事蘇ったバイク。よーし、早速走るか!・・・と思ったものの、この週末は実に寒かった。こんな日は家でぬくぬくとしていたい。

 いそいそとバイクにカバーをかけて、私はそっと部屋に戻ったのだった。うへうへ。

 なーんてことをしているからバッテリーが上がるんだよなぁ。

日記: 10月25日(2015年)

 日曜の昼。

 ミニを預けているショップに、ミニの現状の様子見と、ちょっとした忘れ物の受け取りとで、向かうことにした。ミニの亡き今、使う乗り物はもちろんバイクだ。バイクに乗るのは、前回USB電源を設置して以来、およそ2週間ぶりになる。

 バイクカバーを外し、車体を道路に引き出す。そしてまたがり、いつものようにセルを回す。

 キュルンキュルンキュルン・・・。

 あれ? エンジンがかからんぞ。

 キュルンキュルンキュルンキュルンキュルンキュルンキュルンキュルン・・・。

 かからん。閑静な住宅街に、セルの駆動音だけが響き渡る。これは・・・まさかバッテリーが上がってしまったのか?

 さらに何度も何度もセルを回して悪あがきをするも、一向にエンジンはかからない。そんな風にバッテリーを浪費し続けるうちに、ついにバッテリー上がりも最終ステージに到達したらしく、セルの駆動音が

 キュ・・・ルン、キュ、キュ、キュル、ル・・・ルン・・・。

 と青息吐息状態にまで悪化してしまった。こりゃあかんわ。王大人、バッテリー死亡確認。

 とはいえ、そんなにあせりもしなかった。こういう事態を想定して、前回のUSB電源設置の際に、バッテリー充電用の外部ケーブルを兼ねるようにしておいたからだ。まさかこんな早くに、その世話になる日が来るとは思わなかったものの、備えあれば憂いなしだ。

 ただ、設置した外部ケーブルに繋ぐ、肝心の充電器本体そのものは、まだ用意できていないから、残念ながら備えは50点といった評点だろうな。至急充電器を買わねばなるまい。

 しかし、今までの感覚だと、さすがに最後に乗ってから2週間後にバッテリーが上がるなんてのは、サイクルが早すぎるんだよなぁ。USB電源の設置が、予想以上に放電を早めた、なんてことではないといいんだけども。この辺は、満充電させてから、また様子を見ないといけないな。

 やれやれだ。

日記: 10月10日(2015年)

 ミニが入院中なので、ライダーに復帰しました。

 こっちからバイクを見捨て、ミニに乗り換えておきながらの、早々の復帰。まるで、「浮気をしたけど、相手に捨てられたので戻ってきた」みたいな気分ではあるけども、まぁそういうわけなんで、またしばらくよろしく頼むよ、バイク君。

 2007年の購入からかれこれ8年が過ぎたこのバイク。今までにトップケースの設置、ETC設置、ウィンドスクリーンの変更、という程度しかいじってこなかった。これらのカスタムにおいても、ドライバーで簡単ポン付けだったウィンドスクリーンを除いては、全てバイク屋任せで、オイル交換等の整備も含め、自分ではほとんど手をかけずにここまできた。

 それというのも、せっかくの新車購入したバイクに、素人が手を入れて、なんらかのトラブルに見舞われることを恐れていたからだ。台無しにしたくない、という気持ちが強かった。

 でも、いまやこのバイクも9年目に入ろうかという老兵。そして私の中の順位付けでも、ミニの登場で唯一無二の地位ではなくなっている。このバイクを覆っていた不可侵領域はかなり薄れてきた。

 ってことでこの週末は、このバイクに軽いカスタム作業を施してやることにした。

 行ったのは、「USB電源の設置(いまさら!?)」だ。

 バイクで近所の2りんかんに乗り込み、パーツを適当に物色する。最初はシガーソケットを設置するつもりだったんだけども、商品ラインナップと自分の使用スタイルを鑑みて、USBタイプのほうがよかろう、ということになったので、デイトナのUSB電源が2口のものを購入してきた。

 (・・・っていうかこうして見てみたら、Amazonで買うほうがだいぶ安かったな、くそ。ま、しかたがない。久しぶりのバイク用品店の雰囲気を堪能した経験をプライスレスとしておこう)

 この商品は見たところ、電源はバッテリーから直接とる、いわゆるバッ直を前提に作られているようだ。バッテリーの持ちを考えると、ACC電源からとるようにしたほうがいいようにも思ったけども、以下の理由でバッ直にしてしまった。

  • 作業が楽
  • これ以上の配線コストがかからない
  • この電源のオプション機能である「中間カプラーから別売りの充電器を差し込んで、バッテリーを充電できる」というものはバッ直でないとつかえない

 特に最後の理由を重視した。今はバイクに戻ってきたとはいえ、ミニが退院すれば、またバイクにあまり乗らない日々がやってくることは目に見えている。そうなると、ひょっとしたらこの充電機能のお世話になるかも知れず、この機能を保険としてとっておきたかったのだ。

 で、いざ作業だ。

 電装系の作業をバイクに施すのは、ゼルビスにグリップヒーターをつけて以来になる。そしてそもそも現在のバイク、FZ6 Fazer S2のガワをあけるのは、実ははじめてだ。ウェブの情報とサービスマニュアルとでしっかりと予習をして、おそるおそる、しかし万全の体制で挑んだ。

 サイドカウルカバーを外す。ガソリンタンクの前方のボルトを外す。ガソリンタンクを持ち上げ、保持する。バッテリーが見える。マイナス端子を外す。プラス端子を外す。プラス端子に今回の機器を共締めする。マイナス端子にも共締めする。通電テスト。良好。一旦外して、配線・設置箇所を考える。考えがまとまったところで、ちゃんと配線、設置をする。逆の手順でバイクをもどす。

 うむ、簡単だった。所要30分くらいかな。

 その後、試運転。USB電源からスマホに給電しつつスマホナビを起動すると、徐々にスマホの電池残量が増えていくことを確認できた。また、配線によるハンドルの干渉などもなさそう。問題なしだ。

 あとの心配事は、電源を設置したことで微量に増加したであろう、普段の放電量の影響だけど、極々微量だろうから心配するには及ばない・・・と楽観している。この辺はもう、乗る頻度を上げるか、諦めてバッテリーが飛んだら給電するかしかないと、割り切っていくことにしよう。

 ってことで、9年目にしてようやく電源を得たマイバイク。これでスマホナビを使って遠出をしたり、延々と車載カメラを動かしながら移動したりできるようになったぞ。ふふふ。