NW: 惜敗

 3つ目のExpedition(インスタンスダンジョン)に挑んできた。

 結果:負けた。

 くそぉぉぉぉぉ。

 3つ目のExpeditionは、The Depthというところ。例によって物語的な背景はわからない。

 今までの2つのダンジョンは、ダンジョンの推奨レベルに対して、5レベルくらい自分たちのレベルが上回る時期に挑んだおかげで、比較的余裕をもって挑むことができた。しかし今回は、ほぼ適正レベルでの挑戦になったことで、かなり歯ごたえのある冒険になった。

 特に中ボス戦、大ボス戦は、ともに大苦戦を強いられてしまった。中ボス戦ですらクリアするのに10回近いリトライをする羽目になったし、大ボス戦に至っては、何度挑んでも打開の目が見えないまま、時間切れ、気合切れ、装備の消耗切れ、緊張の糸切れ、といろいろなものが切れたうえで、戦略的撤退を余儀なくされてしまった。負けだ、負け。

 インスタンスダンジョンに挑み、クリアできずに帰るなんて、このゲームでも初めてだし、今までのMMORPGの歴史においても、かなり久しぶりのことだ。RIFT以来くらいだろうか。久しぶりの敗北の味は、苦い。

 でも、このことはもちろん、まぁ、悔しいは悔しいんだけど、一方でこのゲームのインスタンスダンジョンが、それなりにしっかり作られていた、ということの証でもある気がするので、一面では喜ばしいことでもあるかな。PvEコンテンツに疎漏がない。そこを評価しよう。そういう大人の視点で、悔しさをごまかそう。

 しかし、うーん、敗因はなんだったんだろうな。

 まず、純粋に力不足という面はあったと思う。なにが足りないのかはわからないけど、たぶん硬さもDPSもなにもかも足りなかったのだろう。HPの削りあいの部分に余裕がなすぎて、プラスアルファでギミック部分をこなすどころでなかった。

 また、初見ゆえに、ギミックを理解して、攻略法を考えるのに、かなり手間取ったということの影響もある。

 道中では経験者らしき野良の人が、ギミックを(英語で)説明してくれたものの、野良の人の理解もかなり部分的であり、現場で試行錯誤することは結局必要だった。それが楽しいといえば楽しいんだけど、中ボス戦の攻略における、そういった試行錯誤で神経を削られすぎて、大ボス戦になるころには、もう頭脳のスタミナが持たない状態になってしまっていた。もう歳なのだよ、とほほ。

 とはいえ、久々のガチのダンジョン攻略は実に楽しかった。ぜひまた挑みたい。

 救いがあるとすれば、もっとレベルを上げて再戦すれば、苦戦の要因は、かなりの部分で払拭できるだろう、ということだ。腕ではなく、キャラスペックでリベンジできるのがRPGのよさ。それを十分に活かしたい。

 次は「超える力」を備えて挑もう。うむうむ。

日記: 10月3日(2021年)

 日付が古いけどあまり深い意味はない。

 実際にその日付に写真はアップしたんだけど、文章を作り忘れていたというだけだ。アップした写真のファイル名(タイムスタンプを名前にしている)を変えるのが面倒くさかったので、記事をそれに合わせた次第。

 いきなり話がそれた。本題に入ろう。

 写真のような物体を購入した。

 キーホルダーのなかで鍵類に混ざっている、しゃもじのような、錨のような、ハンマーヘッドシャークのような、プラナリアのような、そんな形状の青い金属片のことだ。

 さて問題です。これはなんでしょう。

 ・・・。

 ・・・。

 はい、時間切れです。

 正解は、ヘルメットホルダーの延長金具、のようなものでした。

 つまりどういうことかって? うーん。

 どういうものか、ということを長々と文章で説明しようとはしたものの、それは難しそうだったのでやめた。

 とはいえ、この金属片が一体どういう仕組みで「延長金具」になるのかは、ちょっと気になるかもしれない。検索すればいろいろでてくるので、どうしても知りたい人は各自調べてもらいたい。ここでは、ヘルメットホルダーまで届かないあごひもをヘルメットホルダーまで届かせる延長金具、と言うに留める。すまぬ。

 で、なんだってこんなものを買ったかというと、まぁ、そのままなんだけど、ヘルメットホルダーにヘルメットのDリングが届かなくなったからだ。

 ヘルメットホルダーというのはバイクに備えられた装備のひとつ。鍵で開閉するフック、という形状のものであり、ヘルメットのあごひものDリングをそのフックにひっかけて、ヘルメットをバイクにセキュアに固定しておくためのものになる。

 しかし昨今のヘルメットは、そもそもヘルメットのあごひもが、Dリングによる接続ではなく、ラチェットによる接続のものが主流になってきている。一応ラチェット式のあごひもにも、ヘルメットホルダー用のDリングが備えられてはいるものの、Dリングの位置が悪いせいで、ヘルメットホルダーまでDリングが物理的に届かない、というケースが少なくない。

 そんな現状に対応するために、バイク用品として一定の支持を得ているアイテムが、この「ヘルメットホルダーの延長金具」なのだ。

 かく言う私も、ヘルメットを買い換えてからというもの、「ヘルメットホルダーにDリングが届かない」現象に見舞われ、ヘルメットホルダーを使えないバイク生活を強いられていた。

 それでも今まで大した問題にならなかったのは、私の場合だいたいはヘルメットはリアボックスに入れてしまっているからだった。そもそもヘルメットホルダーは、以前からあまり使っていなかったというわけ。

 しかし、それでも数少ない場面では、リアボックスに他の荷物を満載しているせいで、ヘルメットの置き場がない、という困ったことになっていた。そういう場合は仕方がないので、ヘルメットをミラーにひっかけておいたりするのだけど、防犯上の観点から、どうしてもこの手段は気分がよくなかった。

 ってことで、今回このアイテムを購入して、いざというときに備えておくことにした次第だ。

 使う機会がいつ来るのかは、正直わからない。だけど、数百円で安心を買ったと思えば、悪くはないだろう。

NW: いろいろな武器を試そう

 これまでのあらすじ。

 ずーっと内職してた。内職飽きた。冒険を再開。自分のレベル高い。敵弱い。歯ごたえない。敵が落とした不慣れな武器を使ってみる。歯ごたえ出る。楽しい。いろいろな武器レベルが上がる。飽きたら壊して捨てる。次の武器を拾う。使う。捨てる。メイン武器は壊れない。やったぜ。

 べんべん。

 ってことでね。

 はい、そんなこんなで、簡単なクエストをこなしつつ、拾った武器を試しに使ってみることで、いまさらながら全ての種類の武器を、自分で使ってみることができました。うん、ベータ参加者が1か月以上前にしたことを、今したわけだ。悪いか。

 感想を述べよう。

 メインのSnS、Musket、Rapierのしっくり具合が再確認できた。好き。

 メイン武器以外で面白かったのは、投げ斧HatchetとIce Gauntlet。いつかまた使ってもいい枠。

 それ以外の脇役どもの印象。弓は思ったより連射出来て〇。両手斧よりは両手槌のほうがおもろそう。槍はかっこいいのに使うと爽快感がなくて微妙。「汚物は消毒」は楽しいけどすぐ中断されるしマナ切れる。回復杖は案外回復しない。そんな感じ。

 うーん、理解が浅い。

NW: 採集と生産ばっかり

 本業の冒険もそこそこに、相変わらず副業の生産と採集ばかりの日々を送ってきた私。

 そんな副業を行う中では、2つのことを密かに目標にして、活動していた。

 1つはArmorerを100にして、ギアスコア400のカバンを自作すること。

 もう1つは、Engineeringを100にして、Starmetal製の採集ツールを自作することだった。

 そしてついに、この目標の両方が、この週末に達成に至った。かなりの時間をつぎ込んだ結果なので、今は大いに満足している。やったぜ。

 ちなみに、このゲームの生産スキルのスキルキャップは200。つまり、100に到達したという現在地は、まだスキルをマスターするという道のりで言えば、ちょうど半分の地点に到達したに過ぎない地点だったりする。

 ではあるものの、そんな道半ばまでの修行ですら、かなりマゾかったというか、地味で時間のかかる長い道のりだった。だから、まぁ、これは、「なんだよまだ50%かよ」などと言わずに、「頑張ったね」と評価してもらえると嬉しい。

 しかしながら、じゃあこれから残りの50%はどうするか、と問われれば、ちょっとその返答は言葉を濁さざるを得ない部分がある。ここまでも相当大変だったのに、今後はその過酷さがさらに加速するであろうことを考えると、正直なところ、これ以上生産スキルの修行を、ストイックに頑張れる自信がなかったりしているのだ。

 だから今は、結果に満足しつつも、この先どうやって遊んでいこうか、といろいろ悩んでいるところだ。

 そろそろ本業たる冒険にもどるのもいいかな、と考えているし、あるいは、まだ100にもなっていない別の副業を探そうかな、とも考えている。

 ああ、結局このゲームは、遊び方の選択肢が多いんだよなぁ。そこがいいところだし、悩ましいところだ。

NW: Starstone Barrows

 2つ目のインスタンスダンジョン(New WorldではExpeditionという)に行ってきた。

 その名も「Starstone Barrows」。

 全体チャットの募集などでは、Starstoneとしか言われないので、正式名称がStarstone Barrowsだとは誰も知らない恐れがある。私もこの項を書くにあたって、なんだっけな、とウェブで調べた。

 私はこのゲームでは、正直なところ99%のストーリーは読んでないので、どういう背景の場所なのかは全然わからない。なにやら怪しげな円形オベリスク群の遺跡の中央にある、最もデカい、しかし崩れたオベリスクから入る地下遺跡、という雰囲気のところ。そういう見た目の描写しかできない。そこになにをしに来たのかは、ついぞわからないままだ。とにかくラスボスを倒せばいいのだろう? それは知ってる。

 さて、そんな謎の地下遺跡の内部は、電流イライラ棒的ギミック(いや、全然違うけど)が満載で、アクション的な操作を少しだけ要求してくる、なかなかのオモシロダンジョンだった。そのクリアまでの道程には、なるほど、こうするのか、というような新鮮な発見が多く、初見だったこともあり楽しかった。

 一方で、2回目以降に周回するという観点で見ると、このアクション部分が、おそらく面倒なファクターになってしまうだろうことは明白で、楽しみつつも、これは初回限りの面白さなのかもしれない、という懸念を同時に抱かされた。ただ、その初回の1回に限って言えば、なかなか凝った作りだったし、もともとダンジョンを周回する趣味もないので、個人的には好印象のExpeditionだったかな。過去作で言えば、DDOのダンジョンに近いタイプだ。

 ラスボス戦も熱かった。

 ギミックを理解せず、展開がじり貧になり、一時は壊滅しかけたものの、パーティーの平均レベルがダンジョンの推奨値よりも5くらい上だったおかげで、そこからなんとか踏みとどまり、薄氷の上を歩く感じで勝利することになった。正直、これは負けたな、と思う瞬間すらあった。そこからの勝利は、なかなかにうれしいものだった。

 初回のExpeditionもそうだったけど、どうもこのゲームのダンジョンやラスボスは、それなりに最適解を要求する、良いバランスの難易度になっているみたいだ。ごり押しだけでは厳しいなにかが仕込まれている。気がする。よくできてる。

 ともあれ、無事クリアはクリアだ。また1つ、踏むべきマイルストーンを踏んだ気がする。達成感がある。

 さて、次のExpeditionはどこなのかな。これはメインクエストを進めていないこともあって、まだ入り口すら目にしていない。いつか遭遇することを楽しみにしていよう。