日記: 11月10日(2021年)

 クレジットカード番号が変わった。

 TVのCMでもやっている「VISAで」みたいな、タッチ決済に対応したクレカにするために、クレカ自体を新しいものに交換することになるらしく、それに伴ってカード番号も変更になった。

 こうなってくると面倒くさいのは、月々や年の支払いをカード決済にしているものの、カード番号の更新だ。

 自分の管理が甘かったせいで、なにをカード払いにしていて、なにを口座振替にしているか、というような情報を網羅的に調べることができない。過去のカード決済の履歴を半年分ほどさかのぼって調べ、かつ、そこから漏れている思いつく限りのアカウントを洗いなおして、何とか作業を終えたものの、どうにもこれで全てなのかの確信が持てない。

 さすがにいきなりネットが止まるとか、電気が止まるとか、そういうクリティカルな部分はもうチェック済みだけど、本当にこれで大丈夫かな・・・。

 ともあれ、今回のこの作業結果をリスト化し、保管しておくことはできたので、次にこういったことが起きた時には、それなりに効率的に対応できるだろう。なんとなくモヤっとしていた部分がすっきりして、気分はいいぞ。

 そういう成果を得たことをプラスに捉えたい。

NW: サーバー引っ越し

 サーバー移動をした。

 理由は、非主体的なことを言えば、ギルドが移動すると決めたから、だ。

 ギルドの当初の計画に立ち返れば、「もともと遊ぶ予定だったサーバーに戻ってきた」というのが正解なのかな。ゲーム開始当初、例の人口爆発に伴うログイン戦争が勃発し、それを避ける意味で、不人気サーバー(結局移動先もそこそこ人気だったけど)に疎開していたわけだけど、そのあたりのトラブルも落ち着いたであろうこの時期に、満を持して凱旋したという次第・・・と格好良く言っておくのがよさそうだ。

 サーバー移動で期待される効果は、人が多い、戦争が多い、楽しい、みたいなことかな。あとは交流のある別ギルドとのコミュニケーションだろうか。いずれも実は私個人には大きな影響はない。戦争はそんなにしなそうだし、交流もないし。

 私としては、もう少し個人的なところ、狩場の込み合いとか、装備のマーケット相場とか、採集資源の取り合いの激しさとか、そういった部分の変化が、この先で影響してくるのだろうと思っている。

 さて、新しいサーバーでの生活はどうなっていくかな。しばらくは新鮮に違いない。

 あ、そうそう、移動先はその名も高きUtopiaです。

NW: ギアスコア上げその2

 エリートランを実施した。

 前回の日記でも軽く触れたエリートラン。超高レベルエリアを、集団で走り、敵を倒し、そこにある箱を開けることで、ギアスコアのアップを図ろう、というような催しだ。

 当初はランというよりは、ギルド内グループでそのエリアに冒険に行くノリだったんだけど、現地に行ってみると複数のレイド規模グループがそのエリアでランを行っており、敵よりもプレイヤーのほうが多いという環境だったおかげで、完全に箱明けランの様相になってしまった次第だ。

 その人口密度は、そこら辺の集落のそれを優に超えており、サーバーの首都たるWindswardすらも凌駕しかねない勢い。箱ひとつ拾うにも、他人との接触でなかなか移動もままならぬ有様。

 とはいえ、それが悪いというわけではなく、お祭り会場といった風で、これはこれで面白かった。アイテムにありつくまでの手間も、大幅に減ったし。

 なんだかんだで、ランを行った時間は、かれこれ1時間半くらいかな。その時間での成果を簡単に以下に記録して、結びとしておこう。

 ・拾ったアイテム総数: 30から40
 (記録前に荷物の圧迫のため壊したものがあるため正確に計測できず)

 ・ギアスコアの上がった種類数: 14
 ・アイテムは出たがあがらなかった種類数: 8
 ・出なかった種類数: 7

 ギアスコア上げ、やっぱ果てしないな・・・。

NW: ギアスコア上げ

 レベル60になったあとにすることの1つは、「ギアスコアを上げる」ということだ。

 レベル60までの世界では、ギアスコア500未満のアイテムしかドロップされない。

 しかしレベル60以上の世界になると、ギアスコア500以上のアイテムがドロップされるようになる。そこで最大値であるギアスコア600を目指してファームする。それが目的になる。

 が、しかし、だ。

 レベル60以上の世界でドロップされるギアスコアは、「過去に自分でドロップさせたアイテムの最大値を判別して少しずつ上がっていく」というシステムになっているらしい。

 つまり、レベル60の世界にデビューしたてキャラの場合、ドロップされるアイテムは、まずギアスコア500になる。その状態でレベル60以上のエリアで狩りを続けると、503、507・・・というように、ドロップされるアイテムのギアスコアが、徐々にランダムに上がっていく。この時の上昇値は微々たるもののようで、本当に少しずつ、少しずつ、ギアスコアの階段を上がっていくしかないようだ。

 そしてこの地道な作業が、いわば1つのエンドコンテンツとなっている。

 しかもこの作業のマゾいことに、ギアスコアの階段は、各装備の種類ごとに別カウントになっている。つまり、武器11種、鎧6パーツの重量3種で24種類の、合計35種類もの階段を、それぞれ登っていかなければならないのだ。

 うーん、やる気を削がれる情報ばかりだな。

 ってことでね。

 正直やってらんねーな感は強いんだけども、なにごとも経験だ。

 ギアスコア上げを、データを取りつつ、少し試してみたよ。

 方法としては、エリートランと呼ばれるような、超高レベル帯に人を集めて乗り込んで、イナゴのごとく敵と宝箱を刈り取るような、効率の良さそうなものもあるようなんだけど(1度それに似たことをした)、今回行ったのは、ウェブラジオを聴きながら、ソロでテキトーに定点狩りをするという、のんびりとしたファーミングだ。決して高効率ではないと思うけど、このくらいのまったり感が私には合っている。

 そんなソロファームを、休み休み数回に分けて、合計3時間ほど行い、詳細に結果を記録してみた。

 その結果を発表しておきたい。

 感想だけ先に述べておくと。

  • ギアスコア上がらねえええ
  • とにかく種類が多すぎる
  • 3時間やっても1度もドロップしない種類が多々
  • そして必ず毎回上がるわけでもない
  • ドロップ範囲が徐々に上がるイメージなのだろうか
  • いろいろヒドい
  • 510台がドロップすると嬉しい
  • という数少ない瞬間が唯一の心の支え

 といったところだった。明るい情報はないな。

 ・・・ふう。

 ・場所: Edengrove
 ・対象: Adjorjan(レベル62白。武器経験値142)
 ・期間: 約3時間

 ・討伐数: 85体
 ・リポップ待ち時間: 1分
 ・ドロップなし回数: 27回
 ・ドロップなし最大連続数: 4回
 ・外れドロップ(低レベルユニーク): 5回
 ・有効ドロップ数: 53

 【Weapons】
 ・Sword: ドロップなし
 ・Rapier: 500-504
 ・Hatchet: 502-508
 ・Spear: 502-502-501-501-507
 ・Great Axe: 500-505
 ・War Hammer: ドロップなし
 ・Bow: ドロップなし
 ・Musket: 520-518
 ・Fire Staff: 517-519
 ・Life Staff: 500
 ・Ice Gauntlet: 504

 【Light Armors】
 ・Head: 501
 ・Chest: 515
 ・Hand: 504-500
 ・Leg: 503-501-509
 ・Foot: 505-518-520
 ・Shield: 500-509-503-512-503

 【Medium Armors】
 ・Head: 502
 ・Chest: 518-511-521
 ・Hand: 505
 ・Leg: ドロップなし
 ・Foot: 506-517
 ・Shield: 503-501-513-506-512-512

 【Heavy Armors】
 ・Head: ドロップなし
 ・Chest: 510
 ・Hand: ドロップなし
 ・Leg: 506
 ・Foot: 508-508-519
 ・Shield: 508-509

NW: 家を買った

 「Nezさん家買った?」
 ―買ってない
 「買わないの?」
 ―金がない
 「便利だよ」
 ―金がない

 と、貧乏を盾に、持ち家を拒否し続けること2か月余り。

 そんな私もついに家を買ってしまった。一国一城の主だ。

 ここへきて家の購入に至った理由の一番大きなところは、やはり「家を持つ」という経験なしに、このゲームを辞するわけにはいかないな、と思ったことだ。

 いや、そういう理由なら、なおさら早めに買ったほうがよかったんじゃ、というツッコミが聞こえてきそうだけど、そう言われるとぐうの音も出ない。まったくその通りだ。まぁ、要するに、買ってみたいとは思っていたものの、ただただ、家購入に必要なまとまったお金を払う勇気がここまでなかった、というわけだな。やっと思いきれた、という寸法だ。悪いか。

 副次的な理由としては、一応トロフィーを置けるとか、街の銀行容量が増えるとかいうメリットもあるにはある。だけど、これらについては、まだトロフィーは1つしか買ってないし(だから金がないんだって)、容量増加アイテムにいたっては1つも買っていない。なので、今のところは、こういったメリットを享受できていない。

 とはいえ、ここでケチると、また「もっと早くトロフィーや箱を買っておけば」っていうことになる気もするので、近いうちになにか買っておこうとは思っている。少し考えてから、実行するとしよう。

 ちなみに家の所在は、悩んだ挙句にWindswardにした。今いるサーバーでは、この街の課税は一番キツくて、納税を考えるとここに居を構えるのはかなり苦しいんだけど、結局この街が、私にとっては「このゲームのマイホーム感」が最も強いんだよね。何年後かにこのゲームを思い出す時には、きっとこの街を思い出しそう。

 だから住所はWindswardにしておいた。あれだけお金で購入を渋っていた割に、急に採算度外視。いいのだ。マイホーム破産したら引退だ、引退。失うものは何もない。ふはははは。

 ってことで、これで家を利用した立ち回りができる、新しいNew World生活のスタートだ。

 心機一転・・・ってほどのことでもないけど、少しだけ変わった環境を楽しもう。