日記: 5月10日(2016年)

 Far Cry4クリアー!

 ・・・Overwatchのベータから製品版までの浮いた期間のつなぎにもってこいだと思っていたら、β終了日に少しプレイしたら、あっさり終わってしまった。予定より早すぎた。

 とはいえ、まだ終わらせていないサブクエストや、踏んでいないウェイポイントがたくさんあるから、オープンワールドでもう少し遊べるんだけどね。でも、とりあえず一通りメインコンテンツは終わってしまったということだ。

 ってことで、このゲームの感想については、ゲーム開始時にも述べたんだけども、改めて終わらせてみての感想を述べて、最後の記録としておこうと思う。

 【シナリオ】

 いきなりネタバレするけど、これがモヤモヤ感いっぱいの展開だった。

 大筋は、独裁者が暴政を敷いている国家で、主人公はテロリスト集団に加勢し、国家転覆に一肌脱ぐ、という筋立て。そのテロリスト集団には2名のリーダーがいて、どちらかに従って独裁者を倒せばクリアーとなる。しかし、この2名のリーダーがどちらも思想が極端で、どちらに従ってクリアーをしても、従ったほうのリーダーはもう一方のリーダーを殺害し、前独裁者と変わらぬ暴政を敷くようになってゲームは終わる。正義がどこにもない。結局、一般国民は救われない。

 普通こういうゲームだと、両方を和解させる、とか、両方を打破して自分が指揮する、とかいう第3ルートがあるものだとおもうんだけど、全くそういう妥協案が用意されていなかった。Fallout 4のように、用意されていないならいないなりに、各選択肢の間に大義があれば、まだしも自分の正義に従って選択できる。だけど、このゲームの場合、用意された選択肢がどれも明確に悪辣で大義がないので、自分を納得させられるような展開が存在していない。そこが私には大きな不満点となってしまった。

 希望あるエンドがまるで用意されていない。頑張った甲斐がない。そういう残念なシナリオだった。

 【武器】

 現実世界に即した武器がたくさんある。種類が多いのはいいことだ。選ぶよろこびがある。

 ただ、基本的に武器はゲーム展開に応じて順次アンロックしていく仕組みになっていて、後からアンロックされたものが、先にアンロックされたものの上位互換になっている、というケースが多い。そしてその性能アップを前提に、ゲームの難易度も上がっていく。だから、武器は好みで選んだ武器を使い続けるというよりも、徐々にアンロックされた上位版に乗り換えていく、とせざるを得なくなる。

 せっかく種類が多いんだから、好みで選べるシステムにしてくれればよかったのになぁ、と思わないでもなかった。少し意地になって、好みで持ち運んだものもあったけど、結局それを使う機会はなく、強武器に頼ってしまうミッションも多かった。

 特に終盤になってくると、一部の武器が強すぎて、他の武器の出る幕はほとんどなくなってしまった。例えば終盤で手に入るLMG「バズソー」は、弾1発の威力が普通のスナイパーライフルのヘッドショット並の威力で、なおかつ怒涛の連射力と、長大な射程を併せ持つというトンデモ武器。遠距離から斉射すると、かすっただけで敵兵が死んでいった。ひどいはなしだ。

 それまでジェームス・ボンドのような潜入工作兵プレイを満喫していたのに、これを手に入れたらゲームがランボーかコマンドーのようになってしまったよ。まぁ、気分が変わってよかったのかもしれないけども。

 【成長】

 経験値をかせいでも、ほとんどの成長要素が戦闘能力に直結しないのは残念だった。効果のあったのは、ライフが増える、というやつくらい。成長にロマンがなかった。

 ピストルマスタリーとかスナイプマスタリーとか、そういうものがあったほうが、経験値を稼ぐ楽しみがあったように思うよ。

 【戦闘】

 野生生物が人間より怖い。索敵能力が高くて、ステルスがほとんど効かないのが主原因。肉食獣相手は先手必勝しにくく、殴られてからの対応になるから、無傷の勝利を得にくい。なお一番強い生命体は、ゾウでもクマでもトラでもなく、サイだった。

 逆に人間はすこぶる弱い。索敵能力が低すぎて、90%以上のケースで、気づかれる前に倒せてしまう。サイレンサーつきの銃さえあれば、何人相手でも余裕。必ず発見されてしまうミッションや、コソコソやっていると時間がなくなるミッションを除けば、ばれずに倒すプレイで完勝できた。

 そして終盤は、強武器で無双プレイ。総じて難易度は低かった(難易度:ノーマルでプレイ)。

 【アクティビティー】

 アクティビティー、って最初なにかと思ったけど、要するにサブクエストのことだった。

 シャングリラ、アリーナは面白くなかった。この手のゲームにおける戦闘は、自分で揃えた武器、スキルのセットアップの威力を発揮するのが楽しいわけで、用意された限定状況は余り楽しくない。モンハンの闘技場がフィールドより面白くないのと同じだ。

 比較的面白かったのは、輸送護衛かな。テーマパークの砲台ゲーム、という感じでよかった。

 レースは難易度は低めの覚えゲーって感じ。山間部しかないゲームなので、風景に変化のあるGTAに比べると単調だった。

 そのほかは基本的には普通の戦闘ものだった。暗殺とか狩りとか人質救出とか。種類ごとの内容がワンパターンで見飽きたけど、まぁサブクエストなんてものはそんなもんでしょう。

 メインシナリオを終えた今、残ったコンテンツはアクティビティーだけだから、じっくりと潰していこうと思うよ。

OW: 続々おばっち!

 はい、3日目。

 今日はオープンβ最終日(1日延長だそうだから違ったかもだけど)ということで、お気に入りだったゲンジ君はあまり動員させずに、別のキャラを、特にゲンジ君互換となるかもしれないほかのアタッカーの面々を試してみることにした。

 ・マクリー

 アサシン力たけー! 敵の後背に気づかれずにたどり着いた時の、確殺力がハンパ無い。スタンからファニングでタンク以外はほとんどワンパンで倒せてしまう。Ultを使えばさらに倍率ドン。動きを強化する能力がないので、忍び寄り易い戦場/構成のときにすげく楽しい。

 ・ソルジャー76

 FPSの基本キャラらしいんだけど、私のほうがFPSの基本がなってないので、別に使いやすくはなかった。カバーしながらヒールしつつちらちら乱射は、確かにDivision気分。アサシンアタッカーではなくて、ラインアタッカーっぽいので、今回のほかの面々とは毛色が異なる。ゲンジ君との互換性は少なげ。

 ・リーパー

 ドッグファイトつえー! 近距離ならタンクすらもごりごり削れる高火力。魂回収や無敵ムーブによる粘り強さ。そして制圧力の高いUlt。上手く決まると爽快。仲間といても強く、後方をかく乱しても強い。困ったのは装弾数が少ないことくらいかな。

 ・トレーサー

 ダッシュはえー! Ultよくわからねー! 巻き戻し有効につかえねー! 発射サイクルはえー! 装弾数40というのを見て、「おお、一生撃てるわー」と思ったら、1秒くらいで40発打ち切ってあせった。射撃時間が短いから、マシンガン系だけど案外当てるのは難しい。トレーサー上手い人はカッコいいけど、私にはなかなか攻撃を当てられないわ。ゲンジ君と同じロマンを感じる。

 って感じだった。

 気持ちよくなれそうなのは、マクリーとリーパーかなー。この2つはエイム力がなくてもそれなりになんとかなる。熟練しなくても、いきなりでそこそこ遊べる。攻撃キャラを選んで、ちゃんと「攻撃」できるから、楽しい。

 でもボクはゲンジ君を信じているよ。そう、最終βで弱かった(?)キャラが、リリース時に強キャラ調整されていることを・・・。

OW: 続おばっち!

 1日を経てのヒーロー使用率はこんな感じ。

 使った中で楽しいのはやっぱりゲンジ君。機動力が高いので、遊撃任務が楽しい。

 が、やっぱりテクニカルキャラ寄りだから、私のようなヘナチョコが使うと、なかなか戦力にならない。どうも自己満足にしかならない、はた迷惑感がある。野良のノーマルマッチだから良いけど、これランクマッチなんかが導入されたら、今のままではトロール呼ばわりもやむなしだ。要修行。

 さて、昨晩は、過去にRvR系のMMORPGでお世話になった方々が、ちょうどOverwatchで遊んでいるようだったので、そちらにお邪魔してプリメイドでの対戦に混ぜてもらってみた。

 いやー、やっぱりプリメイドでわいわいやりながら遊ぶのは面白いな!

 私はもっともプレイ時間が少ないプレイヤーだったので、ゲームそのものに関するノウハウを聞けるのも大きかったし、一つ一つの状況に対するいろいろな考察や意見を聞けるのも面白かった。なにが強い、弱い、という単純な話だけでも、多くの知見を得られて有益だった。

 そんな中、あらたに触ってみたのは、以下のヒーロー。

  • ルシオ: ファンキーヒーラー。ただヒールソングを垂れ流すだけで、なんとなく貢献した気になれるお気楽ヒーロー。本当に使いこなすには、いろいろと障壁があるんだろうけども、その辺はよくわからんちん。
  • ハンゾー: 弓に生きる。スナイパー枠なんだけども遠距離というより中距離向きな感じ。マップ理解がないといい位置取りができないので難しい。いい位置を取れると楽しい。スキルがどれも優秀。
  • ロードホッグ: タンク。プルが生きがい。あまり使ってないのでよくわからないけど、怖いものが少なく、脳筋気分で楽しめそう。
  • ゼニヤッタ: 坊主。グル。最終解脱者。何して良いのかまったくわからず憤死した。難しすぎのイメージ。

OW: おばっち!

 Overwatchのオープンベータにちょっとだけ参加した(している)。

 トータル10戦くらいしたかな。やってる人は、これを延々とノンストップでやっているようなんだけど、どうもスタミナが持たない。2戦したら別ゲーム、みたいになってしまって数をこなせない。仲間と連携とかしてないから、単調なのかもしれない。

 で、感想は・・・まだ、よくわからないな。

 ジャンルに不慣れなせいだと思うんだけど、わちゃわちゃして混乱しているうちにゲームが終わる。今のところまだそんな段階で、「こうしてこうしたらこうなった」とか、「こうしてこうしようとしたけどこうされた」みたいな戦術的に妥当な行動ができない。

 今のところ、テキトーに弾を放り込んで、テキトーに当てて、テキトーに被弾もし、テキトーに殺せるけど、テキトーに殺される。そんなゲーム。多分に自分が原因で、単調。

 これでも別に面白くないわけではないんだけど、まだまだ本来このゲームが持つ面白さは、1割も味わえてない気がするよ。

 私がいままでに使ったヒーローの素人感想は以下のとおり。

  • トールビョーン: ビジュアル的に1番好きなので最初に選んだ。砲台置くマン。本体はおまけ。見た目によらず柔らかい。頑健ドワーフの伝統あらず。試しにハンマーで殴りかかったら瞬溶けした。砲台が自動でエイムして攻撃してくれるので、ヘタクソも安心。でも有効に使うにはマップや戦術の理解が必要そう。
  • ゲンジ: メカニンジャ。Warframe。Meleeと見せかけてUltがないと手裏剣発射台。二段ジャンプやら壁のぼりができて、地形をある程度キャンセルできる。操っていて面白いし、テクニカルキャラでロマンはあるけど、私には難しかった。完全に下忍。中忍試験突破は遠い。ちょっと練習したい気にさせるなにかがある。
  • マクリー: ガンマン。武器がリボルバーでカッケー! 武器の弾道やスキルの性能が素直で、強い弱いはともかく、素人でも使いやすく感じた(ゲンジよりは)。普通のFPSっぽい感覚で動ける。裏とって背中からスタンさせてバンバンバン。G.O.D.出たい。

 あれ、振り返ってみると、まだこれしか使ってないな。あとチュートリアルのサイボーグ爺ちゃんGか。

 やっぱり本気でやるならまずは全部のヒーローを使ってみて、特徴をつかまないといけないんだろうなぁ。先は長そうだ。

日記: 4月29日(2016年)

 5月1日に別のエントリーを書いてしまったので、時系列的におかしいんだけども、これは4月29日の話です。

 と前置きしつつ、この連休は、かなーり久しぶりにバイクを動かしてやることにした。

 ミニ購入以来、実家の片隅にひっそりと安置されていたバイク。当然バッテリーは上がっていたので、まずは充電器でバッテリーを復元させるところからスタートした。こんな時のために、以前紹介したように、充電用のコネクタをつけておいたので、充電作業はスムーズに行うことができた。

 で、いざ出発だ。

 うーおー! バイク、速! バイク、力強!

 半年ばかりミニ生活を続けていて、公道におけるパワーヒエラルキーの底辺にいた身からすると、突然のパワーアップに驚くやら、バイクを再評価するやら。さすがにバイクは機動力が段違いだった。

 最初はただバイクを動かしてやることだけが目的で、着ていた服もほとんど部屋着というような軽装で乗っていた。でも、一端走りだしたら、久しぶりに実感したバイクの機動力の高さが、あまりにも面白くて、気がつけば高尾の山を越えて、相模湖までひらすら走ってしまっていた。

 おりしもゴールデンウィーク初日。天候もすかっと快晴。行楽日和。相模湖もお祭りムードでなにやらダンス系の催しが行われていて、出店なども出てにぎわっていた。

 せっかくきたのだからと、私は湖畔の芝生に座り込んで、しばしダンスを眺めながら日向ぼっこに興じ、休日午後をのんびり過ごしてから、帰路についたのでした。

 やっぱりバイクもいいな! 天気がいいときは最高だ。