あけましておめでとうございます。
例年通り、墜落しない程度の低空飛行でやっていこうと思いますので、希少な搭乗員の皆様におかれましては、よろしくお願いします。
あけましておめでとうございます。
例年通り、墜落しない程度の低空飛行でやっていこうと思いますので、希少な搭乗員の皆様におかれましては、よろしくお願いします。
Wikipediaの説明文を抜粋すれば「19世紀後半の中央アジア、カスピ海周辺の地域を舞台に~(中略)~人々の生活と文化、時に人間の愚行を織り交ぜた物語を緻密で丁寧な画で描く」というようなマンガだ。
ざっくり言えば、「ちょっと昔のトルキスタン生活文化マンガ」と言ったようなところだろうか。日本人が思い描く「西域」や「シルクロード」のロマンがそこにはある。
で、その中で登場する魅惑の食料が、「パン」だ。
共同の大きな窯で焼かれる、円盤状の大きなパン。フリスビーのような形状のパン。それがとてもおいしそうに描かれている。どんな味なのか、マンガを読んでいて非常に気になる。特に、パンを焼くのが得意な、しかし感情表現が不器用な女の子「パリヤさん」の焼くパンが、作中では頻繁に描かれていて、いつの日か食べてみたいものだ、と思っていた。
で、そんなことを以前にTwitterで吐露したんだけども、この時期になって突然そのツイートが「いいね」された。
すわ、何事か。と思ってみてみると、ウズベキスタン料理の店かなにかが、パリヤさんのパンに近しい、「ウズベキスタンのノン」なるものを、いろいろなところに出店しては販売しているらしく、その宣伝目的の「いいね」であるようだった。なるほど。
その店は西荻窪に店舗があるらしいのだけど、都内を中心に、様々な催事場に出店しては、そこでも商品を販売しているらしい。直近のスケジュールでは、クリスマスの時期にコレド室町テラスで販売されるとのことだ。
うーん、これは常々食べてみたかった「パリヤさんのパン」を食べるチャンスが、ついに来たか。
ってことで、行って、買ってきた。
パンの写真を載せろ、と言いたいかもしれないけど、無事に撮り忘れたので、パンの写真はお店のTwitterのものに直リンクしておくので、それで見てほしい。こういうものだ。
変わったことにこのパン、販売時にはかちんこちんに冷凍されていた。要するに冷凍食品だった。「今朝焼いた、焼き立てパンでーす」とかいうものではまったくなく、ある時期に大量生産し、冷凍して在庫してあるものを、適宜売っていくスタイルのようだった。
これには一瞬興ざめしかけたものの、ニッチな商品だし仕方がないよな、と気分を持ち直して購入した。実際19世紀のトルキスタンでも、寒い冬にはパンは凍っていたかもしれないしな!
凍っていたパンは、家まで持って帰って、夕食時に食べるころにはほとんど解凍されていた。
それを適当な大きさに切り、軽くトーストして、食べてみた。
ふーむ。
思ったよりも普通のパンだった。
割としっかりとした生地で、重めのパン。もちもち要素はなく、しっとり、かつ、ざっくり。なんというか「小学生が手作りパン教室で作った発酵不足で膨らんでないパン」とでも表現するのがいいだろうか(注:けなしてない)。そんなどこか洗練されていない風合いがある。
これが美味しいか不味いかと言われると、美味しい。素朴ながらも小麦の味がして、噛めば甘みもある。主張が激しいパンではないので、甘いジャムにも、肉系のおかずにも合いそう。食感も、ソフト系のパンより、ハード系のパンのほうが好きな私には、嗜好に近い側に位置している。トータル的に好感度の高いパンだった。
数か所に振られている黒いつぶつぶは、ゴマかと思ったらゴマではなかった。なんだろうな、これ。オリエンタルな香りのするスパイス。風味的にはクミンっぽいなにか。これもいい仕事をしていた。
ってなわけで、「パリヤさんのパン」a.k.a.「ウズベキスタンのノン」。なかなか出会えないものだから、気に入ったのでリピート、などということのできる属性のものではないけど、知りたかった味を知れたし、美味しかったし、良い買い物ができてよかったよ。
今回は大きいほうのパンを買ったので、向こう3日分の朝食はこれになりそうだ。
はい、今年もやってまいりましたこの季節。
そう、Fly!的オンラインゲーム大賞の季節です。
今年のノミネート作品はこちら。
(ほぼ日記の登場順)
この中から選ぶ今年の大賞は・・・。
Mortal Online 2かなぁ。
以下、寸評。
【Mortal Online 2】
いや、わかる、わかるよ。なんでMO2? うん、わかる。
この中でも1、2を争う知名度のなさだし、そんなに長くもプレイしてないし、なんならソロプレイしかしてないんだけどね。でも私のメインステージは、なんだかんだでMMORPGってことにしておきたいので、そのジャンルに一番近い楽しみを提供してくれた本作をこそ、大賞に推したい。
それに、可能性というか、ポテンシャルはあったんだよなぁ、このゲーム。PvP周りの仕様をもう少しマイルドにして、日本語対応して、見た目整えて、宣伝うまいことやったら、結構な人気を出せるだけのポテンシャルはあった。運営の謎の殺伐感へのこだわりが、ニッチな人気止まりにしてしまっていた点が大変惜しい。
【モンスターハンターライズ:サンブレイク、スプラトゥーン3】
私のジャンルへのこだわりを取り除くと、大賞はサンブレイクかスプラトゥーン3だと思う。
いずれもSwitchのゲームで、リアルの知人と楽しんでいるんだけども、そういう層、つまり「古来よりのオンラインゲームマニアではない、ノーマルなゲーマー層」とでも、一緒にオンラインプレイを楽しめるツールであるという、一般性の高さが大きな評価ポイントだった。
もちろん、ゲームそのものの出来もかなりいい。
サンブレイクは、ライズの拡張パックなんだけど、ライズよりも格段に面白くなっていた。ひょっとするとシリーズで一番面白いまであるんじゃないかな。難易度がだいぶヌルくなってるから私に合う、っていう側面もあるけど、その分いろいろと気軽に遊びやすくて、私は好きだ。最新のアップグレードでは、仲間NPCを一緒に狩りにつれていけるようにまでなって、ヌルゲー化が加速されている。そこがまた私には好印象。
スプラトゥーン3は、私にとってははじめてのパッドで遊ぶTPSで、かつ、はじめてのジャイロ操作でもあり、プレイし始めの時期には少し苦労した。でもゲームとしての出来が良かったこともあって、うまくプレイできなくてもちゃんと楽しめたし、徐々に上達していく喜びも得られた。キャラの可愛さや、演出のウマさも相まって、高品質な和製ゲームならではの良さを堪能できている。
【League of Legends、Division 2】
いつものソロプレイ枠。語ることはない。例年との違いとしては、今年はFallout 76が脱落した。やりたいんだけどね。来年はやるかなぁ。
【Raibow Six Siege、VALORANT】
いつもの仲間とのマルチプレイ枠。これまた語ることはない。いや、VALORANTが復活したのは一応特筆すべき点かな。思ったより良ゲーだと、復活時に感じた。とはいえ、まぁ変わらぬ味わい。
【オーバーウォッチ2】
いつもの仲間とのマルチプレイ枠に収まるかな、と試してみたけど、私にはやっぱりこのゲームは合わなかった。仲間たちは遊んでいる模様。私は逃亡中。
【For The King】
最初はSteam版を買って、それをソロで遊ぶだけでも、そこそこは面白かった。けど、ゲーム内容的に「こういうゲームはSwitchの仲間と遊びたいな」と感じたので、みんなにSwitch版を買わせて、VCしつつ遊んでみたところ、予想通りより一層楽しかった。桃鉄やマリオパーティー的なスゴロク枠。気楽に酒でも飲みながらワイワイやるのがよい。
【ディアブロイモータル】
クソゲー・オブ・ザ・イヤー受賞。
スプラ3で大型アップデートが入り、シーズンも新しい期間に切り替わった。
・・・という、もうニュースとしては1週間遅れにもなろうかという、いまさらすぎる話題だ。
シーズンの開幕とアップデートによって、いろいろと変更はあったようなんだけど、私に大きく影響するのは、主に以下のような要素かな。
ブキが増えたのは、そのままの意味。ブキが増えたところで、そもそも今まであったブキの中にも、使ったことがないものが多くあるから、遊びの幅は大して広がらないというか、もともと埋めきれていなかった余白が、さらに広くなっただけという感は否めない。でも、なんとなくミーハーな気持ちになって、新ブキを雑に試してみたりするプレイは、それなりに新鮮味があって良かった。もみじシューターでトーピードを投げるだけの脳死プレイ、楽しいです。
ステージ増ってのもそのまま。対戦用のステージ(マップ)が2つ増えた。そのうち、団地は面白いけど、温泉はいまいち、っていうファーストインプレッションかなぁ。正直なところを言えば、まったくガチらない勢なので、マップの作りの良し悪しはあまり気にはならないけども。
カタログってのは要するにバトルパス。これが新シーズンのものになり、パスを踏んでいく楽しみが増えたのはとてもよかった。スプラ3には、PCゲームでありがちな「課金パス」なんてものがないので、フルで報酬がもらえるのも気分がいい。前のシーズンよりプレイ頻度が下がっているから、なかなかパスが進まないけどね。シーズン内にはなんとかコンプするつもり。
あとはビッグランか。そういうイベント的なものがくるらしい。まだきてないし、調べてもいないので、どういうものかはよくわからない。内心は「ステージが特殊なだけのただのバイトでしょ」とか、冷めた気持ちがむくりと出てきてはいる。けど、それは一旦押さえつけて、祭り気分を自己暗示で盛り上げて挑もうと思うよ。