カテゴリー別アーカイブ: バイクとツーリング

日記: 4月6日(2012年)

 バイクのヘルメットの寿命は購入後3年といわれている。しかし、今私がかぶっているヘルメットは、SHOUEIのZ-5。6年前に事故った後に買いなおしたもので、常識的に言えばもう耐用年数の倍近くも使用している状態だ。

 ってことで、そろそろヘルメットの買い替えをすべきかなぁ、と検討している。

 悩んでいるモデルは主に2つだ。アライのヘルメットは頭の形が合わないので、SHOUEIのヘルメットからチョイスしたい。

 1つは今までどおりZシリーズの最新モデル、Z-6だ。Z-4、Z-5と使ってきた私にとっては、安牌な選択肢といえる。Zシリーズには冗談抜きで命を救われているし、サイズと重量とデザインと機能のバランスが良く、かなり気に入っているから、きっとZ-6も私を満足させてくれることだろう。オンライン実売価格30000円。

 もう1つは、新発売のシステムヘルメットNEOTECHだ。サンバイザー内臓、チンガードオープン、とメカニカルな機構が興味をそそる。満足しているとはいえ、3代連続でZシリーズというのも面白みがないし、ここらで変化球に挑戦してみるのもいいかもしれない。眩しがりの私にとって、特にサンバイザーは魅力的な機能だ。ネックになりそうなのは重量と値段で、機構が複雑な分、どちらもZ-6より条件が悪い。オンライン実売価格47000円。

 価格に関しては、NEOTECHと同等の機能を持つ、もっと安いヘルメットもいくつかあるんだけども、命を預けるヘルメットだと思うと、どうしてもアライ&SHOUEIのネームバリューに抗いがたいんだよなぁ。

 ま、2chあたりで評判やらを見ながら、じっくり検討していこうかな。あー、こういう時間が楽しい。

日記: 1月8日(2012年)

 ついにバイクにETCを設置した。

 どうせつけるなら、以前検討した段階でつければよかったという気もするけど、まぁ欲しいときが買い時だと割り切ることにしよう。

 それに当時とはだいぶ状況も変わってきている。当時は車載機の種類が一体型、別体型でそれぞれ1種類しかなかったものが、今は2種類ずつに増えていて選択の幅が広がった。それに、値段もやや下がっていて、お求めやすい。何よりも、当時よりも高速道路を利用する頻度が上がってきていて(このへんをケチらなくなってしまった)、特に頻用する首都高の距離別料金制の導入は重大な心境の変化をもたらした。

 ってなわけで、バイク量販店へ行き、週末の半日を費やして、ついに私もETCユーザーの仲間入りを果たしたのだった。

 設置したのは、ミツバサンコーワのMSC-BE31という別体型のモデル。本体が28,000円、首都高の距離別料金制に伴う助成金で5,000円引き、店舗のETC設置キャンペーンで5,000円引き、セットアップ手数料、工賃、ステー代で12,000円、差し引きトータル30,000円を支払って、設置に至った。下手したら無料で設置できる四輪車と比べるとかなり高い投資だったけども、昔は込み込み50,000円という感覚だったから、まぁマシだと諦めよう。

 ・・・というようなことを、とりあえず、記録として日記にしておいた。面白い話はこれっぽっちもない。うへへ。

日記: 11月17日(2011年)

 3年くらい使っていたバイクカバーが裂けてしまったので、新しいバイクカバーを購入した。

 思えば私のバイクカバーの歴史も、バイク暦とともに長くなってきた。私のバイク暦におけるバイク保管状況は、すべて露天置き+バイクカバーという組み合わせだったので、つまりバイク暦=バイクカバー暦になる。今回の新しいバイクカバーで、かれこれもう4代目だ。

 はじめに購入したのは、ヤマハのバイクカバーだった。「ヤマハ製」で「青いラインが入っていた」こと以外覚えていないんだけど、たぶん以上の条件に合致する、ヤマハバイクカバー・タイプEだったんだと思う。このときはまだバイクのこともバイクカバーのこともなにもわかっていなくて、ただ単にバイク用品店で中くらいの値段帯のものにしようと思って買ったものがこれだった。

 そんな風に選んだこのバイクカバーなんだけども、今にして思えばなかなかいいバイクカバーだった。バイクカバーの表面処理が優れていて、砂埃や水滴が留まり難くく、汚れにくかった。また、このときはあまり美点に思えなかったんだけど、バイクカバーの吹き飛ばされ防止のための機構が、よくあるバイク下部にベルトを通すタイプではなくて、バイクカバーのすそを巾着状に絞るタイプだったのがよかった。着脱時の手間が、ベルトタイプに比べて格段に少なく、よりバイクが気軽に使用できた。

 初代バイクカバーの寿命はたぶん2、3年くらいだったと思う。なぜ使えなくなったのかをよく覚えていないんだけど、たぶん耐水性が落ちてしまったせいだろう。おぼろげに、雨の後にバイクカバーをめくったら、バイクのシートやタンクがしっとりしていた情景を思い出せる。

 その次に買った2代目は、記憶すらしていないマイナーブランドの安物バイクカバー。バイク生活に慣れてきた私は、「バイクカバーなんて消耗品だし、安いのでいいだろう」と、初代よりも1、2ランク落としたものを購入したんだけども、これは正直大失敗だった。

 いやー、実にひどかった。表面処理が甘いせいか、すぐに表面に砂埃をくわえこんでしまって、常に表面はざらざら。バイクカバーをかけるときには、手は汚れる、服は汚れる、ざらざらしているのでバイクが傷つきそうで気になる、といいとこなし。また、バイクカバーの固定もベルト方式だったんだけど、そのベルトもすぐにカバー本体との接合部から破けて、どこかに消えてしまった。

 このバイクカバーを使ったのが、たぶん1、2年。途中で事故でバイク自体が長期入院をしたりもしていたから、実質は1年あるかないかだった。

 そして、3代目。3代目は安物買いの銭失いだった2代目の反動から、一気に高級志向に転向した。買ったのは究極のバイクカバーという、名前からして豪華なものだ。

 これはさすがに高性能だった。バイクの上部部分が透湿防水性の布素材でできていて、雨は防ぐが、雨天時の地面からの湿気は逃がす、という優れた仕組み。その触れ込みどおり、雨上がりの朝でも、バイク本体が湿気を帯びていることはほとんどなく、パーツが錆びるペースも抑えられていたように思えた。

 全体にしっかりしたつくりで、素材の色合い、質感からして、ぺらぺらの銀カバーとは違い、高級感があった。しっかりとガードされている感があって、バイクを離れても安心することができた。大満足だ。

 (高級品をまとっていると「ということはカバーの中は高級バイクかな」と犯罪者に思われるかも、というリスクがないでもないけど、組織化されたプロの窃盗団は中身くらいわかって盗みにくるとおもうので、心配するだけ無駄、というのが正解だろう)

 しかし、そんな大満足のカバーにも唯一にして最大の欠点があった。それは、「バイク下部ベルト式」の固定方法だったということだ。

 この方法は、バイク下部にかがみこんで、ベルトを結ばなければならないという面倒くささがまずある。バイク下部にベルトを通す作業は、案外ストレスになるものだ。加えて、バイク下部はエンジンやエキパイなどの高熱部品が鎮座しているので、走行後すぐにはそもそもベルトを通すことができない。冷却待ちをする必要がある。これは非常に面倒くさい。さりとてあわててベルトを装着すれば、ベルトが熱でやられてしまう。

 かくいう我が3代目のバイクカバーも、あせってカバーをした際に、ベルトがエキパイの熱で焼ききれてしまい、かなり早い段階でベルトが使えなくなってしまった。多くの高級カバーと同様に、このバイクカバーも耐熱を謳っていたんだけど、ベルトだけは耐熱素材ではなかったのだ。

 機能面、ルックス面では文句のなかったバイクカバーなだけに、この1点だけが惜しかった。

 で、今回購入した4代目の話に戻るわけだけども、結局4代目は初代と同じヤマハのバイクカバーに戻すことにした。

 トータルで考えて、「着脱の容易さ」というのが、もっとも私が重視したい点だと思えたからだ。なにはなくとも、巾着式の固定方式、だ。願わくば3代目か、それに比肩する性能のもので、固定方式が巾着式のものがあれば最高だったんだけど、それはないものねだりというものだった。今後の登場に期待したい。

 ってことで、今駐車場には、キラキラ銀色に輝く懐かしいバイクカバーをまとった愛車が鎮座している。すぐに輝きは色あせるだろうけど、できるだけ長持ちしてくれることを祈るとしよう。

日記: 10月1日(2011年)

 寒い寒い寒い寒い寒い寒い、寒いわ!


焚き火をしても寒い

 はい、全国の自宅でぬくぬく過ごしている皆さんこんばんは。今晩はワタクシ、冬の足音聞こえるキャンプ場で寒さに震えております。

 いやー、今回ばかりはいろいろと選択を誤ったよ。
 
 きっかけは、てっきり雨だとばかり思っていた週末の天気予報が、突然土日ともに晴れに変わったこと。ちょうど遠出したい気分が高まっていたところだったので、これは久しぶりのキャンプツーリングしかあるまい! そう思って家を出たんだけども、この時点でまず1つミスを犯してしまった。

 出発を決意した土曜の昼の時点で、家の中の気温が暖かかった…というか暑かったもんだから、油断して夏装備で出発してしまったのだ。10月にTシャツとメッシュジャケット。冷静に考えると無謀極まりない装備なんだけど、昼過ぎに急にツーリングを決意したもんで、ちょっとあわてていたのだ。

 さらに失敗したのが、目的地の選定。気温のこととかなにも考えずに、2年前に行った●山牧場キャンプ場を目指したんだけど、ここ、標高1200メートルの高原だったんだよね。100メートルで0.6℃気温は下がるわけだから、麓から大体5-7℃は気温の低い場所ということになる。一気に秋めいてきて、朝晩の気温もぐっと下がりがちなこの時期に、好き好んでさらに寒いところへと向かってしまった。


肉を食う!ご飯は一瞬で冷や飯

 そういう失敗の結果が、これだよ!

 せっかくのアウトドアライフなのに、アウトドアにいると寒い。死ぬ。いられない。

 ただでさえ気温が低いところへもってきて、しかも開けた丘の上に広がるキャンプサイトは、風をさえぎるもののない吹きっさらし。推定気温7、8℃、体感気温5℃。完全に冬。焚き火で暖をとろうにも、暖気はあっという間に風で吹き飛ばされてしまい、まったく暖かくならない。

 とりあえず体温を生むために肉を焼いて食い、あとは速やかにテントの中に引きこもって、翌朝の日の出を待つ以外に、私には採る術がなかった。

 で、翌朝。


不思議な米袋&カレー

 昨晩からの強風も落ち着き、快晴。8時ごろになるとテント内の気温もぐんぐん上がってきて、昨晩の極寒地獄がウソのような気持ちのいい秋の陽気になった。

 いつものように、米とレトルトカレーで朝ごはん。昨晩の、早く終わらせることのみを主眼においた、作業のような炊事とは打って変わって、気持ちの余裕を持って、静かな自然の中で、ストーブの燃焼音に耳を傾けながら、のんびりと炊事することができた。あぁ、これだよ、これ。こういうゆっくりとした時間の流れを得るために、長駆ここまでまできたんだよ。

 あいにく、少し米の炊け具合が悪くて、不完全なカレーライスになってしまったけど、そんな欠点すらもアクセントにして、久しぶりの野外朝食を楽しむことができた。

 その後、昨晩のテントに引きこもった時間を取り戻すかのように、昼前までのんびりと太陽の下で読書などをして過ごして、正午近くになってやっと私は帰路に着いた。


道の駅「しもにた」のカツ丼

 帰り道では、道の駅「しもにた」でカツ丼。下仁田といえば下仁田こんにゃくと下仁田ねぎが有名らしいんだけど、それに加えてなぜかこのあたりでは、新名物(?)とすべくカツ丼推しをしているらしい。あちこちでカツ丼、カツ丼と宣伝されていた。

 そんな力の入れ具合だけに、このカツ丼も道の駅のカツ丼にしてはおいしかった。下仁田ねぎらしきねぎも入っていたり、刺身こんにゃくもついてきたりと、ご当地感が豊富で悪くない。

 朝からカレー、カツ丼とやや膨らみすぎなおなかを抱えながら、少しリッチな気分で帰り道を進んで、今回のツーリングは幕を閉じたのでした。

日記: 8月27日(2011年)

 先日総走行距離10,000kmを超えた愛車を、久々にバイク屋のメンテナンスに出した。1年ぶりになるのかな。

 ・・・っていうだけで、あまり話すことはないんだけども、とりあえず記録として書いておいたよ。

 当初は、土曜預け、日曜引取り、の予定だったんだけど、天気予報では土曜が雨らしいとわかっていた。そこで金曜午後に急遽午後休を取り、金曜の夕立(というかゲリラ豪雨になったけど)前にバイク屋までバイクを運んでしまい、早めに預けてのメンテナンスとした。

 かれこれ4年が経ち、10,000km以上走ってはいるものの、急発進急加速急旋回急停車緊急搬送などとは無縁の我が愛車は、とてもマイルドな消耗具合。タイヤの溝などは十分残っているようなので、タイヤの履き替えはまだまだ先延ばしにできそうだ。今回は、慣らし後に一回だけ変えたエンジンオイルの交換と、あと一応スパークプラグも交換して、少しだけリフレッシュさせてるにとどめた。

 バイク屋にはいろんなバイクが並んでいたけど、あんまり目移りしなかった。やっぱり自分の車種が一番いいと再認識できた。強いていえばFZ1が格好良かったけど、現車種のスケールアップ版だし、現愛車を買うときに取りまわしが私には大変だったとわかっているし、購入する目はない。あとは買いはしないけど、YAMAHAのラインナップで気になるのはXV1900CUだけど、あいにく展示車両がなかったので、目移りしようもなかった。

 ってなわけで、あまり変わってはいないけど、メンテを経てなんとなく元気になったような愛車。暑さも和らいできたら、またキャンツーにでも行きたいなぁ・・・とか思いつつ、週末になると疲れてだらだらしてしまうんだけども、そこを、なんとか。