作成者別アーカイブ: Nez/蝿

日記: 5月6日(2020年)

 ワイルドスピードシリーズを観た。

 いわゆるワイスピだワイスピ。

 今まで観たことがなかったこの有名映画シリーズなんだけど、せっかく買ったハンコンを使うテンションを上げるべくカーアクションに接してみようという意図と、そしてなによりも自粛ムードで家の中での時間つぶしが求められていたということとが相まって、今年の短いゴールデンウィークを使って、Amazonプライムビデオで一気に観てしまった。

 なるほど。ゲーマー視点だと、The Crewとか、Need for Speedとかの世界観に似てるなぁ、と思うわけなんだけども、これはたぶん逆なんだろうな。ワイスピのような物語を体験した人たちの中の「その世界観をゲームで追体験したい」という層をターゲットに、こういうゲームが開発されたんだろう。そういうバックグラウンドがなく、偶然The Crewに出会って遊んでいるという、私のようなタイプのほうが、きっとレアなのに違いない。

 シリーズ序盤は車の比重が高く、The Crewに近かったワイスピなんだけど、回を重ねるごとにだんだん車以外のアクションが派手な、いわばGTA成分が増えていって、最終的にはトンデモ技術満載のSF超大作みたいになっていったのが、残念なような、面白いような、複雑な印象だった。まぁ特にこだわりはないからなんでもいいや。

 そもそも「ワイルドスピード」っていうタイトルと車押しのポスターとで、このシリーズは「TAXI」とか「トランスポーター」とかと同じような、ひたすら車が走る映画なんだろうな、と思っていたんだよね。それがさにあらず、車も重要な要素だけど、どちらかと言えば勧善懲悪(?)アクションが重要な、我々の世代でいうところの「ダイハード」「リーサルウェポン」ポジションの映画だったとは。テーマがアングラな割に、エログロがかなり抑え気味なことも相まって、脳みそを空っぽにして安心して観られるアクション映画だったよ。

 シリーズ途中で主役の俳優が亡くなったということも、今回知った。きっと大ニュースだったんだろうけど、全然そういうことも知らなかったんだよなぁ。R.I.P.ブライアン(役の人)。

FO76: ダゲール姐さんも助けた

 Wastelandersで追加された仲間の1人、ダゲール司令官のミッションラインもコンプリートした。

 あらすじはともかく、ミッションの構成はほぼベケット君の時と同じく、ひたすらお使いクエストという形式。

 ベケット君の時よりも劣化したのは、ベケット君の場合は最後に「新ダンジョンをベケット君と一緒に攻略する」という、楽しいコンパニオンモードがあったんだけども、ダゲール姐さんの場合はそれすらなかった、という部分だ。最後の最後まで、ひたすら単身お使いクエストをこなすという形式で、「生身のNPCが会話に応じてくれる」という点を除けば、実に単調なミッション群だった。

 難易度はベケット君の場合よりも高めだったかな。おつかいに行かされる場所が、レベル上限の高い場所が多く、割と最初から最後まで、最高ランクの敵と戦い続けるような構成だった。まぁ、問題はなかったけど。

 そしてベケット君とダゲール姐さんは、いわゆる「ロマンス」枠なんだけど、うーん、個人的には正直どちらにも食指は動かないんだよなぁ。割とどうでもいい要素とはいえ、もう少し、選択肢を、ください。

 C.A.M.P.に常設できるNPCとしては、酒場のベケット君に比べて、宇宙船コンソールのダゲール姐さんは、ちょっと雰囲気が未来的に過ぎて我が家には合わないかもしれない。NPCを常設しておくと、★アイテムを狙えるデイリークエストをちょくちょくくれるので、誰かは置いておいたほうがいいんだけど、建物の雰囲気でベケット君をとるか、一応色気が少しでもでるということで(でるか?)ダゲール姐さんをとるか。悩みどころだ。

 というか、そのどちらでもないレイダー・パンク(クエストは特にない仲間)でいい気もしている。

TC2: ハンコンで走ってみた

 入手したG29を使って、The Crew 2でドライブをしてみた。

 というのは簡単なんだけど、久々に「ゲーム用デバイスをPCゲームにセッティングする」ということの面倒を味わうことになったよ。

 まず最初の関門は、The Crew 2にはG29用のプリセットは用意されていなかった、ということだった。G29は著名なハンコンだから、きっとプリセットされたキーマップくらい、デフォルトで用意されてるんだろうな、と空想していたけど、全然そんなことはなかった。自分でアサインしないことには、ステアリングもアクセルも使えないというありさまだった。

 次の関門は、ハンコンの認識やキャリブレーションが上手くいっていなかった、ということだった。自分的フライトシム全盛期だった前世紀末には、ジョイスティックでそれを行うのは定例行事のようなものだったけど、今世紀に入って20年も経とうという今になって、またあの頃と同じようなことをすることになるとは。情けないやら、懐かしいやら、不思議な気持ちでWindows側の認識を調整してやることになった。

 とまぁ、そんあ関門を潜り抜けて、とりあえずハンコンでなんとか走れるようになったThe Crew 2。

 ハンコンによる操作が不慣れだから、まだマウス+キーボードの時と比べてさえも、お世辞にもよく走れるという感じではなかったけど、でも、これは圧倒的に「雰囲気」という部分が違うね。ハンコンで操作をしていると、ゲームというよりもシミュレーターに近いプレイ感覚になる。操作ではなくて操縦だ。デバイスの新鮮さも相まって、道を安全運転しているだけでも楽しい。

 The Crew 2はおよそ2年ぶりのプレイになるんだけど、この期間にかなりコンテンツが増えていた、というのも意外というか、やるじゃん、という好印象だった。レースの種類が増えていて、なんとか継続的なタイトルとしてThe Crew 2を維持していこう、というUBIの気概が感じられた。

 世間的にはドライビングモデルが安っぽいという評価なのだろうし、個人的にも正直2よりも1のほうが好きだったから、複雑な評価にせざるを得ないThe Crew 2だけど、それでも「全米を圧縮して再現」という意欲的なコンセプトを貫いているこのタイトルはやっぱり好きなので、頑張っている姿を確認できたのはよかった。

 ハンコンも手に入れたことだし、またちょいちょいと、このモーターネイションに遊びに行くとしよう。

日記: 4月30日(2020年)

 突然ですがハンコンを購入しました。

 購入したのはロジクールのG29というもの。フォースフィードバック付き、革張りと、ハンコン界の中でもなかなかにハイエンドなほうのモデルで、実売40,000円くらいした。

 なぜ急にこんな酔狂な買い物をしたのかというと・・・実は深い理由がないんだよねぇ。

 遅まきながら私も先日からテレワークが始まって、出勤という外出がなくなったうえに、もちろん行楽に外出というわけにもいかないこのご時世。そんな中で、ドライブゲームでもして遊んだら、なんか気が晴れるんじゃないかなぁ、とか思ってしまったのだ。

 ・・・なーんつって。まぁ、こういうのはだいたいは大義名分でしかない。ハンコン購入の真の理由は、「ただハンドルデバイスが前から欲しかった」とか、「大きい買い物をしてストレス解消をした」とか、そういうことのような気がする。どうやらあまり理性的ではない行動のようなので、深層心理は自分でもよくわからない。とにかく買いたいから買ってしまったのだ。

 さて、届いたブツの第一印象は、「重いな」だった。

 この手の大型コントローラーは、ほかにフライトシム用のジョイスティックを持っているんだけど、スロットル付きのジョイスティックと比べても、格段に重量がある。ハンドルも重いし、フットペダルはなお重い。その重量感にタダモノではなさをにおわせている。

 で、それをパソコンデスクに配置してみた。うーん、いいね。ゲーマーの机っぽさがぐっと増した。

 さて、あとはこれで遊ぶのみだけど・・・ここで白状すると、すごく遊びたいレースゲーム、ってのは実はないんだよね。じゃぁなぜハンコンを買ったんだ? と言われそうだけど、本当にただただハンコンが欲しかったのであって、ハンコンでなにをしたいという具体的な計画はなかったのだ。

 とりあえず手持ちのハンコンで遊べそうなゲームは、The Crew 2とかGTA Vとかかな。この辺をちょっとさわって、ハンコンなるものを体感してみるとしよう。

FO76: Vault 79が開いた

 Wastelandersのメインキャンペーンを終えた。

 キャンペーン後半にVault 79に侵入するにあたっては、協力する勢力を「入植者」か「レイダー」かの、どちらかだけに選ばないと進められない、という話ではあったんだけど、私は初めから入植者サイドで進めると決めていたので、特に迷いなく入植者側のミッションばかりを遊んで最後まで進めることになった。

 難易度はそこそこ高い場所もあったかな。物語の背景の関係でロボ系の敵が多く、ちょっと前にも言及した、アサルトロンドミネーターをはじめ、ガッツィー大佐などの強敵も、割と遠慮会釈なくバカバカ出てきた。ピストル生身の私としては、一時的に後退を余儀なくされる場面も何度かあったよ。

 それでも助かったのは、「殲滅速度」は求められなかった、というところかな。敵のレベルはだいたい核ミサイル発射プロセスと同じようなものだったと思うんだけど、「無限湧き」とか「防衛対象がある」とか、そういう急ぐべき理由はなかったので、強敵が一気に出現したとしても、戦術的撤退からの捲土重来チマチマ狩り戦術でどうにかなった。よかった。

 ってことで、思い出の場面を写真で列挙しつつ、クリア報告は終わりだ。

 クリア後の要素として、「特殊通貨で設計図類を買いそろえる」というものがあるようだけど、これはかなり果てしない道のりのようだ。商品数はすごく多いのに、1日の特殊通貨の入手量は少ない。全部の設計図をそろえるのは、夢のまた夢だな。どうしても欲しいものだけ取ろう。

 ああ、そうそう。八方美人ないい人プレイをした結果かどうかはわからないけど、与しなかったレイダー側とも、依然として友好的に会話ができた、ということを付け加えておこう。選ばなかった側からは敵対されるのかと思っていたから、これはよかった。