日記: 4月15日(2023年)

 復路富士吉田編。

 道志みちを走り、一旦道の駅どうしで休憩をし、美味しい鮎めしに舌鼓を打った私。

 そこからさらに道志みちを進み、到着したのは、私のツーリング記録では、もやはおなじみの山中湖だ。

 山中湖では、いつも通りマリモ通りを進み、長池親水公園でバイクを停め、もう過去に何十枚撮ったかわからない構図の「バイクと山中湖と富士山」の写真を、性懲りもなく撮影した。

 この日は、いつになく長池親水公園の駐車場が空いていて、写真を撮り放題だったため、ベストな構図を求めてバイクの位置をあれやこれやと動かして、写真を撮ることを何度も試みたんだけど、その割には大した構図の写真が撮れずじまいだった。撮影素人極まれり。

 ここから向かったのは、この日の昼食にと定めていた、富士吉田うどんのお店。

 今回は「ほり端」なるお店に行ってきた。

 普通の住宅街の中にある、普通の住宅を少しだけお店風に改装した、という感じの店内は、なんというか「おばあちゃんの家」というような安心感のあるたたずまいだった。席はすべて畳座敷。そこに数脚の卓と席数分の座布団。和の風景。

 客層は、5割は近所のおじいさんおばあさんたち、3割は近所の職場の社会人、残り2割が観光客、といった塩梅(個人の感想です)。実にアットホーム感が強かった。

 そんな空間に、ほんの少しのアウェー感を覚えつつも侵入した私は、恐る恐る空いている卓に着座し、卓に置いてあった「説明書き」通りの作法で卓上の注文票にオーダーを記入し、それをカウンターにもっていって注文を終えた。

 そして卓に戻り、待つことしばし。注文通りの肉天ぷらうどんが届いた。

 うん、うまい。

 吉田うどん特有の、ぶちぶちした硬い食感のうどんに、醤油&味噌にやさしい出汁のつゆ。久々のこれぞ吉田うどんだな、という感慨を覚える。トッピングの馬肉&キャベツも吉田うどん特有でユニークだし、天ぷらもさくさくおいしかった。

 鮎めしのあとだったので、普通盛りにしたこともあり、ものの数分でぺろりと平らげてしまった。ふう。行くか。

 為すべきことを為し、腹も膨れた私は、実に幸せな気持ちで店をあとにした。

 最後に向かったのは、ほり端から2、3分のところにある、道の駅富士吉田だ。

 ここで少し休憩をして、お土産などを買い、富士山の威容を最後に堪能して、帰路についた。

 この時点でまだ昼過ぎくらいの時間だったけど、平日ツーリングの肝は夕方以降のラッシュに巻き込まれないことにある。早め帰りが肝要なのだ。

 ってことで、久々の有休ツーリングは終わった。期待通りの結果を得られて大満足だ。

 余談。

 帰宅後の話なんだけど、お土産に道の駅富士吉田のふじやまビールで買って帰った、スペアリブ(というかベビーバックリブ)のパウチが、予想以上に美味しかった。フルスラブで2200円くらいだったかな。ちょっとお高いけど、おすすめだ。一緒にビールも買って帰れば、ビール&骨付き肉の楽しい卓飲みセットが用意できるぞ。

日記: 4月14日(2023年)

 有休をとって平日ツーリングに行ってきた。

 いやー、やはりツーリングは平日に限る。道路が快適でストレスがない。ロードトリップの醍醐味を満喫できたよ。

 さて今回の目的地は富士山方面。道志みちを通り、山中湖にたどり着き、富士山を見て、富士エリアを少し回る、という南関東民にとっては定番中の定番コースをたどってきた。

 今回は往路道志みち編と、復路富士吉田編の2編に分けて短く報告したい。

 往路道志みち編。

 道志みちを通るのは、一昨年の紅葉ツーリング以来かな。まぁまぁ久しぶりと言っていいかもしれない。

 天候はたまに晴れ間の見える曇り、といった感じで、最高の天気ではなかったものの、どんよりしすぎているという感じでもなく、まずまずの状態だった。写真はかなり暗く見えるけど、実際の体感はもう少し明るい雰囲気だったよ。

 1年半ぶりくらいの道志みちは、また少々オシャレ度が上がったというか、少し観光的な今風のお店が増えたような気がした。実際のところは、私の中の道志みちのイメージが10年前くらいで止まっているだけで、1年半では大して変わってないのかもしれないけど。

 道志みち沿いや、道の駅どうしの近辺は、もう都心ではすっかり散ってしまった桜がまだ咲いていて、ピンクや赤の色彩が鮮やかな中を走ることができたのも、今回のツーリングのいいところだった。道志みち沿いには、上げた写真よりも桜が映える、フォトジェニックな場所も多々あったんだけど、バイクを停めて撮影する、ということまでは面倒でしなかったため、画像とともにお伝えすることができないのが残念だ。

 道志みちを1時間ばかり走り、到着した道の駅どうしには、平日午前だというのに、そこそこの数のバイクが止まっていて、ライダーたちが休憩を取っていた。平日ツーのたびに毎回言っている気もするけど、平日でこれだと、休日はさぞや混んでいることだろう。落ち着いたと言われつつあるとはいえ、まだまだコロナ後バイクブームは健在のようだ。

 さて、今回のツーリングの嬉しい発見のひとつは、ここで食べたグルメにあった。

 「鮎めし」。

 写真下段のものがそれだ。これが非常においしかった。

 実は、私は炊き込みご飯の系統は、元来あまり好きではない。炊き込みご飯でよくある、甘味が強かったりとか、べちゃべちゃし過ぎていたりとかいう部分が苦手なのだ。

 だけど、この鮎めしには、そういう私の嫌いなポイントがなかった。「焼いてほぐした鮎の身が入ったちょっと醤油味のご飯」というような、塩味と旨味で構成されたシンプルな味わいで、大変美味しかった。ご飯からふんわりと上がってくる鮎の香りもさわやか。しかも450円。安い。うまい。エライ。

 道の駅どうしには、もう10何年も前から何度も訪れているのに、こんなうまいものの存在を知らなかったとはマジか・・・。と思って調べてみると、どうもこの鮎めしは、もともと「鮎まつり」の限定メニューだったものが、2020年に食堂のグランドメニューになった、という出自のものらしい。なるほど、じゃぁ、まぁ、知らなくてもむべなるかな。

 ってことで、早朝に家を出て、遅めの朝食兼早めの昼飯を、最高の形で摂取した私。

 ここからは、さらに富士山エリアを目指すのだった。

 続く。

日記: 4月4日(2023年)

 不定期かつ恒例の最近のゲーム事情回。

 相変わらずリアル都合であまり遊べていないけど、年末年始ごろよりは遊べてきている今日この頃。では行くぞ。

 【Division 2】

 最近もっともプレイしてるゲームは、何度かブログでも述べた通りDivision 2だ。前シーズンのシーズン10の末期に駆け足でストーリーを追ったのちに、現在のシーズン11のストーリーも現段階で追えるところまで追い、バトルパスも完遂するまで遊んだ。というところで、今は若干沈静化している。今後はテキトーなビルドいじりと、まちまとしたマスターレベル上げを兼ねた、CP制圧のようなフリーローム的遊び方で、もう少しだけ遊べそうかな、というところ。キツいコンテンツに挑む気力はあらず。

 【モンハンライズ:サンブレイク】

 次に多く遊んでいるゲームはモンハン。週に10時間弱くらい遊んでいるようないないような。10時間は結構やってる方だよな・・・。そのくらいの時間を割いて、傀異研究レベルを、カメのごとき歩みでゆっくり上げている。今はCAPが220くらいあるようだけど、私は今やっと185くらい。先は長いが、伸びしろがあるととらえれば、まだまだ遊ぶ動機にはなる。

 【スプラトゥーン3】

 あとはスプラ3。これは週に30分くらい遊んでいるようないないような。そんな程度。たまにふと起動して、ナワバリをプレイすると、久々過ぎでなにもできず、ボコられて終了、萎え、みたいな流れ。それでもこのゲームはさすがにクオリティが高く、デザインがかわいらしく、動かしているだけで楽しいので、たまに遊ぶ気になる。ちょっと前から春シーズンになったことで、コスメが激増していたり、バトルパスが一新されてプレイ報酬が増えたのも、モチベ増にはなっている。と言っても低頻度、低勝率だけど。

 【ディアブロ4:OBT】

 最初のババァに毒盛られるところまでプレイしてやめた(ネタバレだけどこれは超序盤です)。「OBTでレベル20到達」の報酬はどうでもよさそうだったし、ワイプキャラを育てるのは空しいし、なにより本番にネタバレは取っておきたい気分が勝ったので、短時間プレイとなった。感想としては普通のハクスラの感触だったけど、和訳されていてストーリーがはっきりわかるというのが、なにげに今までのディアブロにはなかった感覚だったかな。しかし和訳されていることは大変いいことなんだけど、雰囲気が身近で気安くなった分だけ、従来のミステリアスさ、重厚さ、プレイすることの気高さが失われた気にもなるんだよな。悪い言い方をすれば大陸産量産型MMORPG風に堕ちた気になるというか。イモータルの悪いイメージを引き継いだせいかもしれない。

 【LoL】

 自分でプレイはしていないLoLだけど、観戦勢としてThe k4senの配信者大会を視聴するのは非常に面白かった。先週末に観たのも面白かったし、今週末もまた行われるとのことなのでそれも楽しみだ。LoLは、もう過去10人分くらいの新チャンピオンについていけてないレベルの知識でしかないけど、それでも観戦は面白いな。特にこういうエンタメ大会は、ちゃんとバックグラウンドを構築してくれるので面白い。一方で公式リーグのLJLは、なじみのある古い選手が次々引退し、バックグラウンドがよくわからなくなったことで、私にとっての魅力が減ってしまっているけども。

日記: 4月2日(2023年)

 「DIY木材センター」というサービスが良かったので紹介したい。

 紹介したいと言っても、そんなに知ってることはなく、自分が利用した単機能についてしか言えないので、それだけについてサクッと言う。

 ここは「木材をサイズ指定でカットして購入できる通販サイト」で便利だった。

 以上!

 ・・・。

 ・・・これは便利だよね? うん便利だ。便利だ!

 ・・・わかるよね? この便利さ。

 つまり、だ、

  • 寸法を事前にメモってから
  • ホームセンターに自分の足で行って
  • 木材を買ったうえで
  • カットサービスで直線カットを何本かしてもらって
  • 木材を自分で持って帰る

 という面倒くさいムーブを、このサービスを使えば、PCの前に座ったまま終えることができるわけだ。

 便利じゃん。便利じゃん。伝われ。

 私は別にDIYに詳しいわけではないので、こういったサービスがどのくらい世の中にあるのかは知らないんだけど、とりあえず自分で発見できたこのサイトのサービスは、くどいようだけど非常に便利だった。実際に使ってみて、自分でホームセンターに行くのと比べて、労力がかなり軽減されたし、レスポンス、品質、ともに良好だった。機会があれば是非またリピートしたい。

 Fly!はDIY木材センターおよび同種のサービスの発展を応援しています。

日記: 4月1日(2023年)

 「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」なる映画を観てきた。

 タイトルからわかる通りの、我らゲーマーにはおなじみの、D&Dの世界を映像化したアクション映画だ。

 いや、おなじみと言っても、まったくもって日本ではおなじみではないので、当然世間的な知名度はあんまりないだろうけどね。D&Dに関する知識なしでは、カタカナがこれでもかと並んだタイトルからは、ダサさしか感じ取れないだろう。

 だけども私のような人間にとっては、よだれを垂らしながら観たいような題材なので、それはもう楽しみにして観てきた。

 で、観た感想をズバリ言うとね・・・いやー、面白かった。

 (以下、そんなにネタバレはないけどゼロではないカモ)

 すさまじくチープなB級映画になっているのではないかと危惧して観たんだけど、杞憂だった。全体的にしっかりお金をかけてる感じもしたし、キャストも豪華(?)だったし(少なくとも見たことのある俳優が複数いた)、ちゃんとした映画になっていたよ。少なくとも、このサイトを見に来ているような、ゲームマニア、RPGマニアのみなさんには、残らずおすすめできる映画だったのではないかと思う。

 世界設定も、D&D世界の中ではPCゲーマーにももっともなじみ深いフォーゴットンレルム。私も大好きなフェイルーン。血沸き肉躍るソードコーストだ。劇中の会話にも、ウォーターディープ、バルダーズゲートといった街の名前が登場し、映画の主要な舞台となる街は、何度もPCゲームのタイトルにもなってきた、その名も高きネバーウィンター。物語のキーとなる封印の魔術はあのモルデンカイネン謹製。登場人物の中には、エルミンスターの子孫までいて、もう舞台装置だけで白飯3杯イケルくらいには大満足でした。

 シナリオも、ところどころコミカルなシーンを挟みつつも、締めるところは締められていたし、王道展開だけど期待通りの熱さもあって、変にひねくれた目で観さえしなければ、十分よく出来ていたと評価していいと思えた。

 アクションもよかった。ワイルドスピードでおなじみの女戦士は格好よく動いていたし、なにより魔法の詠唱モーションがスタイリッシュでイカしてた。アナキンのライトセーバーアクションのような一瞬の小気味よさがあった。小学生に戻れたら、ちょっと友達相手に魔法発射の真似をしたいような、そんな仕草だった。

 ってなわけで映画版D&D。この手のゲーム原作モノにありがちな残念感は全くなく、大変楽しませてもらえた。同じキャストで続編を作る余地は全然あるから、是非、第2作、第3作とシリーズ化していってほしいものだ。

 そして願わくばこれで日本でのD&Dの人気が上がり、Baldur’s Gate 3に日本語版リリースの道を・・・。